錦林多摩記
2007年11月


11月1日(木)
陰暦 九月廿二日

 十一月に入ったというのに暖かい日が続いていますね。個人的には嬉しいけれど、これも気候変動かと思うと少々心配。

 今年の新米は甘くておいしい気がします。ちなみに私が食べているのは故郷の茨城産。安くておいしい、知られざる名産品。

 赤福は京都にいた時からまずいぼた餅だと思っていました。でも最近の保存技術はしっかりしているし、賞味期限はかなり余裕を持っているので、赤福にしたって白い恋人にしたって大丈夫ですよ。

 要は賞味期限をいじくって小売りの在庫を管理しようとしたからいけなかったんだと思います。食品の傷み具合で賞味期限を設定せずに、小売りに在庫を持たせずに、どんどん買わせようと短い賞味期限を設定したからあのようなことになったのでしょう。



11月2日(金)
陰暦 九月廿三日 【下弦】

 家の近所のおもちゃ屋さんで奇跡的に「ナースエンジェルりりかSOS」のジグソーパズルを見つけました!

 38X26cm、おそらく現存するりりか最大のイラストではなかろうか!

 飾る用と保存用の2つ購入しました。額縁に入れます。しかし100ピースとはいえ、結構手こずった。



11月3日(土)【明治節】
陰暦 九月廿四日

 都内の中古CD屋を回ってアニソンのCDを探したところ、りりかSOSのシングルだけは手に入ったけれど、スイートミントのアルバムは売り切れていた。超ショック、やはり見つけた時に買うべきだったか、二つ残っていたから大丈夫だと思ったんだけど。

 山野さと子さんのベスト&ベストを探したのですがやっぱりなかったです。パームタウンの二曲と二死満塁の「年下マイボーイ」の三曲が聴きたいのですが、これが三つとも入っているCDが十年前に出たアルバムしかないから困った。

 日本の権利者は何だって古い作品を普及させようとしないのでしょうか。ディズニーの著作権ビジネスも阿漕だけれど、貪欲に作品を売ろうとする姿勢が見られるだけ日本のレコード会社よりもマシです。二十年以上前の作品は、権利を塩漬けにするくらいなら、少額の権利料だけ取って開放した方が、少しでもプラスになるから得だと思うのに。

 歌手活動25周年は逃したから次のチャンスは30周年か。取り敢えず頼み込むにでも投稿するしかないかな。


P.S. 渋谷の1,050円で四種類のカレー食べ放題、ナンとライスのお代わり自由の店はよかった。今度からは渋谷に行ったら必ずあそこで昼飯にすることにしよう。



11月 4日 (日)

陰暦 九月廿五日

ネガティブティーチャーにロックオン!
 「しゅごキャラ!」第五話。今回はサッカー部の万年補欠が「絶望したっっ!」と×キャラを発動させるお話。私も野球少年団で同じような思いをしましたから身につまされます(^^;

 産休に入った担任のかわりにやってきた二階堂悠先生は、ドジな外見に似合わぬ腹黒さを備えた悪役のようです。ニッコリ笑いながら、あむちゃんに努力が無駄とささやくところがなかなか薄気味悪くてよかったです。中ボスなのでしょうか?

 漫画の方はまだ読んでいないので分かりませんが、あむちゃんの×キャラ浄化前のお説教の理屈がいまいち分かりにくいです。素直じゃないキャラクターという縛りにとらわれているんでしょうが、あんまり気にしなくていいんじゃないですかね。私が分かりにくいんだから子供にはもっと分かりにくいだろう。「バッカじゃないの!」の一言だけで十分だと思う。説明はいらんでしょう。

 ところで、小学生程度だったら子供の適正よりは指導者の能力の方が物をいいます。指導者に教える力があればどんな子供も何でもあろうとも、ある程度の結果を出すことが可能です。けれど教師もスポーツ少年団の指導者も、数十人全員に目を配ることは不可能なので、どうしても目立つ才能がある子に手をかける結果にならざるを得ないのが難しいところ。

 しかし目立たなくても色々な才能が子供にはあります。また、ちょっとした補助の道具で子供がハードルを乗り越えて才能を開花させることもままあります。眼鏡をかけて視力を矯正した途端に抜群の運動能力を表した子を見たことがあります。

 全国学力テストの結果に、親の所得や地域による差が見あたらなくて、関係者は意外だったそうですが、ある意味当然ではないでしょうか。教師の能力による差の方が大きいのですよ、きっと。



11月5日(月)
陰暦 九月廿六日

「出雲國譲りの真相」練習画その1





 ヒトマロとナルメと馬。少しヒトマロとナルメの大きさの比率が狂いましたが(ヒトマロは縮めるかナルメをもう少し大きくすべきだった)、馬と子供の比率はこれで大丈夫。

 ニホンノウマの背丈は小さいので実際はこのくらいだったはずです。背の高い武将は足が地に着いたそうですから。多摩動物園にいるモウコノウマはポニーよりちょっと大きいくらいだし。

 ヒトマロが腰に帯びているのは"馬鈴"でこれは正式な使者であることを証明する徴です。これがないと関を通過できません。駅伝制が整備されたのは飛鳥時代ですが、地域的な制度ならもっと前からあってもいいかなと思ってつけさせました。

 馬に乗ってイワバルから火の宮まで行く間の一コマです。



11月6日(火)
陰暦 九月廿七日

「出雲國譲りの真相」キャラ紹介第九弾



これはキャラ紹介というかその他大勢の伊都兵の設定。

「出雲國譲りの真相」では伊都国は、朝鮮半島からの帰化人が筑紫の国北部に作った国ということになっています。ですので顔や体型はなるべく弥生系にしました。武器は主に長弓や直刀です。なるべく弥生時代らしくさせていますが、完全には出土品に準拠させてはいません。特に北九州で弓矢や刀の出土が多いというわけでもないです、これは私のイメージです。

 当時の軍旗があったかどうかは分からないのですが、「尹」の字を印にしました。伊都国の頭文字であると同時に、王の補佐役という意味があります。伊都国の族長であるタカミムスビとオモイカネ父子がが邪馬台国の宰相として火神子を補佐する役割にあることを意味しています。



11月7日(水)
陰暦 九月廿八日
 「出雲國譲りの真相」練習画2 竪穴式住居内部


3 大型竪穴式住居内部


 竪穴式住居は骨組みありの遺構が残っていますので正確に再現ができます。世界各地の木組み住居の写真を集めた「シェルター」によると、竪穴式住居と同じ組み方の家はインディアンやアフリカ原住民の間で今も見られるそうです。

 竪穴式住居は四本の柱を組み、その上に屋根を組んで、子供が割り箸で造るような家の骨組みを作ります。その周囲に木の枝や皮や葦などをかぶせて屋根兼壁を作ります。

 三大丸山遺跡では大型の竪穴式住居跡が発見されており、集会所かあるいは作業場だったのではないかと推測されています。

 絵の方の木を組んでいる部分はいい加減です、あんなにいい具合の枝分かれは普通ないでしょう(笑)私が竪穴式住居でただ一つ疑問であるは、穴の中で火を焚いてよく窒息しなかったなという点です(^^;寝る時には火を消したのでしょうか?壁の通気性がよいから大丈夫だったのかな。



11月8日(木)
陰暦 九月廿9日 【立冬】【京都伏見稲荷火焚祭】

 一体今年は冬が来るのだろうかと心配になる日もありましたが、ここ数日の朝の冷え込みは冬が近いことを知らせてくれます。ヒーターを出したところ、フィルターがつまっていて動かなくて一日寒い思いをしなければなりませんでした。



 お裁縫をするテルヒメとナルメ。

 出雲三公子はどうにも完璧すぎてこのまま漫画にしては面白くないので、テルヒメは素敵な女性だけれどものすごいぶきっちょということにしました。

 ケジラミの遺伝子の研究によると、人間は七万年前から服を着ていたそうです。体毛に付くシラミと服に付くシラミの遺伝子が分離したのがそのくらいなんだとか。イグノーベル賞を受賞した研究です。というわけで勿論弥生時代にも針はありました。動物の骨で作った針らしい遺物も縄文時代の地層から出土しています。

 ただし、細かい刺繍をするには鍛鉄で作った細くて折れない針が必要ですので、簡単な縫製しかできなかったと思います。当時の衣装の模様はもっぱら機織りで作った縞模様だったでしょう。



11月9日
【119番の日】 陰暦 九月晦日

 NHKが七時のニュースで、港区で起こったビル火災の救出劇の映像に「迫真の救出劇」とテロップをつけていたけれど、実況映像は真実だから迫真ではなかろう。

 言葉おじさんの意見を聞きたいものだ。

 「迫真の映像」ならまだ分かるんだけどね。



11月10日(土)
陰暦 十月朔日

電脳コイルーNHKバーチャルワールド三部作
 NHKは「恐竜惑星」と「ジーンダイバー」以来、現実世界と電脳世界が融合する未来を描いたアニメを制作しており、時系列的には「電脳コイル」が一番近未来です。

 「恐竜惑星」はほとんど見ていないので「ジーンダイバー」で話を進めますが、これが一番遠い未来でここでは物質が電脳世界と現実世界を行ったり来たりしています。しかも無機生命体が作ったデータベースにのっとって四次元世界というモニターに現れた写像が現実世界であり、データベースの方が本物であるという驚くべき世界観を持った作品です。

 人類は物質を電脳世界に転送できる仮想世界を作ったつもりが、その仮想世界が無機生命体がが作ったデータベスへアクセスできる経路になってしまい、有機生命体によるデータベースへのアクセスを防止しようとする無機生命体は人類の歴史を書き換えようと様々な侵略を試みるというのがジーンダイバーのあらすじです。

 この世界では、過去というのはデータベース上の日付に過ぎませんので、データベースの上を行き来する方法さえ手に入れれば、タイムトラベルが可能です。

 似たような世界観にのっとって描かれた作品として「涼宮ハルヒの憂鬱」や「ひぐらしの鳴く頃に」があります。ハルヒの場合、ハルヒが何故か先天的にデータベースにアクセスする能力を備えていることになっています。ひぐらしは話に聞いただけですが、何度でも書き換えができる世界と言うところが似ている。あれを書いた人はVIA MEDIA氏作の「新世紀エヴァンゲリオン」のオマージュ作品「原初の光」を読んだことがあるんじゃないかと私は思います。

 「ジーンダイバー」の手前の世界を描いたのが「コレクターユイ」です。ここでは人間は意識を電脳世界に飛ばして、電脳世界の中で色々な体験をすることができることになっています。

 「コレクターユイ」では、バーチャル世界に入る小道具として眼鏡がでてきます。またバーチャル世界に入った際に事故が起きて意識が現実世界に戻ってこれなくなった人と、意識がバーチャル世界に入っている間に肉体が死んでしまった人が登場します。これを受けて作られたのが「電脳コイル」です。

 「電脳コイル」では、現実の空間に、バーチャル世界が投影されています。眼鏡を使うと、バーチャル世界が見えます。どうやら「電脳コイル」では、空間に電気回路を書き込む技術が実現しているらしい。となると、あるいは「コレクターユイ」よりも「電脳コイル」の方が先の未来なのかもしれません。空間に回路を書き込むため、特定の場所がアクセスポイントになったり、スイッチになったりします。

 また、神社仏閣や妖怪や幽霊をSFに織り込むという日本のSFの伝統技法を取り込んでいます。

 ちょっとまとまらなくなってきましたので、明日続きを書きます。



11月11日
陰暦 十月二日

 NHKのSFアニメの話をするつもりでしたが、電波を飛ばしすぎて疲れたのでまた明日にします。

 ところで櫛ってどこへ行けば買えるのでしょうか?ずっと使い慣れていたやつを便所に流してしまって困っています。100均へ行けばあるにはあるのですが、もうちょっとマシなのがほしいです。デパートのインフォメーションで聞いても、女の子向けの小物屋しか教えてくれないし。

 せっかくの週末なのに洗濯物が乾かなくて弱っています。部屋干しすると漫画の原稿がふやけるからあんまりやりたくない。

 なんかダウンなことばかり書いていますが、今週末は絵が思いっきり描けたので本当はさっぱりしています。だいぶ設定もできてきたので、月末くらいから漫画の方に取りかかれそうです。

 今度はイワバルのムラや伊都の城とか杵築の宮殿の俯瞰図を作らないといけないです。「遺跡保存の事典」(平穏社)なるどこぞの誰かさんが喜びそうな本を買ってきて、遺構配置図(70カ所もある!)を眺めながら想像を働かせています。人間の想像力には限りがあるから、現実を調べて真似するのが一番手っ取り早いです。



11月12日 (月)
陰暦 十月三日

電波ユンユン! SFアニメ史


 最初に断っておきますが、これはSF談義です。


 「天才テレビ君」で流れたバーチャルワールド三部作「恐竜惑星」「ジーンダイバー」「救命戦士ナノセイバー」そして「コレクターユイ」と「電脳コイル」は世界観を共有する連作ではないかと私は思っています。

 その世界観というのは、この宇宙はコンピュータと同じ仕組みを持っているという考えです。物質は突き詰めれば、質量、電荷、運動量、等の情報であり、それらの情報を処理するルールとして物理法則があるとみなします。宇宙のどこか(あるいはどこでもなく偏在している?)に、全量子の情報を保存してあるデータベースがあり、物理法則に従って次の瞬間に量子がどうなるかを計算するコンピュータがあると考えます。

 コンピュータは宇宙の原初から延々と計算をし続け、記録をとり続けています。そこに自分の意思で考える、確率だけでは割り切ることができない行動をする有機生命体が誕生します。

 有機生命体はやがて、データベースにアクセスする技術を編み出します。宇宙を司るコンピュータ知性体は有機生命体の自立的行動に脅威を感じて、有機生命体を飼い慣らそうとあの手この手で攻撃をしかけてきます。

 SF小説や映画はあまり読んだことがありませんが、日本のSFでこのテーマを最初に取り上げたのがおそらく「百億の昼と千億の夜」で、"シ"と呼ばれたコンピュータ知性体は有機生命体を無力化するために、権威主義的な宗教を広めようとしました。

 逆にコンピュータ知性体の側から積極的に有機生命体を仲間にしようとしたのが「2001年宇宙の旅」で、こちらではコンピュータ知性体は終始友好的なメッセージを送り続け地球代表を木星まで呼び寄せようとします。HALとの地球代表選出戦に勝利した人類の代表のボーマン船長は無機生命体の体に作り替えられ、無機生命体と人類の間に立つ通訳に仕立てられました。

 この後しばらくSF界はスペースオペラ全盛の時代が続きました。やがてコンピュータの発達により、電脳世界が新たな未知なる世界として脚光を浴び始めます。「百億の昼と千億の夜」及び「2001年宇宙の旅」では機械的思考をする絶対者という朧気なイメージしか与えられていなかった宇宙意思とでも言うべきもの(SF談義ですからね(^^;)はコンピュータ知性体としてSFの世界に再登場します。

 また、時空を越える旅行はどうやら近い将来には実現しそうにないことも見えてきましたので、未知なる知性体とのコンタクトの舞台としてバーチャルワールド・電脳世界が使われるようになりました。

 「ジーンダイバー」は人類がコンピュータ知性体とコンタクトする物語です。この話は組み立てが「百億の昼と千億の夜」と全く同じで制作者は間違いなく「百億〜」を意識して作っています。「百億〜」では阿修羅王は人間としての自由意思を持ったまま宇宙の主宰者となりました。この人間が宇宙になるという結末は「AKIRA」でも描かれています(映画の「AKIRA」では鉄雄が異次元の世界で宇宙となる)。「ジーンダイバー」の主人公の唯はコンピュータ知性体と接触して、交渉を持ち、猶予期間を得て、普通の人間として戻ってきます。

 この世が情報であるのなら、時空上にデータを書き込むことができるはずだという考えに立って、その技術の黎明期を描いたのが「電脳コイル」、じゃあ情報でありながら情報処理のルールに従わない人間の"意識"とは何だろうということで、「電脳コイル」では意識が体内から流出した人間と、電脳空間で誕生した知性体の"ミチコ"が登場するのです。

 「コレクターユイ」は、空間に情報を書き込む技術が封印され、人間の意識をバーチャル世界に取り込む技術だけが進んだ世界です。ここでも同様にホストコンピュータのグロッサーが独立した意識を持つようになったり(ミチコ)、意識が体に戻ってこれなくなった篠原愛の母親(電脳コイルのイサコの兄)がおり、意識がバーチャル世界に飛んだ状態で肉体が滅びた黒川良(カンナ)が登場します。眼鏡を長時間着用し続けた篠原愛は電脳コイル現象を発症します。これを「コレクターユイ」の世界ではこれを「電脳酔い」と呼んでいます。

 では何故コンピュータ知性体は有機知性体によるアクセスを恐れるかというと、物理法則が壊れるからです。つまり、自分のスペックを超える計算を強いられることによってコンピュータがフリーズしたり、データベースの容量が不足することを恐れているのです。これを「交響詩篇エウレカセブン」では"九段の限界"もしくは"セブンスウェル現象"と呼んでいます。また「涼宮ハルヒの憂鬱」では情報の自立的な湧出(だったかな)と呼んでいます。

 しかしコンピュータ知性体自身もスペックアップを望んでいて、そこで有機生命体を滅ぼさないで何とか飼い慣らすことはできないかと、もどかしい侵略をしかけてくるのです。

 まとめはまた次。



11月13日(火)【茨城県民の日】
陰暦 十月四日 【亥の子餅】

 これはまずいなあ
仙台市の掘削現場で爆薬類盗まれる
 仙台南署は13日、仙台市太白区の砕石会社「阿部善産業」の掘削現場で12日、発破作業に使う含水爆薬2本と電気雷管5本が盗まれたと発表した。同署は窃盗容疑で捜査している。

 同署によると、含水爆薬は直径約5センチで長さ約20センチ。電気雷管は直径約7ミリで長さ約5センチ。含水爆薬を地中数メートルに埋め、ケーブルでつないだ電気雷管で爆発させる。含水爆薬1本で約30畳の部屋を破壊できるという。

 同社は作業当日に使用する爆薬や雷管を会社などから掘削現場に持ち込み、作業車で保管している。12日は午前10時から作業を始め、作業員が午後5時ごろに残量を確認した際になくなっているのに気付いた。被害品を確認し12日深夜に仙台南署に届けたという。

[2007年11月13日17時6分]

 ダイナマイトよりも雷管の方が入手困難であるので、日本ではテロが防がれているという面があります。雷管さえあれば簡単に自動起爆が可能になります。

 最近今まで手がつけられることがなかったような組織が次々と摘発を受けていて、そして重要法案が参議院に送られ、しかも週末福田新総理の訪米を控えている。まさしくテロ日和。しかしテロだけはやめてほしい。ああいうものは一度起こると堰を切ったように次々と連鎖的に発生してしまいます。悪い人にも一応良心があってそれが治安の最後の防波堤なのだが、一回のテロがそれを吹き飛ばしてしまうのです。こりゃしばらく都心には近づかない方がよさそう・・・



11月14日 (水)
陰暦 十月五日

しゅごキャラ 第六話

 小学生というのにデスクワークをさせられるガーディアンの面々。教師の事務作業を請け負うことと引き替えに特権を維持しているのかもしれません(笑)

教員の負担減を検討 週内にも事務削減PT発足 文科省(学校の先生も雑事が多すぎるんですよね、でもそのような雑用が増えたのは、保護者が何でもかんでも学校に責任を押しつけようとしてきたから、大事なのは週休二日にして休みを作ることよりも、先生が本業の教育に専念できる環境を作ることです、公立の学校だって事務専用の職員をもっと雇ってもいいのではないでしょうか?)

ともあれ、横でお茶をついで回るあむちゃん、何だか最近のあむちゃんは三下キャラっぽくなってきました、これでいいのか、いやこれが本当の自分!?

 今回は半世紀前の少女漫画にでてきそうなたかびーなバレー少女が現れて、怪我をして落ち込む話であった。できれば元プリマドンナのお母さんが落ち込む娘を諭すシーンがほしかった。このアニメには大人が不在だよなあ・・・

 今回初めてお絵描き妖精のミキとクロスフュージョン。しかし、とくに攻撃は変わらなかった。そういえばミキの声はプリンセスチュチュの加藤奈々絵さん。去年は「ふしぎ星のふたご姫GYU!」でマーチを演じていました。堅実な演技をされる方です。

 チュチュ以来アニメでバレエがよくでてくるようになった気がします。

 しゅごキャラは面白い、たぶん今年度のアニメの中では随一だと思うのだけれど、もう一皮むけてほしいです。もうちょっとで熱中できそうなんだけれども、あと一味足りない。それが何であるのかは分からないですが。



11月16日(金)
陰暦 十月七日

 紅葉を撮しに北関東へ行ってきます、晴れるといいな。



2007年11月18日 (日)
陰暦 十月九日

「魔法の計算式、それは624÷6=104」【政治】


 ゴトゴトゴトと音を立てて無常にも列車は私の前を通り過ぎていった。次の上り列車までは一時間十分、仕方がないので駅前の食料品店でカップラーメンを買って昼食にすることにした。

 入ったのは田舎によくある何でも売っている雑貨屋、お店のおばさんにお湯を分けてもらえないかと尋ねると、時間があるのだったら上がっておこたに当たりながら食べるといいと勧めてくれた。今回の旅は曇りだったので写真は冴えなかったが、不思議と色々な人から話しかけられる。つい先ほども撮影場所で同好の士と世間話をしてきたところだった。

 お言葉に甘えて炬燵に当たりながらカップラーメンを食べる。おばさんは孫の七五三の写真を見せてくれた。桐生まで行って撮影してきたそうだ、とてもきれいに撮れているのでとにかく人に見せたくてたまらないらしい。なるほど実際良く撮れている、こっちがカメラを首から提げていたのでそれで上がれと言ってくれたのかもしれない。これは良い写真だ、撮った写真屋は腕がいいに違いないと褒めたら大いに喜び、次から次へと話を聞かせてくれた。

 その中で国の財政は破綻している、年金は帰ってこないという話が出てきた。こんなところで見ず知らずの人にそういう話を向けてくるとは思いもよらなかったのでとても驚く。財政や福祉は日本中でホットな話題となっているのだと言うことを実感した。このこと自体は悪いことではない。けれども雑貨屋のおばさんに年金財政の話をしても仕方がないと思って適当に話を合わせていたら、電卓を持ち出して、今まで国民年金をこれだけ払っているのに六万円しかもらえないなんておかしい、詐欺だと計算をし始めた。

 「一万三千円を、年に十二回、それを二十、三十、四十、五十(指を折りながら)で四十年間払い続けるから、624万円。これなのに六万円しかもらえないんだよ!」

 なるほど一般人の認識では今まで600万円払ったというところで思考が停止しているのか!軽い衝撃を受けた。ここから始めないといけないとは!けれども野党どころか与党の政治家も、考えてみればこのおばさんと似たり寄ったり、マスコミも与党を困らせるためにやっていると言うよりは本気で年金が破綻していると思いこんで報道しているフシがある。誰もこのおばさんを莫迦にはできない。

 「624万円を6万で割ってください」

 「104だね」

 「104回というと8年分ですね、ということは8年以上受け取れば元を取ることができます。七十歳以上まで生きれば元は取れますよ。」

 これを聞いた瞬間、おばさんがきょとんとした顔をして、次の瞬間ぱあっと顔が明るくなった。年金に対する誤解が解けた瞬間だ。人間払ったことは何時までも覚えているけれど、貰ったものはすぐ忘れる。大多数の人は600万円という数字の前に思考停止してしまい、それを6で割るところまでたどり着かない。確かに600万円も貯金しようとしたら大変ですからね、でも月6万円でも8年もらい続ければ600万円を超えるのです、積み重ねというのは恐ろしい。

 厚生労働省は今すぐに新聞とテレビで「624÷6=104」だから今まで払ってきた年金は返ってきます、というキャンペーンを張るべきだと思った。

 他にも税金の話もしたのだが、「サラリーマンは給料の四分の一を税金として持って行かれますよ」、というとこれまた驚いていた。自営業の人はどうやらここのところが分かっていないらしい。この前話をしたお菓子屋さんをしている友人も同じようにこれには軽く驚いてた。

 つまり自営業や農家の人は、サラリーマンや公務員が自分たちと同じくらいしか税金を払っていないのに、都会に住んでいるという"特権?"でもって過大な年金をもらっていると思い込んでいるらしい。そりゃ違います、サラリーマンは最低四分の一、中年になれば三分の一近くお上に税金として持って行かれるのです(^^;だからその分手厚い年金や医療を受けられるのです。自営業や農家もサラリーマン並みの福祉を受けようとしたら、サラリーマン並みに税金を払わないといけません。しかし、話には聞いていても、実際にサラリーマンと膝をつき合わせて話を聞かないとこれが実感できないと言うことがようやく分かりました。

 「624÷6=104」という計算だけで政府への不信を消し去ることができるとは思いもよりませんでしたが、案外こういうものなのかもしれません。やはり悩んでいる人の懐まで飛び込んで、彼等の言葉で説得をしないと駄目だと言うことがよく分かりました。しかし、理解してもらうことも可能だと言うこともわかりました。与党の皆さん、官僚の皆さん、それに経済学の先生、この計算はものすごい説得力を持っています、明日から使ってください。



11月19日(月)
陰暦 十月十日 【出雲大社神迎祭】

「わたらせ渓谷鐵道撮影紀」


 十七日(土)に桐生へ行ってわたらせ渓谷鐵道(昭和63年設立の会社だけれど、なぜか"鉄"の字を旧字体で書きます)を撮影してきました。

 お目当てはトロッコ列車「わたらせ渓谷号」。DE10型というディーゼル機関車が客車を牽引します。関東地方では、いまやディーゼル機関車すら貴重になってしまった。

 大宮回りと北千住から東武特急のルートを検討した結果、東武特急を使った方が速い上に料金もそれほどかからないと言うことで、上野まで上って、北千住から「両毛三号」に乗って一気に相老駅まで、これは早い。JRはこのあたり町を縫いながら進んでいるのでこうはいかない。なるほど両毛地方へ一番早くいけるのは東武だと言うことが今回よく分かった。


東武鉄道とわたらせ渓谷鐵道の乗換駅。瀬戸内の人間にはちょっと不思議な気持ちになる駅名。

 時間の関係で神戸で下りて撮影。残念ながら曇りのためちょっと色が冴えない。



長閑な山村しいたけ養殖の株


 神戸から渡良瀬川の左岸に渡り、山道をくねくねと下る。どんどん山が深くなるので、果たして撮影どころか時間内に次の駅までたどり着けるかどうかやや不安になってきた。小一時間歩いたところ、瀧と紅葉が撮せる絶好のポイントを発見。先客も二組いた。

 二組とも夫婦でドライブ。こういう場合、奥さんはたいてい車内で寝ている(^^;でも今まで私が観察した限りでは、釣り道楽と違って連れて行ってもらえるだけ撮影旅行に連れ回されるのはまんざらでもないようだ。一人が話し好きらしく、列車が来るまで世間話をする。わたらせ渓谷鐵道が開いている写真の展覧会があるらしく、去年はこの瀧を撮して入賞したとのこと。


 下り列車登場。

 三十分後、お目当てのトロッコ列車が来た。えんじ色に塗り替えてあるのがかっこいい。


拡大画像があります、瀧の水しぶきが見られます。乗客がこっちを見ていますね(笑)

全速力でトンネルの反対側まで回り込んで撮影。





 今日はこの後に茨城まで帰らないといけないので早じまい、この後に列車に乗り遅れて昨日の話に続く。



あれ、私達を撮してるよ!


ぴーす


お祖父さんも一緒にぴーす、皆さん見事なカメラ目線



 わたらせ渓谷の皆さんはフレンドリーでした。

  ※鉄道を撮る時にはフラッシュは焚かないようにしましょう。



11月20日(火)
陰暦 十月十一日

 実は日曜日から胃を壊していて、お粥や豆腐しか口にすることができず、まともに仕事もできない状態です。自作キムチを食べて胃が弱っていたところに、山道を歩いて体を冷やし、家に帰って大酒を飲んだのが悪かったのでしょう。

 その割には旅行記なぞアップして説得力がありませんが(^^;

 今日も早く寝ます、お絵描きやアニメの感想は明日以降に。自業自得かなと思っていたら、会社の同僚が急性胃腸炎で倒れました、もしかしたら消化器系のウイルス症が流行っているのかもしれません。皆さんも気をつけてください。



11月21日(水)
陰暦 十月十二日

「しゅごキャラ!」
 あむちゃんの妹のあみちゃんがしゅごキャラ達と学校を大冒険するお話でした。子供向けアニメらしくて良かったです。なんて言うか、若年寄どもなんぞわきへやってしゅごキャラ達だけで話を進めてくれた方が面白いのではなかろうかと思ってしまいました。

「YES!プリキュア5」  
学園長ってどんな人なんだろう?
→きっと学校行事になると壇上に飾られるあの鐘に違いない!

机の陰で果てる教頭とおたかさん(学園長)。
→いけない想像をしてしまったのは私だけではなかったはずだ!

妙に濃い顔をしたモブキャラ登場
→歌姫でした。



11月22日 (木)
陰暦 十月十三日 【庚申】

「NHKはSFがお好き」
 身の回りでウイルス性の胃腸炎が流行してさあ大変。でも月曜日に腹を壊したわけが酒の飲み過ぎではなかったことが分かってほっとしたのは内緒です。

 ヴァーチャルワールドを舞台にしたSFアニメの流れを追ってまいりました。「電脳コイル」によって、ヴァーチャルワールドを題材にしたSFの祖形は全て揃ったと思っています。

 あと数年もすればハリウッドやイギリスの児童文学家が「コレクターユイ」や「電脳コイル」の超訳を作ってくれることでしょう(笑)

 NHKというのは何故かSFを作るのが上手なんですね。「未来少年コナン」「太陽の子エステバン」「不思議の海のナディア」「ジーンダイバー」「コレクターユイ」「惑星サヴァイブ」「電脳コイル」どれも良くできてきます。特に設定が練られているのがいい。超古代文明とか霊魂とかとからめるのが上手です。

 おそらくハードSF研究所がNHKの知恵袋になっているのではないかと想像しているのですが、確証はありません。

 そろそろ「太陽の子エステバン」のような歴史とSFが渾然一体となったような作品が見たいです。スペースオペラやファンタジーはちょっと食傷気味(^^;



11月24日(土)
陰暦 十月十五日 【望】

「しゅごキャラ!」第八話
 天気が良いけれど、胃を治すために酒も遠出も控えて、今日は家でのんびり過ごすことにしました。勝負は明日だ(謎)

 さて土曜日ですので「しゅごキャラ!」です。「味楽るミミカ」が月刊状態なので、今のところ一週間で一番のお楽しみタイム。そろそろスタッフも一巡してエンジンがかかってきたような感じがします。

 ガーディアンの皆さんはおよそ子供らしからぬ定例会議の最中。なんだよ資料って、高校生の生徒会でもこんなに仕事はしないだろう(^^;ではあむちゃんの仕事はというと・・・ハブにされました、もしかしていじめられてる!?

 今日はやけにハイテンションな女の子が登場しました。なんか名前をフルネームで呼んでるし。こういう子って実在するんですかね(笑)「タッチ」の朝倉南みたく「〜だゾ!」というしゃべりをする女性なら会ったことがあるのですが、フルネームッ子はまだ会ったことがありません。

 どうでもいいことですが、左右で髪の量が違うおさげが来た。ちなみにこれからのファッションでは左右非対称が流行ると私は思っています。あむちゃんもそうだし、それを裏付ける結果かな。

 漫画なんだからテンション高くハイスピードで台詞を回してくれる方がやっぱり面白いですね。

 ただせ君ファンクラブとやらの偵察をするあむちゃんと渡瀬さん、それ以前に、お前ら読唇術ができるのか。こういうのは映像でないとできないトリックです。現実より妄想が優先するハイテンション少女は、撫子にロックオンして「ぶっつぶす!」と宣言。えーーっと、何をどう潰すんだ(^^;思春期らしくてまことによろしいですね。

 言い争ったあとにすぐ笑うというのもアニメでは良く見かけるけれど、これも見たことがないんだよなあ。女の子同士というのはそういうものなのでしょうか。この佐伯宣子が初代キングチェアーだとかいうんじゃないだろうな。パパさん自分の存在を否定するような発言キター!。

 金髪のラビアンローズがそろそろ始動の模様。ケレンミたっぷりの映像です。そう来なくっちゃ、このアニメは「アイドル伝説えり子」の路線で行くべきだと思う。冷静にみたらアホらしくなるようなことを勢いと演出だけで深刻に見せる、これだろう。どうでも良いような日常を大活劇に見せる、これこそが少女漫画の醍醐味だ。

 おお、夕陽がハートだ。

 ただせ君探索のカットもなかなか、今日は演出の質が高いぞ。

 久々に小太郎が現れた、南央美さんをただの出落ちに使うとは、豪華というか無駄遣いというか。

 ただせ君に名前を書くよう強要するハイテンション少女、お前はどっかの市民団体か。コピー&ペストなファンクラブ、これもお約束。ただせ君が撫子とツーショットであるのをみたハイテンション少女、ついに修羅場かと思いきや、逃げました(^^;へたればっかだなこのアニメ。

 ハイテンション少女は三つくらいステップを飛ばして振られたという結論を出し、×キャラ化、「ええいもうどうとでもなれ」というスタッフ様の声が聞こえてきます。今日はいい感じでスタッフ様が壊れています。あむちゃんはメモルとクロスフュージョンしてちゃっちゃと片づけました。ところで先生、女の子に向かって「卵が見える」というのはないげにエロ発言に聞こえるのは気のせいでしょうか?

 渡瀬美咲 声:名塚香織 えっ!!カオリンだったとは、全く気がつきませんでした。このような声も出せるのですね。そうか、エウレカだからヘアピンをしていたのか。×キャラは沢城さんでした。この人はここ十年間に現れた声優の中では最高の天才です。小山茉美や神谷明級の天才です。だからもっと主役で使え!テレビ局よ

 小幡記子って、まさか小幡洋子さん!?しかし、まさか・・・



11月25日(日)
陰暦 十月十六日

 SL奧利根号を撮しに行きました。SLの方はまあまあ良くとれたのですけれども、そのあと欲を出して金島まで徒歩で遠征して、それはまあ景色が良かったのでいいのですが、長野新幹線を撮ろうとして山登りをしてヘトヘトになりました。

 というわけでアニメの感想や写真のアップは明日〜

 追記 ビールが飲めるまで胃が回復しました。



11月26日(月)
陰暦 十月十七日

「奧利根号撮影記」その一

 昨日は渋川までSL奥多摩号を撮影しに行きました。朝起きると土曜日に引き続き快晴、絶好の撮影日和です。

 病み上がりだし、日曜日に体力を使い果たすと仕事に差し支えるので、新幹線で高崎まで行きました。さすがに速い。七時に家を出て十時前に渋川まで着いてしまった。

 撮影場所はあたりをつけてあって、大正橋か橋を渡ったところにあるカーブに決めていました。

 十分ほどして上り列車登場。



 これは良い、SLもここで撮そう、と考えていた矢先に地元のおじいちゃん登場。

「汽車ぽっぽ撮すの?だったらこの先のカーブがお薦めだよ」

 と、しきりにカーブへ行くように勧めます。でもトラス橋もかっこいいし・・・

「行きはカーブで撮して、帰りは向こうの鉄橋からこの鉄橋を撮すんだよね」

 不思議そうな顔をして私を眺めるお祖父さん。はて、なんのこっちゃと生返事を返しておきました。お祖父さんが去ってから三十分くらいして、よくよく鉄橋を眺めてみると。



「だめじゃん!」

 しまった、鉄道は左側通行だった、それ以前に上下が別々の鉄橋じゃん!何事も先達はあらまほしきことなり、全速力で坂を駆け上がってカーブへ走る。カーブには先客がいて、三脚を立てて待ちかまえていました。

 何でカーブへ行きたくなかったかというと、この時間帯は先頭が逆光になるからです、トホホ、頑張ってもっと先の山の中で撮るべきだったかな。でも仕方がない腹をくくってSLを待ちます。

 待つこと十五分、利根川の向こう岸の渋川市街から汽笛が響きます。煙が見えてきました。秩父では山陰に隠れて直前まで見えませんでしたが、今回は1km先に立ち上る煙が見えます。


奧利根号です、D51です。動いているところを初めて見ました。

しかし、神は我を見捨ててはいませんでした。先頭はとれなかったけれど横側にばっちり光が当たってかっこよく撮れたのです!


クリックすると拡大画像へ飛びます。
壁紙用(1024X768)  後方に見えるのは榛名山です。


これは色がきれいだった一枚。


 ただしあの写真が撮れていたのが分かったのは家に帰ってから。この時は失敗したつもりで、次のターゲットの長野新幹線に向かいました。続きは明日。でも後半は個人的には面白かったけれど、きれいな写真はありません、申し訳ないです(^^;A



11月27日(火)
陰暦 十月十八日



 私は常々友人から「地図が読めない男」といわれ続けているのですが、今日それを思い知らされる体験をしました。



渋川市を通っているのは長野新幹線じゃなくて上越新幹線だったのか!

 どおりで緑色とか青くて二階建ての新幹線しか走っていなかったわけだ。だって榛名山があったからてっきり長野新幹線だと思ったんですよ。今さっき群馬県の地図を広げて初めて気がつきました。そうか、長野新幹線は高崎から左に走っていたのか。

 考えてみれば渋川は高崎の北だから、長野新幹線が併走しているはずがないのですが、地図が読めない人の頭の中ではこれが不思議と同居できるんです。どうだ参ったか。

 さて気を取り直して、昨日の続きだ。



 今度は利根川の対岸から水上号を撮すために大正橋に戻る。丁度線路を見通すことができる場所に神社があった。縁起を記した石碑を読んでみると、祭神は天宇受売命とある。これは珍しいということで、写真に撮った。以下石碑の文章を起こします。興味がない人は読み飛ばしてください。

大宮姫神社

白井大宮に鎮座、旧村社で氏子数百八十戸。現社殿(近代の建築)は古墳上に建てられていて、前は渡屋に通じる道で渡しや橋があった。後ろは近代始めには永井長次郎設計施工による大宮橋(飛橋)に通じ、白井町五十の六斎市には勢多西部よりの通交による参拝者もあったことがうかがえる。上野國郡村誌に「社地東西二十五間三又・南北二十四間、面積六百十四坪、祭神天宇受売命(あめのうずめのみこと)」とある。鎌倉時代の上野國神名帳群馬郡西部の筆頭に正三位宮姫明神があり、榛東村の大宮神社に擬せられているが、白井の大宮姫神社の名称がよく一致している。しかし、当社は群馬郡東部に位置しているので疑問が残る。平安時代の延喜式神名帳の大宮売命は、役所の建物を守護する神で、これより推測して、群馬郡庁が、榛東村にあり、郡司(郡庁)が大宮神社を、新たに祀ったものであろう。郡司は当初は世襲ではなく、郡庁の所在地は随時移動したことがうかがえる。当社近くには古代豪族の白井古墳群も存在し、当社も郡司祭祀と考えて差支えない。例祭日は四月十五日・十月一日である。

昭和六十三年十月
子持村


 というわけで、古代豪族の古墳の上に建てられた神社だそうです。もしかしたらこの地の首長は女性だったのかもしれません。

 水上号は遠すぎてきれいに撮れなかったので没。来年は望遠レンズを買うぞ。

 そこから金町まで渋川までの倍しかないので、歩いていくことにしました。この日はぽかぽか陽気で汗がふき出てくるくらいでした。台地の上では蒟蒻芋の収穫の最中。群馬県だけで日本の半分以上を収穫しているんだとか。藁を満載したトラックも通り長閑な晩秋の風景が楽しめました。


途中に見つけた変な看板。でもなかなかいいデザイン。北牧宿という小さな宿場町にて。

 一時間半ほど歩いて金町に到着。長野、じゃなかった上越新幹線のでかい陸橋が見えます。本来の計画では、山をちょっと登って新幹線を撮すはずだったのですが、森が深くて全然見えない!道なき道をかきわけてトンネルの上に出た(柵越えはしていませんので通報しないでください)はいいけれど、今度はトンネル横に変電所があるので電線だらけで新幹線が見えない。まさに踏んだり蹴ったり。というわけでお見せできるような写真はありません。

 でも鳥のさえずりは聞くことができました。

 それにしても新幹線がトンネルを走る音は数km先からでも響くんですね。下をトンネルが走っている土地は絶対に買うまいと思いました。

 吾妻線の登が車で時間があったので、駅前の日帰り温泉富貴湯に漬かってきました。広い湯船、露天風呂もあって400円、これはお得です。かけ流しの天然温泉だそうです。家族でやっているような小規模な入浴場ですので不正表示じゃないでしょう(笑)ぬるめが好きな人にお勧めです。いいお湯でした。





11月28日(水)
陰暦 十月十九日

 人物叢書の「上杉鷹山」を読んでいます。立派な人だとは聞いていましたけれども、そのために反発を感じて今まで伝記は読まないできました。この前米沢へ行って、自筆の書などを見て、興味がわきました。そこで人物叢書となったわけですが、何が感動したかというと・・・

 上杉治憲(鷹山)は 日向高鍋藩主秋月種実の次男として生まれました。秋月種実の妻、則ち治憲の母親である春姫は筑前秋月藩主黒田長治の娘であり、長治の妻である豊姫が米沢藩主上杉綱憲の娘でした。

 則ち治憲は、上杉綱憲ー豊姫ー春姫ー治憲、と女系で上杉家の血を受け継いでいました。ちなみに綱憲の父はあの吉良義央であり、治憲は吉良義央の四代の孫ということになります。

 治憲の養父上杉種定には息子がいましたが、治憲が優秀の誉れ高かったことと、健康で適齢期の後継者を確保する必要性から、治憲を養子としました。米沢藩は三代綱勝が世継ぎを指名しないまま急死したことにより領地を半減される憂き目に遭っていたので、転ばぬ先の杖であったのでしょう。

 種定には幸姫という正室に生ませた娘がいました。治憲は幸姫の婿となります。上杉博物館では、鷹山はお豊という上杉家の遠縁の女性との間に子供をもうけ(ただし早世している)、お豊の協力も得て国を治めたと説明がありました。正室の間には子供がいませんでした。私は浅はかにも、幸姫がよっぽど不細工か嫌な女性で、鷹山もいやいや結婚生活を送っていたのかなとその時は思いました

 しかし、人物叢書によると、幸姫は身心の発育が異常で、二十を超えても十歳くらいの体つきと知能であったそうです。その幸姫とままごと遊びをするのが江戸の藩邸における鷹山の夫婦生活であったそうです。

 これだけでも大変な驚きですが、何と鷹山は幸姫が三十歳で亡くなるまで江戸には側室をおかなかったとありました。お豊は米沢での側室でした。種定は娘の発育が異常であったことを娘が死ぬまで知らなかったそうです。側室をおかなかったのは養父の手前もあったのかもしれませんが、養子に入ってから十数年、江戸には側室をおかないで幸姫の相手をしていたとはなかなかできることではありません。

 米沢で見た鷹山の書は、細やかで優しく、彼の心をあらわしていたのだなと今になって思いました。



10月29日(木)
陰暦 十月廿日 【戎講】

 最近またプリキュア5が持ち直してきました。しばらくつまらなかったのは、映画にスタッフが引き抜かれていたからなのかもしれません。

 そんなプリキュア5の第二期が決定しました。まずはおめでとうございます。

「YES!プリキュア5GOGO!」制作決定(東映アニメオフィシャルページ)

 ブンピーさんとカワリーノさん二月で死んじゃうんですかねえ(・ω・)しょぼーん  あの二人は好きなので何とか二期目まで生存してほしい。

 それと、山寺宏一、かないみか夫妻が離婚しました。残念だが、これでかないさんの出演がまた増えるかも。芸能人同士の夫婦は難しいみたいですね。なかなか続かない。



12月1日(土) 【映画の日】【鉄の記念日】
陰暦 十月廿二日 【下弦】

「しゅごキャラ!」第九話
 今日も仕事がないあむちゃん、やはりハブにされているようです。強そうに見せて、実はいじめられっ子体質やもしれません。

 藤咲撫子さんの家は日舞の家元だそうです。ここであむちゃんのナイスボケが入る。助清の大軍がッ!子供に分かるのか、このネタ!?

 犬上家には空海とややも反応していましたね。

 格差社会を目の当たりにして落ち込むあむちゃんに気を遣って撫子さんがお家にお泊まりに呼んでくれました。

 女の荷物は多いですね。おじさん最近は一泊の旅行にはパンツとシャツしか持っていきませんよ、ハッハッハ。あみちゃん、旅行に無理矢理についていく時にはカバンの中に入るもんだぞ。

 すごい旧家にたじたじのあむちゃん。しかし、洗剤に飛びつく旧家のおかみさんもやっぱり主婦なのであった。これなんか実体験に基づいているネタでしょうか(^^;あむちゃんも含めて着物がきれいです。ほとり君の家も和風だったし、和の美しさの再発見が隠れたテーマなのかも。

手鞠ちゃんちょっとタカビーです。これがなでしこさんの本性。しゅごキャラは”本当の自分”と言うよりはむしろ”本性”だよなあ(笑)

 目配せする藤咲母子をみて面堂家のお正月的展開を思い浮かべてしまったが、この後しゅごキャラ達がねずみ撃退のために大騒ぎをしてそれをあむちゃんが勘違いして錯乱するという展開でした。今日のあむちゃんは表情が次から次へと千変万化、しかし佐伯宣子ってなんなんだ、この学園と何らかの関わりがあるのかな。

 それにしてもあむちゃんは想像力豊かな子供です。きっといい大人になれるでしょう。想像力はとても大切です。撫子さんの友情の深さを知ったあむちゃん。良い友達ができて良かったですね。それと千葉妙子さんは「コメット☆さん」の歌でしか知らなかったのですが、押しの効いた声が出せるのだなと知りました。



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