最近の話ですが、いわゆる「脱北者」の方が数人、亡命を求めるため中国をくぐり抜け、タイまでたどりたどりつき、タイの人に"Go to Saigon."と言ったそうです。 タイの人は、単にそれだけのことばで彼らが北朝鮮からの脱北者であり、彼らがサイゴンに行こうとしていることを判断し、彼らに行き方を教えたということです。 私たちは、学校時代に、「動詞の原形で始まる文は命令文だ」と嫌ほど、お知られてきました。 この原形の動詞、goで始まる文によって、タイの人は彼らが脱北者であり、そして彼らがサイゴンに行きたがっているといった情報をどうして得たのでしょうか。 ここに、学校時代に学んだ英語がいかに役に立たないものであったか、わかっていただけると思います。なぜなら、たぶん英会話を学んでいる人ならみんな、I go to Saigon.とかI will go to Saigon..あるいは、I want to go to Saigon..くらいの瞬間の英作はできると思います。 しかし、何より大切なのは、この片言の"Go to Saigon."が、キーワードになっていることをだれも指摘しなかった。これが日本人を英語音痴にした大きな原因が隠されているのです。 このメールマガジンによって、皆さんが学校時代に学んだ英語を英会話という場面で活性化させたいと思います。
Powered by