錦林多摩記
2006年3月


3月1日(水)
二月二日 先負 軫

早いもので今年ももう3月だ。仕事をしている間は「早く時間が過ぎないかな」と思っているが、よく考えてみれば「早く時間が過ぎる」と言うことは「早く死が近づく」ことに他ならない。人間勝手なものだ。

「姫ちゃんのリボン」「大地が大好き」まで見ました。主役の明るさに隠されているけれど、姫ちゃんのリボンは、結構湿っぽいところのある少女マンガだと思います。姫ちゃんが死にかけたり、二人は最後まではっきりと気持ちを打ち明けられなかったり。でもそんな奥ゆかしさ、優しさが好きです。



3月2日(木) 春の全国火災予防運動
二月三日 仏滅 角

ここのところ私にとって大手マスコミの信頼を失わせることが相次ぎ、愛想が尽きましたので、大手マスコミに頼らずに済む情報収集態勢を構築することにしました。ということで「神社新報」「ジェトロセンサー」「The Economist」を購読することにしました。

「産経新聞」も保守系の新聞として信用できないことは皇室典範改悪における蝙蝠ぶりでよく分かったので、硬派の保守系新聞として「神社新報」を読むことにします。日本の新聞の外信は、支那と韓国への不必要な遠慮と、反米という色眼鏡がかかっているので、「The Economist」という英国の定番情報誌を買うこととしました。これで日本ほどは偏向していない海外情報が得られます。「ジェトロセンサー」は海外の経済情報と日本の外交方針を知るために購読することにしました。さらば!日本のテレビと新聞。



3月4日(土)
二月五日 赤口

「ふしぎ星のふたご姫」

なんとブーモがああもあっさりと脱落するとは、肩の力の抜けたアニメですね(笑) ブライトが可哀想になってきました。スタッフのイケメンに対する怨念が感じられます。パールちゃんはこれで登場3回目。人気があると見た!


大幅なサイト更新を計画中です。アニメ絵はなくして、イラストはオリジナルだけにし、歴史や現代評論のページを大幅に充実させようかと思っています。もっとのんびりと生きるつもりだったのですが、政府があまりに伝統をいい加減に扱い、国を危殆に瀕しようとさせているので座視していられなくなりました。別にインフレターゲットとか郵政民営化とかをいっているのではありません。構造改革はガンガン実行して欲しいと思います。もっと思想的な面です。

ただ単に躁状態になって誇大妄想にかられているだけという可能性も大いにありますが(苦笑)



3月5日(日)
二月六日 先勝 房

昨日は何も考えないで日がな一日ぼーっと過ごしました。
そういう日を作らないと、脳味噌の血管が切れるからね。
で今日は、漫画の下書きを完成させました。昨日休んだお陰で進むこと進むこと。
明日から第二話のペン入れに入ります。

明日は二十四節季、啓蟄です。
天気が良かったので日光浴のためにお不動さんまで歩きました。
今年は厳冬と呼ぶに相応しい冬でしたが、春はもうすぐそこまで来ています。
でも春一番がまだ来てないよな?やっぱりちょっと季節が変かもしれません。



3月6日(月)
二月七日 友引 心 【啓蟄】
昨日あんなことを言っていたら春一番が吹きました。

病み上がりで先週は料理をさぼっていましたが、今日は久しぶりにまともな料理をしました。できあいはどうしても揚げ物が多くなってしまいます。そして炭水化物、タンパク質中心になりがちです。かといって漬け物ばかり食べていては高血圧になるし。野菜は煮物で取るのが一番ですね。出汁を取って煮物で野菜をたっぷりと食べると心が落ち着きます。

一時期の騒動を脱して日本の政界も落ち着きを取り戻しました。良いことです。皇室に触れるのに、小手先の手法で片づけようとしたからバチが当たったのでしょう。小泉総理には、余計な色気は出さずに、この調子で淡々と任期を全うしていただきたい。

どうした風の吹き回しかNHKが夜のニュースで支那の農村の苦境を報道していました。そろそろ引き上げ潮ですよというメッセージかもしれません。



3月8日(水)
二月九日 仏滅 箕

会社の命で大学の公開講義を受けに神田まで行ってます。
通勤電車はつらいです。あんなのを毎日我慢しなければいけないなんて地獄です。
これからの人生、絶対に会社まで歩いていけるところにしか住むまいぞと心に誓いました。



3月9日(木)
二月十日 大安 斗 【鹿島神宮祭頭祭】

「エウレカセブン」のDVD第8巻が届きました。いや〜全く中ダレしていませんね、素晴らしい。チャールズとレイが華々しく散りました。すごいですね、普通だったら死ぬまで10話くらい引っ張れるキャラクターなのに、惜しげもなく散らせることで返って印象に残りました。それと新エンディングも気に入りました。ああいう絵をいつか描けるようになりたいものです。勿論音楽もグーです。

エウレカはやはり星の先住民でした。「ZOID」と同じ展開になりつつあります。神様(宇宙人)が人類をテストするために一人の人間を送り込むというネタはどっかでみたことがあるとはずなのですが、思い出せません。なんだったかな・・・,藤子先生のSF短編だったかな?



3月11日(土)
二月十二日 先勝 女

近所のインド料理屋ですが、持ち直したようです。今日もお客さんが入っていました。友達といったのですが、いつの間にか馴染みの客になっていて、お店の人が挨拶に来てくれました。このような経験ははじめてです。はじめて作った馴染みのお店がインド料理屋とは、我ながら変な奴だ。

ホームページ作成ソフトに挑戦していますが、難しい。道は遠そうです。その前に魔法少女リンクをなんとかせんとなあ・・・

「ふしぎ星のふたご姫」

特に魔法とかは使わずに、自力とみんなの手助けでブライトが改心したのは良かったです。子供向けアニメですので人間への信頼を失っては駄目です。ファインがぐんぐんみんなを引っ張るようになりました。レインはいつの間にかちゃっかりさんになってますね(笑)

さあ、最後はどのように締めてくれるのでしょうか!楽しみです。



3月12日(日)
二月十三日 友引 【東大寺二月堂お水取り】【左義長】

親に手伝ってもらって、アパートを探しました。取り敢えずこの辺の相場や必要な書類を調べてコツをつかむのが今日の目的。でも、住んでもいいと思える部屋も見つかりました。他にもいろいろと調べてみようと思います。

昨日今日と訪問者が多いですね。ぱうぱううりうりと夢ジェネに絵を描いたからかな。でもギャラリーが昔のままだな・・・なんとかしないといけません。ぷしゅ〜〜〜



3月13日(月)
二月十四日 先負 危 【春日大社祭】

漫画で数をこなしたせいか、アニメ絵の方もだいぶ調子がよいようです。
今日はマカロニパフェでタルホ姐さんを描いてきました。
しかしなんで髪を切っちゃうかな〜〜?
ヒロインを食いそうになったからわざときれいじゃなくしたのだろうか。
エウレカセブンはほぼ完璧なんですが、これだけは失敗だったと思う。



3月15日(水)
二月十六日 大安 壁 【望】

「ジェトロセンサー」の3月号と4月号が届きました。3月号は間に合わないかなと思っていましたが、ちゃんと届けてくれました。中欧がテーマだったからほしかったのです。今月のテーマはBRICsでした。「ジェトロセンサー」は発展途上国の開発を推進させるのが目的なので、イケイケドンドンの記事が多いのは割り引かなければなりませんが、陽性の情報が多いので読んでいて元気が出てきます。

友人の子供に見せてあげるために「ふしぎ星のふたご姫」をビデオにダビングしています。ビデオなのでずっと再生。改めて第一話から見直している状態です。改めて見てみるとまたいろいろと発見があります。前半は両親の登場シーンが多かったのですね。優しい両親です。子供にとっては理想の両親でしょう。

最初の方は崩れた絵が多かったけれど、これの方が味があったようにも思えます。あとリオーネの頭身がどんどん伸びているような気がするぞ(^^;成長したのかな?

それと前から思っていましたが、動物が先住民で労働者で、人間が支配者なんですよねこの世界。更に玩具の国はゲットーの寓意です。混血もいます。おためごかしにならないよう細心の注意を払って作ってあります。

んーと仕事で疲れたのかどうも文章がまとまりません。オチがないですが今日はここらで失礼します。



3月18日(金)
二月十八日 戦勝 婁

「日米交渉と真珠湾開戦の正当化は可能か」【歴史】

歴史系の掲示板で、対米開戦について日本の言い分とアメリカの言い分を議論しています。米国政治に大変詳しいHさんが相手で、日本にずっと住んでいる人間には分からないアメリカ政治の事情を教えてもらえるので、大変に啓発させられる所のある議論です。Hさん曰く、米国が真珠湾攻撃に怒ったのは、決して最後通牒の手交が遅れたからではないと言います。ハル国務長官は「日本は予備行為なしに攻撃して来たのである、まだ外交関係を断絶するとも言ってなかった」と野村大使に捨て科白を吐いたと言われています。勿論これは欧米人一流の演技なのですが、本音がかいま見えている部分もあります。

いわゆるハルノートは、日本にとって最後通牒に等しい内容でしたが、当時の大日本帝国は満洲・支那沿岸部・仏印を占領していました。充分戦争で利益は確保しています。更に日本の国力からして、これだけ広大な版図を維持できないことは目に見えていました。外交の常識から言えば、占領地をできるだけ確保して、中国国民党との戦争を終結に導くことが日本の利益です。ハルノートは満洲から出て行けと言っていましたが、そんな要求をすべて呑む必要はありません。これはただのジャブであることは外交の常識です。そこから日米交渉が始まるわけです。野村大使に小村寿太郎の半分の能力があれば、あるいは当時の日本政府が冷静であれば、満洲の領有と、華北に傀儡政権を作ることくらいは米国に認めさせることができたと思います。ちゃっかり米国と一緒に仏印を共同経営なんて美味しいおまけが付いてきたかもしれません。外交交渉とはそういうものです。

何故日本がジャブ程度に激昂してしまったかというと、当時の日本は異常な精神状態にあったからでした。当時の日本は、戦勝に浮かれ、支那を見下し、米英への憎しみに駆られていました。明治以来ずっと我慢していたたかが外れてしまったのだと思います。そのようなときに、占領地から一部撤退して米国と合意に達する、なんてことを首相が言ったら最後、良くて内閣崩壊、悪くすれば暗殺されていたでしょう。とにかく平常心を失っていたのです。

また、当時の日本には半年分の石油しか備蓄がありませんでした。外交交渉が長引けば、石油がなくなってお仕舞いでした。当然米国もそれを見透かしています。普通の国であれば、そこで更に強い相手に喧嘩は売りません。どこをどうみても当時の日本の国家戦略は破綻しています。となると日本としては、蘭印(インドネシア)を占領して石油を狙うと言うことになるでしょう。米国もそれは織り込んでいたかもしれません。そこで米国は日本に宣戦布告していたかもしれません。けれどもその場合は日米戦はもっと緩やかなものになったと思います。外交交渉で戦争を終わらせることができたと思います。無条件降伏などという破天荒な終わり方はしなかったはずです。

では何故米国が激昂してしまったのか?それは交渉がまだ始まったばかりの段階で、日本が米国の領土を攻撃したからです。当時の米国は日本研究が足りませんでした。ですからどこを突いたら日本の堪忍袋の緒が切れるかを知りませんでした。当時の日本を冷静な外交ができる国と過大評価していたのです。米国としては日本を大人の国として敬意を持って外交交渉していたのでした(脅しや締め上げも交渉の内です、大人と思っていない場合は、米国はペリーの時のように軍艦を日本に寄せるはずです)。それをいきなりハワイ攻撃で答えたわけです。これでは以後米国は日本と交渉ができません。話し合いをしている途中でいきなり殴りかかってくる人とは話し合いができないからです。しかも日本は明治以来なかなか立派な外交を繰り広げてきた国で定評もありました。それが突然殴りかかってくるとは、米国は恐ろしくてならなかったでしょう。

話が通じない相手を欧米人は一番嫌います。そういう相手と交渉するためには、圧倒的有利な立場に立たなければならないと考えます。外交交渉中に、本土攻撃で答えた日本に対しては、再起不能にするまで叩きのめすことでしか交渉ができないと初な米国が思いこんだのも仕方がないでしょう。


明日から田舎にお彼岸の墓参りへ行きます。
20(月)まで更新ができません。
皆様、良い休日を。



3月21日(火)
二月廿二日 大安 觜 【春分】

倉敷の田舎へ帰ってきました。途中、神戸に立ち寄って大学の友達と中華街で杯を酌み交わしました。倉敷では一日のんびり。午後になってから、両親と岡山で就職している妹も合流。妹は仕事が忙しく、正月に茨城へ帰ってこなかったので顔を見るのは半年ぶりでした。元気そうで何より。

倉敷の宮脇書店で、「歴代天皇・年号事典」(米田雄介編 吉川弘文館)と「鎌倉・室町人名事典」(新人物往来社)を購入。今の私にとっては、解説よりもこういった基礎的な資料の方が必要です。天皇の諱・父母・院政をしていた期間・年号の由来、また歴史上の人物の任官した官職・実父母など、こういう資料はありそうで見つかりません。人名辞典の方は公家や御家人が豊富に記載されていて大変有用です。私は混迷の現代世界を読み解く鉤は中世にあると考えています。今月になって本に金を使いすぎなのですが、書物には金を惜しまないことにしています。見つけた時に買っておかないとなくなります。

帰りは姫路で勇者ロトさんに会いました。姫路の奥にある播磨一宮の伊和神社へ連れて行ってもらいました。鎮守の杜には立派な杉と檜の大木が並び、伊和神社と言うだけあって、大岩を組み合わせて作った石室らしき遺物もありました。古さは、阿蘇や吉備津や鹿島と並ぶ神社であるそうですが、あまり観光地化はされていませんでした。それが返って良かったです。

道中、車内で民俗学や明治維新の時の文化の大変化やトンでも談義に花を咲かせました。ロトさんとお会いするのは今回が3回目だったかと思います。歴史の話に熱中しすぎて漫画の打ち合わせを忘れてしまいました。携帯に撮った愛娘のまりちゃんも見せてもらいました。最後にお会いしたのはまりちゃんが生まれる一年くらい前だったと思います。昨日は体調を崩されていたそうです。プレゼントの「ふしぎ星のふたご姫」1〜33話をお渡ししました。お大事に。

注文していた「人物叢書・花園天皇」(岩橋小弥太著 吉川弘文館)が届きました。花園院は鎌倉末期から南北朝初期にかけての動乱を生きた皇統随一の好学の士です。院が残された詳細な宸記は時代を知る一級の資料であり、院が甥の量仁親王(光厳院)を教育するために記した「誡太子書」は後の皇統にとって指針ともなった重要な書であります。人物叢書に入っていることを知った時には嬉しくなって即刻注文しました。

そういえば、「神社新報」に由りますと、東宮様(皇太子殿下)が、メキシコ御行啓に先立って、宮中三殿に黄丹袍で御親拝され、昭和天皇陵と香淳皇后陵も御参拝。明治神宮と神武天皇陵にも、東宮職の職員を差し遣いになったとのことです。大変な力の入れようです。宮中祭祀を受け継ごうという強い御意志を感じます。

私はお妃さえ元気になられれば、東宮様は自信を取り戻されるはずだと前から思っていたのですが、その通りであったようです。これで日本は次代も安泰です。東宮様がしっかりされれば政府に付け入れられたり宮内庁が浮き足立ったりすることももうないでしょう。

※黄丹袍(おうたんのほう)・・・皇太子の正式な装束。柿色。



3月24日(金)
二月廿五日 友引 鬼

昨日はネットに接続ができませんでした。時々こういうことが起こります。geogeは頼りないな。

花園院の伝記を読んでいます。

明治の人が書いた書物ですから、皇室敬語を駆使しながらも、自由に王家について語っています。大変に参考になります。また誡太子書の全文が掲載されているのが非常に有り難い。

花園院の生き方は、以降の天皇にとってお手本となっているのだろうと思います。特に誡太子書は十七条の憲法と並んで皇族第二の憲法なのでしょう。第三の憲法は五箇条の御誓文です。第一の憲法は政治の心得、第二の憲法は象徴天皇の心得、第三の憲法は近代化の宣言です。

それと、花園院は太平記の前半部、建武の新政が崩壊するまでの作者かもしれません。文体が似ています。太平記には誡太子書が掲載されています。なにより、太平記は六波羅探題滅亡の下りを記録していますが、これは光厳院と花園院とそのお付きしか知らないことであるはずです。北条氏は全員自刃したからです。太平記の骨格を花園院が作った可能性は充分あると思います。 燻


「エウレカセブン」DVD-Vol9が届きました。 Pacific states,ORANGE何を言わんとしているのかはよく分かりました。しかし、作者の意図を超えて、更にもう一段上の意味を持つ作品となりました。これは「ふしぎ星のふたご姫」も一緒です。つまりエウレカセブンのオレンジは米国の対日作戦オレンジ計画を意味し、レントンとエウレカのランデブーは日米の協調を意味しています、だからパシフィック(太平洋)ステイツ(同盟国)。オレンジによってデューイはスカブの中心(天皇)の意思を探ります。

「ふしぎ星のふたご姫」が敬宮愛子内親王に見せることを意識して作ったことには皆さん薄々勘づいていると思います。おひさまの国の恵みが力を失って、それを慈愛溢れるお姫様が各国と協調して救うのです。

ここまでは作者が込めようとしたメッセージです。しかしそれを更に超えるのが名作です。エウレカセブンにはデューイ、ふたご姫にはブライトという力に魅入られたカリスマが現れて伝統を破壊しようとします。それを徒手空拳の少年少女が食い止めるという筋になっています。図らずも、皇室典範改悪によって皇統を断絶させようとした小泉総理と重なります。しかもデューイもブライトも世界を救おうという悲壮な決意を帯びて世界を破壊している。なんという符合でしょう。しかし、そのような負の力には世界はほほえまないのです。今、私たちは千年後の神話を目にしています。



3月25日(土)
二月廿六日 先負 柳

「ふしぎ星のふたご姫」
大団円でした。子供向けアニメで、あのような感動的な展開な最終回は久しぶりでした。
プリキュアは人気があるみたいだけれど、結局敵は敵のままでやっつけられるのが当然、彼等にはなんの正義もないでは話に奥行きが足りないと思います。もっとふたご姫が広まって欲しいものです。


「ロックマンエグゼ・ビースト」
え!?来週で最終回?
人気がなかったのか。確かに敵がわかりにくかったから少年達は燃えなかったのかもしれないですね。4月以降もロックマンなのでしょうか。それなら、今度は難しい話よりは、第一期みたいなノリで気楽にやってほしいです。


今日は漫画をいっぱい描いて、お絵かきBBSでも絵を描いて。外をお散歩もして、久しぶりにのんびりとした休日を過ごすことができました。明日は日帰りでスキーをしてきます。ちょっと浪費気味ですね。躁のせいかもしれません、財布の紐が緩みます。でも楽しいからいいか。



3月27日(日)
二月廿八日 大安 張

昨日はガーラ湯沢まで日帰りでスキーをしてきました。駅で一式貸し出してくれて、すぐにゴンドラに乗ることが出来る。大したもんです。考えた人は知恵者です。

春休みなので満員かと思っていましたが、そうでもありませんでした。ただし子供が多いのにはまいりました。子供の初心者は怖い。ゲレンデは、コブが多い作りでしたのでこけまくってしまいました。でもお陰で曲がるタイミングとか、コブを飛び越す要領を掴むことができました。

15時くらいに一回ものすごく上手に滑れたけれど、あとはへとへとで駄目でしたね。凸凹が多いコースは足腰が疲れます。駅でお風呂につかり、東京駅で酒を飲んで帰りました。東京から2時間、新幹線料金も入れてこれで2万円(宴会は抜く)。ガーラ湯沢はいいスキー場ですね、来シーズンも行きたいと思いました。



3月29日(水)
三月朔日 先負 軫

「アストロラーベ」【歴史】

星座早見盤のことはご存じだと思います。円盤の周囲に月日がふってあり、時間を合わせるとその時間に見ることができる星空が窓の中へ表示される仕組みになっています。現在の星座早見盤は「時間を入力する→星空が分かる」という順序です。

しかし、11世紀頃に中東で星座早見盤の前身であるアストロラーベが発明された時には、この順序は逆でした。星空から時間を計算するための道具であったのです。春夏秋冬の星空の内、この部分が天に現れる時間は何月何日の何時、という研究を古代の天文学者が積み重ねた成果がアストロラーベでした。研究を続ける内に、星空は規則正しく天に現れるので、いくつかの円運動の組み合わせで機械的にこれを表現することが可能であることにアラビアの天文学者は気がついたのです。当然丁度良い形に星空をはめ込むための投影法(地図の書き方)の技術的発展があっての成果でもあります。

このようにして、大地から離れていても、星空から時間と位置を知ることができるようになりました。遠洋航海が可能になったのです。また、同じアストロラーベを使っても、場所によって、星空が出てくる時間にズレがあることも分かります。同じ月日の、日没すぐの時間であっても、東と西では、地球が動いた分だけ違う星空になります。土地土地に縛られた時間とは違う、天文時間とでも言うべき時間が存在することに中世の人達は気がつきます。今で言えばグリニッジ標準時です。

確かに天文時間を知らない人には星図は作れるけれど、星座早見盤は作ることはできません。土地土地に縛り付けられた時間とは別に、天文時間が存在することに気がつかない限り星座早見盤を作ることはできません。というかアストロラーベという機械を作ることによって、天文時間に気がついたのです。手が思考した好例です。筆算ができなくても、算盤で大きい数字の計算ができる人と一緒です。アストロラーベという機械を作った時点で、天文時間という概念は機械の仕組みに内在していました。天文学者は、アストロラーベの仕組みを説明することによって、天文時間の存在を発見するのです。

これは地動説が再発見されるきっかけになります。

時間を入力して星空が出力されるという使い方をされている星座早見盤が、元々は星空を入力して時間を知るための道具だったなんてびっくりしませんか。まさにこれこそコロンブスの卵というべきでしょう。

人間、身体が覚えたことは、すぐに理論化できます。しかし、理論だけで考えると難しいし間違えやすくなります。現代の学問は数式に偏重しすぎています。昔の人は身体と機械を活用して真実に近づきました。コンピュータは勝手に答えを出してくれるので、この場合役に立ちません。自分で機械を動かして結論を出すのが肝です。身の回りの現象を再現する機械を作ることによって、子供に科学を理解させるという学習方法があってもいいのかもしれません。



3月30日(木)
三月二日 仏滅 角 【奈良薬師寺花会式】

NHKで「ハルとナツ」の再放送をしています。昭和初期にブラジルへ移民した双子の妹と、トラコーマにかかっていたため波止場で置いてけぼりを食った双子の姉の物語です。本放送の時は莫迦にしてみなかったのですが、父から「面白い」と言われましたので、今回は録画しています。今日は負け組勝ち組の争いと、敗戦を機にして闇市でのし上がっていく姉でした。

父親の村田雄浩の演技が実に良い。不器用で寡黙で、でも切れやすくて、いかにも昔の田舎のおっさんです。異国で土地にしがみついて生きた日本人の気迫が伝わる名演技だと思います。その村田雄浩演じるお父さんが、勝ち組の首領になって、暴れて、最後には日本社会の中でも孤立していきます。ハルはそのせいで結婚まで逃してしまいます。更に日本に帰って軍人となった兄は・・・

姉のなつは闇市でビスケット屋として成功します。しかし、恋人の米軍将校に裏切られます。ここから「ゲームの達人」よろしくのし上がります。

時代考証も良くできている。脇役も上手です。日本人会の顔役の柄本明の旦那ぶりもいい。汚れ役を引き受けて、日本人社会全体を良い方向へ持っていこうと努力する。当然負け組に属していますが、高倉家にも絶えず気を配っています。

生活は安定したが、生きる望みを失ってしまったブラジルの高倉家に一筋の光明が。それはブラジル行きの船で一緒だったハルの幼馴染みの少年との再会でした。

4月1日(土)
三月四日 赤口 ともぼし

「ふしぎ星のふたご姫GYU!」

始まりました新シリーズ。学園物なんて狙いすぎで子供はついてこれるかなと心配だったけれど、そんな心配をものともしない出来でした。オープニングが非常によい。映像とテンポがハイな音楽が良くシンクロできていて、引き込まれます。最後の変身シーンが四分割ではいる所なんか、後のドラマティックな展開を予想させてくれます。

ふたご姫は映像に広がりがあるのがいい。今回の列車のシーンはコメットさんの冒頭と最後に似ていました。

しょっぱなから二人して運命の鐘を鳴らしてしまいました。種を隠さないのがふたご姫の手法ですね。悪者ももう分かっているし。でもあの副会長が諸悪の根元で終わりなんて安直な展開は駄目ですよ!

第一回は満点。これから一年期待ができそうです。



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