錦林多摩記
2005年9月


九月一日(木) 【防災記念日】
旧暦 文月廿八日 仏滅 【奎】【二百十日】

【二百十日】にひゃくとおか
雑節。立春から数えて210日目。稲の開花期で台風に注意すべき日とされてきた。
江戸時代の大天文家の渋川春海が品川の漁師から聞いて、設定したと言われている。春海は釣り好きで、この日も釣りに出かけたが、品川の漁師から「私は五十年来漁師をやっているが、このような日は午後から海は大荒れになるので、釣りに出るのはよした方がいい」と言われて止めたら、その通りこの日は暴風になったという。おそらく春海自身も気象記録を調べて、注意を喚起するために設定したのであろうと言われている。正し貞享歴(春海が作った暦)以前の暦にも二百十日はあり、春海が初めて設定したわけではないらしい。

この時期太平洋側では、台風が連続的に発生するので、空は晴れていても沖から寄せる波が高くなる。

統計的には、この日が特に台風上陸が多いと証明はされていない。

アメリカは大変なようですね、これで日本もアメリカもキャサリンに同じくやられたことになります。カトリーナ(カトリーヌ)はキャサリンのフランス読みです。


「ミルモでポン」のキャラクターソングが出たので、買ってきました。
南楓ちゃんの「WITH」と「幸せの種」です。
マンガでは楓ちゃんと結木君は既に相思相愛だそうでそれを予感させてくれる内容になっています。とってもあまあまでかわいらしい歌です。恋の出だしの、幸せいっぱいの感じが出ています。 中原さんの歌はどんどん上手になってきていると思います。ミルモを知らない人が買っても損はないと思います。
でもこうなってくると妖精達はあまり存在意義がないような。そろそろ「オレンジロード化」が進んできているように思う今日この頃。
※オレンジロード化・・・オレンジロードは始め、超能力者の春日一家が起こす騒動を主題としたマンガであったが、いつの間にか普通の恋愛マンガになって超能力はまるっきり脇にやられてしまいいました。



九月二日(金)
旧暦 文月廿九日 大安 【婁】

九月三日(土) 旧暦 文月晦日 赤口 【胃】 練習の甲斐あって少女マンガの絵が描けるようになったので、せっせと描いてはUPしています。

楓ちゃん1
楓ちゃん2ファッション雑誌を参考にしました。
結木君
ももぴー
ミーア・キャンベルさん追悼





九月四日(日)
旧暦 葉月朔日 友引 【昴】

今日のプリキュアは作画がとてもきれいでした。
模写のしがいがあります。
なぎさ

ほのか

ひかり

昼から小泉首相が西武沿線にいらっしゃいますので追っかけをやって来ます。
私、ファンなんです。

田無へ行って小泉首相の演説を聴いてきました。

中央線から国分寺で西武線に乗り換えて田無へ、駅10個くらいしかないのに2回乗り換え、西武線はちょっと不便ですね。普通どこからでも、一本か二本で東京の真ん中へ行けるように線路を造る物なのですが。ともあれ、3時に駅前に着くと、空中歩道にはちらほらと人が、演台らしき選挙カーの方へ行くと、正面には既に人だかりができていました。正面は無理そうなので、側面の方から聴くことにしました。出る頃には好天であったのが、黒雲が湧き、ぽつりぽつりと落ちてきました。総理が来るまで持つでしょうか?

自民党や公明党の都議や市議が応援演説に立ちます。演説は上手な人と下手な人がいました。でもまあしゃべるのが仕事なだけあって、宴会での会社の重役のスピーチとかよりは面白いです。このあたりで雨が強くなってきました。傘をさす人もいます。40分頃に候補者が来てしゃべりました。32の若い男性でした。今流行の公募枠に応募してきたそうです。雨は降ったり止んだり。

4時ちょっと前、総理がやって来ました。前後を警備の車に挟まれています。まずがたいのあるSPがでてきて、そのあと車から総理登場、黄色いワイシャツを着ていました。スマートな感じでテレビで見るのとあまり違いませんでした。

お話はわかりやすかったです。「この人は地盤も看板もないカバンもない、普段だったら自民党から出られない人なんです」という紹介には、候補者も苦笑していました。女性候補者が増えたことにも触れていましたね。「今まで少なすぎただけ、まだ足りない」、とおっしゃっていました。さすがに喉を少し痛めておられるようでした、体は大事にして欲しいです。20分くらい話して、雨あしが強まってきたので、早めに切り上げたような感じでした。総理が去ってから、ザーザー降り。晴れ男の評判は伊達ではありませんでした。

見た感じでは、人を騙すような感じや、エキセントリックな印象は受けませんでした。むしろ飄々とした感じを受けましたね。残り一週間、頑張って欲しいです。応援しています。



九月五日(月)
旧暦 葉月二日 先負 【畢】

ほんとは色とか塗りたいんですが、いかんせんpainterもphotoshopも使いこなせていないので、しばらくは線画でお目汚しを

スイートミント

スイートミント

改まって見ると、ミントはスレンダーですよね。



九月六日(火)
旧暦 葉月三日 仏滅 【觜】


リオーネ姫大ピンチ!



九月七日(水)
旧暦 葉月四日 大安 【参】【白露】

【白露】はくろ
二十四節季
一日遅れになりましたが、白露の説明。
酉の月の正節。春分前15日。太陽が黄経165度の点を通過する時。 秋気も本格的に加わり、野草に宿る露が秋の趣をひとしお感じさせる。 セキレイが鳴き始め、ツバメが去っていく。



九月八日(木)
旧暦 葉月五日 赤口 【井】

先週精神科へ行って睡眠薬をもらってきました。不安を押さえて、眠りに入りやすくする薬で、一番弱いのにしてもらいました。どうも睡眠薬というと余りよい印象を持っていないので。

2買い服用しましたが、なるほど確かに眠れます。寝起きもばっちりです。鬱の時は睡眠が取れないのが一番つらいですから、鬱病の人が睡眠薬を手放せなくなるのがよく分かります。

しかし薬というのはどうしても飲み続けていると、強い物に、強い物に、となってしまいますので、なるだけここ一番の時以外は飲まないようにしたいです。


郵政民営化に関する訂正【政治関連】

郵政民営化の説明で一部間違いがあったやつですが、郵貯の旧勘定の扱いです。 国会における、竹中郵政民営化大臣の説明によると、公社継承法人に移されるのは、郵貯のうちの定期預金になっている150兆円だそうです。残りの普通預金の数十兆円は新銀行に移されます。

公社継承法人が引き受けたお金は、満期を迎えた順に、預金者に返されます。郵貯の定期預金の満期は10年ですので、最後の定期預金が満期になるのが、民営化が始まってから10年後です。10年で、郵便貯金のお金は全て、民間に流れるという計画です。



九月九日日(金) 救急の日
旧暦 葉月六日 先勝 【鬼】

最近午前中眠くて、これは鬱のせいに違いない、と思いこんでいたのが、一昨日、前に買ったおかきが机の中にあったのでかじってみたら眠気が吹き飛んだ。何のことはない、朝飯が足りなかっただけのようだ。昨日と今日は、朝飯を多目に食べたら、仕事中禅眠くならず、ばっちり集中できました。

でも、この調子で食べていると必ず太るんだよな。この前量ったら、少し増えていた。水泳はしてるのに・・・筋肉が付いているのでしょうか。朝を増やした分、夕飯は控えめにしなければ。


えりりん
ちょこちょこ汚れがあるのは裏紙を使ったせいです。面白いのでそのままにしました。



九月十日(土)
旧暦 葉月七日 友引 【柳】

今日は夏に戻ったかのような日差しの強い一日でした。
でも乾燥していて、あまり汗がまとわりつかなかったところに、秋を感じました。

床屋へ行ってきたのですが、いつも刈ってくれるあんちゃんは休みだったようで、助手をやっているお姉ちゃんがきってくれました。女の人は、なかなか髪を短くしたがらないようで、こっちは床屋をめんどくさがってのび放題になっていただけなのですが、遠慮してあまり刈ってくれませんでした。ですので「ばんばんやっちゃってください」とお願いして、いつも通りにしてもらいました。

高幡不動へお参りして、選挙が平穏無事に済むようにお祈りしてきました。首相のファンですが、さすがに首相が勝ちますようにと言う大それたお願いはできません。最近テロとか物騒なので、そのようなことにならないように。


「ふしぎ星のふたご姫」
大臣の悪事もなかなか手が込んできました。一年前から仕込んで、風車の国を転覆しようとしていたとは、ふしぎ星中に手を伸ばしているみたいですね。

レインにも、エクリプスの疑いは晴れました。

ファインちゃんは、サルになった時身につけた木登りの技術がひょんな所で役に立ったみたいでした。

ブライトはますます役ただずぶりを発揮。自分でも自信喪失状態、彼の成長もこれからは楽しみですね。


「ガンダムSEED・デスティニー」
今日の総集編は今までで一番出来がよい総集編でした(笑)

ミーアはきっと、ラクスは表向きは深刻そうだけど、テレビに映らないところではキャピキャピした元気いっぱいの女の子だったと思って演じていたのでしょうね。

肖像権を侵害されて、ラクス様は怒り心頭のご様子でした。
でも自分と同じ顔姿の人が殺されては、いい気はしないでしょうね。しかも狙われたのは2回目だし。ラクスにはデュランダル議長を恨む権利がありますわな。



九月十一日(日)
旧暦 葉月八日 先負 【星】【上弦】【二百十日】

本屋へ行ったら、来年の暦が売り出されていました。
今年ももう三分の二が終わったか。早いものです。

ミーア・キャンベル
昨日のSEEDはミーアちゃんのイメージビデオでしたね。
きれいなポスターや写真もいっぱいあって、ミーアファンにはたまらなかったのではないでしょうか。
ミーアちゃんは口元がとても色っぽいと思います。それと窺うような目つきがたまりません。同じ顔でも、演出の違いで、グッと印象が変わります。



九月十二日(月)
旧暦 葉月九日 先負仏滅 【張】

九月十三日(火)
旧暦 葉月十日 大安 【翼】

「ミルモでポン・ちゃあみんぐ」
結木君の気持ちが自分にはないことが分かったはるかちゃんは、先手を取って結木君を振りました。はるかちゃんは自分の負けが認められないタイプのようです(^^;安純ちゃんよりも勘気が強いなこりゃ。

「今さら南にどんな顔を見せればいいんだ」と悩む結木君。はるかちゃんの気持ちを思いやったつもりが、梯子を外されて、これはかなり恥ずかしい。中高生くらいだと、自己嫌悪でかなりへこむ展開です。でも好きでもないのに情けをかけられるのは、はるかちゃんのようにプライドが強い人には返ってつらいのでしょうね、そこら辺が見抜けなかった結木君の失敗。勉強です、少年よ。

来週ついに告白、結木君からの誘いの電話にもあまり驚かない楓ちゃん。もうお互いの気持ちは通じているんですね。私もこの感覚が一番好きです。しかし、最後の難関が・・・


「歴史的選挙と今後の見通し」【政治関連】
第44回衆議院選挙が終わりました。結果は、予想もしないほどの与党の大勝。自公で250議席を予想していた私としては、大外れで、嬉しいやら驚くやら。衆議院の3分の2ですから、参議院で否決されても、衆議院で再度採決すれば法律ができます。郵政民営化法案を否決した参議院は、自分の存在意義を消す結果に終わってしまいました。小泉首相の勝負勘の冴えが光った選挙でした。

この民意は、小泉首相の演出に国民が乗せられたことだけが原因ではありません。実現性のない政策を繰り出し、国民に分かるように政策を説明することを怠った民主党に対するお灸。民間と比べてのんのんと既得権益の上にあぐらをかく公務員への怒り。正確な記事を流さないで、不遜にも国民を教導しようとするマスコミへの不信。この3つが自民党へ票が流れた原因でしょう。

国家を運営する上では、不測の事態が次々と起こります。特に現代のように混迷した時代では、臨機応変に決断を下せる人を指導者に選ぶことが肝要です。完全無欠な計画に乗っ取って、仕事をこなすのは、総理大臣の仕事ではありません。不測の事態においてきちんと決断ができる人間であるか、これが総理大臣を選ぶ上で、無意識のうちに国民が重視する点です。ですから「他の人より良さそう」「決断力がある」というのはむしろ総理大臣として一番大事な美質なのです。この点で、今回日本人は小泉首相以外の人物を首相にするつもりはありませんでした。

民主党の政策は、学者や市民運動家への受けがよいと聞きます。しかし、実現性が乏しく、何よりも財源が不明瞭です。厳しい経済感覚を持った、大多数の国民には受けません。特に現在のように景気が縮小している時はああいうタイプの政策は大向こう受けはしません。しかも、民主党は選挙中政策を変えて右往左往しすぎました。これでは信頼はされません。自分の売り筋を変えなかった公明・共産・社民・国民新党が議席をほぼ維持したのと対照的です。

ただし、「溜池通信」でかんべえ氏が指摘するように実は民主党は01年参院・03年衆院・04年参院・そして今回の衆議院と、比例代表では2,000万票を維持しているのですね。それに対して自民党の方は1,500万〜2,500万の間を揺れ動いています。つまり比例において民主党は今回も固定客を逃しませんでした。実は自民党こそが無党派に左右される政党になっていたのです。今回は、都市部のサラリーマンを味方につけたといえるでしょう。

ともかく、民主党は真摯な反省が求められます。骨太な議論ができる政党になって帰ってきて欲しいです。政治家がきちんと主張をすれば、国民はそれを評価することが、今回証明されました。民主党は政局頼みの政党運営をこれっきりで止めるべきです。

公務員について、英米においては、公務員は最低賃金しかもらっていません。まさに「公僕」です。それに対して、日本の公務員は優遇されています。日本の公務員はちゃんとやっていると思いますが、まだどこか国民と感覚がずれています。とりあえず、役所が土曜日も営業するようになるまでは、私は日本の公務員を評価しません。月曜日休んでもいいんです。休みに開けてくれないと、独り身は届け物ができない、そのたびに休むのはおかしいです。今回の選挙結果を肝に銘じて欲しい。

今回、国民はマスコミの様々な報道に動じることなく、自分の意思を示しました。国民に意見を押しつけるマスコミの仕事は最早終わりました。事実を伝えるマスコミの役割は今後もなくなることはありませんが、居丈高に御高説を述べるコメンテーターはいりません。選挙結果にさえも文句を言っていた、11日夜のニュースに彼等の末期症状を見ました。

さて今後の見通しですが、小泉首相はこれで何でもできる権利を得ました。いわば「一年任期の独裁官」(共和制ローマの非常時の制度)のような物です。郵政民営化と靖国神社参拝はするとして、そのあとどうするのか。

実は小泉首相は、政策はあまり得意ではありませんから、この一年では郵政と年金以外の改革は多分進まないと思います。政党が国を動かしていく体制を作り出すのが小泉首相の仕事でした。ここから先は、後継者の仕事でしょう。ですからこの一年の小泉首相一番の仕事は後継者育成になると思います。

次に、07年に日本の景気は好転すると見られていますが、アメリカと支那は景気循環上同時に不況になります。08年の大統領選挙は、景気後退局面で迎えることになり、共和党は敗北する可能性が高いです。アメリカ民主党は、代々日本につらく当たってきました。景気後退と08年の北京五輪をにらんで、支那国内が混乱する、あるいはそれに乗じて台湾が独立の動きを見せて、東アジアの緊張が一気に高まる危険があります。北朝鮮の崩壊も近いでしょう。

今回与党は強力な権力を手に入れましたから、07年以降予測される国難へ向けて、動じない土台はできました。07年参議院選挙では、与党は20議席以上負けない限り与野党逆転は起きません。逆転しても衆議院があれば大丈夫です。

07年から10年にかけての数年間、おそらく日本は、大東亜戦争(太平洋戦争)以後最大の国難に立ち向かわなければならないと私は考えています。これを担える、与党、首相、そしてもしもの時に政権交代ができるしっかりとした野党、これを我々は作る必要があります。バブル崩壊の整理局面は終了しました。これから新しい時代です。日本の社会は、英米とともに世界の最先端を走っています。模範はありません。自分で切り開かなければなりません。道はまだ始まったばかりです。



九月十四日(水)【岸和田だんじり祭り】
旧暦 葉月十一日 赤口 【軫】

先週は願掛けしていたので、一週間酒を飲みませんでした。
おかげで、頭はすっきりしていたのですが、気分が休まらないのか、ちと頭が張るような気がしました。週に二回くらい、軽く飲んで気を休めるくらいがいいのかもしれません。

「国譲りの真相」の悪役の研究のために「天空戦記シュラト」を少し読み返しました。ガイのクールな悪役ッぷりはいつ見ても惚れ惚れいたします。アカラナータ先生のイキッぷりも見事です。終盤はほとんど静止画像ですが、台詞がかっこいいのでオッケーです、葦プロとタケノコ作品を見る時にはそのようなことは気にしてはいけないのです。シュラトの台詞回しは参考になります。



九月十五日(木)
旧暦 葉月十二日 先勝 【角】

最近身体がよいローテーションに入ったようです。朝にご飯を多目に食べて炭水化物を貯め込み、それを脳で消化して仕事に使用。昼は軽めのお弁当を作っておいてそれを食べる。5時あたりから、お腹が空き始める、残業を30分から1時間やって帰って、タンパク質多目の夕飯を食べる。栄養の無駄がなくなったようです。3年目になって、身体が今の仕事にあってきたのでしょう。好転の全てのきっかけは多めの朝食でした。朝飯は大事ですね本当に。それと酒を減らしたこと。

体重は減っていないのですが、ウエストと胸囲は減っています。内臓脂肪が減っているのでしょう、良い傾向です。集中力が増すと、良い絵が描けるようになります。絵画もオフィスワークも結局は体力。体調が悪かったというのは言い訳にならない。体調を整えることも含めてプロです。と言っても絵の方はプロではありませんが。


人口で決まる社会のありよう【政治】
世の中の形、全ては世代構成比で大枠が決まります。

壮年が多い社会は、生産性が高い。子供がいる世帯は、生活費・住宅・学費にお金を必要とします。社会は、将来の発展の度合いを子供人数で測ります。中高年が多くなると、政府は将来の高齢社会へ向けて、ストックを増やそうと勤めます。

日本が80年代後半から90年代にかけてバブルに湧いたのは、団塊の世代が壮年に達して、高い生産性を発揮したからでした。90年代になると、彼等は生産する世代から、部下の稼ぎで養われる世代となり始めます。それに対して、生産する世代は減少します。90年代の不況は、このギャップに日本社会が苦しんだからでした。

団塊の世代が完全に65歳に達し、日本社会の老年化が一段落するのが2015年頃です。2020年頃までには、日本の世代構成は固定化します。それまでの十数年、社会の各部分で、世代構成のギャップが発生します。そこに不公平を感じる人も出てくるでしょうし、あるいは思わぬ幸運をつかむ人が現れるかもしれません。

現在政治家と官僚が行っている構造改革は、2007年から始まる団塊世代の社会リタイアに向けた準備です。10年前までは60歳で引退でしたが、年金支給年齢と退職年齢が65歳まで引き上げられました。これは、団塊大量退職のインパクトを少しだけでも緩和するための応急処置です。今、バブル調整局面が終了してやっと一息ついたのに、何故苦しい改革が必要なのかという向きもありますが、2010年になってから世の中を変えるのでは遅いのです。

政府の破産を防ぐためには、最終的にはリフレ政策(インフレターゲット政策)をする必要がありますが、今はその時ではありません。いくらインフレを起こしても、税金の総額は、世代構成で決まっています。インフレターゲット政策は、世代構成が固定化する2015年以降まで難しいでしょう。それまでは擾乱要因が多すぎて危険です。



九月十六日(金)
旧暦 葉月十三日 友引 【亢】 鶴岡八幡宮流鏑馬(やぶさめ)

九月十七日(土) 
旧暦 葉月十四日 先負 【ともぼし】

「ふしぎ星のふたご姫」
「いなごがディスプレーの花を喰って大混乱」、ふしぎ星のふたご姫はどことなく、古風なネタが時々表れますね。そこがまた面白いです。

アルテッサの気持ちが、少しづつ解けてきたようです。もうすぐ皆と仲良し。反比例するかのように兄貴の方は意気消沈。こいつはいまいち特技がないから、さて果てどうやって立ち直るのでしょうか、特に応援はしていないけど、興味津々。

ソフィーが負け組を脱出して、負け組はふたご姫とアルテッサに絞られた。さあ、次のプリンセスパーティーの栄冠は誰のものに?


「ロックマンエグゼ・ストリーム」
13人全員集合。バレル大佐は強そうです。若き日のワイリーも出てきました。まだ悪には染まっていないもよう。来週で最終回、ここまでキャラを育てたのにもったいないですね。あるいは10月以降も続編が続くのでしょうか。今度は、強大な敵とかなしにして、第一作の前半のように、日常的なドタバタをメインにしてほしいかも。



九月十八日(日)【十五夜】

旧暦 葉月十五日 仏滅 【房】



九月十九日(月)【敬老の日】
旧暦 葉月十六日 大安 【心】


新人大量当選が変える日本の政治【政治】

今回の衆議院選挙で当選した新人議員は100人、衆議院全体の20.8%に上ります。特に自民党は、当選者296人中83人が新人です。実に28%、衆議院自民党の4人に1人は新人であるのです。

今までも、選挙で新人が永田町へ行っていましたが、それは二世や三世であったり、入ったとしても10人から20人でした。500人の中の20人では、すぐに古い色に染められてしまいます。新人も政治の世界の慣例に疑問を持っても、先輩から「政界とはそういうものだ」と言われたら従わざるを得なかったでしょう。

かつて日本新党という政党があり、彼等はほとんどが新人でしたが、右も左も分からなかった日本新党は、すぐに行き詰まり、小沢一郎氏の戦術に飲み込まれて主体性を失ってしまいました。今回は、自民党という日本の政治をになってきた政党の4人に1人が新人になったことに価値があります。

現在衆議院最大派閥の森派が50人から60人。2番手になってしまった旧橋本派が50人弱。残りの7派閥は30人を切っています。何と、新人派?が自民党最大派閥となってしまったのです。こうなると、昔からの政治家が先輩風を吹かそうにも「だってそんなこと外の世界では通用しませんよ」と生意気にも新人議員に言われてしまったら、言い返すことができないでしょう。

しかも今回新人を党執行部が育てるといっています。今回の自民党は、選挙戦略にマーケティングの手法を用いたり、新人育成に企業の人材育成のプログラムを使ったりと、一般私企業が使っている手法を大いに活用しています。これは歓迎すべきことです。今まで経験と勘に頼っていた組織の運営が、ここ数年かなり理論的に記述されて、普遍的に活用できる知識として体系化がされています。政党もそれを大いに利用するべきでしょう。

今回女性議員も43人当選しました。戦後最初の男女平等の自由選挙における39人が今までで最高記録でした。それを上回りました。しかも今回はただ単に女性と言うことだけを売りにした人たちが当選したわけではなく、仕事の世界で十分に独り立ちしている人達が、なおかつ女性という点を肯定的に活用しようとして議員になりました。今までのマドンナ議員とは決定的に価値が違います。私は今いる女性議員の中から、遠からずして首相が出るだろうと思っています。

やがて、小泉首相の功績は、不良債権処理でも、朝鮮半島でも、郵政民営化でもなく、今回100人の新人と40人の女性を衆議院に入れて、日本の政界を質的に大改革してしまったことであると言われるようになる日が来るかも知れません。100の法律よりも、普通の感覚を持った新人が100人政界に入る方が、日本を変えるでしょう。



九月二十日(火)
旧暦 葉月十七日 赤口 【尾】【彼岸の入り】

「ミルモでポン・ちゃあみんぐ」
ついに相思相愛。楓ちゃんおめでとー!
でも、時間切れでミルモが消えてしまった、さあ、どうなるどうする、来週は最終回だ。
次の番組のお知らせはないから、多分ミルモを続けてくれるんだと思います。


「大東亜戦争1ー日米の対立」【歴史】

「大東亜戦争史ー天保11年〜昭和27年ー」狩野信行著 芙蓉書房出版
と言う本を読んでいます。防衛庁の元参謀が記した、大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)の通史です。最近、近代史の中で軍事に関する知識が自分には足りないなと思いましたので、読みやすい戦史を探していました。戦記物のような人間ドラマではなく、なるべくドライに、物量を主に、そして戦後の歴史観に染められていないくて、戦前の人がどのように判断したのかを知ることができる戦史を探していました。かといって児島襄先生の本は大部過ぎて手がつけられません。そんなとき、ちょうど良い本を八王子で見つけたのです。

この本、山本五十六を海軍大臣と書いていたり、他にも「あれ?」と思うようなイージーミスがあります。著者が勢い余っていて、文飾が煩わしいと思うこともありますが、それを除けば、軍事マニア以外にもとっつきやすい戦史になっています。珊瑚海やニューギニアなどがどのようないきさつで重要な戦場になったのか、彼我の軍事力は、指揮官、等に一貫した知識を得るのに最適だと思いました。

以下、何回かに分けて、自分の頭を整理するために、メモの形で摘要を書いていこうと思います。

まず背景として、日本は当時支那大陸で国民党と中国共産党の連合軍と戦闘をしていました。当時の支那には統一政府が存在しませんでした。1930年代までに国民党が最有力な軍閥としてのし上がってきましたが、まだ他の軍閥を圧倒する力はなかった。政府がないと、治安が保たれません。一般民衆だけでなく、外国人も、強盗にあったり、惨殺されていました。特に弱小だった中国共産党は、国民党を困らせるために、外国人、特に日本人を標的にしてテロを繰り返しました。当時、国民党のリーダーである蒋介石は、共産党の撲滅に力を入れていました。共産党は、国民党の矛先をそらす必要があったのです。日本と国民党が敵対すれば漁夫の利が得られるからと言うわけです。

では、そんな物騒な支那からは出ていって、他の場所で貿易をすれば良かったのではないか、というのは当時の事情を知らない私達の後知恵です。当時は世界恐慌のまっただ中で、イギリスとフランスは、高い保護関税をかけて、本国と植民地から、外国を閉め出していました。当時日本の最大の貿易相手国はアメリカであったのですが、アメリカは世界秩序の頂点に立つため、日本とイギリスを弱体化させる政策を推し進めていました。

日本は分かるけど何故イギリスを?アメリカとイギリスは仲が良かったんじゃないの?そう思うかもしれません。実はアメリカとイギリスが現在のように、無二の同盟国になったのは、レーガン政権とサッチャー政権になってからで、それまでは状況に応じて協力し合ったり、戦ったりしていました。20世紀前半、イギリスは世界の金融を支配していました。工業生産力も、資本力も、アメリカがイギリスを圧倒していたにもかかわらず、世界の基準通貨はイギリスのポンドでした。アメリカは金ーポンド本位制を崩すために、イギリスに外交戦を仕掛けました。最終的には、ドイツと戦うために、アメリカの援助を必要としたイギリスが、アメリカの軍門に下って、金ードル本位制が世界の金融秩序の背骨になります。

アメリカが敵視していたのが日本だけではないと分かって少しは気が楽になりませんでしたか?

さて、では何故アメリカは日本を敵視するようになったのか。日本同様後発の工業国であったアメリカは、旺盛な生産力にもかかわらず、自由に物が売れなくて困っていました。イギリス・フランス・オランダが世界中の土地を占領して、他国の商品を閉め出していたからです。アメリカは、そもそも独立戦争からして、本国イギリスの通商妨害に対して植民地住民の自由な貿易の権利を主張したことが発端でした。本音はともかく、自由貿易はアメリカの国是です。

現在のアメリカの領土を掌握し終わったアメリカは、次の市場として支那大陸を求めました。支那はまだ植民地化されていない最大の土地であったからです。支那を先発工業国から護って、自由市場にするためのパートナーとして、アメリカは最初日本を選びました。日露戦争でアメリカは日本に莫大な資金援助をし、ロシアとの和平交渉も手助けしてくれました。しかし、この後日本とアメリカの利害が対立します。日本は「せっかく苦労してロシアを追い出したのだから、朝鮮半島と満洲と華北は日本のものだ」と言いだし、アメリカは「話が違う、支那は自由市場として世界に解放されるべきだ」と言いました。日露戦争以降、アメリカにとって日本は、支那を独り占めしようとする敵になってしまいました。

地図を開けば分かるように、支那の海岸は日本列島と台湾で囲まれています。日本が海軍力で支那を封鎖すれば、アメリカは支那とコンタクトが取れません。今でこそ公海の自由航行は保証されていますが、当時は制海権を持つ国の許可がなければ航海はできませんでした(現在も本当はそうなんですよ、日本は最強の海軍国アメリカと仲が良いから、日本船は世界中を自由に航行できると言うだけです)。日本としては、別にアメリカをことさらに支那から閉め出すつもりはなかったのですが、支那周辺の海の制海権を日本が持つ以上、これを除去しない限り、アメリカは支那と安心して貿易ができません。いちいち日本の顔色を窺うのは嫌だというわけです。あくまで、イニシアチブはアメリカが握った上での自由貿易をしたい、と言うのがアメリカの本音です。

アメリカは日本を屈服させるべく、手を繰り出してきます。



九月二十一日(水) 秋の全国交通安全運動(〜30日)
旧暦 葉月十八日 先勝 【箕】

マリエル&メモル
こんが〜るさんと作っている野球チームの絵です。
「とんがり帽子のメモル」から、マリエルとメモルです。もちろん東映フライヤーズ。所属です。



九月二十二日(木) 
旧暦 葉月十九日 友引 【斗】

今日は久々に頭をフル回転させて仕事をしました。おかげで家に帰ってからも2時間はまともに動けませんでした。ふ〜疲れた。ビールやポン酒は太るので焼酎を買ってきました。ねかしてあるのだそうで、味にコクがあります。

どうにも頭が働かないので話が飛びますが、羽根直樹棋聖が本因坊リーグに復帰しました。これで棋聖の碁がまた楽しめます。リーグに入ってくれないと、新聞に棋譜が載らないんですよね。関西棋院の井山裕太四段が新人王の決勝に進みました。なんと平成生まれ、まだ16歳だというのに立派なものです。残念ながら初戦は負けてしまいましたが、第二戦に期待です。新人王は二戦先取です。


「大東亜戦争2ーアメリカの対日戦略」
第一次世界大戦に勝利してからのアメリカの戦略は、ヨーロッパ諸国によって作られた世界秩序を破壊し、世界をアメリカの主導権の下に置くことを主眼としていました。当時の世界では、列強が土地を軍事的に占拠し、植民地から資源を安価に確保し、工業製品を独占的に販売していました。アメリカ、日本、ドイツ、ロシアと言った後発の工業国はそこから閉め出されていたのです。1920年代のアメリカは世界最大の工業国であり、債権国でありましたが、1929年(昭和4)には大恐慌を経験し、自分たちの繁栄が意外と脆いものであることを実感しました。アメリカの安全保障のためには、世界秩序を作り替える必要がある、第一次世界大戦に勝利して自信を深めたアメリカの指導者達は考えました。

しかし、アメリカは特に日本をいじめたわけではなく、もし戦うことになった時のために、最強の敵になりうる日英を外交的に叩いたと言うだけで、これは国家戦略上は当然のことです。そこは理解しておく必要があります。

1921年(大正10)に四カ国条約が締結されます。四カ国条約では、米英仏日ら列強が個別に同盟を結ぶことを禁じました。当然英仏協商と日英同盟は解消されました。翌1922年に九カ国条約が締結されます。清朝が崩壊した後の支那大陸を領土的に分割することを禁じた条約ですが、拘束力はありませんでした。列強が支那大陸に持っていた権益はそのまま認められることになりました。こうしてまず、アメリカ以外の列強が合従してアメリカに向かってくることを防いだのです。

この後しばらく、アメリカは好景気に沸いて旧大陸への介入に不熱心になりました。

1929年(昭和4)ニューヨーク株式市場で株の大暴落が起きて、世界大恐慌が始まります。アメリカ資本の投下によって、復興していた西欧は一気に立ちゆかなくなってしまいました。軍事衝突を防ぐためにいろいろな努力が払われます。日米英の3カ国は海軍の軍縮を行い、ヨーロッパでは敗戦国の独墺に対する懲罰的抑圧体制が緩められて、この二カ国の政治的な独立が許容されます。

1931年(昭和6)満洲事変が勃発し、日本軍は満洲を占領しました。ドイツは賠償金支払いの不可能を宣言します。29年から32年にかけてのアメリカの日独ソに対する融和的政策は、彼等に軍事的冒険をさせる隙を与えてしまいました。1932年(昭和7)に大統領となった共和党のフランクリン・ルーズベルトは、満州国の承認を拒否しました。しかしアメリカの日独ソに対する融和的政策は、1940年頃まで結局続きます。よく、フランクリン・ルーズベルトは最初から日本を滅ぼすつもりだったのだとか言われていますが、アメリカは国策の選択肢の一つとして、対日戦を考えていたと言うだけで、日本と融和するという選択肢も1940年くらいまでは残されていたのです。日本の交渉力不足ですが、植民地の喪失は即隷属状態への転落であると信じられていた1930年代には、日本の視野が狭くなってしまっていたことを責められないでしょう。国家の生存のためには、資源を独占的に取得でき、資本を吸い上げることができる後背地が絶対に必要である、そしてそれは「軍事的に地面を確保することに他ならない」と固く信じられていました。

それに、私達はアメリカに一度コテンパンにされていますから諦めてかかっていますが、何であれ外国の言うことを聞くのは潔くない、とこれまた当時の日本人は固く信じていました。「アメリカは豊かで自分たちでやっていけるんだろうから、日本が支那の半分を撮ることくらい大目に見てくれよ」というのが日本の本音です。しかしこれはアングロ・サクソンの感覚では「甘え」に他ならず、彼等が一番嫌うやり口です。

続く



九月二十三日(金)
旧暦 葉月廿日 先負 【牛】【秋分】

【秋分】しゅうぶん
二十四節季

酉の月の中気、太陽が黄経180度の秋分点を通過する時。
お彼岸の中日で、亡くなった人の御霊を弔う日。
昼と夜の長さが同じになる日。平均気温は、秋分の方が春分より10度くらい高い。夏の暑さがまだ残っているためである。暑さ寒さも彼岸までと呼ばれ、この頃から雷も鳴らなくなり、虫も地中に潜るようになる。

そういえばいつの間にか蝉の声を聴かなくなり、かわりに鈴虫やコオロギの鳴き声がするようになりました。とはいえ、10数年前と比べても、秋のお彼岸の気温が高くなっている気がします。

地球温暖化が進んでいるのは事実ですが、人間活動が主因ではないと私は思っています。人間がちょっとやそっと温室効果ガスを発したくらいで地球はどうなるものではありません。人知れず海底火山が大噴火して熱やガスを放出しているとか、数百年周期の気象変動が実態ではないかと思います。とはいえ、省エネには十分意義はありますけどね。

そもそも、地球環境というのは、もっともっとアグレッシブに変動するのが本当であり、ここ50年くらいは例外的に気候が穏やかでありすぎたのです。海面が100m上下するとか、平均気温が数度上がり下がりし、大洪水が起きることなど短い人類の歴史の中でもザラであるのです。

戦争や経済が破綻しても、文明が滅びることはありませんが、温度がちょっと変わるだけで、国や民族が一瞬で消滅してしまいます。気候変動はこれから人類が取り組まなければならない大きな問題です。悪意がないだけテロよりましな気もしますが、破壊力はテロ以上、これも大変です。ダムや堤防をいっぱい作っておいて本当によかったです。これ以上はいんないけど。



九月二十四日(土)
旧暦 葉月廿一日 仏滅【女】

九月二十五日(日)
旧暦 葉月廿二日 大安 【虚】

行きつけのビデオ屋がカード屋(ムシキングとか遊戯王の)に商売替えしていました。いとかなし。エロビデオはそこ頼みだったのでこれからどうしましょう。

「ガンダムSEEDデスティニー」
さてこの調子でまとまるのかしら?やはり第三部突入か。人気が出るほど戦いが長引く。ガンダムワールドの住人は気の毒ですな。


「ふしぎ星のふたご姫」
おいこらシェード、お前の城の中に大臣のアジトがあるのが分かったんだから何とかしろよ(笑)いぶし出すとか、爆破するとかさ、絶対にそういう方向に話は向かないだろうけどね。とうとうエクリプスの正体がふたご姫とブライトにばれてしまいました。この後の展開から目が離せませんね。


「ロックマンエグゼ・ストリーム」
デューオとバレル大佐が融合、そう来ましたか〜、
てっきりデューオをやっつけるものだとばかり思っていた私はまだまだですね。
これは予想ができませんでした、あっぱれな最終回です。

スラーは呆気なかったな・・・

次はZOIDと合体してやるのか、ストーリー的には今回で決着が付いたようなので、純粋に娯楽として軽い気持ちで見られる作品になりそうですね。それでいいと思います。


「大東亜戦争3−1930年代の東亜を取り巻く状況」【歴史】
長年平和に慣れ親しんできた我々日本人は、軍備を整えることは即ち、仮想敵国を憎んでいるからだと考えがちです。この「大東亜戦争史」の著者も、アメリカやソ連が対日戦略を練っていたのは、日本人に対する人種差別的感情から、黄色いサルの日本人を滅ぼしたいと彼等が考えていたから、というふうに言っています。自衛隊の元参謀がこれでは困ると思うのですが(^^;

どんなに信頼している相手でも、相手が人間である以上は、何らかの理由によって敵になる日が来るかもしれません。あるいは向こうにその気がなくてもこちらが軍事的に弱体な場合、例えば直接は軍事と関係がない貿易交渉においても、相手の威圧的な言動に対して、弱体な方はいちいち気を回して怯えて下手に出ざるを得なくなります。

だから軍備は必要であるのです。他国の軍事状況に目を配り、敵となった場合のことを考えて軍備をするのは、別に相手が憎いからではなく、自分が生きていくために必要なことであるのです。今でもアメリカ軍は、日本が敵になった場合の作戦を考えていますし、日本の自衛隊も当然アメリカが敵になった場合の作戦を考えているはずです。

1930年代の東亜の国際状況を概観しますと、西太平洋の制海権を握っている日本海軍が存在する。経済力も侮れない。当時世界に唯一残っていた植民地化されていない巨大市場の支那を巡って、日米は経済的に競争状態にある。アメリカが支那へ進出するためには、日本と円満な関係を結ぶか、日本を無力化するかしなければならない。

英仏蘭の考えとしては、本国から見て地球の裏側にあるインドシナやマレーやインドネシアの植民地を軍事的に維持する力が最早ない。独立運動も徐々に活発になってきている。彼等としては、日本に協力してもらって、植民地の警備をしてもらうか、同じく日の出の勢いのアメリカに、東アジアへ進出してもらって植民地の警備をしてもらうしかない。ただしアメリカは当時は、列強の秩序を破壊する過激派と目されていましたから、ヨーロッパ諸国としても心底からアメリカを信用していない。つまり英仏蘭は植民地を日米が横取りするのではないかという疑心にかられていた。

そしてソ連ですが、ソ連としては経済的に支那から利益を得ようとは考えていなかったものの、国防上支那はどうしても友好国であって欲しい。ヨーロッパから攻め込まれるのは、ロシアは強くて、ナポレオンもプロイセンも撃退していますが、シベリア側から攻め込まれた場合、ロシアは防衛ができません。ウラル西側に住む民族は2000年前からシベリアからやってくる剽悍な遊牧民(匈奴・鮮卑・突厥・トルコ・モンゴルなど)に痛い目に遭わされ続けていたから、支那が敵国になることに本能的な恐怖を覚えていました。

しかも、ロシアは30年前に日本に戦争で負けたばかりです。それに日本とドイツは国際社会で1930年代に反共の一番槍でした。ソ連としては支那が日本の勢力圏になることは絶対に防がなければならない。

こうしてみると、日本との関係は、
・アメリカは状況次第、利益を与えてくれれば日本に味方してもよい
・英仏蘭は、日本をやや疑いの目で見ているが、手出しする力がない
・ソ連は、明白に日本を敵と見ていた
こうなります。日本の敵はソ連であったのです。アメリカではなかった。帝国陸軍は、終始ソ連を仮想敵国としていましたが、この状況認識は正しい。

で、そのソ連が支那で何をしたかというと、孫文に資金援助をして国民党を育てました。中国共産党はもちろんソ連の全面的援助で活動していました。ソ連として望ましい状態は、日本と支那が戦い続けて、お互いが弱体化してくれることです。支那に強力な統一政権ができることは望んでいなかったでしょう。牙をむくかもしれませんからね、実際毛沢東は1960年代に反ソになってしまい、ソ連の戦略は狂ってしまうのです。

アメリカの立場で考えれば、日本が支那の市場を開放してくれるのならば日本に協力するが、日本が支那を独り占めするというのならば、国民党や中国共産党と戦わせて日本に弱体化してもらって、そこを叩いて支那に地歩を築くべき、とこうなります。

こうしてアメリカとソ連の利害は一致します。両国は日本が支那でだらだらと果てのない戦争を続けることによって利益を得るのです。この場合、国民党や中国共産党を資金と軍備で援助することによって、やがてできる新生支那は、アメリカかソ連の支配下に収まるはずです。実際英米は、国民党による幣制改革を全面的に援助して、結局支那が持っていた銀を「軍事援助の支払い」という名目で持ち去ってしまいました。国民党はアメリカからの借金漬けで身動きできない状態になり、蒋介石勝利の暁には、支那はアメリカの属国となるはずでした。

1930年頃から、アメリカは国民党の空軍作りを援助します。貨幣制度も、アメリカの全面的なバックアップで出来上がりました(日本も参加しようとしたが追い出された)。陸軍作りはドイツが援助していました。ドイツは第一次世界大戦に負けて、軍事力が厳しく制限されていたので、ソ連や国民党を援助することで、隠れて経験値を積んでいたのです。ソ連も国民党を物心両面で援助していました。ここに、欧米の全面的援助で、傀儡国家への道を突き進む蒋介石の国民党とそれと戦う徒手空拳の日本という構図が出来上がってしまいました。当時の日本人が満洲事変の頃から、白人国家との人種戦争の到来を唱えていたのも、このような事実があったからなのですね。支那で戦っていれば、国民党が欧米の全面的バックアップを受けていることは分かったのでしょう。こうして日本は孤立と被害妄想を逞しくしていきます。

ただし、日本はアメリカから輸入した鉄と石油を使って、支那でアメリカの訓練を受けた国民党と戦っていました。笑うに笑えない。結局アメリカは漁夫の利が得られれば日本と国民党のどちらが勝とうとよかったのでしょう。日本としても「鉄や石油をさんざん売っておいて、いざこっちが勝ちそうになったら梯子を外すなんてアメリカは卑怯だ!」と思ったのでしょうね。

日本は満洲や支那における、日本向けのテロに業を煮やして国民党との戦いに突き進んでしまいます。しかし、国民党は、弱かった。アメリカやソ連はもっと国民党が日本と互角に戦ってくれるものだと思っていたのだが、結局支那大陸沿岸部を日本に掌握される羽目に陥りました。最終的勝利がアメリカになることを疑っていなかったと思いますが、このまま日本の支那における軍事的優位が続けば、あるいはどう転ぶか分かりません。そのため、アメリカは1940年頃から、直接日本を叩く方向へ舵を取り始めます。



九月二十六日(月)
旧暦 葉月廿三日 赤口 【危】 彼岸明け

諺通りに、彼岸が明けて、急に涼しくなりました。
半袖も今週までです。

民族衣装をアニメキャラに着せた絵に凝ってます。
まかろにパフェにアルジェリアの正装をした波音ちゃん、それにサリーをまとった星羅ちゃんを、ぱうぱううりうり421にスペインの古い普段着を着たリィナちゃんを描きました。民族衣装は情緒があっていいですね。



九月二十七日(火)
旧暦 葉月廿四日 先勝 【室】

九月二十八日(水)
旧暦 葉月廿五日 友引 【壁】

「ミルモでポン・ちゃあみんぐ」
三年半の物語の最後を飾るにふさわしい、感動的な最終回でした。

ミルモに与えられた罰は、ある意味消えるとか死ぬとかよりも残酷で、でもチャンスはあって、見た目とは裏腹にシビアなガイア族が与えるに似つかわしい罰であるといえましょう。

ミルモに尽くす楓ちゃんも健気でよかった。でも一瞬ミルモのことを忘れるシーンは、私も思わずぞっとしてしまいました。記憶はとははかないです。でも忘れない、忘れないという人間の意思は奇跡を起こす。そんなメッセージを私は受け取りました。

篠塚ひろむ先生、テレビ東京、そしてアニメ制作者の皆様、素晴らしいアニメをありがとうございました。

マンガはまだ続いていますので、これからはそれを楽しみにしようと思います。 終わるには惜しいアニメでしたが、きれいな終わり方ができてよかったと今では思います。あまり長く続いてしまうのもあれですし(^^;
ギャルゲーでなく、戦争がなくて、なおかつレディースまがいでもない、生粋の少女マンガのアニメがなくなってしまったのは全く残念、秋から始まるアニメにそういうのないでしょうか。探さなければ。
それと・・・OVAで高校生になった楓ちゃんとミルモ達の物語を作って欲しいです。



九月二十九日(木)
旧暦 葉月廿六日 先負 【奎】【道元禅師忌】
九月三十日(金)
旧暦 葉月廿七日 仏滅 【婁】

まずこれをご覧ください。
日本政府の債務残高(対数グラフ)
総務省統計局から数値をダウンロードしてEXELで作りました。著作権の問題から、記憶で手写したグラフをアップしました。

見事なまでの階段グラフとなっていることに驚かされます。

まず、最初の段は明治10年(1877)にきます。西南戦争です。この時に明治政府は国債を乱発して戦費を調達しました。財政的なインパクトは明治27年(1894)の日清戦争よりも大きかったことがわかります。西南戦争はまさしく明治政府の存亡をかけた戦いであったのです。

2段目は明治37〜38年(1904〜05)の日露戦争です。明治政府は今度は外債を発行して、主にアメリカとイギリスから金を借りまくってロシアと戦いました。国内では増税が行われます。明治38年の夏には日本は軍も国内も気息奄々の状態で、更なる外債発行は信用能力の問題から無理で、勝利はまさに紙一重でした。

3段目は昭和12〜24年(1937〜49)の日支事変・大東亜戦争・終戦処理(日中戦争・太平洋戦争)です。西南戦争と日露戦争では、債務は1桁しか上がらなかったのに対し、今回の戦争は8年続いて、債務は2桁増えました。2回戦争をしたわけですから当然ですね。しかも長さは8年で、これはもう戦争と言うよりは継続的な公共事業といってもよいでしょう。戦争が終わった後も、新円切り替えや戦中に乱発した国債の処理などでインフレは続いて債務は増えました。

昭和24年に占領軍はドッヂ・ライン(ドッジ・ライン)を日本政府に突きつけ、緊縮財政に切り替えさせます。均衡財政は1950年代を通じて行われました。

昭和35年(1960)7月に池田内閣が発足します。池田内閣は所得倍増計画を発表、大々的なインフラ整備、工業コンビナート開発を行い、債務はインフレによって帳消しにする政策を推進します。これの効果が出始めたのが昭和39年(1964)になってから。これが第4段です。所得倍増計画によって、日本は重厚長大型産業による工業立国に成功しました。

第4段の終わりは昭和50年(1975)頃に訪れます。戦争ではないので、階段の終わりは明瞭ではありません。このあたり、政界では田中角栄・三木武夫・福田赳夫・大平正芳の戦いがあり、自民党は分裂寸前まで行きます。所得倍増計画をこのまま推進するか、安定成長に載せるかで、官僚の間で路線対立があり、それが政治家の対立となって表面化していたのでしょう。ここから、戦後の自民党政治というのは、官僚に政策を作ってもらって実行する、政策が複数あって官僚も結論が出せない場合は各政策を掲げて政治家が権力闘争をして最終的には選挙に持ち込んで国民にどの政策を国策として選ぶのか選択してもらう、このような体制であったことが分かります。

ここまで、明治は約30年周期でブレイクスルー(階段)があり、昭和になってからは約25年周期でブレイクスルーが起きていることが分かります。次のブレイクスルーは1990年代に来るはずでした。しかし、1980年代後半からバブルが起きて、次のブレイクスルーで使うべきお金を日本は先に無駄遣いしてしまい、1990年代はバブルの後始末のために国債が乱発されるようになります。

このあたりになると、階段もかなりぼやけてきます。平成4年(1992)に崩壊したバブルの処理に目途がついたのが今年、平成17年(2005)でした。ここまで13年。この後は10〜15年かけて、バブル処理のために乱発した国債の償還が行われます。最終的には緩やかなインフレでチャラにするしかないでしょう。非自民連立の細川内閣、55年体制の消滅を意味する村山自社さ政権、橋本財政再建の失敗、小渕政権で行われた宮沢蔵相による公共事業乱発失敗、小泉内閣による構造改革、今回も官僚の間で政策を巡って迷走があり、それが政治家の戦いの種になっていたことが分かります。そのため官僚は政治家の信頼を失い、小泉首相によって、政党主導の国家運営体制が確立しました。

近代日本150年の歩みをまとめるとこうなります。
5つの戦いと将来の展望

前時代を破壊するための戦い(西南戦争・日中〜太平洋戦争・バブル処理)と新しい世界を作るための戦い(日露戦争・所得倍増計画)が交互に発生しています。その間に、規模は大きくならないが質の変化が継続する静かな時代が挟まれています。この後10年は静かな時代です。静かな時代に蓄えられた力が、その次の10年で爆発します。次回の爆発は2020年代です。おそらく遺伝子操作とロボット技術の大進歩で新しい時代が来るのでしょう。2050年代に再び前時代を破壊する10年が訪れます。それはおそらく、遺伝子操作を受けた新人類及びロボットと、普通の人間の戦いになり、勝つのは新人類とロボットだと思います。



十月一日(土)
旧暦 葉月廿八日 大安 【胃】

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