錦林多摩記
2005年6月


六月二日(木) 
旧暦 卯月廿六日 大安 【斗】 横浜開港記念日


今日はなんだか無性に米の飯が食いたくなったので、かつをの刺身を一腹買ってきて、それをおかずに二合食べてしまいました。ご飯を腹の中につめこむだけでなんだか幸せな気分。日本人だなあ、と思いました。今までの最高記録は二合半です。これもかつをのタタキでやりました。私の田舎の茨城県北部はかつをの水揚げ地で、よくかつをを食べます。シーズンになると一腹500円で売っていることもあります。茨城の戻りかつをで作ったタタキは絶品です。


冊封体制3

 冊封ですが、商(殷)と周の関係に既にその萌芽が見えます。商と周はほぼ力は同じくらいで、周はほとんど独立していましたが、商王の宗教的権威が絶大であったため、名目的に商の西部担当という位置(西伯)に立っていました。これは、商を倒して中原を統一し他州が、商を倒した理論的根拠を作り出すことに苦労していたことからも推測できます。周が商の家来でも何でもなかったのなら、「商を倒した、ばんざーい」と歴史書に書けばすむことですからね。ところが周はややこしい理屈をこねて、商を倒したことを正当化しています。軍事的には差はなかったものの、周は商の宗教的権威には頭が上がらなくて、商を倒すことにかなり畏れを感じていたからに他なりません。宗教を支配されるというのはなかなか大変なことなのです。

中原を統一した周は、一族や家臣を各地に封じます。といっても、これ以降も周本国はあまりパッとしませんので、周が押さえていたのは首邑の周辺だけで、地方の部族長に名目的に「公を与える」と言って家来にしたり、「どうもうちは仲違いが多くて困っています、ぜひ周王の王子を殿様として送ってください」と頼まれて王族を送ったりして、仲間を増やしていったというのが実態でしょう。

数百年たって春秋の時代になると、晋とか宋とか楚と言った国が強くなってきます。例えば、楚は異民族で、鄭は周の一族ですから鄭の方が位は高いのですが、楚が圧倒的に強かったので、鄭は楚王に臣従をとり、王子を人質に送って、家来のように振る舞いました。これなどは、合衆国とアメリカ諸国の関係に似ているかもしれません。

ここらへん、アテネとかローマが、周辺のポリスをある時は戦って家来にしたり、脅して同盟(実質的には家来)に入れていったり、退役兵を植民させて兄弟ポリスを作っていったのと似ています。

話は飛んで、やがて秦漢の帝国ができます。秦と漢は北方の遊牧民の匈奴に悩まされます。漢の高祖は結局匈奴に負けて、匈奴に貢ぎ物や王女を送ることを余儀なくされました。武帝が現れるまで、漢は実質的に匈奴の家来扱いでした。

秦漢の時代になると、中原とは全く違った文化を持つ部族と、漢民族が接触することも多くなってきます。やはりまとまっている方が強いので、漢民族の方が勝ちます。それに不必要に戦うよりは、配下になる方が何かと都合がよい、ということで雲南とか越南(広東、広西、ヴェトナム)、遼東(渤海湾沿岸)などが秦漢帝国の版図に組み込まれました。

さて、新しく版図に入った辺境をどう支配するのか?中原と同じ郡県制を無理矢理敷いても反乱が起きることは、秦の失敗を見れば明らかです。これは、ロシアの中央アジア支配と同じですね。相手の風習とかを無視して、本国と同じ制度で支配するのです。もちろん王様とか貴族は追い出されます。郡県制が無理であるならば、服属してきた現地の王様とか酋長に「征東将軍」とか言った漢の官位を与えて、名目的に家来にしてしまうのが、金もかからなくていいじゃないか、と言うことになる。これが冊封制度の始まりです。しかし、名目だけではすぐに離れられてしまう。だから、言うことを聞かない場合は、異民族の王を攻め滅ぼすなんてことも起こるわけです。

中原の帝国が、周辺民族の反抗に対して、力で押さえつけられるかどうかは、その当時の軍事力のバランス次第でしょう。前漢の武帝の時のように、中原の帝国が強い時は、ガンガン反抗したやつを倒すこともできますが、語感のように弱い時は、西域のオアシス国家が漢から離れて遊牧民国家の匈奴や鮮卑に服従しても、漢は手も足も出せませんでした。

中原が強い時は、名目的に家来になった方が、貿易の利益もあるし、名前だけでひれ伏すやつも出てくるので、漢民族なんか一人もいないような僻地の酋長が、使節を送って、何とか位だけをもらおうとする、なんてことも起きるわけです。


備考1:刺客
春秋から漢にかけて、「刺客」というタイプの外交使節が存在しました。この刺客、本国から配下の国に送られてきて、命令を伝えます。王が命令を聞かない場合、反対派の貴族と相談して、王を殺して交換するという荒技もやってのけます。ただの暗殺者ではなく、当時としては立派な外交手段の一つでした。近代の軍事顧問団みたいなものです。

備考2:西域オアシス国家と遊牧民
 遊牧民も、穀物を食べますし、金属製品がなければ、狩りも戦争もできません。遊牧民に、穀物や金属製品などを提供するのがオアシス国家です。遊牧民は平時は、羊毛とか乳製品や肉とそれらを交換し、非常時にはオアシスを攻めて略奪します。ただし略奪ばかりしていると、あまり取引をしてくれなくなるし、防備も強くなったり、敵の遊牧民とオアシスがくっついたりするので、そうそう略奪はできません。
 武帝はこの関係に注目しました。オアシス国家を支配すれば、兵站基地を失った遊牧民は自ずから漢に服属するほかなくなるのです。
 この作戦は成功します。タクラマカンを押さえられた匈奴は漢に反抗できなくなり、牙を抜かれてすっかりおとなしくなってしまいます。中夏帝国が西域の支配に躍起になるのは、遊牧民を押さえるためであるのです。



六月三日(金)
旧暦 卯月廿七日 赤口 【牛】

六月四日(土)
旧暦 卯月廿八日 戦勝 【女】 伝教大師忌


昨日は「Zガンダムー星を継ぐもの」を見てきました。

テレビ放送9に対して新しいカット1かな。古い映像と新しい映像の間にあまり違和感はありませんでした。声は全て振り替えのようでした。

総集編です。展開が早いので、見たことがない人にはわかりづらかったかもしれません。総集編としてはよくできていると思います。2000円払っただけの価値はあると思いました。本放送を見た人のイメージを大事にした作りです。Zが好きな人は十分に満足できると思います。ただし、特に新しいところはありません。

声優さんはすごいですね、皆さん声色がほとんど変わっていませんでした。ただしファアは変わっていました。あれは多分ぴちぴちピッチのココの新井里美さんであろうと思います。それと、予告編の感じではフォオ・ムラサメは島津さんではないようです。それとフラウ・ボウの鵜飼さんが完全におばさん声になっていました(^^;まあいいんですが、あのときのフラウはまだ25,6だよな、三人も子供を育てるのはやっぱり大変なのか。

でもあんな良い出来の総集編を見せられたら、DVDを「もう買うしかないじゃないか!(石田章)」かくしてまたしてもアニメ業界に貢いでしまうのであった。


「スプーンおばさん」のDVD−BOXが出ました。

amazon.comスプーンおばさん

私にどうしろというのでしょうか?もう破産するしかありません。

ぴえろは発売ラッシュですね、何が起こったのか、まさか金に困っているのでは?(^^; 今までさんざん出し惜しみをしていたので素直に信じられないです。 つぶれる前に買っておかなければいけませんね。

英語版と英語字幕もついているそうです。英語の習得によいかもしれません。


なんだか無性に新しいCDが欲しくなったので、CDショップに入って風のCDをさがしていたのですが、見つからず、その代わりに紙風船と辛島美登里のベストアルバムを買ってきました。

まず辛島美登里から聴いています。 辛島美登里は「YAWARA」の第三期エンディングテーマの「笑顔を探して」を歌っていました。当然このアルバムにも収録されています。

いいですね、私はこのタイプの哀調を帯びた声に弱いのです。

このエネルギーの行き場を失った、どうしようもない感じがたまりませんね。帯には「OLの神様」とありましたが、むべなるかなと思います。二十代後半から三十代にかけての女性が喜びそうな歌詞です。今風に言えば「喪女の神様」ですね。辛島美登里の歌からは喪女のオーラがほとばしっています。

今日は酔っ払っているのでまだまだ続けます。

私は中原めいこも好きなのですが、中原めいこは編曲者に恵まれませんでした。辛島美登里は中原めいこが大成したような感じですね。と言っても意味が分からないでしょうが。うまくはまった時の中原さんと声が似ています。これは編曲がかなり上手だと思います。そう言えば中原明このアルバムはどこへ行ったんだろうな、京都から引っ越して以来行方不明です。もう入手できないというのに困ったものです。

まあ、わかっているんですが、わたしはしるしが欲しいのです。

私は今までの人生で、いくつも壁を壊してきました、壁を人間が進めば崩れるのです。なのに何故女はその中にこもるのか、男が壊してくれると思っているのでしょうか。そりゃまあ本気で好きならば壊してさらいますよ、でもねまだ本当に好きじゃなきゃこっちからなんにもしないのは当然です。だからといって恨みがましい顔で見られてもたまりません。自分で何とかしなさい。世の中には自分では本当に意思も伝えられない弱い人が沢山います、私はそう言う人に会ってきました、でも女よ、あなたたちは五体満足で口もきけるではないか、いつまで自分の心の中に引き籠もっているのか。もう一歩踏み出すんだ。

ああ、辛島美登里の歌は良いなあ、もう少しだらだらと続けます。


「ガンダムSEED・デスティニー」
おいおい、アスカ、死体を湖に沈めたら、そのうち浮かび上がるよ〜〜
近所迷惑だってば、

基本的に正しいのですが、なんだかデュランダル議長は怪しいな。
池田秀一さんだし。池田さんがやるとどうしても胡散臭いんだよな(笑)
映画ではエマさんのお尻触っていたし、いやその池田さんが触っていたわけではないのですが(^▽^)

デスティニー、ストーリーの組み直しが出来たみたいですね、と言っても既に半年前の話なんでしょうが、またまた楽しみになってきました。さあ、キラよ小生意気なガキをコテンパンにのしてしまえ!

アスランからは相変わらず中間管理職の悲哀がにじみ出ていました。


「ふしぎ星のふたご姫」
おお、アルテッサと喧嘩してるよ。

この表情の豊かさが、ふたご姫の魅力ですよね。

リオーネはかなり本気にプリンセスパーティに参加しているみたいです。



六月五日(日)
旧暦 卯月廿九日 友引 【虚】 【芒種】
【芒種】ぼうしゅ
二十四節季 午の月の正節 太陽が黄経75度の点を通過する時
梅雨入りの前で、田植えの季節。
芒とは稲や麦など”のぎ”のある植物のこと。
蟷螂(かまきり)や蛍が現れて、梅の実が黄ばみ始める頃でもある。
我が家では梅酒を漬ける季節です。今年は梅以外にも苺とかレモンにも挑戦してみたいです。


今日はマンガのペン入れをしました。3年前から何度か挑戦していたのですが、今まできれいにペン入れが出来たことはありませんでした。しかし今回は何とか人様にも見せられるような原稿に仕上げることが出来そうです。お絵かき掲示板で修行したおかげだと思います。

昨日、近所の酒屋さんで紹興酒を見つけました。よく売っているやつではなくて、この酒屋さんが樽で仕入れて、酒屋さんで瓶詰めした代物だそうです。ちょうど料理用が切れていたので、飲むためと合わせて2本買いました。

家に帰って飲んだところ、これが非常にうまい!
こんなうまい紹興酒は初めてです。紹興酒も本当は美味しいのですね。
今日までに2合空けてしまいました。
紹興酒は砂糖を入れて飲むと口当たりがまろやかになります。

スーパーが珍しく本格的な自家製ソーセージを売っていたので、大量に買い込んで、キャベツやタマネギと一緒にスープにしました。これも大成功。スパイスの使い方もだいぶ様になってきたようです。タマネギとカルダモンはよく合います。ナツメグを入れると味が引き締まる気がします。それとパプリカはケチケチせずに、ドバッと入れないと駄目ですね。

せっかく71kg台まで下げたのに、昨日今日と酒とめしをたらふく食べてしまいました。ああ、リバウンドが怖い(^^;明日からまた自制しなければ・・・



六月六日(月) 危険物安全週間(〜11日)
旧暦 卯月晦日 先負 【危】

今日初めてGペンを使えるようになりました!
今まで何でみんなしてこんなに使いにくいペンを有り難がっているのか不思議でならなかった、ところがどっこい!力の入れ具合で線の強弱が自在に出せる、直線も引ける(少し特殊な定規が必要だけど)、無茶苦茶面白いじゃないですか、Gペン、最高です。

これで漫画を描くのがグッと楽しくなったぞ。
やっぱ面白味がないとかく気にはならんですよね。



六月七日(火)
旧暦 皐月朔日 大安 【室】

「ミルモでポン・ちゃあみんぐ」
森下はるかちゃんが登場しました。マンガでは松竹君の策略で転校してくる彼女、アニメでは普通に街に戻ってきたという設定です。学校よりも先に楓ちゃんと出会って、仲良くなってから、翌日に結木君と幼馴染みであることが判明するという、心憎い(罪な?)演出でした。気が合う素敵な子が最強のライバルになってしまい、悩む楓ちゃん、素晴らしい!ちゃあみんぐは最高だ。

しかも結木君は自分の夢をはるかちゃんにも話していました。たった一つの共有の秘密だと思っていたのに裏切られた楓ちゃん。こういうところ、自分もですが男は無頓着なんですよね。”自分だけ”というのに女性はかなりこだわるらしい。それは高価なものでも粗末なものでも言葉でも何でも構はないらしいですが、それを別の女性にも渡していたことがばれるとかなり傷つくようです。

超強力なライバル出現。四人の人間模様に目が離せなくなってまいりました。安純ちゃんと松竹ぼっちゃまは今年は蚊帳の外ですね、完全に。



六月八日(水)
旧暦 皐月二日 赤口 【壁】

六月十二日(日)
旧暦 皐月六日 仏滅 【昴】

ちょこちょこと用事があって、更新を三日さぼってしまいました。すみません。

金曜には親父が上京してきたので、弟と一緒にのみ、土曜は昼過ぎまでは近くの会社の囲碁部と対抗戦。夜は大学時代の友人と飲みました。

対抗戦は一勝三敗でした。一つ一目負けがありまして、大変に悔しかったです。最後に見落としで三目落ちたのですが、それで勝負が決まったとは、今回は見落としが多かったですね。公式戦ですので相手も甘くは打ってくれませんでした。しかも今回は対局時計を使っての持ち時間制。早朝の早碁なんかに出てくる、二つ文字盤がついていて、石を打ったらスイッチを押して、すると自分の針が止まって相手の針が動く時計です。考えている間はずっと針が動いているので緊迫感をそそられます。

一試合目と二試合目に、考えに考えたので、腹ぺこになった上に胃が痛くなってしまいました。昼食を挟んで三戦目と四戦目では、脳味噌がスタミナ切れして、読みが出来ませんで、腰砕けになりました。でも、ブービー賞はもらえました。

夜は神保町の「カブール」というアフガニスタン料理屋で食事。焼きたてのナンと各種カレーにカバブが美味しかったです。乳酒という牛乳で作ったどぶろくがありましてこれがまろやかで少しぴちぴちと炭酸がきいて美味しかったです。


「ガンダムSEEDデスティニー」
おおおお、ダークフォースに取り込まれたシン・アスカがキラを倒しちゃったよ。
と言ってもキラ爆死シーンは出てこなかったから、毎度のことながらどっかで生きているんでしょうけれども。アークエンジェルも大爆発していましたね、どうなるんでしょう?物語終盤までの真打ちはおやすみかな。キラたんのアホみたいな強さは痛快で楽しみだったので残念です。でもやっと話が面白くなってきました。

フォースの暗黒面に取り込まれたシン・アスカの運命やいかに。ガンダムの主役では初めてのタイプかもしれませんね。悟ったようなヒーローが多かったですから。カミーユはぶっ飛びすぎて別の世界へ行ってしまいましたが。復讐の鬼、力の虜というのは初めてのタイプかもしれません。

レイ・サ・バレルがシン・アスカをそそのかしていました。この人(正確に言うとクローン達)、前作ではシャアもどきの姿をして戦いを煽り、更に昔は永遠の生命を得るためにご禁制のクローン研究を進め、人体実験を繰り返していました。ムウさんとフレイの父親ですが、そもそもこの二人の父親が同一人物かどうかも怪しいものです。フレイの親父の方はクローンかもしれません。この人、他人をそそのかして悪に引き込む悪魔の役割を果たしています。

そういえばアナキン坊やがどうやって元祖暗黒フォースの使い手ダースベーダーになったか、7月の「スターウォーズIII・シスの逆襲」公開が楽しみです。ジェダイの騎士が統べる世界へ反逆を加え続ける一派の正体がついに明かされるとのこと。エピソード1と2は娯楽映画として面白かったですが、ストーリーはちょっと浅かったです。これが3になって埋め合わせできるか。ジョージ・ルーカス監督としては多分これが最後になるのでしょうから必見ですね。

"Come with me my son, let's rule the universe together"
(来い我が息子よ、二人で銀河を支配するのだ)
"Darkside of Forth is marverous!"
(フォースの暗黒面は素晴らしいぞ!)
"Please Father!"
(父さん、止めてくれ!)
ダースベーダーはかっこいいなあ。


「ふしぎ星のふたご姫」
次々と行儀作法の先生を病院送り。お約束過ぎるけどそこが面白い。
いやいや踊りが久々に見られました。

オメンドーの声はシンドブックの田の中勇さんでした。



六月十三日(月)
旧暦 皐月七日 大安 【畢】

冊封体制4

普段よく言われるところの貿易と一体になった「冊封体制」とは、明の冊封体制をモデルにしています。漢や唐は周辺諸国に官位を与え、時には高句麗を攻めるなど、中夏帝国を頂点とした安全保障体制の維持に腐心しましたが、貿易を統制しようとはしませんでした。もちろん長安まではるばるやってきた使節に褒美は取らせましたが、貿易とは無関係です。

宋は、冊封どころか、自分の身を守るために北方の異民族に大量の歳幣(賠償金)を支払っていました。ただし、北方の異民族は、華美になった宮廷生活の維持や、華北の人間を食べさせるための食糧輸入で、最終的な収支は宋の黒字だったそうです。

元こそが初めて世界秩序を作った帝国といえます。元の皇帝も、世界を意識して政治をしていました。モンゴルの戦いは残酷でしたけれども、一旦支配下に納めた土地では、犯罪起こすのを決して許さなかったので、モンゴル帝国では治安が厳格に維持されました。帝国中に通信網(狼煙と駅馬)が整備され、外部からの侵入や反乱をモンゴル軍の拠点に伝えていました。このように秩序が守られていたので、東西の貿易が発展したのです。

さて、問題は明ですね。明の成租永楽帝は、唐に匹敵する領土を持ち、チベット、西域、大越、朝鮮、日本(足利幕府)と冊封の関係を結んだとされています。更にインド洋の諸国へ艦隊を派遣して、冊封関係を結びました。明の成租までは、支那の冊封体制は、実力がともなったものであったとしてよいでしょう。強い軍隊を保つ中夏帝国が周辺諸国を征服する、戦いに負けた国は家来になる、遠くの国は中夏の皇帝の実力を畏れて、家来になる。中夏帝国と良好な関係を持てれば、貿易でお互い潤う。貿易は、使節からの貢ぎ物とご褒美という形を取ることもあるし、普通に商人が行う貿易もある。

元のころから、漢民族のインドシナやインドネシア方面への移民が増えます。移民は植民した地域と本土との間で活発に交易をしました。もともと食糧に乏しい華南は、外国との貿易によって、利益を上げて、食べていました。華南だけでなく、支那全体で、外国との貿易をしなければ、日用品の材料も手に入らない、そのような東アジア(インド洋を加えてもいいかもしれません)全体での物流というのが、元によって作られたんですね。支那も周辺諸国も、支配者の主従関係だけでなく、もっと生活に密着したところで、人々が東アジア全体を意識せざるを得ないようになってくるのです。

そういったことを背景にして、元の皇帝や明の皇帝が、世界の主宰者である、中夏帝国がこの世の中を維持しているんだという意識が、支那の読書階級に生まれてくる。元や明の成租にはそう言った誇大妄想を抱くだけの実力がありました。

様子が変わってくるのが、成租以降です。支那には軍事と商賈を卑しむ風習があります。成租治世の末期は遠征や華美な宮廷生活によって、明は財政難に陥りました。ここに初めて、支那は鎖国とを行います。外征を辞め、貿易を辞めて、内政に専念することによって、内政の充実を図ろうとしたのです。今までに軍事的に弱って、対外膨張をやめたことは何度もありますが、国策として、人間が外国へ行くことを禁止したのは明が初めてです。しかし、先に述べたように、既に支那は自分たちの中だけでやっていける段階をとうに過ぎていました。貿易をやらないと、かえって経済的におかしくなってしまうのです。実際おかしくなりました。明の経済政策は迷走を続けます。密貿易が蔓延します。ただの密貿易ではなくて、海賊なんですね。官軍に捕まれば殺されますから密貿易をする側も武装するからです。

そこで狗肉の策として明は管理貿易をしようとします。これがよく言われるところの朝貢貿易です。ですが、当然との様商法ですからうまく行くはずがありません。更に明の官僚は性理学(朱子学)に縛られていますし、国家が商売などしてはいけないという建前がありますから、中夏が蛮族に恩恵を与えるのだという形を取ります。商売になってはいけないから、蛮族が持ってきた商品の何倍ものお返しを与えるわけです。結局明の管理貿易は商業的には完全な失敗です。

しかしこれは実は、宋の時と同じで、弱体化した明が、強力な蛮族(日本やタタール)に対して、歳幣を贈っているのと同じことなんですね。沢山ものをあげるから攻めてこないでくれと言っているのです。確かに、勘合貿易が円滑に行われていた間は、足利幕府も倭寇を取り締まってくれて、倭寇の被害も減りましたから、明の朝貢貿易というのは、安全保障的には成功だったといえます。



六月十四日(火)
旧暦 皐月八日 赤口 【觜】 大阪住吉大社御田植え神事

六月十五日(水)
旧暦 皐月九日 先勝 【参】【上弦】弘法大師誕生会

スーパーで南高梅を見つけたので、梅酒を漬けることにしました。でもただ漬けるんじゃ面白くない、既にもう4回目です。そこで今回はワインで漬けることにしました。ワインで漬けた梅酒は甘くてとても美味しいそうです。でも、雑菌が繁殖しやすいとか。ともかく挑戦。

南高梅1kgと氷砂糖1kgそれにパック入りの保存料無添加ワインの買ってきました。ワインはホワイトリカーより安かったです。変な味が付くのがいやなので無添加のワインにしました。漬け物をする時は薬が少ない方がいいでしょう。分解すると変なことになるかもしれませんからね。

残っていた梅酒を別の瓶に移し、前回の梅も少し残して、買ってきた梅を入れます。甘いワインなので、氷砂糖は半分の500gにしました。去年は1kg入れたので、甘くなりすぎてなかなか減りませんでした。ワインを2.4Lくらい注ぐともういっぱい。

ワインなら一月くらいで飲めるようになるそうです。楽しみですね。


「ミルモでポン・ちゃあみんぐ」
生きたタコを注げってなんじゃそりゃあ。
天国から生き返るだけあって難易度が高いです。

水田さん、ドラえもんで忙しい中ご苦労様でした。

パンタ「一生のお願いです!」
ミルモ「パンタの命がかかっているんだ!」
いやいや、パンタ君、きみもう死んでるから・・・



六月十六日(木)
旧暦 皐月十日 友引 【井】

第六十期本因坊戦第三戦が六月七日から八日にかけて行われました。

本因坊は、ココに三年国内では負けなしの第一人者、張栩本因坊名人王座NHK杯。すごいぞ四冠。こんなに重ねたのは、趙治勲の第三冠(本因坊・名人・棋聖)以来です。

対する挑戦者は「若手四天王」と呼ばれながら、なかなかタイトルが取れなかった高尾紳路八段。

第一戦と第二戦はまさか(失礼!)の挑戦者連勝。このまま高尾八段が王手をかけるか、本因坊が一矢報いるか。天王山です。黒番張本因坊、白番挑戦者高尾。
総譜(毎日新聞HP)

序盤は黒が字を先行して取って、白がじっと力を溜める展開。

本因坊によると、35が深入りしすぎたらしく、そこから右辺の黒は白に低位に押さえられ、右上の黒が孤立します。

黒109が緩手だったらしく、白110と上辺の打ち込みに回り、コウ争いの結果、黒は地を削られ、白は右上の黒を殺しました。この別れは白良し。

しかし白は白200で、私にも分かる読み違いをしてしまい、大損害を出します。プロでもこういうことがあるのですね、ちょっと安心しました。高尾八段、手拍子(イージーミス)は師匠の藤沢秀行名誉棋聖譲りでしょうか?

この時点で黒60対白56くらい。僅差になりました。結局白が中央をなんとかまとめ、最後は黒が投了しました。

中央の白身落とし以外は淡々と進んだ碁ですが、含蓄がありそうな感じです。私には分からなかったですが、いろいろと水面下で読み合いがあったような雰囲気を漂わせる碁でした。何回か並べてみたいと思った碁でした。この二人の対局は、第一戦も第二戦も総譜を見た感じでは品のある面白そうな碁でした。去年の張ー依田の名人本因坊十四番勝負は難しすぎてよく分からなかったのですが、今年の本因坊は並べてみたいなという気になります。

プロの碁を並べるのは勉強になるそうです。囲碁将棋(チェスも)は譜さえあれば、どこでも、プロの手合いを味わうことができるのがいいところです。



六月十七日(金)
旧暦 皐月十一日 先負 【鬼】

六月十九日(日) 父の日
旧暦 皐月十三日 大安 【星】

「ふしぎ星のふたご姫」
ファインがお猿さんに変身してしまいました。お猿さんファインかわいい!
お転婆なちっちゃな女の子って小猿みたいですよね。私も妹のことをサルサルと良くからかっていました。申年でですし。

ストーリーの方は、山に棲む原住民と、里で農業を営む文明人の対立を描いていて、深い意味のある話でした。武器を繰り出して戦うところなんかも大変深刻な意味が込められていました。深刻なテーマを、そうとは見せずに、楽しく子供に理解させる、これこそが作家の腕の冴えです。

最後はファインがエクリプスにさらわれた、と言うか勝手についていったというか。さてさてどうなるんでしょう。来週はブライトも現れてダブルデートみたいです。楽しみですね。


「ガンダムSEED・デスティニー」
案の定アークエンジェルとキラは無事でした。良かった良かった。シン・アスカは人間の小ささを遺憾なく発揮していますが、それよりも私は金髪のあんちゃんの方が気になります。一見理が通っているのだけれど・・・

アスランとシンに新しいガンダムがプレゼントされました。アスランは持ち逃げする気満々です。ていうか、アスランの軌跡を追ってみると、ザフト→アークエンジェル・・・オーブ→ザフト→アークエンジェル?とこれで裏切り三回目。普通だったら誰からも信用されなくなるような気がする(^^;


「雪の女王」
絵がとてもきれいです。話も面白いです。
ああいう本格的な童話もいいものですね。
名劇がなくなって以来、空いていたポジションをNHKがやっと埋めてくれたようです。これからも期待しています。



六月二十日(月)
旧暦 皐月十四日 赤口 【張】

昨日立川の本屋へ行ったら欲しい本がいっぱいあったので、思わず買い占めてしまいました。本は見つけた時に買っておかないとすぐなくなりますからね。でもおかげで直角は延期です。でも満足です。

買ったのは、
「世界の服飾1−民族衣装」
「世界の服飾2−続・民族衣装」
19世紀の世界中の民族衣装が色つきで描かれています。これが欲しかったんです。これさえあれば歴史物の衣装は思うがままだ!

「江戸の模様」
手拭いとか着物の模様がのっています。

「中国の切り絵」
支那でお土産屋さんとかに売ってある精緻な切り絵の画集です。
美しさにほれぼれします。

「日本の文様1〜4」「絣」
日本古来からの様々な文様を集めた本です。
シンプルで奥深い美しさに引き込まれます。

昔の人のデザインは本当に素晴らしい。自然をよく観察していたからです。
昔の人のデザインは、シンプルであるけれど、豊穣さに充ちています。
現代人が描く絵は、どんどん細かで、技巧的になっていきますが、真に人の心を打ちません。自然を、人間を観察していないからです。今世にはびこっているエロゲーの絵とか安っぽいマンガの絵など、いずれ誰も見向きもしなくなる日が必ず来るでしょう。誰も賛成しないだろうけれど、アニメの絵は岸義之先生が最高、マンガの最高峰は藤子・F・不二雄先生の「エスパー魔美」です。私はこの二人のあとを受け継いで、今のつまらない日本のアニメとマンガの絵に鉄槌をくださん!
ふう、なんだか分けもなくハイになっちゃったなまあ自分のホームページなんだし多少は暴走してもいいだろう。。

とまあ資料や小道具を仕入れてきましたので、もうワンランク上を目指してこれからも精進していこうと思います。よろしくお願いします。


「義経」
小沢征悦の木曽義仲はなかなかいい。
あれほどまでに義仲の内面を深く描いたのは今回の大河ドラマが初めてではないかと思います。義仲というと、木曽の山奥からはい出てきた乱暴者で、ひとしきり暴れたあげくに、後白河法皇に騙されて、義経に負けて犬死にする、と相場が決まっていました。ところが「義経」では、天真爛漫な義仲が、京都に出てきて、平家を倒して念願の京都の主になったはずなのに、一枚も二枚も上手な公家達に追いつめられて、光を失って狂気にのめり込んでいくさまが上手に描かれていました。今年の大河ドラマは脇役が本当に素晴らしいですね。



六月二十一日(火)
旧暦 皐月十五日 先勝 【翼】 【夏至】

【夏至】げし
二十四節季 午の月の中気 太陽が黄経90度の点を通過する時
ご存じ、北半球では一年で一番日が長くなる日。太陽が天球上で最も北よりのコースを通る。これを北回帰線と呼ぶ。南半球では逆に一番日が短くなる。
梅雨のまっただ中で、農家は田植えが一番忙しい季節。ただし沖縄はそろそろ梅雨が明ける。



六月二十二日(水)
旧暦 皐月十六日 友引 【軫】 【望】

なんだかやたらと官能が敏感になってきました。これは鬱に入る前駆症状です。

それはともかく、今日は特に話すことがないですね〜
脳味噌が絵画モードにあるみたいです。



六月二十三日(木)沖縄慰霊の日
旧暦 皐月十七日 先負 【角】

今日は急に鬱になって仕事ができなくなったので午後半休を取って寝ていました。



六月二十四日(金)
旧暦 皐月十八日 仏滅 【亢】

六月二十五日(土)
旧暦 皐月十九日 大安 【ともぼし】

やりました!TSUTAYAが「ロックマンエグゼ」シリーズを入れてくれました。これで見逃していた無印とアクセスをコンプリートすることができます。

まず無印の第一回、オープニングは二昔前のアニメみたいでした。そう言えば絵柄もなんだか手書きが混ざっています。ストリームの整ったイメージとはだいぶ違いますね。ふむふむ、ロックマンは勝手にクラッキングしてきたのか、なんだか謎がありそう。最初は熱斗君とめいるちゃんとデカオがメインなんですね。デカオがめいるちゃんにアタックしていたとは知りませんでした。めいるちゃんはまだ熱斗君にそれほど恋心を抱いてはいないようです。どのように熱斗君一筋になっていくのか気になりますね。一回目の敵はファイアマンで二回目の敵はエレキマン、エレキ伯爵はなんだか思いきりバカみたいでした(笑)続きが気になります。

アクセスの第一回、おっ、第一回目からクロスフュージョンするんですね。めいるちゃんはもう熱斗君にぞっこんで、戦う姿にうっとり。そう言えば、めいるちゃんも最初のうちはかなりネットバトルに参加して熱斗君をサポートしています。熱斗君も敵も強くなって、熱斗君が遠くなっていって寂しくなるのが何故かがこれでやっと分かりました。

「ロックマンエグゼ・ストリーム」
女の戦い!
ロールちゃんとメディはロックマンを巡って完全に熱戦状態。
ジャスミンはあんま自覚ないけど、ジャスミンの世話を焼く熱斗君に気が気ではないめいるちゃん。く〜〜萌えるなあ、素晴らしいシチュエーションだ。男の子を振り向かせようと、(男にとっては)意味不明な努力をする女の子、最高ですね!この表現が明後日の方向へ向かうのが、何とも、絶対男はそんなので振り向きはせんのですが(^^;直接言ったら負けだと思っているんでしょうねえ

アニタちゃんは遠距離でやっぱ寂しいみたいです。
これ炎山、ちゃんとかまってやらないと逃げられちゃうぞ!

最後のむくれためいるちゃんが最高にかわいかったです。めいるちゃんを応援しちゃいます。


「ガンダムSEED・デスティニー」
池田議長がそろそろ本性を現し始めました。自分の計画通り部下を動かそうとする、指導者としては正しい姿なのでしょうが、動かない奴を粛正しようとするところなんざ・・・痺れますな、いいんじゃないでしょうか、悪役らしくて。

レイ・ザ・バレルは内偵だったのか。う〜ん嫌な奴ですね。

ミーアは意外と弱い一面が仄見えました。あのこも苦労したんでしょう。ミーア・キャンベルは二流の歌手、でもラクス・クラインとしてなら一流になれる。彼女もかわいそうです。最後の瞬間で飛び立つことができませんでした。

代わりにアスランは、メイリン・ホークをかどわかして?拉致。これは全く予想ができませんでした。しかも意外と積極的で手際よく、アスランのために、もろ肌脱いで一芝居、基地のセキュリティーシステムに侵入して警報出したり、車まで用意!アスランすげえや、やっとキラ並みに女の子を誘惑して自分のために働かせた!寝取られ属性のアスランにもやっと春が来た。カガリなんて止めてメイリンちゃんに乗り換えろ。アスラン先生もこれでキラに対するコンプレックスから解放されるでしょう。

かわいそうなのは、ルナマリアちゃんでしょうか?なんで私じゃないの?と言う声がきこえてきそう。

人間ドラマとしても目が離せなくなってきたデスティニー、やっと面白くなってきました。



六月二十六日(日)
旧暦 皐月廿日 赤口 【房】



六月二十七日(月)
旧暦 皐月廿一日 先勝 【心】

暑い日が続きますね。

現在、マンガの道具をそろえて、「出雲国譲りの真相」という友人の小説の漫画化を進行中です。キャラクターを考えるのは、大変ですが、なかなか楽しいです。アニメの設定集の真似をして、いろいろな表情、衣装を考案したり、身長対照表を作ったりもしています。

設定だけじゃなくて原稿の方も少しづつ進めています。

来週には、スキャナをつなげて、原作者にキャラクター案をお見せしようと考えています。喜んでくれるといいです。



六月二十八日(火)
旧暦 皐月廿二日 友引 【尾】

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