the Plug Review

モバイル用のヘッドフォンに必要ことは何か。
もちろん、音質が良いのには越したことはないが、もっと必要なことがある。
それは、いかに音漏れをしないようにし、且つ、外界と自分を隔離し音楽に没頭できるかである。
特に電車の中ではこの問題は切実だ。
なぜならばそこは非常に五月蝿く(特に地下鉄)、しかも音漏れが大敵な場所だからだ。
音漏れを気にしたら音量を上げられない。
音量が低いと周りが五月蝿くて音楽なんか聴けたものではない。
なんというジレンマ。
特にこの前レビューしたKSC-50は超オープン型ヘッドフォン。
せっかくモバイル用に買ったのに使い物にならない。
そんな問題を一辺に解決してくれるのが、今回レビューするKOSSのthe Plugだ。
この製品、一言で説明すると耳栓型ヘッドフォン。
それは、耳栓のように耳の中に突っ込んで使うからだ。
ちょうど耳栓から音楽が聞こえてくると思ってもらって問題ない。
こう説明すればもう分かって貰えると思う。
そう、the plugは耳栓型というその形状によって、周りからの雑音をシャットアウトし、且つ、音楽を聴かせてくれる製品なのだ。
この製品、試着して貰えばわかると思うのだが、本当に耳栓。
外界の音を完全にシャットアウトというわけにはいかないが、ただそれを装着しただけで(音楽を鳴らさなくても)かなりの部分をシャットアウトしてくれる。
そして、耳の中にヘッドフォンを突っ込むわけだから当然音量はそんなに上げなくても十分。
さらに、周りの雑音が緩和されるから、小さな音量でも十分ピュアな環境で音楽を楽しめる。
そう、音漏れの心配がゼロなのだ。
どのくらいかというと、筆者の持っているリオボルトの音量を例にするなら、
(電車内において)普通のヘッドフォンだと最大ボリューム40中16〜20の音量を使わないといけなかった(それでも周りが五月蝿く感じる)のに対し、
the Plugだと12〜13、時には11でも十分という威力を発する。
そして、どうでもいいと言ってもやっぱり気になるのが音質。
ハッキリ断言。
このヘッドフォンかなり、というか、激低音重視。
耳のいい人じゃないとわからないだろ。俺はあんまり耳よくないからどのヘッドフォンでも同じだよ、とか言ってられるレベルじゃなく低音に偏っている。
どのくらいかというと、よくウォークマンに付いているバスモードってあるじゃないですか。低音が強く出るモードになるって奴。
んでもって、このthe plugはノーマルな状態でもそのバスモード並の低音を出してくれちゃう。
まじで。
なので、低音が苦手な人にはちょっとお勧めできない製品。
しかし、決して汚い低音じゃなく、自然な低音なのでそこまで不快ではない。
なので、低音好きにはたまらない一品かと。
んでもって、高音好きな筆者はどうやってこの製品を使っているのかというと、リオボルトのイコライザーを利用。
イコライザーで高音を最大にまで強調する設定にしているのです。
これでやっと低音がしっかりなっていて、且つ、高音もちゃんとなっているって感じになります(笑)
でも、持ち運びが簡単な小さなヘッドフォンでこれだけ低音がしっかり音割れなく自然になるというのは凄いかも。
なので、低音が嫌いな人でも、イコライザー機能を持っているウォークマンを持っている人は買いな製品とも。
あとは、あえてイコライザーで低音を強調して聴くというのもアリかなと思いました。
せっかく綺麗に低音がなるのだから、と。
こういう使い方でも(曲によっては)結構楽しめました。
(ちなみに高音もちゃんと出ている)
で、気になるお値段は1980円と激安(新宿ヨドバシカメラAV館にて)。
似たような製品をソニーも出しているのですが、こちらは4000円とちょっと高価で、遊びで買えない値段ですが、
the plugなら実験用に買っても後悔しない価格なので、みなさんも試しに買ってみては?
パッケージ。
アメリカ!って感じです(?)

the plug本体。
黒い部分を丸々耳の中に押し込んで使う。

この様に黒いスポンジ(?)部分はかなり柔らかいので、耳に入れ易く、とてもいい感じでフィットする。
因みに二時間ぐらい装着していても全く疲れ、痛みを感じませんでした。
ただ、取り外しが簡単なため、どっかに落としそうで少し心配。

予備として装着部分のスポンジが+3セット付属してくる。
写真を見て分かると思うが、2種類違う形が用意されている。
これで大きい耳や小さな耳でも安心(?)

因みに中身はこうなっている。

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