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ファンクションメソッド英語研究会
中嶋太一郎
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英語脳を作る 英会話の九九音読ドリル・基礎編
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入門編

●英語は順列組合せ 足し算の学習からかけ算の学習へ

英語の発想はたった6つのテーブルで表せるシンプルで合理的なものであり、この発想さえ身につければ順列組合せで場面や状況に応じた表現が簡単にできます。
つまり主体と存在を表すフレーズと動詞フレーズを切り離すことによって、様々の主体との順列組合せを表したり、否定形や疑問形までもがこの6つのテーブルに展開されています。つまり、時制などの展開、主体の展開、否定形や疑問形への展開は、すべてこの6つのテーブルでできることになります。
今までの、英会話学習といえば、セリフとして丸暗記したり、基本文を丸暗記して状況に応じて単語を変えるて表現することばかりに力点が置かれていました。しかし、それでは「足し算」のように、表現が拡大することはありません。この本に登場する【英会話の九九・テーブル】はたった6個です。それは、日常会話表現の骨格となるものです。

●たった一つのドリルで190の英文が生産できる

次の計算式は、[ドリル No. 1]での様々な主体であるI, You, Heなどのフレーズと、wellなど10個の形容詞をランダムに結びつけて生産できる英文の数です。

[CHART1] Affirmative Statement(肯定表現) 7×10=70
[CHART2] Negative Statement(否定表現) 7×10=70
[CHART3] Affirmative Question(肯定疑問表現) 5×10=50

ただし、ここでのドリルは現在形のもので、他のドリルの過去形、未来形、現在完了形と展開すると190×3=570となります。
ここで注目していただきたいのは、その数ではありません。大切なのは、この音読ドリルを通じて英語脳を作り上げることです。それさえできれば今まですでに覚えている動詞フレーズ、そして何より重要なことはご自分がその置かれた生活の中でこれから必要とされる動詞フレーズもこれによって展開できることになります。
この音読ドリルはシンプルで合理的な英語のしくみを体感し、英語脳を作り上げることができます。そのことによって学習時間に比例して英語がことばとして定着・蓄積できるようになる。これがこの本の存在意義と言えるでしょう。

●あなたの脳が英語脳に切り替わる

私たちが受けてきた読解のための英語学習ではなく、話すための英語学習は日本語の発想を捨てて、英語の発想で行なうことは当然です。このような学習をすれば、あなたの頭は完全に英語脳に切り替わり、英語発想に身を置いた自分を発見することでしょう。

●構成(使い方)について

6つのテーブルに共通すること
まず3つのGROUPの持つ意味について説明しましょう。
【英会話の九九・テーブル No.1】から【英会話の九九・テーブル No.6】のそれぞれのテーブルには[GROUP A]、[GROUP B]、そして[GROUP C]の項目があります。まず[GROUP A]では、(1)から(7)までの主体(主語)についての肯定表現となっていて、[GROUP B][GROUP C]はそれぞれ否定表現、疑問表現のフレーズとなっています。
例えば[テーブルNo.1][GROUP A]の(1)から(7)のフレーズにwell(元気だ)ということばを結びつけて表現してください。「私は元気だ」「あなたは元気だ」といった肯定表現が、また[GROUP B]の(1)から(7)のフレーズにwellを続けると「私は元気じゃない」「あなたは元気じゃないね」といった否定表現、そして[GROUP C]のフレーズにwellを続けると、「あなた元気なの?」といった疑問表現がたちまちできます。*ここでは印のものには続けないでください。

さらに[GROUPA]と[GROUPB]は、[GROUPC]の応答関係になっていることに注目してください。例えば[テーブルNo.1]を例にとると、[GROUPC]のAre youのフレーズには、[GROUPA]と[GROUPB]のI amとI am not.が対応し、また[GROUPC]のIs heのフレーズには、[GROUPA]と[GROUPB]のhe isとhe is not.が対応しています。

Are you happy? Yes, I am. No, I'm not.
Are you happy? Yes, we are. No, we aren't.
Is he happy? Yes, he is. No, he isn't.

以上のことは、他の[テーブルNo.2]から[テーブルNo.6]にも共通しています。

【英会話の九九・テーブルNo.1】
 ●現在の「存在」を表すテーブル(be動詞・現在形)

[GROUP A]
(肯定形)

[GROUP B]
(否定形)

[GROUP C]
(疑問形)

(1)
 I am  I' not  *Am I 対話者間

(2)
 We are  We aren't  *Are we

(3)
 You are  You aren't  Are you

(4)
 You are  You aren't  Are you

(5)
 He is  He isn't  Is he 第三者( 人)

(6)
 She is  She isn't  Is she

(7)
 They are  They aren't  Are they
● このテーブルでは、(a)形容詞、(b)名詞、(c)方位副詞、(d)前置詞+名詞などの補語を導きます。
●一般動詞で進行形や受身形の文を作る場合は、ing形動詞フレーズ、ed形動詞フレーズが続きます。
   cf. taking a walk, liked by everyoneなど
 ただし、be動詞の文でも進行形になる場合もあります。

●【英会話の九九・テーブル No.1】について

これは、主体(主語)の現在における「存在」を表現するテーブルです。これらI amなどと宣言することで、I am well.「(今)元気よ」といった表現ができます。
ただ大切なことは、このテーブルに表記されているI amやYou areなどを無機的にとらえないことです。I amは、これは、自分のことなんだ、つまり「私は、存在する」と胸に手を当てるような気持ちを込め、一方You areは「あなたは、存在する」と相手に手のひらを表にして示すジェスチャーをしてください。学校時代に覚えたbe動詞=「です」の意味は忘れてください。
また、I am, We areと、You are(あなた、あなた方)は対話者間の関係となってることも知っておいてください。

Are you 〜? I am 〜.
Are you 〜? We are 〜

さらにHe is「彼は存在する」やShe is「彼女は存在する」, They are「彼(女)たちは存在する」などはその対話者間で話題となっている第三者であること、これも身の回りにいる人を具体的にイメージすることが大切です。

●【英会話の九九・テーブル No.1】を使って
くわしいことはブログで学習していきますが、以下のフレーズを[GROUP A]から[GROUP C]の各フレーズに続けてください。また右にあげたものは文法用語です。

be動詞、6つの補語のタイプ
(1) well(元気だ) 現在形・補語が形容詞
(2) an office worker
[office workers](会社員だ)
現在形・補語が名詞
(3) here(ここに) 場所を表す副詞
(4) at work(仕事中だ) イディオム
(5) doing the shopping
(買い物をしている)
現在進行形
(6) liked by everyone
(みんなに好かれている)
現在受身形

以下にあげた例は、[GROUP A](1)のI amに結びつけたものです。

(1) I am well.
  私は元気だよ
(2) I am
an office worker.
  私は会社員をしてるよ
(3) I am
here.
  私はここにいるよ
(4) I am
at work.
  私は仕事中よ
(5) I am
doing the dishes.
   私は(今)買い物をしてるよ
(6) I am
liked by everyone.
  私はみんなに好かれてるよ

どうですか。このテーブルで現在進行形や現在受身形までもが表現できることを確認してください。それもこれらの肯定表現、否定表現、疑問表現が簡単に生産できることがわかります。
もちろんくわしくはドリルで個別に学習していきますので、ここでは「ああ、そんなものか」とくらいに思っていてください。頭で理解することと、実際にドリルを通じて個別に理解していくのとはまったく異なります。

他の5つのテーブルについては、下記のページにお進みください。

http://8.pro.tok2.com/~cominica/muli-table/multi-table.html

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