錦林多摩記
2008年8月


8月1日
陰暦 七月朔日 【八朔】【氷川神社例祭】

インド・アーリヤ人征服説は虚構である(二)

 以上のような証拠から、著者は、アーリヤ人インド征服説は虚構であろうと推測します。そして、インド・ヨーロッパ語族の故地は従来考えられていた南ロシアではなく中近東であり、乾燥地に適した牛と羊の牧畜と灌漑を組み合わせた農業を生み出した人々であろうといいます。

 東に広がっていった印欧語族は、ペルシャ、中央アジア、インダス峡谷で発展します。これは古代の都市の遺跡やメソポタミアに残る伝承から追うことができるそうです。やがて、本来の印欧語族の故地ではアフロ・アジア語を使うセム語族が支配的になったため、見かけ上は印欧語族の分布中心は南ロシア平原のごとく見えるようになってしまいました。

 インダス峡谷で高度な文明を発達させた印欧語族は、どこかの時点で従来の麦に加えて米を栽培する技術を手に入れて、それ以前からインドに居住していたドラヴィダ系と溶け合いながらインド文明を作り上げたのだろうと著者は推測しています。

 なぜ、印欧語族がインダスの地を捨てたのか(あるいは捨てざるを得なかったのか)と、麦中心から米中心の農業への変革が起きたのかは今後の研究課題とありました。



 米作を柱とした長江文明は、麦作を柱とした黄河文明よりも起源が古いことが考古学の研究から明らかになっています。ですので必ずしもインドの米文化の発明者として印欧語族を想定する必要はなく、インダス文明と同じかそれよりも長い歴史をもったドラヴィダ族による米作中心のガンジス文明を想定しても良いのではないかと私は考えます。この点は著者もまだ古い学説にとらわれているといえます。

 そして、通商路が衰退したか、あるいは灌漑の宿命である土壌の塩化により、インダス文明は農耕が困難になり、ガンジス川の方へ移動したのではないでしょうか。そこで、ドラヴィダ族の米作と出会い、麦・米・牧畜が融合した現代まで続くインド文明が生まれたと考えるべきではないか。

 ただ言語や体格などから判断するに、融合してできたインド文明では、かつてのインダス文明の担い手であった印欧語族の方が支配者側になったらしいことは否めないと思います。おそらく人間を組織的に動かす技術に長けていたのでしょう。武器を作る技術も進んでいたのかもしれません。けれども、南インドに行くとヴァルナは緩いですし、バラモンだからといって必ずしもコーカソイドの顔立ちをしてはいないようです。

 また、私はインドを旅行したときに「ネパール人か?」と何回か尋ねられましたので、北インドでも色々な人種がいるようです。印欧語族が支配的なのはガンジス川流域だけ、あるいは英国人が入ることができた都市部だけであって、全土に渡って隈無く調べれば、「印欧語族が支配層を締めているインド」などという概念は雲散霧消してしまうのではないか、とすら私は考えています。



8月 2日 (土)
陰暦 七月二日 【宇佐神宮夏越大祭】

 今年は新暦と旧暦がぴったり一ヶ月ズレで進んでいます。まあ今のところそれほど気温の異常もないし。地球の熱循環において、潮汐も何らかの役割を果たしているのではなかろうかと私は考えています。海水と海底の摩擦や、マントルや核の歪みによって発生する熱もそれなりにあるはずですから。地表に及ぼす重力は太陽よりも月の方が大きいのですから、旧暦も馬鹿にしたもんじゃない。


「子供にすがるな」(しゅごキャラ!)

 キャンディーズがクラスチェンジしてピンクレディーになりました。

 どうも最近のアニメの大人は威厳がないなあ。そりゃ子供が大人に勝っているシーンを見せれば子供はよろこぶかもしれないけれど、社会に出れば若者はやっぱり子供で、大人にはかなわないんだし。

 あるいは、子供にすがりたいという大人の願望が作品の中ににじみ出ているのかもしれません。多分そうだな、子供が増長しているんじゃなくて、大人が逃げているんだ。

 大事なのは世の中を回していくことであって、回っている限りはそこには成功も失敗もないというのがわからなくなってきていると思います。何度も政治論評の場で言っていますが、大人がしなければならないのは、正解を見つけることではなくて、選択をすることであり、一度選択したら自分の決断に責任を持つと言うことです。

 そう言う意味では、「しゅごキャラ!」は大人になりきれていない大人(二階堂先生と三条さん)の成長譚としても読めるのかもしれません。憑き物が落ちたあとの二階堂先生と三条さんなら子供もついていきたいと思えますしね。


赤塚不二夫先生が亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。



8月3日(日)
陰暦 七月三日 【多賀大社萬燈祭】

 千葉県東金市で開かれたRING30に参加してきました。東金線が一時間に一本とは思わなかった・・・

 驚いたことに「キン肉マン」のイラストを描いていた子がいました。アニメ専用チャンネルで見て大ファンになったといっていました。リアルタイムに見たファンとしても嬉しい言葉です。バッファローマンがなかなか良かったので買い求めました。

 帰りに秋葉原へ寄って、「ふしぎ星の☆ふたご姫」のDVD第九巻、これはプリンセスサミットのあたり。それと、もう一枚ふたご姫を買うつもりだったけれど、「おしゃれめさるな」と「光の伝説」の主題歌が入ったお得なCDを見つけたのでこっちを購入。菊池通隆先生がお気に入りを集めたそうな。先生もペルシャのファンだったのですね。

 「特装機兵 ドルバック」と「おねがい!サミアどん」や「超力ロボ ガラット」もなかなか良い。しかも、サミアどんの歌を歌っているのが長山洋子。これには驚いた。元々がポップス歌手だったとは聞いていたがアニメソングまで歌っていたとは。さすがに上手です。

 あとは「新メイプルタウン物語ーパームタウン編」の「もっとフレンド」さえ入手できればほしい曲がほぼ揃います。

 某電気店がZARDのCDを大放出していたのでそれも買いました。15周年のベストCD。ZARDは今まであまり評価していなかったのですが、何だか最近良い曲だと思えるようになりました。特に「IN MY ARMS TONIGHT」が好きです。


「プリキュア5GOGO!」

 NEW YORK, NEW YORK♪

 どうみてもゴーストバスターのオマージュです(まあまあの出来だったのでパロディーとは言うまい)。素晴らしく無国籍、これでこそ東映アニメです。

 うらら回なので作画が篁先生でした。でも肝心のうららはあんまりでてきませんでした。しかし、プリキュアが街中で出会ったお姉さん方に先生の作画の真髄を見ました。私は看護婦さんが好みです。


「テレパシー少女・蘭」

 時間変更だけはやめてくれ〜むしろ中止にして遅らせて放送してください、録画組にとって迷惑です。偶然見られたから良かったものの、でも本来のターゲット層は録画せずに、遅れてでもその週のうちに見たいクチなのだろうから、こっちの方が視聴者のことを考えたやり方なのかもしれません。悩ましい・・・

 氷をぶっかけられただけで間違いなく死ぬかな、という疑問は残りましたが、死ななかったとしても充分脅しにはなりますからありかもしれません。謎解きが面白かったです。孤児を騙して犯人に仕立て上げるというのがなかなかリアルでよく考えられていると思いました。



8月4日(月)
陰暦 七月四日 【北野天満宮例祭】

暑い、今年こそは海行きたい、九十九里あたり



「魔法の妖精ペルシャ」から、ペルシャとブタねこシンバ。シンバはきっと水が嫌いに違いないと言うことで、描きました。

「あらあら、シンバ、どうしたんですの?」
「おらあ、水がでぇーきれーなんだよー!」



8月5日(火)
陰暦 七月五日 【栄西禅師忌】

 先週のスペイン語講座は、福嶌先生が弾けていて面白かった。駄洒落は冴え渡り、モーションにアンヘラ先生もたじたじでした。今年のNHKの語学講座は色々な意味で頑張っていると思います。


 何か疲れているので休憩中です。

 恩義ある東京ビッグサイトに迷惑をかけた恥づかしいオタクどもは、頭を丸めてわびるべきだと思った。

  とはいえ、あのエスカレーターは危ないなとずっと思っていたのもまた事実。骨折したときに思い知りましたが、エスカレーターというのは、体が弱い人にとって全然優しい施設ではありません。高い距離を上らせる場合は、エレベータにするか、なるべく多く踊り場を備えてほしいです。



8月 7日 (木)
陰暦 七月七日 【立秋】【七夕】

 しばらく好きな古典の解説を連載します。なるべく面白い話を取り上げようと思いますが、あまり仏教や神道とかって好きじゃないな、この管理人もついに電波を飛ばすようになったか、という人は読み飛ばしてください。まあおばあちゃんの教訓みたいな話の連続です。


「沙石集」を読む(一)・・・忠言、感あること
 まず、割合有名な話から。

 下総國(栃木県)の地頭が、領主(公家)の代官と裁判になって鎌倉で審判を受けることになった。三代執権北条泰時の時代である。長々とした裁判のあと、領主が決定的な陳述をした。その時地頭ははたと手を打ち「あら負けだ」と言った。座席の人々はどよめき笑ったのに、泰時だけは深く頷いて、

「よくもきれいに負けたものである。泰時は裁判官として長く審判をしているが、未だこれほどまでに潔い負けっぷりは見たことがない。負けが決まった人も、悔しさのあまり、一言でも良いわけをするというのに、自分から負けを認めるのはなかなかできることではない。地頭側のこれまでの弁論にもそれなりに頷けるところもある。しかし領主側の弁論が決定的だったので、言い訳をせずに負けを認めた、返す返すも立派な振る舞いである。正直者である。」

といって、涙ぐんだ。そのため、笑っていた人達も気まずくなってしまった。

 さて、領主の代官もこれまでこの地頭がこの件以外で特に領主側に迷惑をかけたという事実もないので、負けっぷりに免じて、六年間年貢を払わなかったけれども、三年分は免除しようと折れた。素晴らしい温情ある措置である。これこそが「負けたらばこそ勝った」と言うべきである。

 ・・・人間正直が一番である、過ちを犯しても道理をわきまえて、正直に罪を認めて恐れ入れば許されるのである。往生際悪く罪をなかなか認めずないものはますます深みに落ち込むのだ。

 非常に日本的なものの見方ですね。ここで唐突に心地観教の解がでてきます。

「もし罪を覆うものは、罪即ち増長し、発露懺悔すれば、罪即ち消滅する」

仏教の面から補強するわけです。これでもう十分だと思うのですが、その時代時代で支配的であった思想で後付をするのもこれまた日本の知識人の特徴です。さらに自然物にたとえて説きます、これも日本人が好む理解の仕方です。

 罪を隠すのは木の根に土をかぶせるようなものだ。土をかぶせれば木はいよいよ栄える(罪がますます重くなる)。懺悔は土を取り除くのと一緒で、そうすれば木はすぐに枯れる。



8月 8日 (金)
陰暦 七月八日 【末伏】

 いつもの二倍唐辛子を入れてカレーを作ったら、美味しかったのは良いけれど、トイレのあと尻がひりひりして困ります。


 さて、沙石集

沙石集を読む(二)・・・小児の忠言のこと

 奈良の都に律宗の僧侶がいて、戒律を守らず妻帯し、多くの子供がいた。

 そのなかで特に可愛がっている子供が五歳の時、同僚の僧侶と一緒に雑談をしていたときのこと、膝の上に座らせた息子を指して、

「この子はしょうのない子で、こんなに大きくなったというのに、父親とは眠らずに、母親とばかり寝ているのじゃ」

 するとその子は父親の膝から立って、部屋から出ていきざまに

「お父さんは僕がお母さんとばかり寝ると言うけれども、お父さんもお母さんと一緒に寝ているではないか」

 と言った。全くその子の言うとおりで、実に父親の非を教え諭すかのようである。


 中国に元啓という人がいて十三歳の時に両親が年老いた父親を姥捨て山に捨てることにした。元啓は何度も止めたが両親は聴く耳を持たなかった。ついに父と元啓の二人でもっこを作って祖父を乗せて、山に捨てに行くことになった。

 祖父を山に捨て終わったあと、元啓はもっこを持って帰ろうとした。父親は「そんなものは捨ててしまえ」と言った、それに元啓が答えるには、

「お父さんを捨てるときにこれを使おうと思います。」

 そこで父親は老親を捨てることの非に気がつき、これを見た息子が将来自分を捨てるようになるかもしれないと思い、老父をおぶって帰った。

 このことが天下に広まり、父を諫め、祖父を助けた孝孫であるともてはやされた。

 人間の性として、良いことは必ずしも覚えないものなのに、この子供達は悪いことを習わずに見とがめて親を正しい道に導いた。まことにありがたいことではないか。


P.S.トウモロコシウマー(゚Д゚)



8月 9日 (土)

陰暦 七月九日 【長崎原爆の日】

しゅごキャラ!
 先週までの対決ムードが嘘のような穏やかな夏の一日。ジャックの三条君はお姉さんから頼まれていた仕事が終わったので山口の田舎へ帰ることになりました。ちなみに男が自分の家のことをさして「実家」というのはおかしい気がするのですが、この「実家」の用法は何だか定着しそうです。

 マネージャーの三条さんは、イースターから独立して自分の事務所を持ちました。女セレブ社長としてバリバリ稼ぐんだとか、けれども事務も所属タレントも歌唄ちゃんしかいないんですが。歌唄ちゃん、歌手として大成したかったらこんな貧乏事務所からは抜け出した方が良いかもしれないぞ、このままだと雑用係にされるぞ。

 いつのまにやら二階堂先生と三条お姉さんが元の鞘に収まり良い雰囲気です。会社から独立して心細いのかもしれません。落とすなら今のうちです、二階堂先生。

 あむちゃんと歌唄ちゃんは完璧に嫁と小姑の会話になっていました(笑)

 三条君は去り際にあむちゃんに告白。なかなかかっこよかったです。お前ら本当に小学生か?魔障の女日奈森あむは、断るはずもなく、気を持たせるような返事をしていました。またもや前途有望な少年が彼女の毒牙にかかるのであった。少女漫画では登場する男は全員主人公の下僕となるのだ!

 最近は山口と言ったら飛行機なんですね。二昔前まではドラマで山口もしくは北九州に帰るといえば、新幹線でした。もっと前は寝台特急「あさかぜ」が定番でした。

 来週はまだあの方は登場しない模様。


「ケロロ軍曹」
女盗賊が玉川さんで、ホテルマンが島田敏さん即ち墨東の白鷹、ということはこれは「逮捕しちゃうぞ!」のパロディーか、だから科学捜査官が眠狂四郎だったんだな。手の込んだことを。


「テレパシー少女・蘭」
今週は正真正銘野球で中止。



8月11日 (月)
陰暦 七月十一日

沙石集を読む(三)・・・薬師観音の利益によって命全きこと<

 当時の武士のあり方がわかる説話です。

 尾張国山田郡に右馬充明長という人がいた。承久の乱のときに京方(後鳥羽上皇側)に参戦して杭瀬川の戦いでおびただしい疵を負って、敵からも止めを刺されて、死んだものと思われて敵方は打ち捨てて京都へ向った。友達が二人いて戦場の近くで落ち延びていたが、夜に入ってから供養しようとして近寄ってみると、ひどい手負いでありながらまだ息があった。そこで肩に引っ掛けて青墓の北の山へ連れて行った。

 多くの疵の中で、喉笛を突き通されたのが一番深かった。「もう助からない、首を斬ってくれ」と明長は頼んだが、それはさすがにかわいそうだと友達は思って連れて歩いていたが、落ち武者狩りが始まり、明方も近くなったのでどうしようもなくなり、大きな木のうろに明長を隠して二人は落ち延びた。

 落ち武者狩りをしている武士は明長の血の痕を追ってそのあたりをうろついていたが、そのうち去ってしまった。その後で鎌倉から来たと言う黒衣を着た僧侶が、草の葉を揉んで食べさせてくれると、腹の中の血が下って明長の身体も軽くなり、気持ちも上向いてきた。

 その僧はいつの間にか消えていた。友達がまた来て、木の中より出した。明長は「僧侶に助けてもらって身体も軽くなった、故郷まで歩いて帰ろう」と言った。しかし、下津の川が増水していて進みかねているうちに、関東に帰参する武士に見咎められて捕縛されてしまった。

 戦死していたはずなのに捕まって恥をさらすのが口惜しく思えて明長は川に身を投げようとした。川岸に歩み寄ると、龍山寺から来たという僧が現れて、「死んではいけない、自害をしてはいけない」と声をかけてくれた。夢かと思ったが現実であった。

 しかし疵も痛むし暑くなってきた。耐え難くなってきたのでやはり身投げしようと川岸によると、また僧が縄を引いて「そんなことをしてはいけない」と制止したので思いとどまった。

 明長は熱田神宮の神官と顔見知りで、「神宮に寄付などして貢献してくれた人だから私達が預かろう」と助けようとしたが、鎌倉方は「それならば名のある人間だろうからなおさら逃がすわけにはいかない」といって許してくれなかった。そして鎌倉まで連行されて北条義時の前に引き出された、すぐに首を刎ねよとなって、湯井の濱(由比ガ浜)に連れて行かれた。

 するとまたあの僧が現れて「悲しむことはないぞ」と言ったが、これでもう最期だと観念して一心に念仏した。

 さて乱橋という橋の袂で、古くからの知音とすれ違い、「これはどうしたことだ」と馬をとめて声をかけてくれた。「杭瀬川で死んでいた身であるが、恥をさらすことになって、首を刎ねられるために濱へ向うところです。最期にお目にかかれて嬉しいです」と明長は言った(言葉遣いからすると明長の元上役で幕府の枢要と思われる)。

 「これは年来の知音である、相模殿(義時)へ頼んで処刑は預かってほしい。」とその武士は書付をくれて、義時の前で助命嘆願までしてくれたので命が助かり、疵の手当てまでしてくれて、故郷で天寿を全うした。喉笛の疵のせいで声はしわがれていたという。孫が今も生きている。明長の養子となった人から聞いた話である。

 昔はこのような不思議なこともあったというが、末代の世にこのようなことに出会うとはありがたくめでたいことである。夢に出てくれるだけでもありがたいのに、現実に現れて助けてくれるとは、なんとも尊い利益である。

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 登場人物の行動や心の動きは現代人にも理解しやすいものです。おそらく同郷人と思われる友達は危険な戦場にとどまって明長を助けようと尽力しますし、熱田神宮の神官も信者を助けようと鎌倉方に掛け合ってくれます。

 観音の化身が三度まで自害を制してくれますが、明長もそれに従っています。つまり最後の希望が潰えるまで生き延びるべきであると当時の武士も考えていたことがわかります。

 明長の元上役も、北条義時の機嫌を損ねる危険を冒してまで助命嘆願に付き合ってくれます。当時の人間付き合いが濃厚なものであったことがわかります。

 縁者に会って確かめた、喉の傷跡も残っていたと、無住も架空の話ではないことを強調しています。当時の人も無条件にこういう話を信じていたわけではないこともわかります。八百年前の人たちも、今の私達と同じようなことを考えて生きていたのでしょう。



8月12日(火)
陰暦 七月十二日 【徳島阿波踊り】

 夏休みなので田舎でのんびりしています。オリンピックではメディアから注目されていた選手がイマイチであるのに対して、注目されていなかった選手が活躍など、ドラマがあって、なんだかんだ言ってテレビをつけて見てしまいます。

 十年ぶりくらいに「ハーメルンのバイオリン弾き」を読み直しました。第12巻までなら名作だったのに惜しいです。いくら看板作品だったからって、隔週で40ページは酷使だったのでしょう。渡辺先生にオル・ゴール編からもう一度じっくり書き直してほしいと思いました。



8月13日(水)
陰暦 七月十三日 【盆迎え火】

 お盆でボケーとしているので手抜きです。バタフライとフェンシングのメダルはえらいと思います。男子柔道はへぼすぎ。

 24ページペン入れが終わりました。10ページほど大幅に書き直す予定。さらに10ページ前後追加する予定です。

 一度ならず二度までも、倉商で六点差というところに不穏な匂いを感じてはいたけれど、まさか本当に逆転されるとは。岡山県と茨城県の夏は終わった。


追記

昨日「ハーメルンのバイオリン弾き」の話をしましたが、「ガンガンウイング」のサイトをのぞいてみたところ、続編が25日に出版されるそうです。虫の知らせだったのでしょうか。「ガンガンウイング」に移籍してから先は読んでいなかったのですが、古本屋を探して最後まで読んでみようかという気になりました。ハーメルとフルートは幸せになれたのかな。



8月16日(土)
陰暦 七月十六日 【京都大文字】【三島大社祭】

 帰省を終えて多摩に戻りました。今回の連休は往路で銚子の長崎海岸へ海水浴に行った以外は遠出はしないでのんびりと骨休めをしました。おかげで漫画の方もだいぶ進みました。

 帰りに八王子の古本屋を回って「ハーメルンのバイオリン弾き」の第14〜30巻を購入、ただしところどころに抜けがあり。だいたいこの当たりまでは弟が買っていた「少年ガンガン」で読みました。ストーリーは良いのに絵がどんどんと雑になっていくのが実に惜しい。渡辺道明先生には第5巻あたりまでの画質で続けてほしかった。そうすれば90年代を代表する漫画として残ったのに・・・

 今回読み直して感じましたが、第3巻あたりの絵柄が私の描きたい漫画に近いような感じがします。人物も躍動的だし、背景の自然物や建物も丁寧に書き込んであるのに前景を邪魔していない、とても調和が取れています。こういう漫画を描きたい。


 15日に撮影した常磐線です。


スーパーひたち号、日立駅海岸口付近にて(壁紙用拡大画像あり)。


スーパーひたち号、旧日立電鉄線鮎川駅付近(壁紙用拡大画像あり)。


E4911系 EASTi-E。電気・軌道総合試験車両。来ることを知らず、慌ててカメラを取ったのでアップになっており、順光で全体が写らなかったのが残念でならない。だって忍者みたいに音を立てずに来るんだもの、気がついたときには目の前を通り過ぎようとしていたので驚いた。


日立電鉄線の廃線跡(鮎川駅付近)。


日立製作所海岸工場への引き込み線跡。バス停の名前が古式ゆかしい。



8月18日(日)
陰暦 七月十八日


立川女子高等学校の看板広告(八王子駅)。生徒が描いたイラストだと思うのですが、なかなか可愛い。


 悲しいかな、今日で夏休みも終了。でも今年の夏休みは良い骨休みになりました。明日から仕事に趣味に頑張るぞ。

「しゅごキャラ!」
 子供向けアニメらしくていい話だったと思います。

 来期も続くことが決まったらしいです。人気が出そうな作品だなとは思ったけれど予想以上でした。九月まではこんな感じでアニメオリジナルでつなぐのかもしれません。


「テレパシー少女蘭」
 これも普通に面白かったです。超常現象が好きなのに、超常現象への感度が低い山下君でありました。

「プリキュア5GOGO!」
 小町さん「大和撫子」の用法間違ってるって。



8月19日(火)
陰暦 七月十九日

 コミケに申し込むにはサークルカットが必要だと言うことが判明したので泥縄で作成。昔友達に見せてもらったカタログではカットはそんなに大きく写ってはいなかったので、主役の顔を大写しにするのがよかろうと言うことで、ナルメのアップにした。コミケだし女の子の方が受けが良いだろうから。

 抽選通ると良いなあ・・・


 申込書なる物を夏コミで買わなければならないのがわかった、てことは無理。残念。
それにしてもえらく敷居が高いイベントだな。しょうがないから別の方法を考えよう。それにしてもうまいこと広報する方法はない物だろうか。創作系サークルが参加できるイベントがコミケと中高生向けイベントの両極端しかない現状ってどうなんだろう?あと残るは・・・もちこみ!?しかしこれは・・・う〜ん・・・

 コミッククリエイションというコミケの妹分があるらしいので、そっちに挑戦してみます。こっちは郵便振替もできるし。非関税障壁は嫌いです。こういうオープンなイベントの方が良いです。



銚子電鉄がすごいことになっている件(詳細は明日)



8月20日(水)
陰暦 七月廿日

 十日に田舎へ帰るついでにだいぶ遠回りですが銚子に寄ってきました。千葉県内のJR線乗りこぼし解消と銚子電鉄に乗るためです。銚子電鉄は歴史ある私鉄なのですが、御多分に漏れず沿線住民の減少、自動車の普及によって廃線の瀬戸際にまで追いつめられました。

 一時は車検の費用も出ないまでに困窮した銚子電鉄ですが、あの手この手の生き残り策と、窮状がテレビに取り上げられたため、乗客が帰ってきて何とか存続の目途が立ったのでした。そんなローカル鉄道の星をこの目で確かめてみたくなり銚子まで足を伸ばしました。

 この前の東金へ行ったときもそうでしたが、千葉の太平洋側は多摩からは遠く、普通の電車で四時間かかりました(変な乗り継ぎをしたせいでもあります)。銚子電鉄のホームは、JR成田線銚子駅の先にありました。


情緒のある改札、ですが・・・


なにやら不穏な匂いが!


あれは伝説のゲーム桃○郎電鉄!

車内は桃鉄まみれ。なんと桃鉄が銚子電鉄を全目バックアップしていたのでした。しかも傑作なのがどう見ても貧乏神を前面に出しているようにしか見えないこと。開き直りもここまで来れば立派です。


ボンビー三段変形「おこづかいほちいでちゅ」


明らかに電鉄の社員や、豆腐屋の子供が描いたとしか思えない広告が吊ってあって非常に楽しい。(ジェラードの広告の字癖が改札口の路線図と同じです)

とまあ見た目もなかなか楽しい銚子電鉄でした。路線も、江ノ電以上に軒先をかすめていてすっごかったです。海水浴シーズンであったためか満員でした。私も外川の海水浴場へ行ってきました。波が滅茶苦茶高かったです。太平洋側では泳げないと言うことが良くわかりました。


外川駅ではヨボヨボのじいちゃんが切符を売ってくれる。あれってもしかして社長ではなかろうか?なんか車掌も遠慮がちだったし。

なかなか楽しい鉄道でした。このあと銚子の駅前の煎餅屋で濡れ煎餅を買ったのは言うまでもありません。



8月21日(木)
陰暦 七月廿一日

 最後の最後で悲願達成、日本ソフト金メダルおめでとうございます。

 上野には稲尾の霊が乗り移っていましたね!



8月22日(金)
陰暦 七月廿二日 【一遍上人忌】

 朝起きたらのどが痛く何だか熱っぽくてだるい、週の初めから仕事中に眠たくなったり、咳き込んだりしていておかしいなと思ってはいたが、どうやら風邪をひいてしまったらしい。仕方がないので休む。昨日のうちに一仕事片づけておいて良かった。

 そのあとで寝るは寝るは晩まで八時間くらい眠り込んでしまった、けれども風邪は治まったよう。会社の宴会に乾杯だけ顔を出した。

 「ハーメルンのバイオリン弾き」の抜けていた18,25巻と、31,32巻を見つけた。32巻にも見覚えがある話があった。「ガンガンウイング」に移籍したと記憶していたけれども、最後まで「少年ガンガン」に連載していたのかもしれない。

 後半絵が雑になってしまったのは残念だけれどエネルギーの漲った漫画だなと思う。それにしてもオーボウかっこいいなあ。ちなみに私が一番好きなキャラクターはオカリナです。

 明日のコミックプラネットは午後からなので何とか参加できそう。



8月23日(土)
陰暦 七月廿三日 【処暑】

 市原で開かれたコミックプラネット千葉に参加してきました。駅に何だか見覚えがある、あれ小湊鐵道!?そういえば去年ここに来たんだっけか。いや一昨年か?二十歳をすぎたあたりから年のことを性格に思い出せなくなりました。

 まあ例のごとく売れなかったのですが、なーんとビンゴ大会で優勝してしまいました、その戦果がこれだ!


「禿毛飲」(はげいん)
毛根疲労時の思い切った決断に 行け!行くんだハゲ〜!
バーコード禿でイカす男になろう!カワイコちゃんをブイブイいわしてバラ色のバーコード人生!
有効成分 ハゲチャビン配合
効能・効果
毛根を適度に活性化し、美しいバーコードを作り上げます。


 手元にある「神宮館運勢ごよみ」によると、四緑木星の八月の運勢は最高らしいのだが、こんなことに使ってしまいました_| ̄|○ 、
まあいいか、うけたし・・・



8月24日(日)
陰暦 七月廿四日 【地蔵盆】【秩父四萬部寺大施食会】

 昨日の夜からまた熱が出て今日の午前中まで死ぬ思いをしました。このような風邪は二年ぶりです。二時頃には痰も切れ、熱も引いてきました。固い食べ物を口にできるようになりました、なんとか明日は会社へ行くことができそうです。

 昨日のコミックプラネット千葉でとりあえずはイベントでの販売は打ち止め。次は11月16日のコミッククリエイションに漫画の第二巻を完成させて参加します。確かに第一巻の完成度ではまだ見ず知らずの人にお金を出してもらえるまでは到っていないと認めざるを得ません。

 これまでのイベントでの経験からすると、やはり絵の密度が濃いページ、動きが多いページで目をとめる人が多かったので、この経験を活かして、第二巻はより完成度を上げ、漫画の分量も増やし、一冊でも買ってもらえるよう改良を加えていこうと思っています。

 最近色々なイメージが頭の中にどんどん湧き上がってきます。売れるかどうかは別として自分の漫画がもうワンランクレベルアップしそうな気がしています。紙の中に自分独自の世界を広げたいです。

 歴史の知識を活かしつつ、想像の翼を広げて、独自の架空の世界を描きたいなという気持ちが強まっています。「太陽の子エステバン」とか、「天は赤い河のほとり」、あるいは初期の「ハーメルンのバイオリン弾き」のようなアニメ・漫画が私の書きたいものに近いです。

 例えば私が魅力を覚えるのは、古代ローマの世界やアラビア商人全盛期のインド洋、もしくは大月氏とかハザールのような謎の遊牧民をモデルにした物語を作りたい。こうしてみると交易や人の交流、そしてエキゾチックな文化に心惹かれる物があるのかもしれません。

 自分の進むべき方向も何となく見えてきました。「出雲國譲りの真相」を作成しつつ、新しい物語の組立も徐々にはじめていこうと思います。



8月25日(月)
陰暦 七月廿五日

 まだ頭痛が残っています。息も切れやすい。全くひどい夏風邪です。

 雨が続いているせいで洗濯物が乾かなくて困ります。温暖化はどこへ行ったのでしょうか。

 風邪のせいで頭が働かないのでアニメの感想は明日します。昨日は熱のせいで意味不明な夢を見てしまいました。河童の美人局に引っかかる夢とか、パーマンが消費者金融にはまって借金取りに追われる夢とか、自分でもわけがわからん。

 アニメ絵も描きたいのですが、まだ集中力が回復しません。こんが〜るさん、優ちゃんと舞ちゃんが柔道をしている絵はもうちょっと待ってください。



8月26日(火)
陰暦 七月廿六日

「しゅごキャラ!」
 劇中で「面白い」とされているギャグはひとつも面白くなかったが、りまたんと都ちゃんの糞真面目さに笑えました。

 それにしても私は六年間関西で暮らしてテレビの関西弁と同じ言葉でしゃべる人を見たことがないのですが、あれは一体どこの言葉なのでしょうか?大学の中で使われていた関西標準弁とも違うし。あれも一種の東京のテレビ限定のテクニカルタームなのかも。


「テレパシー少女・蘭」
 今週もうまくまとまっていたし、笑える場面もあって良かったと思います。こんな風に落ち着いた流れのアニメがあっていいと思います。最近どうも刺激を追い求める向きが多いので。それとも老けたんでしょうか?


「プリキュア5GOGO!」
 西原久美子さんもデビューが「とんがり帽子のメモル」のピーだったと思いますので、もう25年ですが全然声が衰えないのはさすがだと思います。ストーリーの方はもはや興味を失ったので適当にやって下さい。



8月27日(水)
陰暦 七月廿七日

 まだ咳が収まらない。本当にこの風邪はしつこい。まだ絵は描けそうにない。職場でも着実にダウンする人数が増加。どうもこれはいつもの夏風邪とは様子が違うように感じる。

 「ふしぎ星の☆ふたご姫GYU!!」の第三十八話でアスリを口説いているリポを発見。こんなところに最終話の伏線が!



8月28日(木)
陰暦 七月廿八日

 やはり咳と痰がひどいので、病院へ行って検査を受けた。結核が心配だったため。血液検査とレントゲンでは異常なし。痰の検査が時間がかかるけれど、大丈夫だろうということだった。細菌性の夏風邪らしい、にしては悪質である。抗生物質と咳止めをもらった。

 風邪のせいで仕事はできないし、絵も描けないし、本も読めない。貴重な年休を二日も使ってしまった、何だか口惜しいがしっかり治すしかない。

 「ハーメルンのバイオリン弾き〜シェルクンチク〜」と「よつばと」の第八巻を購入。ハーメルンは妖精をつれた魔法使いの見習いと前作の登場人物の子供達が主役。舞台はスフォルツェンドの魔法学校。であるので、当然クラーリィー・ネッドが出てきた。しかも校長。パーカスも教頭として出てきた。

 シェルクンチクは魔法使いになることを夢見てスフォルツェンドにやってきて、魔曲を弾くグレート(ハーメルとフルートの次男)と知り合いになる。勇者(および女王)の一家と言うことでちやほやされて育ったグレートは無気力な青年に育っていた。だが真剣に魔法修行に打ち込むシェルクンチクに心動かされて変わっていく。一方制圧されたはずの魔族が不気味な動きを・・・という感じの話です。

 35〜37巻を読んでいないのでわからないのですが、どうやらフルートは女王をやっていないようです。かわりにクラーリィが摂政をしているそうな。でもリュート(グレートの兄)とグレートはハーメルの息子として学校に通っていますので、フルートがどっかにいることをみんな知っているはずなのですが、そこら辺のところどうなっているんだろう。ハーメルの子供と言うことはフルートの子供に他ならないのだが。わざとやっていると思うのですが、フルートのことを表に出さないようにしていますので、そこら辺今後どう描かれるのか楽しみです。

 「よつばと」は少し絵柄が変わっていた。線が細くなったような感じ。お祭りの回の背景の密度には圧倒された、人物も躍動的だったし、何だかあづま先生が新境地に突入したような印象を受けました。

 立川の古本市で三百円で手に入れた「平安鎌倉私家集」だが、非常によい。瑞々しい観察眼、遊び心、さりげなく表現される作者の内面。平安鎌倉の和歌も捨てたものではないではないか。正岡子規や斎藤茂吉の和歌も悪くないけれど、彼等の古い和歌に対する評価というのは果たして正当なものだったのだろうか?



8月29日(金)
陰暦 七月廿九日

 昨日の夜半過ぎの雷雨はすごかったなと思っていたら、朝起きて記録的豪雨とニュースにまでなっていてビックリ。高尾では山崩れで京王線が脱線。JRも冠水。多摩川はあふれる寸前、これはすごい、六年間住んでいてここまでなったのは初めて。

 どうも暑いなら暑い、涼しいなら涼しいで、夏の異常気象が増えているのだけは間違いないですね。

 抗生物質が効いたのか、だいぶ楽になってきた。

 先週から、抗鬱薬と睡眠導入剤に加えて、風邪薬まで飲むようになったため、どうやら肝臓が疲弊しているらしい。すぐに疲れる、目眩がする、体温調節がうまくいかない。集中して思考しただけで息切れがしたのには唖然とした。こりゃ肝炎にだけはなるまいぞと心に誓った。

追記 昨日の雷雨では部屋から1km以内に何発も雷が落ちたと見られるのですが、目をつぶっていても、眼底の奥の方が光るような感覚がしました。



8月30日(土)
陰暦 七月三十日

 「ハーメルンのバイオリン弾き」の第三十五巻から先が見つからない。全巻そろえたのは売っているけれど、三冊のために全巻まとめて買うのはいやだし。手に入らないとなると無性に読みたくなってきました。

 風邪は治ったようですが、一週間ずっと咳をしていたのでちょっと喘息気味で、気を緩めるとすぐに咳き込んでしまいます。抗鬱薬と睡眠導入剤も飲んでいるので薬がこれで四種類になってしまい、肝臓も弱っているのか、すぐ息切れします。まさしく半病人。失ってわかる健康の有難味です。


「しゅごキャラ!」
 三条社長が夏風邪にやられたため、急遽あむちゃんが歌唄ちゃんのマネージャーのピンチヒッターに呼ばれました。マネージャーと言うよりは荷物持ちですね、歌唄ちゃんについていくだけだから(^^;

 業界最大手のイースター社を抜けた歌唄ちゃんは、案の定業界から干されていました。やっとの事でもらった仕事も土壇場で断られて投げやり気味な歌唄ちゃん。そこであむちゃんが生来の楽天主義を発揮してテレビ局とラジオ局に飛び込みをして回ることになりました。

 しかしどこもイースター社を怖がって彼女を使ってくれません、疲れ果てた二人は公園で座り込みます。昼下がりの公園には人生に疲れたサラリーマン達がベンチでへたってそこから×タマが発生しました。

 あむちゃんはスペードに変身、歌唄ちゃんは天使に変身して×タマを浄化。あれ!?歌唄ちゃんが浄化をやってしまいました、主人公だけの特殊技能じゃなかったのかしら、いいのかな。

 公園の騒ぎを聞きつけて集まった人の前で歌う歌唄ちゃん。電波には乗らないけれど、自分の歌う場所を自分で作ったのでした。新たなる出発です。


「テレパシー少女・蘭」
 アクションシーンはなかったけれど、翠ちゃんの心境の変化がうまく表現できていたと思います。それに蘭ちゃんが可愛かったです。二人が人混みの中で手を握り合うシーンはなかなか幻想的で良く表現できていたと思います。



8月31日 (日)
陰暦 八月朔日 【八朔】【二百十日】

 咳は若干残るものの、治ったようです。冬の風邪はそう変わらないのに、夏の風邪は年々悪質さを増しているように思うのは私の気のせいでしょうか。家にいた頃は夏風邪なんて引かなかったし、皆勤賞だったのに独り暮らしをするようになってから風邪をよくひくようになりました。ストレスとか栄養の偏りとかがどうしてもあるのだと思います。

 今回は病人の気持ちが少しわかった気がします。集中して考え事をしただけで息が切れて汗びっしょりになるなんて始めたの経験でした。こりゃ不自由です。世界から取り残された気持ちがしてひどく焦燥感がありました。入院生活が長い人なんかはつらいのだろうなと思いました。

 「ハーメルンのバイオリン弾き」ですが、近所のセブンイレブンに最終決戦をまとめた本が売っていました。まさしく灯台もと暗し。コンビニ限定とあります。道理で本屋を探してもなかったはずです。

 ベースの死とリュートの昇天が抜けているだけで、あとは35〜37巻の内容がほぼ網羅されているようです(渡辺先生の後書きよるとギャグシーンがいくらかカットされているらしい)。

 ハーメルとケストラーの最終決戦はまさに血で血を洗う争い。形勢は二転三転、ここまで激しい戦いだったとは思いもよらず。長く続いた漫画の最終決戦はしょぼいことがままあるのですが(ロトの紋章とか)これはよくぞ描ききったと思いました。そして最後はやっぱりあの曲で締めて大団円。ハーメルンらしい結末だと思いました。

 エピローグではハーメルとフルートはスタカット村に隠棲していました。子供は九人いました、家族演奏会って「サウンド・オブ・ミュージック」かと。あれは七人ですが。バイオリンを持った二人がグレートとリュートなのでしょうか。色々な性格の子供がいるようなのでシュルクンチクが長く続けば登場もあるかもしれません。戦士にならず学者を目指すとか言うのもありそう。

 あと女の子のうち誰かはフルートの跡を嗣がないといけないはずですがどうなるのでしょうか?などと様々なことが気になりました。渡辺先生にはじっくりと勇者の子供達の行く末を描いてほしいと思います。



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