これまでの水族館を壊して建設工事が進められてきた、新江ノ島水族館がいよいよ完成です。
4月16日のオープンを前に、内覧会にお呼ばれしましたので、期待一杯でお邪魔して来ました。
ちなみに、去年までの江の島水族館は「江の」でしたが、今度の新江ノ島水族館は「江ノ」ですね。
新江ノ島水族館のある片瀬海岸は、豊富な生物資源を育む相模湾に面しています。その環境を人工的に再現した「相模湾大水槽」は圧巻。
2つの造波装置を持つ高さ9メートル・水深6.5メートルの水槽は、上・中・下から魚たちの様子を観察できます。
写真に沢山いるのは、マイワシの群れ。およそ8000匹いるそうです。
現地に着いたのが夕方だったので残念ながら見られなかったのですが、女性ダイバーによる給餌ショーなども行われるようです。
これまでの江の島水族館は、日本初の本格的イルカショーを始めとして、多くの生物研究に取り組んできました。このため、展示内容には、一種のマニアックさがあります。
この特徴は、新江ノ島水族館にもそのまま受け継がれています。
写真を撮り忘れましたが、「クラゲファンタジーホール」や、深海魚を加圧したまま長期飼育する日本初の取り組みなど、展示の濃さは相変わらずです。
水族館の再整備にあたっては、神奈川県の海岸地区整備の一環としてPFIという事業形態が採られ、施設にも教育的要素が積極的に採り入れられています。
ただ見るだけではない、「エデュテインメント水族館」なのだそうです。
現在の相模湾の環境を伝える「環境水槽」や、神奈川県の施設となる「なぎさの体験学習館」といった、ためになる展示もあります。
学校遠足の誘致も、今まで以上にしやすくなるでしょう。余計な心配かもしれませんけど。
昨年までの江の島水族館一番の人気者と言えば、やはりこれ。
ミナミゾウアザラシの「ミナゾウ」。
現プールへの引越し当初は、水から陸に上がるのに苦労していたようですが、すっかり慣れた様子でした。
写真ではバケツを左手に持つパフォーマンスを見せてくれていますが、今は繁殖期にあたり動作が鈍いため、5月下旬ごろまでは、パフォーマンスのショーはお休みだそうです。
こちらもマヌケなことに、着いたときにはイルカのパフォーマンスショーは終わった後でした。
イルカやクジラがジャンプを繰り広げるショーに加えて、土日祝日には、ミュージカルショーも行われることになっています。
従来、「水族館」「マリンランド」「海の動物園」と3つに分散していたものから、一つの建物に集約され、館内も広々しています。
グランドオープンの4月16日以降、しばらくは混雑すると思いますが、平日などは比較的空いているかな? 甘いかな?
来館の記念に、オリジナルフィギュア「新江ノ島水族館立体生物図録」と、記念打刻メダルをどうぞ。(笑)
新江ノ島水族館
http://www.enosui.com/
(平成16年4月)