ファンクションメソッドによるメールマガジン 発行人         
ファンクションメソッド英語研究会
中嶋太一郎
日本実業出版社刊「イメトレ英語学習法」、はまの出版「7つの動詞で身につける英語発想」等の著者中嶋太一郎が発行する無料メールマガジン
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イメトレ英会話学習・イディオム編
イメトレ」とは、もちろんImage-Trainingの略称です。
イメージでトレ」「ユメをトレ
日本語の発想を捨てて、英語の発想に身をゆだねよう!!
ぜひとも次世代の英語学習法「イメトレ学習」を体験してください。


[はじめに]

イメトレ・シリーズ 原稿より

日本人の英語運用能力の貧しさを指摘する場合、様々なポイントがありますが、日本人にとって意外な盲点となっているのがこのtwo-word verbsです。日本で教えているネイティブの英会話教師も、日本人の英語表現の貧しさを指摘する際、必ず話題にするのがこれです。実際、英会話学校に行かれた方のほとんどが、「あなたはボキャブラリーが少ないですね、もっとボキャブラリーを増やす努力をしなさい」と指摘された経験を持っておられると思います。
日常会話や留学、あるいはそれらにおける能力が試されるTOEICやTOEFLなどで要求されているのはこのtwo-word verbsの運用能力なのです。つまり、彼らが日常生活会話で使う70%前後をカバーすると言われているtwo-word verbsの運用能力が極端に欠落しているのが日本人の現実といえるでしょう。
これは難しい単語ばかりを丸暗記せざるを得ない受験勉強の悪影響とも、あるいはこれらをイディオム(慣用句)だとか、2語動詞だと言い、本質的なことを教えずに丸暗記の対象としてきた華麗な成果?と言えますが、何より日本人の英語学習に「英語は英語の発想でとらえるべきだ」という視点が根本的に欠落していることにあると言えるでしょう。
この本では、それを本質的に理解していただくためにイラストを多用しイメージとしてとらえる工夫をしました。それはとりもなおさず方位や空間でものごとをとらえる彼らの発想を身につけていただくためです。「英語は英語の発想でとらえなければならない」という当たり前のことを実践した始めての学習書と言えるでしょう。

中嶋太一郎

*注意 メールマガジンの性質上、イラストは使用できません。ご了承ください。

    [今週のテーマ]   

(1) 英語は英語の発想でとらえなければならない

put offと言えばほとんどの人が「延期する」「消す」「止める」などの意味だと知っておられると思います。日本人にとってTwo-word verbs、つまりイディオムといったものは、それらしき日本語訳を結びつけてそれを丸暗記するのが当然のことと考えられているようです。しかしそのような学習は、暗記しては忘れ、忘れては覚えるといった無限暗記地獄に陥るだけだと言えるでしょう。
このような悲惨な学習に陥るのはいわば当然のこと。原因は「英語は英語の発想でとらえなければならない」という本質的な視点が欠けているからです。putを「置く」、offを「から」などとこれまた安易な日本語を当てはめ丸暗記を強制された学校時代から、すでに私たちは英語音痴に追いやられたといっても言い過ぎではないでしょう。
それでは、どうしてput offが「延期する」といった意味となるのでしょうか。これを「置く」や「から」の発想からはこれをイメージすることはほとんど不可能だと思います。
英語の発想では、putは「あらしめる」、またoffは「急速離脱・中断」の意味を持っています。つまり「ある対象を急速離脱・中断の状態にあらしめる」ということです。そのある対象を「会議」とすれば、それは「延期する」という意味に、あるいはその対象が、火とすれば「消す」ということに、あるいはその対象がガスとすれば「止める」ということになります。しかし重要なことはこれは日本語の発想からの訳語に過ぎないことです。
あるいはこれだけではありません。次の例を見てください。これらは本書にあげられた例文です。

(1) Put the light off!
  明かりを消しなさい

(2) Please
put me off at the next stop!
  次の停留所で降ろしてください!

(3) Anxiety
put him off.
  彼は不安で(仕事などに)身が入らなかった

(4) The accident
put him off drinking.
  その事故が原因で彼は酒を飲まなくなった

どれもが、「ある対象を急速離脱・中断の状態にあらしめる」ということになっていることがおわかりになると思います。

(1) 「明かり(the light)を急速離脱・中断の状態にあらしめる」

(2) 「私(me)を急速離脱・中断の状態にあらしめる」

(3) 「彼(him)を急速離脱・中断の状態にあらしめる」

(4) 「彼(him)を急速離脱・中断の状態にあらしめる」

「英語は英語の発想でとらえなければならない」というのは実はこのことなのです。

「イメトレ英会話学習・イディオム編TEXT版」

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