| 第2章
動的表現を支える基本型ファンクションフレーズ |
【第2章・学習の流れ】
進行形と受身形はbe動詞系列に属します。
第2章では、進行形を第1節で、受身形を第2節で、それぞれ4つの基本時制に展開させる学習です。
(時間軸)
(2)過去形 (1)現在形 (3)未来形
----------->-------------------------->----------------->
/
------------>(4)現在完了形 |
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進行形 |
受身形 |
テーブル |
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(1) |
現在進行形
「(今)彼女に電話してるよ】
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現在受身形
「(ふだん)彼女から電話をもらうよ」 |
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↓
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↓
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(2) |
過去進行形
「(その時)彼女に電話してたよ】
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過去受身形
「彼女から電話をもらったよ」 |
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↓
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↓
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(3) |
未来進行形
「彼女に電話してるだろう】
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未来受身形
「彼女から電話をもらうだろう」 |
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↓
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↓
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(4) |
現在完了進行形
「ずっと彼女に電話してるよ」
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現在完了受身形
「もう彼女から電話をもらったよ」 |
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| 第1節 ネイティブは進行形の文をどうアウトプットするか |
●ネイティブはing形動詞フレーズを用いて動的な進行状態を表す
ネイティブは、Sleepy?(眠いの?とか、Sleeping?(眠っているの?)とワンフレーズで問うことがあります。このsleepyは形容詞で意味はあまり動きのない表現ですが、動詞sleepにingをつけて動的な表現となります。英語には、このように動詞にyなどをつけて形容詞とする造語法があるように動詞をing形して「〜しながら」といった意味となる造語法があります。
ただし、元は動詞ですから、この動詞に目的語や補語を伴ってひとまとまりの動詞フレーズとなり、私はこれをing形動詞フレーズと呼んでいます。例えば、call
herがcalling herとなると「彼女に電話しながら」といった意味となります。
●進行形は「〜しながらの存在だ」ということ
be動詞は「存在」を表すことはすでに述べました。それにing形動詞フレーズが結びつくと進行形になります。ちなみにこれは先に述べたbe動詞の補語6つのパターンの[Bグルーブ](5)のものです。とにかくここでもネイティブの発想は、I
am, You areといったファンクションフレーズとing形動詞フレーズは切り離されていることに注目してください。
●ここでも行為や状態はひとまとまりのものとしてとらえる英語発想
教育文法では進行形を動詞の変化、つまり例えばcallという動詞がbe callingとしていますが、これでは英語をことばとしてとらえることはできません。call
her(彼女に電話すること)といったフレーズがcalling her(彼女に電話しながら)ととらえるのが英語の発想です。原形動詞フレーズからing形動詞フレーズへの変換の例を見てください。
このようにとらえると、以下のような表現に簡単に拡大します。ちなみにこの用法は動名詞、つまりing形動詞フレーズを名詞のように使う用法です。これについては、第3章第3節
ing形動詞フレーズを導くファンクションフレーズのところで詳しく説明します。
●進行形にならない動詞がある
動詞には進行形にならない動詞があることに注意してください。
| (進行形にならない主な動詞) |
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○考えなどを表す動詞
understand, know, remember, think(「思う)の意味のとき)、
forget, mean,etc. |
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○感情・知覚などを表す動詞
like, love, dislike, want, wish, need |
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○所有などを表す動詞
haveが所有を表す場合、own, belong |
●進行形の時制展開
文法で言えば進行形と言われていますが、英語の発想に従えば別になんてことはありせん。これはbe動詞の変化をみれば簡単に理解できます。happyという形容詞が、現在形、過去形、未来形、そして現在完了形と展開することを学習してきましたが、このhappyがcalling
herというing形動詞フレーズとなってもしくみ自体はまったく同じです。
つまりcalling her(彼女に電話しながら)が、am, are, isと結びつくと現在進行形、was,wereと結びつくと過去進行形、willと結びつくと原形動詞フレーズのbe
calling herとなって未来進行形に、そしてhave[has]と結びつくとbeen calling herと現在完了進行形になるということです。
それでは、これらを個別に説明していきましょう。