宇都宮第九合唱団では12月の第九演奏会から6月の入団説明会までの半年間を前期練習期間とし、第九以外の曲にも取り組んで、基礎能力の向上や合唱の楽しさを堪能しています。
その成果ともなる「チャリティー・コンサート(前期発表会)」を開催しています。
1980年の発足から29年間、ベートーヴェン作曲「交響曲第九番」〈合唱付〉を演奏し続けてきました。 私たちは、「歓喜、喜び」をテーマにして歌い続けています。 私たちの求める「歓喜」とは、ベートーヴェンや、シラーが「第九」の歌詞に託して訴えたとおり、「苦悩を突き抜けてこそ到達する真の歓喜」あるいは「すべての人々が兄弟になる」ことであります。
残念ながら、今日の世界はこの「歓喜」からは程遠い状況です。 「歓喜、喜び」をテーマにして歌い続けている合唱団には何が出来るのでしょうか。
そんなときに私たちは松が峰教会とも縁の深い(故)根本昭雄神父と出会いました。 そして「歌う」ことしか出来ない私たちでも、神父様のお働きを通せば、私たちの理想の実現に関わることが出来るようになりました。 チャリティー・コンサートを通じて社会貢献することは、「第九」を歌う合唱団の使命のひとつだと思っています。
写真:カトリック松が峰教会
チャリティーコンサートの趣旨
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●コンサートの収益金は、フランシスコ教会を通して、南アフリカのエイズ患者救済のために使われます。 アパルトヘイト(人種隔離政策)からようやく脱し、新国家建設に歩みだした南アフリカに、今エイズの蔓延という苦しみが襲っています。 500万人という世界最多のエイズウィルス感染者をかかえ、貧しさ故に充分な治療や対策がたてられないまま、たくさんの孤児や短い生涯の子供達が生まれています。 現在およそ8人に1人がHIV(ヒト免疫不全ウイルス=エイズウィルス)感染者という深刻な状況で、その数は国を滅ぼしかねないほどの勢いで増え続けています。 HIV感染者が際限なく増えるのは、貧困地区ばかりです。 生きていくために体を売らなければならない女性、そして子供たちへの母子感染・・・。 その南アフリカ・ヨハネスブルク郊外にあるエイズ(後天性免疫不全症候群)の末期患者を無料で治療・介護するホスピス「聖フランシス・ケア・センター」と若者の為の「聖アンソニー教育センター」で、宇都宮出身の故・根本昭雄神父が献身的に働いておられました。 貧困家庭では、日々の水と食料を獲得することでいっぱいで、子どもたちを学校に通わせることができません。 「アンソニー教育センター」の生徒はすべて貧困家庭の子供たちや若者です。 しかし国の財政が逼迫(ひっぱく)し、援助金が下りなくなったため、現在厳しい資金不足に直面し、閉校においやられようとしています。 貧困からの脱出と、エイズの蔓延を防ぐためには学校の存続は不可欠です。 私達は2005年にインターネットで根本神父の南アフリカでの働きを知り、同郷の者として何か支援したいと、2006年より毎年チャリティーコンサートを開いています。 根本神父は、南アフリカからロシアに移り、ロシアでも爆発的に増えているエイズ患者の人々への働きを始められた矢先、神様の下へ召されました。 根本神父は「アフリカとロシアとの活動を連携して進めていきたい。 そしてたくさんの人々に、この悲惨な状況を知っていただきたい」とおっしゃっていました。
今回のコンサートによって、一人でも多くの方に根本神父の活動をご理解いただき、エイズに苦しむ人たちを一人でも多く支援できればと願っております。 |




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●日時/2009年6月20日(土) 18:00 開演(17:30開場) ●会場/カトリック松が峰教会 ●プログラム/ 《第1部》
パイプオルガン 松沼 房子
パイプオルガン 松沼 房子/ヴィオラ 松沼 夕夏
ソプラノ・ソロ 小高 史子/ピアノ 柴本ゆかり
アンサンブル・シュタイン・キルヒェ 《第2部》
富澤 裕(指揮) シューベルト:ドイツ・ミサ曲 ヘ長調 D.872 他
●主催:宇都宮第九合唱団 |