錦林多摩記
2007年5月


5月6日(日)
陰暦 三月廿日 【立夏】

 長く更新を休みまして失礼しました。今年は海外へ出ることもなく、二日間国内のローカル線に乗ってきただけで、あとは自宅と実家でのんびりと過ごしました。お陰様で心身共にリフレッシュできたように思います。

 二十九日に実家へ帰りまして、その途中で中野のまんだらけに寄って「カードキャプターさくら」の「チェリオ!」第二巻、及びCLAMP先生のさくらイラスト集の第二巻と第三巻を入手しました。これは大収穫。さすがは天下のまんだらけです。

 嬉しかったのがCLAMP先生のイラスト集で、これにはさくらちゃんと小狼君のツーショットが数枚載っていました。結婚式のような衣装を着た絵までありまして、このカップルが大好きな私としては感涙物です。CLAMP先生の絵は、CCさくらの後期が一番好みです。キャラクターへの愛情がこもっています。他の作品や、さくらも前半の絵は少し距離を置いて描いているんですよね。

 絵の解説にもありましたが、さくらちゃんと小狼を幸せにして欲しいという読者の一途な声に押され、先生もそれに応えたいと心から思い、迎えたエンディングだったからこそ絵にいつも以上に生命が宿ったのでしょう。

 一日と二日は磐越西線と只見線を乗り潰しに出掛けました。これについてはいずれ項を改めます。

 再び実家に帰って、三日と四日は日立や多賀それに佐和の古本屋を物色しました。その甲斐ありまして、「芦田豊雄イラスト集」「ファンロード別冊ーミンキーモモ特集」の第二巻、「アニメージュ」1984年5月号、「プリンセスチュチュアニメ公式ガイドブック」全二巻、「守って守護月天フィルムブック」の第一巻を見つけました。

 芦田豊雄先生は、ミンキーモモやアイドル伝説えり子、スイートミントを制作した葦プロ(スタジオライブ)の中心メンバーです。このイラスト集は昭和六十年(’85)の出版で、「バイファム」「ギャラット」「ミンキーモモ」のイラストが収録されています。バイファムが一番多い。楽しい絵が多いです、絵にたくさんのキャラクターが存在していて、しかも全員躍動的で、絵本作家のかこさとし先生の絵を思わせます。モモの絵は少ないとはいえ、初めて見た絵ばかりで感動しました。

 イラスト集によると、スタジオライブは「Dr.SLUMPアラレちゃん」や「とんがり帽子のメモル」の絵も沢山描いているらしいとのこと。言われてみればバイファムのキャラクターはアラレちゃんに似ている。モモとメモルの絵は相互に影響しているようにも見える。自称「日本一の無責任アニメーター」で実際葦プロは事業計画が無計画で有名なのですが、葦プロ作品のオリジナリティー溢れる世界が私は大好きです。大変良い買い物でした。現在のアニメーターの絵は、セル画(今はCGかな)でないと絵になりません。古いタイプの絵描きである私としてはちょっと違和感があります。このあたりまでの年代のアニメーターの絵は、セル画ではない絵も楽しむことができます。

 そのほかのイラスト集とムック感想については明日以降。



5月7日(月)
陰暦 三月廿一日

 「アニメージュ」は優ちゃんの資料として買いました。申し訳ないですが、DVDBOXを買うほどはマミに入れ込んでいないけれど、高田明美先生以外のクリーミーマミの絵の資料がずっと欲しいと思っていました。高田先生のイラストはPAROさんから何枚かカードを譲っていただいて持っていたからです。これは表紙が優ちゃんで、マミの特集記事もあります。実質必要なのがその3ページだけなのですが、315円なので充分に割が合います。

 「プリンセスチュチュ」のガイドブックは全くの掘り出し物。このような物があることすら知りませんでした。しかも一冊105円です!アニメのカットも沢山掲載されている上に、鉛筆風の絵本も付いていて、声優さんや制作者のインタビュー記事も豊富です。これは大変によい買い物をしました。まだDVDの第六巻を買っていないけれど、欲しくなりました。

 「守って守護月天」はアニメの画集がずっと欲しいと思っていました。この作品は、設定画よりも作中のキャラクターの方が断然可愛いのです。「少年ガンガン」アニメの中では守護月天が一番の名作であると思っています(「鋼の錬金術師」と「魔探偵ロキ」は少々好みから外れるので見ていません)。悲しいかな視聴率は取れなかったみたいだけど(TT)。絵も脚本も良くできていました。漫画の魅力をアニメが存分に引き出していて、更に魅力を深めていたと思っています。

 「ミンキーモモ」のムックはこれまた予定にはなかったのだけれど、芦田豊雄画集を買った三日後に同じ古本屋を訪ねたら、本棚に新たに補充されていました。古本屋さん、鋭すぎる・・・(^^;これはもう買うしかありませんね、高かったけれど。モモの夢シリーズの解説です。今更絶対に手に入ることなどないと思っていた本です。宝物が増えました。

 他には「クロウカードフォーチュンブック」占いには興味はないけれど、ここまで来たらもう買わなきゃダメでしょ、105円だし。それにイラスト集にはクロウカードはなかったんですよね。「ウエイブ」や「ムーブ」は漫画でもアニメでも出てきませんでしたので、玩具のクロウカードを買うかこの本でしか見ることができません。探せばいろいろな本が見つかりますね、

 しかし、連休中に蒐集できたグッズはこれに留まりません。最後の最後で大収穫がありました。



5月8日(火) 【国際赤十字デー】
陰暦 三月廿二日

 五日の土曜日に再びまんだらけ今度は二階の中古CD屋へ行きました。白状しますと、二階に分館があることを知りませんでした。ケースをのぞくと、な・な・なんと「ナースエンジェルりりかSOS」のシングルが!速攻で財布をはたいて買ってしまいました。

 さらに店の中を見ると、「ハートエイド」の1stと2ndがーーーー
 一瞬我が目を疑ってしまいました。絶対に無理と思っていたりりかのCDが一挙に四枚手に入りました。中野ブロードウェイ万歳!

 Amazonに中古は出ていたのですが、カードじゃないと買うことができないのがネックになって手が出せないでいました。クレジットカードはギリギリまで持ちたくないからです。間違いなく無駄遣いしますからね。でも値段が同一でしたので、まんだらけがAmazonに出品していたのかもしれません。

 「ナースエンジェルりりかSOS」は十歳の少女が看護婦さんの姿に変身して敵と戦うという当時としては非常に斬新?なアニメでした。同時進行の漫画もあって画は「ときめきトゥナイト」の池野恋先生でした。「リボン」掲載。

 主人公のりりかを始め導いたカノンが中盤から敵として登場、並みの漫画だったなら遠くから見守るだけであろう幼馴染みの星夜が超能力を得て参戦、デューイの感動的な改心、そしてあの衝撃の結末、知名度は低いけれど凄い作品です。

 音楽は光宗信吉氏。最近では「ローゼンメイデン」で腕を振るいました。「ハートエイド」には「ローゼンメイデン」のBGMの元となったであろう曲が収められています。りりかは音楽が非常に良質なのでずっとCDを探していました。アニオタとしてまことに実り多き?連休でした。



5月9日(水)
陰暦 三月廿三日

 立夏を過ぎたからってこんなに暑くならなくてもいいのに、どうも今年の気候は節操がなくていけません。
 せめて絵でも見て涼しくなって下さい。

香月舞(魔法のスターマジカルエミ)

 お肌の大敵、紫外線の強さは太陽の高度で決まります。太陽の高度が最高になるのは夏至がある六月。けれどその時期日本は梅雨です。ですので七月と八月の紫外線が一番強い。

 しかし、六月を挟んで反対側の四月と五月も、実は太陽の高さだけなら七月八月と同じです。気を付けないとすぐ日焼けをしてしまいます。私も何だかひりひりしてきました。陽に当たるのは会社に行くまでの十五分ちょいだけなのに、五月の太陽光線恐るべし。



5月11日(金)
陰暦 三月廿五日 【長良川鵜飼開き】

 長良川の鵜飼で使われている海鵜は私の故郷の茨城県日立市で捕獲されています。夏休みの自由研究で、鵜を捕まえるために崖に掘られた洞穴を延々と夏休みの自由研究で取り上げていた名物小学生が昔いましたが、今はどうしているのでしょうか。

 茨城県北部の海岸の崖には洞穴がいくつもあり、その自由研究によると、地元の人はかつては祠を建てたり、夭折した子供の遺品を祀ったりしていたそうです。用途は海鵜の捕獲だけではないらしいです。

 この話はこれで終わり。さて、現在住んでいる町では週末になにやらお祭りをやるらしく、市役所前の通りに幼児が書いた短冊が数百枚飾られていました。折からの風に煽られて、見るも無惨にひん曲がっていました、子供が泣くぞ。明日まで待てばいいのに、でも仕事だから仕方がないのでしょうね、土曜朝早くから働けとは誰も言えません・・・

 短冊には市のマスコットキャラが描かれていて、子供が色塗りをしてあります。キャラクターの横には「将来の夢」を記入する欄があります。最近の子供の傾向を探るために何枚か読ませてもらいました。

 一番多かったのは「アバレンジャー」三分の一くらいがこれでしたね。ヒーローはいつの時代も大人気です。アンパンマンも数枚ありました。始まったのは私が小学生の時なのに、まだまだ健闘しています。

 「ケーキ屋さん」もなかなか多かったです。いつの時代も女の子の憧れです。「パパ」「ママ」もありました。「弁護士」「薬剤師」「栄養士」これは親の仕事でしょうね(^^;

 「子供に優しくしたい」・・・これは・・・何だかちょっと心配です。

 女の子(推定)で一番多かったのは「プリキュア」でした。今年のプリキュアは大成功みたいです。数十枚の中で、名指しが二枚だけあって「うららちゃん」と「キュアミント」。うららは可愛いので人気がありそうだなと思っていたけれど、お姉さんキャラのミントは意外でした。可憐さん(キュアミント)は癒し系のキャラクターですので、お母さんや保母さんへの憧れの延長線上かもしれません。

 「プリンセス」が一枚だけありました「ふしぎ星のふたご姫」のファンとしてはとても嬉しかったです。我が町に同志がいました。探し出して一緒に酒でも飲みたい気分ですね!(おいおい)明日も関東は晴天らしいので、楽しいお祭りになることでしょう。


小狼@オーロラ姫
(カードキャプターさくら)



5月12日(土)
陰暦 三月廿六日

 e-Macを買って以来三年半、全く掃除をしていなかったら、後ろの扇風機は真っ黒、USBの差し込み口からは埃が吹き出る有様となってしまいました。

 そこで、分解して掃除をすることにしました。犬釘なので六角レンチが必要。ホームセンターまで行って買ってきました。COMIC STUDIOがスムーズに動かないのでメモリーの増設もすることにしました。八王子のヨドバシカメラで注文、明日には届くそうです。

 分解してあまりのひどさにビックリ。コンピュータと雖も、この埃では動作に影響が出そうです。そういえば最近動きが鈍かったような。一時間かけて埃の山をいらなくなった絵筆でくずしながら掃除機で吸い込みました。

 スイッチの取り付けに苦戦しましたが、無事に組み立て完了。終わった後、パソコンの外装が傷だらけになってしまったが、転売するつもりはないので気にしない。心なしか動作が軽い。冷却用送風機の音が小さくなったのは間違いありません。明日はメモリーの増設です。

 本棚が大崩壊の危機に瀕していたので、棚をL字金具とねじで固定しました。薄いベニヤでできた本棚はすぐに曲がって困ります。この一月でだいぶ揃ったアニメのイラスト集の棚を作り、DVD-BOXも整理し直しました。絶妙な収納に我ながら惚れ惚れとしてしまいました。

 絵を描くにも歴史の勉強をするにも機能的な態勢がこれで整いました。今年の夏は攻めの姿勢で行きますよ!


 ふたご姫のAMV(Anime Music Video)

「ふたごコンプリート」
http://www.youtube.com/watch?v=IE1w5X87fu0
無印前半を巧くつなぎ合わせています。間合いも上手。遊園地のシーンではちょっぴり胸に暑い物がこみ上げてきます。

(1)http://www.youtube.com/watch?v=riT0bObyJNA
(2)http://www.youtube.com/watch?v=mwgKHw3hHuk&mode=related&search=
2006年度アニメ助演女優賞(セラフィー評価)ビビンの活躍集。自信満々から挫折、動揺、自立、そしてちょっぴり甘酸っぱい想いの混じったエドチンとの別れ。本当に味のあるキャラでした。



5月13日(日) 【母の日】
陰暦 三月廿七日 【京都松尾大社還幸祭】

 メモリーを増設したお陰で、複数プログラムを動かしても負荷を感じなくなりました。特に今使っているワープロソフトのworksがスムーズに動くようになったことが一番嬉しい。

 夢ジェネのチャットが「ミルモでポンーちゃあみんぐ」で盛り上がったので二年ぶりにDVDを掘り出して鑑賞しました。ワイドテレビに買い換えてから見るのはそういえば初めて。こんなに絵がきれいだったのかと大いに感動。半年で終わったけれど、小学館は「ちゃあみんぐ」をかなり本気で作っていたのだなと思いました。

 森下はるかちゃんの泣き落としが炸裂して結木が楓ちゃんを振ってしまう回でした。取り敢えず結木殺すから体育館裏へ来るように。幼馴染みに泣き付かれて、ふりほどける男はまあいないでしょうね、ここからがちゃあみんぐの一番面白い所。恋愛アニメの金字塔になったのはこのシーンからです。誰も評価してくれないけれど「ミルモでポンーちゃあみんぐ」は恋愛アニメの最高傑作です。誰がなんといおうとけってーい「めぞん一刻」何するものぞ。


楓ちゃん
(ミルモでポンーちゃあみんぐ)


「YES!プリキュア5」
 熱を出したお母さんを望が看病するが、希代のどじっこぷりを発揮して家の中が余計滅茶苦茶になるというお話。みんなの役に立ちたいという熱意があるのに手がついていかない望がちょっと気の毒でした。

 望と凛は母親同士が親友という間柄だったそうです。役回り娘と一緒であったらしい(笑)家の手伝いも家事もこなせる凛ちゃんは偉い、良い母親になりそう。それに今回は珍しくフェミニンな格好で登場しました。お店の手伝いの時は看板娘らしく決めているのかもしれません。

 「望に任せてはおけん!」と勇んで乗り込んだ四人でしたが、凛以外は家事は望並みであることが判明。嗚呼頭が痛い。大和撫子は一体どこに行ってしまったのか。凛ちゃんが株を上げた回でした。そういえば今年のプリキュアは各エピソードの主役ではなく、別の人が株を上げるという面白い趣向で話が進んでいるように思えます。

 今日はうららがいろいろな表情を見せてくれて可愛かったです。"弾けるプリキュア"とはこういうことだったのか。それと望と凛のお母さんが色っぽくてベリーグッド。アニメのママさんマニアとしては要チェックです。



5月15日(火)
【沖縄本土復帰記念日】
三月廿九日【葵祭】

 恥ずかしながら、漫画をここで発表することにします(^^;>
漫画と小説のコーナー
 感想など遠慮なくお聞かせください。


「破産する中世人」【歴史】

 室町時代の話を読んでいると、借金で破産する人が大勢登場します。貴賤も老若も男女も分かたずみんな自己破産。なんだってこうもだらしないのか、中世の日本人は特別浪費家揃いであったのでしょうか。そうではありません、これはかつて貨幣というものがどういう存在であったかを知らないと実態が見えなくなります。

 永正十五年(1518)に、陸奥の国の伊達稙宗が京都に出した使者頤神軒(いしんけん)の経費報告書というのが残っています。頤神軒は伊達家から五三貫目の支度金を受け取り、さらに一〇三貫目を伊達家と関係が深い京都商人から五割の利子で借り入れて任務を果たしました。合計約二〇〇貫。

 金利への礼儀料が三〇貫。残りの一七〇貫が旅費です。

 豊かな伊達家が禁裏へ出した使者からして、ほとんどの経費を借金でまかなっています。

 さてなぜ五割などという高利で銭を借りなければならなかったのか。「言い訳座頭の経済学」(こちらでは後日書きます)で述べたように、現金という物はつい二十年前までは日本でも田舎へ行けば今ほどは流通していませんでした。けれども旅行者は信用がないので現金で支払いをしなければなりません。一貫は約3.6kgありましたから、総経費を持ち歩こうと思ったら720kgをぶら下げなければいけません。これは邪魔であると同時に危険です。

 実際に、頤神軒はわざわざ不利な相場で、支度金を金に変えてから出発しています。経費報告書には、この時の損失もきちんと計上されています。金の方が銭よりも小さくて持ち運びしやすいからでしょう。

 さらに、二〇〇貫を陸奥で調達しようとしても不可能です。そんなに一度に米を買ってくれる人はいません。それに大量に売れば不利な価格になります。つまり、

(一)中世においては、大量の銭を持ち歩くことは不可能だった
(二)物を売って銭を得ることは困難であった(損な取引になる)


といえます。それもこれも手形と銀行という制度がないことに起因します。両方とも日本では江戸時代になってから整備されました。社会が不安定であるので、いつでもどこでも引き出せる資産という物が存在しませんでした。

 そのような社会で、消費をしようとすると、まず借金をして銭を調達しなければならなかったのです。つまり、消費者は現金で物を買いたいと思ったら、高利貸しに出向いて借金をして銭を得なければなりませんでした。まず銭を買う必要があったわけです。

 借金という形でしか現金を調達する方法がなかったのです。

 居住するコミュニティーを超えて取引される商品を買おうと思ったら現金が必要です。衣料・薬・甲冑・お茶・食器、全て交易品です。日常的な小間物を買うにも、まず土倉(倉庫業)や酒屋のような現金が集まっている業者の所へ行って借金をしなければなりません。

 農民にしても、職人にしても、そして税を取る立場にある武家や公家にしても、収入を得られる時期が年に数回しかありません。借金でない現金を得られる機会が年にその数回しかないわけです。けれども、同じ時期に収穫物や生産物を換金すると、当然損な取引になります。消費をしたい時期と、産品が売って現金が得られる時期は必ずしも一致しません。そこでやはり借金をする必要が出てきます。

 しかも、有利な相場で大儲けをしたとしても、家に銭を置いておくことはできません。従って、破産しない程度に借金を貯めておいて、儲けた時にすぐに返し、翌日からまた借金で消費をする、というのが一番合理的な行動となるわけです。

 けれども、このパターンは、ひとたび飢饉や豊作が出来したり、戦乱で流通が滞ったりすると、すぐに破綻します。これがおそらく中世に破産が横行した原因でしょう。

 じゃあ全く蓄財ができないではないかと言われそうですが、このような不安定な社会の中でも蓄財に成功した人はどうするかというと、土地を買うわけです。土地は盗まれません。いや、実際は悪党とかに盗まれるんですが(^^;

 というわけで、資産は土地という形で蓄積されます。やはり現金にはなりません。資産家になっても消費をする時は借金に頼らざるを得ません。中世というのはどこまで行っても借金から逃れられない時代でした。

 でも「日本霊異記」などを読んでいると、このような消費パターンはどうやら律令時代から始まっていたようです。昔は利子がなくて平和だったなどと言うのは嘘っぱちなんですね。むしろ治安が安定していて金融が整備された現代に生きている我々の方が借金からは自由であるのです。



5月16日(水)
陰暦 三月晦日


舞ちゃんの絵が完成しました。
背景はスペインの町並みです。


 日曜から「ミルモでポンーちゃあみんぐ」を鑑賞し直しています。本放送の時には気がつかなかった発見もあって楽しいです。それにしても、良く作り込んでいると思います。こんな純少女漫画、この世知辛い世の中で良くゴールデンタイムに放送ができたと感心してしまいます。小学館とスタジオ雲雀とスポンサーとテレビ東京に拍手。

 最初は松竹ぼっちゃまの策略で結木君に近づいた森下はるかちゃんでしたが、やがて幼馴染みから異姓として意識するようになり、夏休みに結木君に対して気持ちを打ちあけます、この時既に結木君の気持ちは九割方楓ちゃんに向いていて、はるかちゃんは諦めるために打ち明けたのに、結木君は涙にほだされてはるかちゃんになびいてしまう。

 前は気がつかなかったけれど、この後はるかちゃんは全然疑問に思わずに結木君と付き合っている、このあたりのちゃっかりさがリアルでよろしいと思います。それで結木君の周りに出没する楓ちゃんがかなり混乱していて痛々しい。あと、ダークサイドに落ちかけるはるかちゃんに気を取られて忘れていたけれど、楓ちゃんと安純ちゃんの修羅場もすごい。最早中学生の会話ではない(^^;今時大人向けのドラマでもここまでシリアスな台詞は出てきません。

 図書館のシーンは素晴らしい。台詞がなくて、ペンから黒いインクがしたたり落ちて、一言「摂君が遠い・・・」、素晴らしい演出だと思います。

 それとはるかちゃんと付き合うと決めてからの結木君のやさぐれ加減も非常に良いと思います。

 やはり「ちゃあみんぐ」はここ十年で最高の恋愛ドラマであるという気持ちをますます強めました。



5月17日(木)
陰暦 四月朔日 【日光東照宮春季例大祭】


楓ちゃんの恋のライバル森下はるかちゃん。
(ミルモでポン ちゃあみんぐ)

 立ち寄ったあにメイトで、森下はるかちゃんのテーマソングシングルが奇跡的に一枚だけ売れ残っていました。これはもう買うしかないだろう、お金ないけど。

 「タカラモノ」これは「ちゃお」ではるかちゃんのテーマソングの歌詞を募集して集まった曲の中から十人の作品を選んで、一曲にまとめたものです。幼い頃に過ごした町に帰ってきて、結木君との再会に心をときめかせる彼女の心を歌っています。「ちゃお」らしい可愛くて元気な歌です。

 「微笑みの行方」これは結木君との恋に破れたはるかちゃんの心を歌った歌、はっきり言ってこれは超名曲!

 歌詞も良いし、メロディーも良いし、雪乃五月さんの心を込めた歌い方が最高に素晴らしい。大体アニメのキャラクターソングはおざなりなものが多い中、これは一線を画しています。楓ちゃんの「WITH」も非常に良いけれど、「微笑みの行方」はレベルが違う、これはアニメを抜きにしても鑑賞できる曲です。やっぱり最高のラブソングは傷ついた心でないと書けないとはよく言ったもの。

 最高の少女を演じてくれたはるかちゃん、彼女の心を余すことなく伝えた素晴らしいシングルでした。



5月18日(金) 【国際親善デー】
陰暦 四月二日

 NHKは三十年前から時代の最先端をイッていたという動かぬ証拠。
みんなのうた「ヒロミ」
http://www.youtube.com/watch?v=Sebu_QnbrYQ
 メガネ・ツインテール・パンチラ・体操着・スクール水着・・・
 NHKは絶対おかしいって(笑)  



5月20日(日)
陰暦 四月四日

「YES!プリキュア5」
 小説家を目指す小町ちゃん、自信作をみんなに評価してもらっています。評判は上々。そこにココが「ナッツに読んでもらったら?パルミア王国では一番の読書家だったから」と薦めます。ココは国語の先生でナッツはアクセサリー作りが得意で読書家、このイケメン二人組は文系みたいですね。アニメで憧れのお兄さんというのはたいていが体育会系の中で珍しい設定です。

 速読であっという間に読み上げたココは「何を言いたいのか分からない、読む価値がない」と酷評。こら貴様、豆大福の恩を忘れたか!四人から非難囂々。一気に悪者となったしまいました。動揺したナッツは流し目でココに助けを求めますが「助けて欲しいの?ん〜〜」というようなココの答えを受けて自分でなんとかするというのでした。さすが親友、ココは堅物のナッツの扱いに長けています。

 翌日、バイクに乗った小町が登場、かと思ったら小町のお姉さんでした。もうちょっと顔の造形を考えろよ!でも幼児向けにはこのくらいの方が分かり易くて良いのかもしれません(^^;

 お姉さんはココに豆大福を届けに来たのでした。怒っているわけじゃないのというメッセージ、口数が少ない女性らしいやり方。ここら辺の心理描写は非常に巧いですね。プリキュア5の脚本は良くできていると思います。

 それでいろいろあって、プリキュアとアラクネアさんが小町の小説の中で戦うというなかなか斬新な展開があったり、望があれな緊縛をされていたりと(東映はよっぽど縛るのが好きなんだな、オイ)、最後はナッツが小説の中で良い点を評価して終わりになりました。次につながる批評をしないといけません。なかなかきれいにまとまった話でした。子供向けアニメらしくて良いですね。

 戦闘シーンが良くできていたと思います、原画に篁磐とありましたが、この人はもしかして一本気蛮というペンネームで漫画を描いている方ではないのだろうかと私は思っています。「ぴちぴちピッチ」でしっかりとした原画を描かれていました。注目しているアニメーターの一人です。


「ゲゲゲの鬼太郎」

 宿敵のぬらりひょん登場。コンクリート詰めを日曜朝からやるとはすごいぞ!やっぱりぬらりひょんはこの声(青野武さん)じゃないと気分が出ません。久々に手に汗握る展開でした。



5月21日(月)
陰暦 四月五日 【小満】


ぽにてになったビビン。
「ふしぎぼしのふたご姫GYU!」

 今日は二十四節気小満。草木が生長し、動物も大いに活動を始める時期です。

 今年は関東は非常に天気が良く、乾いているので過ごしやすいです。確か去年は五月の中頃から八月までずっと曇りが続いて気が滅入りそうになった覚えがあります。今朝も富士山がくっきりと見えました。富士山の雪は去年より大きく残っています。これも乾燥のせいかもしれません。

 一昨日は二ヶ月ぶりにプールで泳ぎました。立川のプールでは指導員にすっかり顔を覚えられてしまいました。ほぼ毎月通って、しかも一人だけ延々と古式泳法で泳いでいればそりゃ顔も覚えられようものです。

 プールで子供が必死になって顔を水につけて泳ぐ練習を見るに付け、古式泳法を教えてあげたくなります。顔を水に漬けるのが怖いのなら、水に漬けないで泳ぐ方法を教えてあげればいいのです。顔を水に漬ける水泳を無理に教えるのは児童虐待ではなかろうか。古式泳法の方が疲れないし、浮力があるから服を着たままとか、人を助ける緊急時には有効なんだけどな。

 昨日からまた「トンでぶーりん」に取りかかる。果林ちゃんの表情が豊かで可愛い。先生三人組も親しみやすくて良いですね。スキーの会から察するに、保険の先生も近藤先生にまんざらでもない様子。この先もなかなか楽しみ。けど、徐々に絵が雑になってきているのが残念。

 「揖保のアマテラス」第三話の制作に取りかかりました。



5月22日(火)
陰暦 四月六日
「磐越旅行記(その一)」

 今月の一日と二日に会津と新潟の方へ旅行へ行ってきました。旅行といってもひたすら鉄道に乗るだけの旅です。学生時代には鬱病のせいで余り鉄道に乗れなかったので、今取り返しているつもりです。

 今回は父からデジカメを借りてきて写真も撮りました。

 初日は早朝六時に茨城をスタート。最近は県北を走る普通列車の三本に一本くらいは、真っ直ぐ水戸線に入るようになっているらしい。驚きました。意外と勝田や笠間結城の間で人の行き来が多いのでしょうか。それとも、勝田ー上野は本数を維持したいけれど勝田から先にはあまり列車を走らせたくないということなのか。

 小山から三分の接続で東北新幹線乗り換え。これに乗れないと磐越西線をこの日のうちに抜けられませんから必死です。ギリギリでセーフ。E3系「こまち」の車両でした。珍しくないのかもしれないけれど、自由席で乗れたので何だか得をした気分。

 車中でお弁当を食べる。一時間弱で郡山に。そこからこの旅の第一目的の磐越西線です。磐越西線は学生時代に仲間と写真を撮りに行ったことはあるのにまだ乗っていませんでした(笑)鉄道オタクとしてなってませんねえ、いいんです、私はもぐりですから。

 だというのに前の晩に徹夜で「僕の地球を守って」読んだせいで眠たくて、気がついたら新潟の県境までついていました。でもまあ数年前に写真を撮りに行った踏切などは分かりました。結構分かるもんです。


今年は活躍の場が少なかったであろう除雪車。電柱が邪魔だ・・・


新潟駅にて名前に惹かれて買ったアイス。なかなか美味しかったです。しかしお米の味はしませんでした(笑)

 その後、小高い丘陵地を走る越後線から広い越後平野を眺めながら吉田まで進む。水田には水が張られて田植えの準備中。早い田んぼでは既に田植えが始まっていました。瀬戸内と違って東国は田植えが早いです。

吉田駅にて怪しい除雪車を発見。またもや電柱が邪魔を・・・

吉田からは弥彦線に乗り換えました。この先はまた明日。



5月23日(水)
陰暦 四月七日

「磐越旅行記(その三)」
 弥彦神社は古墳時代から越後随一のお宮であり、律令時代には越後一宮でもあった緒ある神社です。古くからある神社にありがちな特徴で誰を祀った神社なのか実のところよく分からない!多分神様は弥彦山そのものなのでしょう。


この列車に乗って弥彦まで行きました。二駅です。


弥彦駅の駅舎。神社をイメージしています。

 弥彦は昔懐かしい温泉宿の町並みをしていました。いずれゆっくり滞在してたいです。何だか最近こういった型にはまった観光地が妙に懐かしい、まだ老け込む年でもないはずなのに(笑)この日はその後、燕三条、さらに長岡まで行き、只見線の入り口である小出まで出て、駅前のビジネスホテルに宿泊しました。前の晩に夜更かししたので、この日は九時には床につきました。

 翌朝は五時に起きて小出をスタート。ホテルマンのおじさん、朝早くのチェックアウトすみませんでした。この日は朝から小雨。ここからは十一時まで五時間以上ひたすら只見線。見えるのはとにかく山ばっか。こういう鉄道の旅が私の一番お気に入りです。

 五時間のうち一時間半くらいは待ち合わせの時間でした。只見では三十分近く止まっていたように思います。待ち合わせの最中に途中下車をして町まで出て朝ご飯を買ってくる時間があったくらいです。途中から隣のボックスに乗り合わせた家族連れと仲良くなりました。


絵に描いたようなローカル線のダイヤ


タブレットなんかまだ使っているんですね。こういう物を見つけると何だか嬉しくなります。


車中で仲良しになった男の子。これはお父さんの真似ッ子なんでしょうか?似顔絵を描いてあげたら(母親が)喜んでくれました。

会津若松からは会津鉄道と野岩鉄道で関東へ帰ります。


会津田島駅にて、会津鉄道から野岩鉄道に乗り換え。これは会津若松へ向かう列車。いくら宝くじのお金で作ったからって「宝くじ号」はないだろう、あっそうか!当たらないからいいのか。野口英雄は磐梯だから会津鉄道沿線とはあんまり関係がないんだけどまあいいでしょう(^^;


会津田島発浅草行き快速列車。おそらく私鉄で一番長い距離を走る列車ではないかと思う。近鉄特急の大阪ー名古屋ってあったかな?あったとしても多分こっちの方が長いのではなかろうか?

 日光を過ぎたあたりから急に蒸し暑くなりました。東北と関東の気候の違いを感じます。東武の栃木駅にわからんちんの駅員がいてこれがこの旅唯一の不満として残りましたが許容範囲です。帰り笠間のあたりでものすごい雷雨に遭いました。連結部から水漏れ。あまりの雨のすごさに友部駅では特急待ち合わせ中にドアが閉められました。初めての経験です。しかしダイヤが乱れることもなく無事に家に到着。楽しい旅でした。



5月25日(金)
陰暦 四月九日 【湊川神社楠公祭】  

「みらくるミミカ」

 回転寿司のあがりちゃんにうつつを抜かす若だんなの料亭に絶体絶命の危機が訪れます。名物のお土産「梅干しおにぎり」の梅干しが切れてしまったのです。すわ!料亭「だんだん」存亡の危機。おばあちゃんは意地悪をして全く助けてくれません。若だんなの両親は慌てるばかり。こんなんでこのお店の未来は大丈夫なんでしょうか。

 若だんなは一念発起して、新しいお土産を考えることになりました。やや強引な連想から新しいお土産は稲荷寿司に決定。「お土産なんだから、家で待っているお母さんや子供が喜ぶ品を」というミミカちゃんの女の子らしい意見を取り入れて、五目ご飯を使うことにしました。しかし、稲荷寿司はご飯が外から見えないという落とし穴があったのです。

 そんなとき、腹を空かせたタマちゃんが手巻き寿司をつくるを見て閃いたミミカちゃん、油揚げを海苔のようにして稲荷寿司を巻くことにしました。この料理はかつて「京樽」のメニューにあった気がしますが深くは追及しまい。見た目も可愛いお寿司ができました。

 喜び勇んでお店に持ち込むも、味がいまいちというお客さんの声。ウメおばあちゃんからは失格の烙印を押されてしまいます。しかし、おばあちゃんが助け船を出してくれて、落としぶたを忘れていたと言うことに気がつきます(あがりちゃんはそれを伝えようとしたのですが、若だんなに知らせる暇がありませんでした)。

 今度は成功。でも実は梅干しはまだ残っていました。若だんなを跡取りとして育てるためのおばあちゃんの策略だったのです。散々な目に遭った若だんなだけれど、最後はあがりちゃんと念願のデートを楽しむことができました。

 あがりちゃんが教えそびれたコツ、私はすし飯の水加減だと思っていました。すし飯は確か少し硬めに炊くんです。それと、稲荷寿司はお寿司の中でも一番難しい部類です、子供にはなかなかできないはず。梅干しが切れたのが嘘というオチは最初から見えていましたが、ウメおばあちゃんは自分の息子よりは若だんなの方に期待しているんでしょうね。この調子だとおばあちゃんが死ぬと同時にあの料亭は潰れるので、若だんなは頑張ってしっかり者のあがりちゃんをお嫁にするべきでしょう。



5月27日(日)
陰暦 四月十一日

「YES!プリキュア5」

 凛ちゃんがヨン様似の大学生?のお兄さんに恋をしたけれど、その男には同棲相手がいました、ちゃんちゃんというお話。恋でのぼせ上がって調子を外しまくりの凛ちゃんが可愛かったです。

 凛ちゃん以外の四人はボケ化が急速に進行。可憐さんまで「生徒会長として」という理屈を頭に付けているだけでどんどん望とやることが一緒になっているぞ!生活能力があるのは凛ちゃんだけかよ!彼女のこれからの苦労が思いやられます。

 凛ちゃんメイン回が多いですね。というかメイン回は平等に回ってくるけれど、四人ともボケ化しているので凛ちゃんが毎回突っ込み役として活躍することになって記憶に残るんでしょう。

 来週は増子美香が可憐さんの豪邸を取材。私は増子さんのファンなので期待大!次回予告でひきつる可憐の顔が意味する物は?それとどこら辺でナッツが登場するかですよね。


「ゲゲゲの鬼太郎」

 毎回出てくる幽霊列車の話ですが、今回はオチが一味違いました。なるほど、そうだとしたらいろいろと思い当たるふしがある、最初ラーメン屋では、吉永が後ろを振り向いて呼んでいたのに、木下は店の中から現れた。ラーメン屋の客が逃げ出したのは吉永を怖がってにしては様子がおかしかったので別の物を見たのだといえる。これはなかなかぞくぞくっと来ました。返す返すも日曜朝であるのが惜しいです。夜六時以降に流すべきだってば。



5月28日(月)
陰暦 四月十二日【筥崎宮さつき大祭】【横浜善光寺身代わり不動明王祭】

ビビンに続いてふたご姫の髪型もチェンジ!

ファイン
そういえばエルザママがポニーテールだったので、それを参考にしました。少しお姉さんっぽくなったファインです。


レイン
こちらは何だかちょっぴり甘えん坊に仕上がりました。髪型で結構イメージが変わるもんですね。



5月31日(月)
陰暦 四月十五日

「ふしぎ星のふたご姫GYU!」のキャラクターファンブックが出ました!
早速会社帰りに立川のあにメイトへ向かって速攻で購入!
なんとあにメイトで十数冊も平積みされていました。素晴らしい。
ずっしりと100ページもあるので読み終わるまで二時間かかりました。絵もいっぱい、ファンのツボを押さえたキャラクターやお話の紹介、制作者たちの熱い語りなど、思わず涙が出てきそうなくらい内容充実。ふたご姫ファンなら絶対に"買い"です。

マンガ制作モードに入りますので、しばらくお絵描きはおやすみします。


楓ちゃん「ミルモでポン」



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