こぼ造が選んだBEST 1
NO-ONE BUT YOU (Only The Good Die Young):男の友情・絆
正式アルバムの中で、このアルバムほど日の当たらない寂しいアルバムも無いだろう。
QUEEN関連書籍でも殆ど紹介されることが無い。その他扱いならまだ良い方で、アルバムリストに載せられていない方が多い。
何故だろう…
1997年11月3日、QUEENのニューアルバムがリリースされた。前作"MADE IN HEAVEN"がら丸2年が経っていた。
既にリリース済みの"GREATEST HITS" vol.1,2と別に"GREATEST ROCK HITS"としてリリースされた本アルバムは、クイーンの楽曲の中から、ROCK色の強い代表曲17曲とブライアン、ロジャー、ジョンの3人で作られた新曲1曲が収録されている。
収録曲は"THE GAME"、"MADE IN HEAVEN"以外、各スタジオアルバムを網羅した選曲となっている。意外なのは"HOT SPACE"からの選曲はあるが、"THE GAME"、"MADE IN HEAVEN"から入らない…何とも不思議だ。
"GREATEST HITS" vol.1,2では重複した選曲はなかったが、本作では"GREATEST HITS"vol.1,2に収録されている曲が8曲もあり、何故、初期の作品群から選曲出来なかったのか…これも不思議だ。
何故、"I CAN'T LIVE WITH YOU"をRETAKE録音という裏技を使ってまで選曲したのか…更に不思議だ。
また、ブライアン名義が18曲中10曲(ロジャー名義は2曲)と圧倒的に多い。後期アルバムのクレジットを"Queen"とした経緯を考えると不自然に感じる…
あれこれ詮索したくは無いが、どうもこのアルバムには腑に落ちない点が多すぎる。
本アルバムについて、当のブライアンとロジャーはこうコメントしている。
「車でガンガン聴ける最高のロックアルバムにしたかった」ブライアン
「音楽的に一貫した野心的なアルバム、ハードロックアルバムさ」ロジャー
にも関わらず最後に収録されているのは、新曲でありバラード調…(ーー゛)
どうやら謎を紐解くカギは「NO-ONE BUT YOU」が握っているようだが、真実は永遠に解き明かされることは無いだろう。
さて、ファンの皆さんはどんな真実を見つけただろうか…
ちなみに、私が持っているアルバムは国内初回版ハードケース入りです。
ケースの中には本アルバムCDの他に"THE SMALLEST ROCK BOOK MUSIC LIFE:SPECIAL EDITION"として1976年5号掲載のインタビュー、1986年12月号のフレディお忍び来日時のインタビューが転載され、この他に"表紙展覧会"として74年12月号から95年11月号まで幾つかMUSIC LIFEの表紙のが紹介されていることを付け加えておきます。
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【補足】
アルバムプレビューは疑問と謎で終わりましたが、同名のプロモではお宝映像が盛り沢山です。
ここで紹介しておきましょう。
まず、同名ビデオでありながら、収録曲順が下記のように異なっています。
01.TIE YOUR MOTHER DOWN
02.IT'S LATE
03.HEADLONG
04.NOW I'M HERE
05.I WANT IT ALL
06.TEAR IT UP
07.ONE VISION
08.I'M IN LOVE WITH MY CAR
09.WE WILL ROCK YOU
10.SEVEN SEAS OF RHYE
11.HAMMER TO FALL
12.KEEP YOURSELF ALIVE
13.STONE COLD CRAZY
14.PUT OUT THE FIRE
15.SHEER HEART ATTACK
16.FAT BOTTOMED GIRLS
17.NO-ONE BUT YOU
18.CAN'T LIVE WITH YOU
19.THE MAKING OF NO-ONE BUT YOU
この中で見逃せないのは06,08の映像です。
"TEAR IT UP"ではmagic yearsのごとく、74年のデビューから86年まで彼らの歴史がお宝映像で綴られ、"I'M IN LOVE WITH MY CAR"の映像では81年ワールドツアーのライブで歌うロジャーの映像が満載です。
このビデオ版"QUEEN ROCKS"で唯一残念なのは"NO-ONE BUT YOU"での映像です。このプロモには2種類あり、Official盤に収録されているフレディの回想シーンが幾つか挿入されているヴァージョンとは別に、全編スタジオシーンだけのヴァージョンがあります。全編スタジオシーン版の方が良かったと私は感じます。
2005/10/12
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