2004年度 6月
   
1日 「ビッグセブン一振り職人こじ開ける」巨人5-4中日
 息詰まる投手戦。出来からDsドミンゴ有利で進んだ七回…谷繁のフォアから失投を見逃さない福留の一発で4-0又も耐え切れないか木佐貫と嘆いた裏の攻撃…野球の神様が聖地に降りてきた。上向きになれない四番ヨシノブの意地のファースト強襲。そして全打席HR狙いの“男”清原。「打つ」その執念がドミンゴの重い速球を打ち返したのだ。通過点まであと4本。しかしキヨの気持ちの中では初戦を取った事、チームが勝った事に大きな意味がる。その気持ち…間違いなく明日もしっかりとバットを振るであろう。
2日 「首位決戦先行されても動じぜず」巨人5-3中日
 連夜の逆転勝利。それもワンチャンスを生かし繋げての得点は投打の信頼があるからこそ出来きた勝利と云えよう。先発の踏ん張り、打線の集中力。以前であれば点を取っても々投手陣が自ら試合を壊してしまう展開が多く、投打のバランスが崩れていた。しかしここに来て、序盤打線が沈黙しても先発が踏ん張り先制されてもあきらめない粘りが、打線の奮起・猛撃を生んでいるのだ。前半戦の首位決戦、この一勝ではまだまだ…キヨの記録も含めてまだ勝ち進まなければならない。行くぞジャイアンツ!
3日 「キヨが打ちもう止まらないG特急」巨人9-3中日
 追いつき並びそして抜き去る…聖地首位決戦はまさにGsの独壇場であった。三連戦常に先行されての試合展開。この最終戦桑田の思わぬアクシデントは、今夜はやられるかとの不安、がしかし急遽登板の佐藤宏が見事大役を務めた。これが大きい…しっかりとマウンドを守れば前夜からのG砲烈はいつでも発射できる体勢だ。Gキラーの山本昌も気合の清原には二回目は抑え切れる事など出来ず…放ったボールはGファンが待つライトスタンドへ…いよいよ通過点までのスリーカウントが始まった。逆転のスリーランは自身・ファン・佐藤広・チームとしても重く価値のある一発であった。まだ止まらない…一気に首位、独走態勢にはいるのだぁ〜!
4日 「超四番と呼ばれた男の長い夜」ヤクルト7-4巨人
 聖地ドームでは一本足らず…場所を神宮に移しての一打席目。ヤクルトバッテリーの配球も寄せ付けず一振りで通過点をクリアーしたキヨ。史上31人目の二千本安打はケガとの戦いでもあった。高校生ルーキー、86年のプロ入り初ヒット初ホームランから18年掛けての長い道のり…無冠の帝王は、才能に溺れることなく自己鍛錬を怠らないチームの勝利を優先するリーダーであった。
5日 「遅れての祝砲の花火打ち上げる」巨人12-8ヤクルト
 記録ラッシュに勝利の花を添えたかった昨日の連勝ストップに今夜は倍返しの最強打線。その口火はやはりメモリアルに強い仁志の一打…。序盤で勝負ありであった。が、まだまだヤクルトを殺しきれない終盤のGマウンドに本当の強さを見てはいない…首位をキープするには明日の勝負が全てである。
8日 「執念のオレ竜にやられたGベンチ」中日6-5巨人
 ヨシノブの先制3ランで木佐貫を楽にしたもののいつ捕まるか分からないフラフラマウンド。共にベンチが動かない八回裏、先に仕掛けたのがDs、職人川相が登場。100%バントが、まさかのミス。三塁にランナーを送れず自身一塁走者に、しかしそのミスを帳消しにする激走で同点のヘッドスライディング…あえて代走を送らなかった落合監督、更に抑えの岩瀬を一イニングでスイッチサヨナラを待つ、方やGs九回シコースキーからスイッチしたランデルもフラフラ状態十回裏土谷を二塁に置きGベンチは敬遠策…これが仇となってライトスタンドを喜ばす事に…。フラフラのランデルに一振りに賭けた打者を打ち取る配球は二回も続かない。途中ヨシノブがひざを痛めベンチに下がり攻撃面が落ちているにもかかわらず、先手の策を打たなかったGベンチの作戦ミスであった。連敗はいかんゾー、がんばれジャイアンツ!
9日 「薄氷の勝利を掴むGベンチ」巨人2-1中日
 両チーム、ノーアウトからランナーを出すもタイムリーが出ずのジリジリ野球…結果は初回のローズの2ランを守る事になったが、終盤魔の7・8回両ベンチの不可解な投手リレー、2アウト捕っての川上から岩瀬のスイッチ、つられる様にGベンチも林から昨日痛かったランデル→シコースキーと右左打者と云う概念からスイッチ。試合は崩れなかったがよしとする意味が分からない…Dsのエースのプライド・Gs左のエースとして育てるべき林の完投は一点差ゲームであるからこそ両投手とも最後まで投げたかったはず、また今後の戦いからも投げさせなければ成らない…変則の二連戦としても林は続投であり九回を投げきったと云う自信が後で勝利につながるのだ!
11日 「勢いを自ら止めた勝負勘」広島8-5巨人
 先発工藤P、エンジンがかかるまでの失点は計算のうちであったが、それを返す砲列が湿っていた。仁志・ローズ・ジーニのブレーキが痛かった。しかしそれ以上に追いかける展開でのGベンチのあせりが気になる。ジーニの2-3からランの指示で走ったヨシノブの三振ゲッツー、ニ岡のライトオーバーのツーベースから三塁コーチャーの指示でランしての三塁アウト。そして連投疲れで前回からフラフラのランデルの起用、キズを広げた敬遠策…選手の必死さの中にベンチ采配のチグハグさがでた敗戦と云えよう。
初戦を落した以上連敗は許されない…もう一度意思統一を確認し明日の戦いに気持ちを向けてもらいたい。唯一の救い最終回まで切れない気持ちを見せた事が次にどうつなげるか、明日はライトスタンドからその勇姿に声援と云う力を与えたるぞ!
12日 「粘投のエースを助けるホームラン」巨人7-2広島
 ケガ上がりで万全の投球ではなかったが粘り勝ちと云える試合。初回の一発から一点追いかけの展開、ここ数試合中盤まで打線が沈黙しGファンをを苛立たせる中、相手の守備に助けられ逆転…しかしワンミスで状況が一変するパワーバランスに引き離しが早く欲しいところ小久保・ジーニ・ヨシノブのロングが効果的に打ちあがり勝負あり。昨日の嫌な負けを払拭した大勝であった。明日も続くそジャイアンツ…ようやく聖地参戦で一勝を挙げました。バンザイなのであります。
13日 「ノーガード打ち合い合戦火をつける」巨人13-10広島
 久しぶりのプロレス試合。先発久保から始まり、出てくる々投手がノーガードで打たれっぱなしでは、決して誉められる勝利とは云えない。結果打線の層が厚かったGsに軍配が上がったが常に追いかける展開に不安が残った試合であった。…一日遅れのぼやき「たのむよクボちゃん」
15日 「梅雨時期のトラ戦前に一休み」横浜4-2巨人
 梅雨の一休みのようにG打線も小休止。序盤の満塁を生かしきれなかった事が後まで響いてしまった…。とにも打線がまず投手陣を援護する事が大事。ドラもトラも勝ち背中越しに迫ってきている、今一度気迫の攻撃を頼むぞGs打線!
16日 「投崩にまさかの連敗押し寄せる」横浜14-4巨人
 遂に首位陥落…これだけ投打守ミスが続けば当たり前と云えば当たり前か、終盤意地を見せるもあまりにも取られすぎ…心配は明日以降のトラ戦。勢いの差が出ない事を祈るのみ、とにも今夜の一戦に弾みをつけたい。
がんばれジャイアンツ!
17日 「栄光の十八番が危機を斬る」巨人10-5横浜
 初回、難なく一点を献上し今夜も大量失点を覚悟したが、どっこい今夜のG戦士は集中力が違っていた。何より桑田の熱投と自ら打点を叩き出すバットで試合の流れを自軍のものにした事が大きい…中日が負け一夜で首位返り咲き、明日からのトラ戦の予行練習の様なキヨの一振り、そしてヨシノブ・ローズのHR…トラトラ教を静まり返す準備は出来た!行くぞジャイアンツ!
18日 「ワンメイク見せたくせ者秘打的中」巨人1-0阪神
 どことなく苦手意識を持ってしまったGs側、方や試合前から浮かれているレフト側…首位をキープする使命と有り余る借りを返さんと挑む大巨人×相性のいいGsに勝ち一気に上位を狙わんとする猛虎…再三のリベンジマッチは今季初の最小得点の息詰まる戦い。共に後一本がでないジリジリとした中、ワンチュンスで決めたのが4番のHRでもない、いぶし銀元木の右打ち。必死に走るジーニがまた良かった。工藤の200勝カウントダウンも決まりよし、まずは一勝。さぁ明日はライトスタンドで二勝目の雄たけびを上げるぞ!
19日 「がっぷりと組んだ攻防堪能し」巨人1-0阪神
 両軍打線の息継ぎで二夜連続の一点取りの展開に、ライト側もレフト側も歓声とため息の連続…。えてしてどちらかが押していると云うわけではなかった試合でパワーバランスが崩れるのはベンチが動く時。岡島投入でレフト側が大喜び、安藤投入でライト側が不安顔…がしかし、追い込まれていたのはTsの方であった。延長11回満を持して打席に立った後藤にまだ居るかと云う感じのTsベンチ、先のフォアで腕を振り切れない安藤に三振を捕る配球は出来ず、見事な押し出しサヨナラでゲーム。4時間20分の第2ラウンド…つかれた〜(てなわけで寄稿が一日遅れでした)
さぁ〜当初の目的三連勝を目指し今夜もせめて攻めまくるぞ、行くぞジャイアンツ!
20日 「三連戦情けをかけたGベンチ」阪神7-3巨人
 三タテを狙う三戦目として、ランデルvs井川では勝負に成らない、ましてや打線の息継ぎ時期追いかける展開はやはり厳しい。有り余る借りを返すこの一点をもっと積極的にGベンチは見せて欲しい。Pローテの中でやはり林を一枚切ってしまった事が結果として出た試合であり、先のベイ戦も含めて首位を固めるべき戦いが出来ていなかったのが残念である。来週はその相手Dsとの直接対決。0.5差は差にあらず、一戦必勝自ら厳しくしてしまった状況は自ら返す。それしかない、がんばれジャイアンツ!
22日 「首位決戦北の大地の土がつき」中日4-2巨人
 ベイ・トラ戦と中々タイムリーが生まれないG打線。Dsに対して木佐貫の完璧な立ち上がり、今宵も1点取りの攻防かと見たが三回突如乱れ四失点…結果2点を返したものの追いつけず首位逆転となった。ここ数試合での打線は完全なタイムリー欠乏症になっている。丁度開幕時期に見せていた様に打線が点になっておりちょっと心配である。この危機をどう対応し切り抜けるのか、明日以降のGベンチの手腕にかかっている。(調子の落ちたTsは打順を入れ替え乗り切っているぞ!)
23日 「かみ締めた一球一打の重要さ」中日14-3巨人
 ボコボコにされたと云うより自ら打たれに行った感のある高橋尚…。遠征前に二戦目先発と云われていただろうに、向かってゆく闘志が全く感じられなかったのが悔しい、久々に目を覆いたくなる悲戦に言葉を失った…。それにしても札幌のGファンG党の暖かく勇気ある応援には目頭が熱くなる思いである。ワンサイドのボロ負け状態にあっても最後まで声援を送っている、年に1シリーズだけ見れるライブを本当に楽しみ声援を送っている事がひしひしと伝わった…この暖かい北のGファンに明日こそ喜びのお返しをしなければならないのだ。立てジャイアンツ!目覚めよジャイアンツ!
24日 「追いつかれ並ばれ抜かれ離される」中日11-3巨人
 野球の本質を見たような残酷試合。先発がこんなにももろく、次々と出てくるPがまた同じあやまちを犯す展開は、昨年の投崩壊を再現しているようであった。危機感を持ってマウンドに上がったにもかかわらず又も自ら相手に主導権を握らしたのはあきらかにバッテリーのミスであった。2回裏、コントロールがまだ定まらないバルカスに対して1アウト一二塁の得点チャンス、しかし落合監督の上手いブレイクタイムでニ岡はあっさりとPゴロのダブルプレイ…まぁここまでは見えてたパターンであったが次の3回Dsバッターは先のPバルデス、不用意にカウントを捕りに行ったど真ん中をあわやHRとなるセンターオーバーを打たれる。前の回苦しんだ中ダブルで気を良くしている外人に対して幾らPでも単純な配球をしてしまってはいけない。(ここに阿部との差がある)打線もヨシノブ一人では追いつけるわけもなく投打共自滅した北の三連戦であった。…嗚呼、川相選手のHR、のびのびした笑顔、嬉しくもあり歯がゆくもあり。
さぁ目一杯危険になってきた。お尻には虎が牙を向いて迫ってきているぞ!さぁどうする休みなしの神宮、ヤクルトを飲んで回復できるか…土曜日にはまたレフト上段へ行ってやる!気合を入れ直せジャイアンツ!
25日 「神宮に引きずるキズの涙雨」ヤクルト11-3巨人
 投・打そして守においても悲惨なプレイを見せてしまったGs、キヨ・シンノスケのドロップといいジワジワッと押し寄せるチームスランプは大きな影として覆いかぶさってきている。この連敗地獄を誰が止めるのか!
26日 「連敗のうっぷんはらす快打撃」巨人8-2ヤクルト
 HRの重みよりタイムリーの重要性が身にしみた5連敗。ようやく繋ぎ野球が出来た快勝に救われた。がしかし、もっともっと攻められる場面が幾度もあった…HRに頼らない緻密な野球も出来る事をもっと実践してもらいたい。その鍵はやはりGベンチにかかっている。先発の建て直し機動力野球ができてこそ大砲が生きるのだ!…神宮レフトスタンド心地よい風に熱巨応援が出来た事に感謝。
27日 「ルーキーに託すマウンドすかされる」ヤクルト6-4巨人
 勝ち越しを賭けた最終戦、勝負時にルーキー平岡をマウンドに上げる事の必然性が分からない。勝てばヒーロー負ければ2軍ドロップで憂き目がなくなる勝負をなぜこの時期にするのか…打線の安定感がない所で危険を冒すリスクは大きい。流れを変えると云うひらめきだけでは幾ら下位ヤクルトでも意地の勝負を出すはず(8回五十嵐投入)好投のルーキー平岡には可愛そうな初先発であった。
29日 「攻めきれぬ守りきれる甲子園」阪神8-5巨人
 初回からフラフラのTs杉山Pを追い込めなかった攻撃陣と桑田からスイッチした中継ぎ(前田,条辺,岡島,佐藤宏)陣が甲子園オーラに今だ飲まれていた事、全てが自滅型の試合展開であった。勝てる試合に勝つ!今日はまさに勝てる試合の展開。しかし勝利の方程式が見出せないGsと勝つ執念が途切れなかった(Gsへの負けぬ信念が芽生えている)Tsとの差が結果となってしまった。ローズ・ペタの不振の中、意地を見せた最終回を如何に明日に繋げる事が出来るか…選手個人のヴァリューにたよる試合ではなく全てのGs力を合わせる統一意識をGベンチが先導しなければいけない…明日勝てるか!勝負をところを見逃した代償は多きすげる。意地を見せろジャイアンツ!
しかし、今夜のTV放送(CX以外も勿論あるが)の解説は聴視率の助力か、それとも現役時代のGsコンプレックスが強いのか口を合わせたように敗戦濃厚(攻めきれぬ守りきれぬ中)にしても「一発出れば同点です云々」とカウント的にもバッター心理的にも押されているにも関わらずコメントするのはどう云うものか…、聴いていてその気になるより、「簡単にそんな事云うなよ」と不愉快千万、しっかりと戦況分析をしてもらいたい(途中BSに代えてしまった…でもあまり変わらず)
 
30日 「睨まれた虎に怯むGベンチ」阪神6-5巨人
 ジーニの2ランで主導権を握るもセーフティーリードとならず、六回木佐貫が自らヒットを打った事で本業の投球リズムが悪くなる(G投手に多いパターン)そしてその裏勝負の執念を見せたTsの猛撃で同点、流れはTsへ…ローズのソロもG中継陣のフラフラで守りきれず、逆にTsベンチはプレッシャーをかける投手リレー(一人一殺)特に新人桟原を投入し初物苦手のG打線を抑え込み逆転を狙う巧妙さ、方やGベンチは何を焦っているのか順番無視のリリーフリレー、左(金本)対左のセオリーで最後前田を送るが金本にピッタリの球威でドンピシャ(一打サヨナラで登板させるPではない、何回も苦い思いをしているじゃないか)…昨日同様勝てる試合を自ら手放してしまったGs、淡白に成りがちな打線、向かって行けぬ投手陣、コントロール出来ないベンチとここに来て本当に悪いジャイアンツを露呈してしまった。先の首位決戦で三連敗し二位、そして三位にのし上がってきたTsとの三連戦…二位の座すら危ぶまれる最終戦を持ちこたえる事が出来るのか、監督の姿が見えないところに今の弱さがある。がむしゃらが足りないぞジャイアンツ!