モラ夫に、慈悲を…
モラハラする夫の事を、「モラ夫」と呼ぶのだそうです。
一説では、自己愛性人格障害を持った人が、モラ夫になりやすいのだそうです。
(必ずしも、モラ夫=自己愛性人格障害だとは言い切れません。あくまでも一説です。)
自己愛性人格障害と言うのは、自分の事を、理想とする完全無欠な自己イメージ像そのものであると
信じ切っていて、トラブルや失敗があった時、「自分が悪かった、自分の責任だ、
自分の間違いを認める」という事が、出来ません。全て、自分以外の人が悪いのだと思っています。
また、人からの賞賛を過剰に求め、自分は他の人とは違う特別な人間だと信じ、
他人に共感する気持ちに乏しく、自分の事にしか興味がありません。
時に嘘をついたり(大風呂敷を広げます)、他人を自分の為に利用する事もあるかもしれません。
極め付けが、自分の立場が危うくなると、「俺の方こそ被害者だ!」と逆ギレする事です。
本人はまったくの無意識、無自覚なので、あくまでも「めっちゃカッコイイ俺!」
「俺様バンザイ!」、「俺が黒と言えば、白いものも黒なのだ!」と、信じ切っています。
自分が本当に、自分の理想とする人物像であると信じ切っていて、
それを維持する為の努力には心血を注ぎ、そのイメージを壊そうとするものは、
徹底的に容赦なく否定、否認し、叩き潰します。(一種のナルシストと言えるかもしれません)
…私の夫にも、思い当たるフシがたくさんあります。
と言うか、まさにウチの夫、そのもの…。(とほほ)
そう言えば以前、彼はこんな事を言っていました。
「学生時代の自分は内向的で、趣味も全てインドアのもの。
友達も少なかったから、意識して自分を変えたんだ。」…と。
今の夫も、出会った頃の夫も、とても社交的で、お喋り好き(と言うか、人の話しを聞きません。)
もの怖じせず、フレンドリーで、行動的な人です。アクティブです。
明るく楽しく、誰からも好かれるキャラだと思います。
仕事も、非常に努力して、今の立場に就きました。
一見、パワフルで魅力的な人物のようですが、でも…!!!
これらは全て、元々の自分を否定した土台の上に積み上げ、成り立っているのです。
そこが違うのです。
だからよく見ると、尊大な態度の割には、どっしりと揺るぎない自信が感じられないのです。
むしろ必死です。
自ら塗ったメッキが剥がれてしまわないよう、日々、後から後からメッキを塗り重ねています。
彼は、本物ではないのです。
本当に強い人は、自分で自分を飾り立てようとはしません。必要ないからです。
本当に強い人は、誰かをいじめたり傷つける事はしません。何にも脅かされていないからです。
本当に強い人は、ちゃんと責任を取ります。自分に非があった時は認めます。
本当に強い人は、言い訳をしません。
本当に強い人は、あるがままの自分を健全に愛し、自分を愛するように他の人の事も愛せます。
本当に強い人は、本当にやさしい人であり、人の痛みが分かる人です。。。
(と、私は思います。)
人の心の痛みが分からない人には、愛なんて分かりっこありません。
人を傷つけても平気でいられる人は、残念ながら誰をも愛せないし、愛の大切さなんて分からないのです。
そして本当は、自分の事も愛していないのです。
…ここから私に、女神からメッセージが浮かんで来ました。
どうか彼を、赦してください。
彼を赦してしまうと、あなたは、
今までの悲しみ、苦しみ、怒りは何だったのか!と思うかもしれませんが、
「赦す」という事は、相手に「勝ち」を譲る事ではありません。
あなたの「負け」を意味する事ではありません。
相手の言いなりになって、また傷つけられてもいいという意味ではありません。
相手からの「精神的暴力」を、してもいい事だと、認める事ではありません。
あなたがかつて、そうであったように、
彼もまた今、何が「愛」なのか、分からないでいるのです。
(方向性は、真逆かもしれませんが)
全てを脱ぎ捨てた裸の自分に自信がないからこそ、いろいろなもので自分を飾り立てたり、
人を見下したり傷つける事で、自分の方が「優れている」と思いたいのです。
彼は本当には、自分を愛せていないのです。
そして、その事に気付いていないのです。
いえ、気付きたくないと言った方が、合ってるかもしれません。
その事を、分かってあげてください。
そして、どうか慈悲を。。。
自分をいじめた人を、いじめ返そうとはしないでください。
そのままにしておいてください。
その代わり、あなたが「愛」を、示してください。
何も持たずとも、堂々と裸の自分に、女神としての自分に、揺るぎない自信を持ち、
輝いている姿を、見せてあげてください。
他の誰でもなく、あなたが真に、あなたの魂に従って生きている姿、
自分で自分を愛し、まぶしく光り輝いている姿を、見せてあげてください。
「自分も、あんな風になりたい…」そう思われるような人に、まずあなたが先になってください。
メッキしか知らない人には、本物の輝きが分かりません。
最初のうちは、嫉妬や攻撃を受ける事もあるかもしれませんが、
それでも構わず、あなたはただ、あなたのままでいてください。
「あなた」である事を、いついかなる時でも、決して止めないでください。
本物の輝きには、決してメッキは適いません。
いつか、それに気付き始めた彼がどうするのかは、彼の問題です。
彼の選択です。
「自分を愛する事」をあなたから学び、一緒に神と女神の神聖なパートナーシップへ進む事を選ぶか、
自分の作り上げてきた、メッキのセルフイメージが壊れる事が怖くて逃げ出すか…
それは、彼の選択です。
それは彼自身に、選んでもらう事です。
あなたが頭を悩ませたり、胸を痛める必要はありません。
ですから、あなたはどんな時であっても、あなた自身でいてください。
あなたがするべき事があるのだとしたら、ただただ、それだけです。
それに尽きます。