錦林多摩記
2007年10月
10月1日(月)
陰暦 八月廿一日
急に寒くなりましたね、電気ストーブを出して、靴下を履いています。体が冷えるせいか今日は職場の便所が混んでいました(笑)
「出雲國譲りの真相」キャラクター紹介第三弾

この少年はヒトマロの友達でカラといいます。
邪馬台国の官吏の息子で、ヨサミ老人から鬼道(シャーマニズムと原始的な陰陽道が混合した呪術、この物語中では魔法のようなものと考えてください)を習っています。けれども親はそれを快く思っていません。
生真面目でしゃちほこばった性格。私としては一番描きやすいキャラです。思うに子供の頃の私の性格が色濃く反映されているからでしょう。ミナマという名の双子の妹がいます。
10月2日(火)
陰暦 八月廿二日
「風の少女エミリー」
前半のポリアンナ的展開とはうってかわって衝撃の「うすいさちよ二十八歳独身様」的展開(ああでもポリアンナも後半は容赦なかったっけか)、なかなか面白かったです。自虐物は女流に限ります。モンゴメリー先生も苦労したんですね(泣)
中等学校(?)を卒業したとて自動的に小説家になれるわけもなく、イルゼは演劇学校に、ベリーは弁護士事務所で見習いに、テディは何と才能が世に認められてパリへ留学にと、プリンスエドワード島から羽ばたいていったと言うに、いち早く自分の夢に目覚めたはずのエミリーだけが一人故郷の村に帰ることを余儀なくされたのでした。
それからは、友人の活躍を横目に採用されることのない小説を書く毎日、唯一の読者とも言える恩師のカーペンター先生も突然死んでしまいました。そこに追い打ちをかけるように約束を交わしたつもりのテディがパリで有名芸術家の娘と婚約したという知らせが!エミリーは奈落の底に叩き込まれます。まさかこんな展開になるとはビックリです。
夢遊病者のように夜の村をさまようエミリー、ご飯も喉を通らず、そしてついにやけになって子供の時から書きためた小説を暖炉にくべてしまいます。その虚ろな目、家族に毒づくエミリー、久々に背筋にぞくぞくときました。何とか勇気づけようとエミリーを叩いてしまい、その後に悔んでエミリーの枕元で涙を流すエリザベスおばさんに感動しました。
そして、しばらくして元気を取り戻したエミリーは、ニュームーンを題材にした自伝的な小説を書き始めます。そして、最初の読者となったのが何とエリザベスだったのです。どうにかして抜け出そうと思っていた、つまらなかったはずのニュームーンのなんでもない日々の描写が、初めて人の心を打ったのでした。
家族の後押しを受けて、エミリーはその小説を自費出版しました。それは島中の評判となり、人々の手から手に渡り、ついにアメリカの大出版社の目にとまりました。しかしエミリーはニューヨークに来るようにとの誘いを断り、プリンスエドワード島で、故郷の人々の生活を書き続けました。この島こそが彼女に「ひらめき」を与えてくれる約束の地だったからです。
地味だったけれど、しっかりとした作りの良作であったと思います。名作劇場の後追いになってしまいますが、NHKにはこの調子で児童文学のアニメ化を続けて欲しいです。どうせなら余勢を駆って「赤毛のアン」なんてどうでしょう?
最後の結婚は余計だった気もするけれど、子供向けにはああいう終わり方にしないといけなかったんでしょうかね(笑)
10月3日(水)
陰暦 八月廿三日
最近なぜか屁が臭くなって困っています。そんなに良い物を食っているわけでもないのに。会社と言うところの困るところは、なかなか自由に屁がこけないところです。
「出雲國譲りの真相」キャラクター紹介第四弾
邪馬台国の女王二代目火神子(トヨタマヒメ)です。
「出雲國譲りの真相」は、魏志倭人伝に出てくる卑弥呼の死後数十年たった世界を舞台にしています。ですので、彼女は卑弥呼の死後に女王に立てられたとされる伊与(台与、イヨ、トヨ)に当たります。
呪力は初代火神子に劣りませんが、阿蘇山の噴火による天候不順と、彼女を利用して邪馬台国を操ろうとする父(タカミムスビ)と弟(オモイカネ)の策謀に悩まされています。
この物語世界は邪馬台国九州説を採っており、邪馬台国は阿蘇山の火の神を崇めていたと言うことにしています。ですので"火神子"と表記しています。ナルメは、その祭祀集団の見習い巫女です。
10月4日(木)
陰暦 八月廿四日
先週末から「交響詩篇エウレカセブン」を視聴。エウレカセブンは神話学を取り入れたアニメであるから、神話に凝っている時に見るには丁度いいです。
デューイは結局ホラントがうらやましくてならなかったのだろうなと思った。デューイどれだけ努力しても人から恐れられ、嫌われるのに、ホラントは生まれながらのヒーロー気質で好き勝手やっているても周囲から愛される。そもそも親から与えられた運命に抗おうと一番努力をしたのはデューイの方でした。神話から着想を得ているアゲハ構想を読んで、進んで悪役を買って出たとまでは思えないですが。
一見するとホラントの方が宿命に逆らっているように思えますが、そもそも親から与えられた運命に抗おうと一番努力をしたのはデューイの方でした。神話から着想を得ているアゲハ構想を読んで、進んで悪役を買って出たとまでは思えないですが。
ホラントの方は社会には逆らってはいるものの、運命には逆らいませんでした。僭称者のデューイから王位を奪い返そうとする、正統なる後継者のホラントは宿命に従っているといえるのです。
それにしても、これだけやりたい放題やったらのだから作った人達はさぞかし気持ちがよかっただろうなと思います。てなことを考えながら制作会社の BONESのサイトを覗いてみたら、アニメーターの逢坂浩司氏が亡くなったという記事を見つけました。「YAWARA!」や「シティーハンター3」や「カーボイビバップ」の作画監督です。ご冥福をお祈りします。
ところで、ピザーラはこの作品内広告のお陰で売り上げは増えたんでしょうか?
「出雲國譲りの真相」キャラ紹介第五弾。娘時代のトヨタマヒメ。初代火神子の下で巫女の修行をしている時期の姿です。トヨは卑弥呼の死後に混乱した邪馬台国をまとめるために、十四歳で女王の位に就きました。
10月6日(土) 【国際文通週間】
陰暦 八月廿六日
今日から新アニメ「しゅごキャラ!」がスタート。
設定は、他人と自分の間に距離を作ってしまい、素直な自分が出せない子供にミルモのような妖精(本当の自分?)が現れて、自分を取り戻していくという物。最近の子供は、学校向けの顔、家族向けの顔とかを作っていて、自分が出せずにストレスがたまっているとよく言われています。現代的なテーマです。
「ローゼンメイデン」も似たような主題でした。あれは挫折を経験した自尊心が強すぎる少年が引き籠もってしまい、人形(心理学的に見ればこれももう一人の自分)の助けを借りて社会復帰するという話でした。PEACH-PIT先生はこのような「分裂した自分」を取り戻すというテーマを好んでいるようです。
第一回はなかなか良い出来であったと思います。クールに見えて、実はどじっ子という主人公はなかなか愛らしい。少女革命ウテナやCLAMP学園みたいな世界らしいのですが、そこら辺ははっきり言ってどうでもいいです。あとみゅうみゅうみたいな敵も出てきた。けどそれは見せるための飾りだからどうでもいい、私の興味があるのは主人公の成長だけですので。
10月7日(日)
陰暦 八月廿七日
オリンピックの写真集を見つけました。スポーツの絵の資料です。柔道以外の格闘技とテニス・バトミントン以外のスポーツは揃っています。これでスポーツの絵の制作もさくさく進みそうです。
「出雲國譲りの真相」キャラクター紹介第六弾

出雲大国主命の継承者、トシロ(事代主命)。
記紀神話では大国主命に、天孫への國譲りの勧めた神様です。出雲系の神様ですが、大和盆地で祀られ、娘が神武天皇に嫁いでいますので、日向・大和王朝と良好な関係を持った出雲の神様(もしくは歴史的人物)と推測できます。
漫画の中では、出雲国王の末っ子で、小説の主役であるタカヒコの同母弟です。トシロとタカヒコの母親であるタギリヒメは偏った性格の持ち主で、兄のタカヒコを疎んじ、弟のトシロを溺愛しています。物語開始時期のトシロは、次の国王となるための試練の真っ最中です。甘ちゃんの性格ですが、物事を見通す聡明さを持っています。これは事代主命がお告げの神様であることにもよるのでしょう。"ことしろ"というのは言(こと)を白す(もうす・しらす)という意味です。
タカヒコに次ぐ重要キャラであるのですがそれだけになかなかデザインが固まりませんでした。今回やっと納得がいく姿にできました。ここまでたどり着くのに二年かかりました。甘えん坊にして欲しいという作者の要望にお応えして可愛くしてしまいました。漫画に登場するどの女性キャラよりも可愛いです。ていうか本当に可愛いのは十歳くらいの少年ですよねえ、特に洋画では(やばくなってきたのでこの辺で)
私の妄想の中ではタカヒコとトシロはアルビノと言うことになっており、それで髪の毛が無色になっています。何でかっていうと自分でもよく分かりません。少女漫画では王子様はたいてい髪の毛が金髪だから、それが脳裏に植え付けられているのかもしれません。
10月9日(火)【万国郵便記念日】
陰暦 八月廿九日 【寒露】【高良大社例祭】
久しぶりに見つけた(・∀・)イイ!ふたご姫のAMV(注意:音が出ます)
本物のミュージッククリップみたい。
「出雲國譲りの真相」キャラクター紹介第七弾
大国主命の娘"シタテルヒメ"(下照姫命)
神話では、オオナムチ(大国主命の別名)の娘でアジスキノタカヒコの妹にあたり、芦原中国(地上の世界)を平定するために天から下ったアメノワカヒコの妻となります。因幡国や大和国に祀られています。
「出雲國譲りの真相」では、タカヒコとテルヒメの兄妹と邪馬台国から人質として送られてきたワカヒコは実の兄弟のように仲良く育ったことになっています。神話同様に、テルヒメとワカヒコの二人は互いに惹かれ合っています。
しかし、権力者の家に生まれた娘にとって願いを叶えることは容易なことではありません。邪馬台国のクーデタに端を発した大動乱に彼女も巻き込まれて、不本意な結婚を余儀なくされるのですが・・・
漫画にするにあたって、少し設定をいじりました。包容力のある性格ですが、お嬢様らしく少し夢見がちな部分があります。
10月12日(金)
陰暦 九月二日
夏休み明けから総力戦態勢だった仕事がこれでやっと一段落。一月ほどはのんびりできそうです。
今週は「りりかSOS」を見て感動していました。りりか最高、星夜君とデューイも男らしくて実によい。加納はまずお前が腹を切って死ぬべきだ。あいつだけは許せん。
りりかを見終わったので、MAGICARUさんに釣られてケロロ軍曹の1stシーズンの見直し。後半は半分くらいしか見ていません。明日からアニメの感想やお絵描きを再開しますね。
10月13日(土)
陰暦 九月三日
「しゅごキャラ!」
急に押しかけてきた謎生物とか魔法に拒絶反応を示すのはこの手の物語のお約束。御多分に漏れずあむちゃんもランちゃんに帰れとか便所に流すぞだとか過激なことを口走るのでした。お前は安純か。
昨日の告白で芋を引いたつもりになっていたあむちゃんでしたが、登校してビックリ、意外や意外(大人にとっては意外じゃないけどね)、クラスメート達は感情を表に出したあむちゃんを温かく迎えてくれました。周囲との壁が低くなっていくのを感じるあむちゃん、この子のはにかんだ顔は可愛いですね。最近の少女漫画の登場人物は子供だか大人だか分からない奇形が多い中、とても子供らしい表情だと思います。
そんなあむちゃんにガーディアンからお茶会のお誘いが。お茶会で勧誘を受けます。児童のキャラクターの卵を守ることを真の任務としているらしい。けれどもあむちゃんは断ってしまいます。これはいいですね。私もああいう選民思想丸出しの連中は嫌いです。そもそもアイテムを始めから三つも持っているあむちゃんはあのようなせせこましい組織にははまりきらないでしょう。折角クラスに馴染んできたのに、ガーディアンになんか入ったらまた距離ができてしまう、という心配は女の子らしいと思いました。少年漫画なら上に上がることは無条件でいいことなんですが。ここは少女漫画らしい。
そのあとなんか戦闘シーンらしき物がありましたが、それはどうでもいいや。ヘソ出しが可愛かった。ぺったんこなのもあれはあれで良し、五年生ならあんな物だろう。
ポテンシャルは高そうな作品だと思います。まだ本領を発揮していないように私には思えます。大化けすることを期待してこれからも見続けます。あまり萌え要素を詰め込むことにはこだわらず、ストーリーで勝負する本格派を目指して欲しいです。
それにしてもガーディアンの連中は軽躁症っぽかったな。内的自己と外的自己が統合できた状態というのは落ち着いた自負心に裏打ちされていますので、あのように浮ついた状態にはならないはずです。あれは"本当の自分"というよりは"なりたい自分"であって、これもまた等身大ではないだけ外キャラと五十歩百歩なんだよな。でも子供にとっての"自分らしい"というのはああいう物なんでしょうね。
10月14日(日) 【鉄道の日】
陰暦 九月四日
ついに今日はガマオ君が時津風部屋にされてしまった、いと哀れ。
第一作の時から思っているんだけど、プリキュアは敵に対する"愛"が欠けていますよね。一方的にタコ殴りにされて、かれらの事情はお構いなし。彼等にも止むに止まれぬ事情があっても良いもんだと思うのに。改心して仲間になるというパターンもないし。
追記:SSでは敵が仲間になるのでした。途中で見るのをやめてしまいましたが、SSはもしかしたら私が見たかったような作品だったのかもしれません。
やっぱぷりきゅあはB級だと思う。
「出雲國譲りの真相」キャラ紹介第八弾。

前段の主役タカヒコ(味耜高彦根神・あじすきのたかひこね)
大己貴神(おおなむちのかみ)の息子。スキは文字通り農機具の鋤を表し、農耕の神様。荒々しい性格から、雷神とされることもある。下照姫の兄。事代主命の同母兄、あるいは異母兄とされる。味耜高彦根神と事代主命と下照姫の三人を"出雲三兄弟神"と呼ぶこともある。
小説の主役、漫画でも第二部から主役になります。小説の構成上、美形にしなくてはならないのですが、男の美形というのは私のリアリティーの外にあるのでなかなか描けませんでした。これも今までのデザインよりは良くなりましたが、まだ満足していません。ですのでタカヒコの造形は変更する可能性あり。
母親の愛を受けられずに育ったので、出雲や筑紫島(母親の故郷)にはあまり愛着を感じていない。果断な性格で困難を次々と正面突破していく。周囲はタカヒコの無鉄砲に困らされることしきりだが、それでも彼に付いていかずにはおれない魅力を持っている。小説ではなぜか年寄キャラに人気があり、じじい殺しと言える。
10月15日(月)
陰暦 九月五日 【熊野速玉神社祭】【石上神社例祭】
三年ぶりくらいにりりかをまとめて鑑賞して発見したこと。第二十七話からキャストの紹介の仕方が変わっている。それまでは一人二役でも代表的な役しか記入していなかったのに、第二部からは演じた役は両方とも記入されるようになっている。
例えば石田彰ー宇崎星夜・ハーブ、といった具合に。これに紛れて見過ごしがちなのが、主役の麻生かほ里さんの配役が森谷りりか・ナースエンジェル、となっているところ。あれ!?りりかとナースエンジェルって同一人物じゃなかったの?
初めてDVDで見た時から、第二部のオープニングにはりりかとナースエンジェルが何度も同一画面に登場していて、二人を別人格のように印象づけているのが不思議だなと感じていました。今回エンディングでも、りりかとナースエンジェルが別の人物であると匂わせていることを発見しました、どうしてなんでしょう。
おそらくあのラストで昇天したのはりりかの体を借りて生まれ変わった過去のナースエンジェルの方で、当のりりかはナースエンジェルの依代としての役割を終えて普通の女の子に戻った、ということを意味しているのではないでしょうか。あの最後のお花畑は天国ではなくてこの世だったと私は思いたい。あそこで死んだのはりりかではなくてナースエンジェルであったのです。
両者を別人格と印象づけようとする第二部の演出は、この伏線であったのではないでしょうか。
10月16日(火)
陰暦 九月六日
今日一日仕事が手に付かず、鬱かとも思いましたが、どうも風邪のようです。というわけで今日は早く寝ます。
10月17日(水)
陰暦 九月七日 【伊勢神宮神嘗祭】
曇り空が続いたせいか、調子が悪いです。気持ちの落ち込みはない物の、鬱と同じ状態で体も動かせず、頭も働かず。
八百屋で芋の子が一山二百五十円で売っていたので買ってきて煮込みにしました。皮むきで手を釣りそうになりましたが、料理は大成功。八百屋さんの野菜は美味しい、これで少ない量で売ってくれれば毎日でも買いに行くのに。値段が一緒でいいから量を半分にして欲しいです。
芋の子は恐ろしいほどアクが出るので、先に別にして煮込むのがコツです。
一人暮らしも十年目にはいると、鬱でも料理と洗濯と掃除だけはできるようになりました。要領を得ませんが本日はこれにて失礼。
10月18日(木)
陰暦 九月八日 【靖國神社秋祭】
近ごろ部屋から変な匂いがして困っていましたけれども、合板の床をワックス掛けしたら匂いが止まりました。ワックスが剥げて、合板や接着剤の匂いが漏れ出ていたのかもしれません。健康で文化的な生活のためにはハウスキーピングは欠かせないと思いました。
パースの教科書や、古い建造物の写真集を使って建造物を描く練習中。今月はちょっと本を買いすぎました。来月は締めよう。
「味楽るミミカ」
話はなかなか良かった。でも料理のパンチが足りないのが玉に瑕でした。七つ子ちゃん、あれはイタズラの域を超えていると思うぞ、お母さんはまともそうな人なのに、親父の教育が悪いのだろうか。
10月21日(日)
陰暦 九月十一日 【土用】【宇都宮二荒神社例祭】
木曜あたりから陽が射すようになったお陰で、だいぶ調子が戻ってきました。昨日は兼ねてから計画していた秩父への撮影旅行に出掛けました。秩父では毎年秋に蒸気機関車が走ります。途中寝台特急や東武鉄道を撮影しながら、羽生から乗って秩父鉄道も完乗し、SLも撮そうという計画です。
朝五時半に起きたら、雨は上がっていました。サンドイッチと紅茶を用意して出発。
西国分寺から武蔵野線に乗り換え、南浦和から東北線に乗り換えて久喜まで。ここはJRと東武鉄道の乗換駅ですので両方撮すことができます。駅から北に数分歩いたところにある幸手街道踏切にて北斗星を待ちます。カシオペアも見たかったのですが、土曜日朝は行きでした(^^;>

宇都宮線(東北本線)普通列車 E231系
去年から中央線でも走るようになった車両。でも宇都宮線には2階建てがある分まだ負けている・・・

東武鉄道通勤列車 8000系
よく分からないけど、これって小田急と同じなんでしょうか。

東武鉄道特急列車 りょうもう3号

通勤列車と東武特急に飽きた頃に、変な車両が来ました。

"5”が付いているから50000系の改造かなんかでしょうか。なかなかかっこいいです。
小一時間待って、そろそろ諦めかけて、最後の一両と思った時にやっと来ました、北斗星。
興奮して手ぶれしてあんまりいい写真が撮れませんでした(笑)
急いで久喜駅へ戻って、東武伊勢崎線に乗って羽生へ(つづく)
おまけ

E231系の先頭車に写り込んだ秋の風景。
10月22日(月)
陰暦 九月十二日 【時代祭】【鞍馬の火祭】

羽生から秩父鉄道に乗り換え。
秩父鉄道の沿革(秩父鉄道株式会社HP)によりますと、秩父鉄道は創業明治32年、なかなか歴史のある鉄道です。明治から大正にかけては絹糸の輸出が日本を支えていましたので、秩父とか青梅とか真岡といった山奥にも鉄道がいち早く敷かれました。国土のバランスがとれた開発といった意味では徳川時代や明治の方が実現できていたんですよね。
大正11年に影森まで電化されていますので、秩父鉄道にSLが走った期間は意外と短いことが分かります。
秩父セメント株式会社(現太平洋セメント)の設立は大正12年。東京オリンピックを機に一気に鉄筋コンクリート化した東京の建築を秩父武甲山の石灰岩が支えました。お陰で名勝は見るも無惨な姿になってしまいましたが・・・秩父鉄道は石灰岩運搬に大活躍しました。
 丸禿にされた武甲山 |

秩父鉄道名物の石灰岩運搬貨物 |
羽生から秩父まで急行に乗り、秩父から鈍行に乗り換え、車内から撮影ポイントを物色します。影森に丁度良さそうな陸橋がありました。これは帰りのために取っておきます。武州中川で下車、行きの撮影は武州中川ー武州日野で行う予定です。

武州中川から15分ほど歩いた場所にて。
ここまでは陽が射していて、「あいつら(大学時代のサークル仲間)と違って晴れ男の俺は勝ち組だぜ!」と思っていたら、みるみる秩父御岳に雲が集まりだして、お日様を隠してしまいました。やはり我がサークルは何かに祟られているようです。
影森の陸橋からの撮影はきっとアップになるはずだから、行きは見通しの良い場所にしたいと思いながら探したのですが、全然見つからず、武州日野を過ぎて、武州日野と白久の真ん中変でやっとそれらしい場所にたどり着きました。これも近接です。俯瞰するには荒川の右岸に渡らないと難しいようです。

待つこと十分で汽笛が山にこだまします。でもそこから五分くらい待たされました。上り道ですし、華奢な蒸気機関車だし、風景を楽しむ観光列車なのでのろのろなんですね(^^;わたし、この後影森の陸橋でSLと100m競争して勝ってしまいました(笑)

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

やっぱSLはかっこいい!
力行なので足下から蒸気まで出してくれました。

よく考えてみたら、蒸気吹き出しているこんな近くにいたら危ないですね(笑)
観光用ののろのろ運転だから大丈夫でしたが、本気を出していたら危ないところでした。

車内の子供が「バイバーイ」と言ってくれたので、こちらも応えて手を振りました。
白久で白ワインを購入。鈍行に乗ってSLを追いかけます。三峰口ではSLが迎えてくれました。整備士のおじさんがお客さんを前に車両の説明をしてくれました。

潤滑油の供給部、ガーゼに油を含ませるようになっています。SLはベアリングがないので自動車のようにグリスがつかえないためこのような仕組みが必要なのでしょう。ということはSLの軸の減りは早そうですね。

本日のベストショット、秩父鉄道の整備士さん
帰り、一つ前の列車でSLを先回り。陸橋に行く途中で汽笛が聞こえたからさあ大変、全速力で走ってぎりぎりセーフ。

撮影客が山をなしていました、有名なポイントだったみたいです。SLの方もそれが分かっていて、時速7kmくらいで運転していました(だから徒競走で勝てた)。秩父鉄道、サービス満点。
この後西武秩父駅まで歩いて(これが結構遠くてばてた)、駅で饅頭を買って、西武線に乗って帰りました。SL撮影の時だけ曇っていたのを除けば、大成功の旅でした。
10月23日(火)
陰暦 九月十三日 【十三夜】
今日は十三夜、月がきれいです。
どじっこあむちゃん 第三話
怪しい秘密結社ガーディアンの誘いを断ったあむちゃんでしたが、今度はクイーンズチェアの藤咲なでしこさんが王子様の写真やグッズで籠絡にかかります。「お友達になりましょう」とか言って下心が見え見えです。頑張るあむちゃんでしたが、王子様に手作りケーキをプレゼントという乙女チックな展開に落ちて、一緒にお菓子を作る約束をしてしまいました。
ガーディアンの特権でもって家庭科室を接収した藤咲さんと一緒にフルーツタルト作り。たどたどしい手つきながらも頑張るあむちゃん。家庭的な藤咲さんは料理がお得意のよう。何だか友達ができそう、いい雰囲気です。
そこに猫耳変態男が現れ、良い子の目の前であむちゃんを押し倒します。茶の間に気まずい雰囲気が流れます。そのまま一気に行くはずもなく、キャラチェンジでリミッターが切れた藤咲さんは薙刀(どこから出したのだろう?)を振り回して猫耳変態男の抹殺に取りかかります。本当に殺しかねない勢いです。
どさくさに紛れて三個目の卵が孵化。料理が上手なキャラだそうですが、いきなり生クリームの洪水を作ったりして意味不明です。結局手作りフルーツタルトは見るも無惨な姿になってしまいました。
思いっきり落胆するあむちゃん、ですが、今度こそしゅごキャラが真価を発揮して残った生地でビスケットを作ることができました。
これだけでも充分一話になりそうですが、まだ前半が終わったばかり、今時珍しいなかなか濃密なアニメだ!というわけでレビューも明日につづく。
10月24日(水)
陰暦 九月十四日 【霜降】
二十四節季霜降なだけあって明け方は冷え込みました。お陰で少し風邪気味。週末に用事があるので何とか治さねば。
「どじっこあむちゃん」第三話ー辺里くんは悪の総帥
さて「しゅごキャラ!」の第三話の続き。
その夜あむちゃんはしゅごキャラ達と一緒にビスケットのラッピングをします。しゅごキャラ達が作らせたのは、緑色のリボンでラッピングしあまあまの手紙入り、しゅごキャラ曰くあむちゃんの本心だそうです。あむちゃんが作ったのは赤色のラッピング。女性の心の中ではこうやって、日々複数の自分がやりとりしているんでしょうか(^^;
翌日にあむちゃんは公園で藤咲さんと待ち合わせをしますが、なかなか現れません。そこに突如王子様が登場。きっと藤咲さんが気を利かせたんでしょう。錯乱したあむちゃんは緑色の方を王子様に手渡してしまいました。お約束です(笑)
続いて、王子の家に不法侵入して袋を取り返そうとして、王子のしゅごキャラに見とがめられて、王子にも見つかって、話しているうちに、王子の本性が暴露されます。辺里("ほとり"と読むそうですが、実際は"ヘンリ"と読ませたいんだと思う)君の野望は世界征服だそうです。どう考えても悪役です、ありがとうございました。
次の全校朝会で辺里君は本人の意向を無視してあむちゃんをガーディアンの"ジョーカー"に指名。ずるずると悪の秘密結社に深入りしていくあむちゃんの運命や如何に!?
えーと、わけがわからんけれど面白いのでオッケー。どのジャンルに入れればいいのか分からんな、ラブコメなのかな、一応。「ハーメルンのバイオリン弾き」(漫画)を初めて読んだ時のような気分に似ている。なんだかんだ言ってあむちゃんも生徒会のみなさまも楽しそうな学園生活を送っていらっしゃるようで何よりでした。
ところでオープニングの最後に出てくるギレン総帥みたいなおっさんが気になるのですが、何なんでしょう。
10月26日(金)
陰暦 九月十六日 【宮崎神宮例祭】
「十七世紀の西洋」【歴史】
「アジアの海の大英帝国」横井勝彦著 講談社学術文庫 を読みました。英国がどのようにして海洋支配を築いていったかを追った本です。そこにでてくる"海軍"というものは私達がイメージしている"軍隊"とはだいぶ様子が違います。
一言で言ってしまうと、海軍は商船の護衛部隊を出発点としています。
軍隊というと国を守るんだとか、海洋覇権だとか大業なことを思い浮かべがちです。しかし海軍の出発点というのは護衛部隊であり海賊でした。敵国の船は略奪する、敵国の海軍(海賊)から味方の船を守る、これが海軍の役目。西洋人が地中海や北海の沿岸でやっていたことがワールドワイドに拡大しただけです。
日本は近代国家の完成パテントを輸入してしまったので、近代国家はすごいものだと思っているけれど、ひな形は戦国大名のやっていることとあまり変わりませんでした。
同じようなことを教えてくれたのが「スペイン継承戦争」友清理士著 彩流社 という本でして、これは18世紀初頭に起こったスペイン継承戦争を、イングランドの大将マールバラの活躍から追った本です。
マールバラはスペンサー公爵家の祖で、則ちチャールズ首相とダイアナ妃のご先祖様に当たります。スペイン・ハプスブルグ家の断絶に端を発した、ブルボン家(フランス王家)とハプスブルグ家(神聖ローマ皇帝)のスペイン王位を巡る争いで、皇帝側の大将として不敗を誇りました。近代的な用兵術の発展史の上でも重要な人物です。ナポレオンなんかはマールバラ公の戦い方を研究していたのだと思います。
スペイン継承戦争は、その実イングランドとフランスの戦いでした。ですので、戦闘は皇帝軍が勝っていたのに、ユトレヒト講和条約ではイングランドの利益だけが確保されて、皇帝はあまり利益を得ていません。言ってしまえば、イングランドはスポンサーで、皇帝軍はイングランドから傭兵扱いされていました。
この頃の欧州というのは丁度日本の戦国時代と近代国家の間のような時代で、この時代を調べていると、「なるほど欧州と日本の分かれ目は17世紀にあるのだな」(当たり前ですが)というのがよく分かります。
17世紀の欧州というのは、織田信長が日本の半分を統一したと思ったら、周囲にも五人ぐらい織田信長がいて、織田信長どうしで勝ち抜き戦が始まったような世界です。なるほどこんなことを二百年もやっていた連中とやり合うのは大変です。
国際関係、議会の動き、君主と貴族の力関係、国際的な商人の動き、近代社会のひな形があります。
例えば"国家の主権"というと何だか抽象的でよく分かりませんが、これも要するに王様の財産権です。国は俺のものなので、他人(外国の王様、及び自分の家来)がそれに手を出すのは許せんというわけです。大砲も鉄砲も中央銀行すらある世界なのに、単なる物わかりの悪いおばちゃんのアン女王が拗ねると、並み居る政治家も軍人も動きがとれなくなってしまう。それが長い間に市民に入れ替わっただけです。
欧州における国家というのは徹頭徹尾君主の"所有物"であった。というか英国では今でもそうですが、ということを忘れると西洋史を理解するのは難しいかもしれません。「国はみんなのもの」という意識が生まれたのは東洋の方が先なんですね。けれども利己心の行き着いた先に今の欧州の市民社会があり、早く公共心に芽生えたはずの東洋で権威主義的な支配が横行しているのは面白い逆説です。
土日にかけて北の方へ一泊二日の旅に出ます。台風があまり暴れないでくれたらいいな。
10月29日(月)
陰暦 九月十九日 【福岡香椎宮秋期例祭】
再来年の大河ドラマが直江兼続だからというわけではありませんが、米沢へ行ってきました。報告は後日。
どじっ子あむちゃん貞操の危機
「しゅごキャラ!」もはや第四話、徐々にペースが上がってきました。
悪の秘密結社ガーディアンのお歴々から"ジョーカー"なるものの役割を聞かされるあむちゃん。雑事はやらなくてもいいので、×キャラを始末しろだそうです。しかしあむちゃんはたとえネガティブなキャラクターであっても、消し去るのはどうかと悩むのでした。
お風呂上がりにオフショルダーのパジャマというあられもない姿で、ベランダに仁王立ちして牛乳を一気飲みするあむちゃん。そんな悩ましい姿で誘っていたら変質者に襲われるぞ、と思ったら、案の定猫耳変態男がデバガメをしていました。お前はタスィーロか。あむちゃん貞操の危機!
猫耳変態男は壊したタルトの弁償に現れたのでしたが、あんな爺むさいお菓子をどこで調達してきたのでしょうか。意外と律儀な男のようです。更に猫耳はあむちゃんの耳をハムハムするといううらやましい・・・じゃなくて狼藉に及んで去っていきました。
次の日米国に引っ越しするという女の子の×キャラが暴れて、グレードアップした変身シーンがでてきて、何だかさくらたんな戦闘シーンがあって、あむちゃんが×キャラを浄化してめでたしめでたし。
どうやら、このアニメのコンセプトは「新たな可能性を怖がる子供達に一歩踏み出す勇気を持とう」と訴えたいらしい。×キャラは悪者ではなくて、新しい可能性をネガティブにしか見ないと、良いものも悪く見えてしまうという比喩のようです。
最後に、辺里(兄)らしき黒幕がでてきました。石田彰さん女の子に人気あるなあ。十年前までは一本気だけれどドジな男の子役が多かったのに、いやアスランもその実へたれですからねぇ(^^;
石田彰最高のはまり役は「ナースエンジェルりりかSOS」の宇崎星夜だ、今でも信じています。
10月31日 (水)
陰暦 九月廿一日 【明治神宮例大祭】
「米沢へ行ってきました」
二十七、二十八と米沢へ行ってきました。
行きは常磐線で岩沼まで行き、槻木から阿武隈急行に乗り換えて福島まで行き、米沢へ。小野川温泉で一泊。帰りは奥羽本線と東北本線を通って帰ってきました。行きは大雨だったけれど、帰りは抜けるような青空に恵まれました。写真は撮れませんでしたが福島と山形の県境の紅葉が美しかったです。
東北地方はいまいち土地勘がなくて、伊達、葦名、最上の戦いの話を聞いてもさっぱり分からなかったのですが、今回の旅でだいぶつかめました。伊達氏の本拠地は阿武隈鉄道沿いなのか。最後に仙台に落ち着いたので、あの時代の話を読むとどうも混乱してしまいます。
福島の北に伊達郡があって、西に置賜郡(米沢市)があるのか。地図には確かにそう書いてあるんだけど、こういうのはいってみないと分からないんですよね。米沢はもっと北にあると思っていました。
それと福島市と郡山市がすぐ隣だとずっと思っていたけれど、電車で一時間の距離だったのか。米沢と福島と会津若松と郡山が平行四辺形を作って並んでいるみたいですね。仙台はこの平行四辺形からはかなり外れるから全く別の生活圏といえそうです。だから伊達、葦名、最上、上杉が絡むのか。
米沢はこぢんまりとして、きれいな町でした。バスの運転手さんにお城への行き先を尋ねたら「上杉神社ですか?」と聞き返されました。米沢の人にとっては米沢城よりも上杉神社の方が通りがよいみたいです。
神社や博物館を見た感じでは、上杉謙信と景勝よりも、直江兼続と上杉鷹山が人気があるみたいでした。米沢城の初代城主は直江兼続で鷹山公は中興の祖ですので、米沢の人にとってはこの二人の方が馴染みがあるのでしょう。
直江兼続の方は大河ドラマの絡みもありますので、一番人気があるのはやはり鷹山公といえそうです。二日目に寄った酒蔵でも、主が集めた鷹山コレクションが飾ってありました。
それと、驚いたのが、上杉謙信と直江兼続の遺品のデザインがとにかく奇抜なこと!色が褪せてあれなんだから、彼等が使っていた当時はかなり目を引いたことだろうと思います。ありゃまるで、ヘビメタの衣装。安土桃山時代の武将は派手好きだったといわれていますけれど、上杉家は抜きん出ています。
Gacktの衣装もまんざら嘘でもないようです。
日記の表紙へ戻る