魔法の妖精ペルシャ 放映時期(昭和59年7月6日〜60年5月31日)
ペルシャと私
登場人物紹介
第1話「迷い込んだ夢の国」
第9話「初恋、猫ニャンニャン」
第12話「六ッ子ちゃん大行進」
第17話「危険なおるすばん」
第18話「ケンカはやめて」
 
第27話「変身!また変身!!」
第28話「吸血鬼はバラの香り」
第29話「参観日はキライ!」
第33話「スクープ!結婚宣言」
第42話「星あかりの映画館」
第45話 「涙は春風に乗って」
第46話 「行かないで!学と力」
第47話 「よみがえった妖精」
第48話 「ペルシャが好き!」
 
 

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ペルシャと私

ぴえろの魔法少女シリーズの第2作。私の魂です(笑)
元気なペルシャが画面狭しと動き回るアニメ。でもドタバタそうに見えて、ストーリーは結構深いものがありました。

私がこれをリアルタイムで見た時は幼稚園児でした。妹と一緒に熱心に見ていたはずなのですが、小さい時のことゆえ忘れていました。「オタク」連中は色々言っているようですが、子供たちはモモ、マミ、ペルシャを熱心に楽しんで見ていた記憶があります。私の記憶ではその中ではペルシャの人気が一番だった気がするのですが?ただ、同じ頃見ていたモモとペルシャが本筋がかなりシリアスな展開だったのはおぼえていて、ずっと「どの作品だったのかなあ」、と漠然と思っていました。

私のペルシャとの再会は、中学生の時。押入れの中からテープを見つけ出して、「何だろう?」とかけてみると、切ないメロディーが流れてきました。「見知らぬ国のトリッパー」でした。私はこの曲のとりこになりました。

しばらくしてペルシャの再放送が開始され、何とその主題歌だっことに驚きました。再放送は飛び飛びにしか見なかったのですが、「ああこれは見たことがある」と幼い頃の記憶を呼び戻されました。高校生のくせに熱心にペルシャを見る私に、家族はオタクへの萌芽を見たのか、奇異の目を向けていました(笑)

全話を通してみたのは、大学生になってからです。改めて素晴らしい作品であると感じさせられました。オタクは色々言っているようですが、私は子供が見て楽しめる作品が一番面白い作品だと思っています。オタクはマジカルエミが好きなようですが(もちろん私も好きですが)子供たちにはエミはそんなには人気がなかったはずです。ペルシャの活躍と元気さのとりこでした。登場人物も人間性豊かですし、生活の描写、職業婦人の描写も見事です。台詞の言いまわしやキャラどうしの掛け合いも良いんですよね。

ストーリーは、今、おためごかしの話が増えているのに対して、第38話「疑惑のおじいさん」のような暗い話もありました。しかし私は子供にきれいなものだけ見せようとする現在の風潮には疑問を持っています。汚いもの(残酷なものとは違います)も、子供にも理解できる形で見せることが必要です。それが作家の力の見せ所であるはずです。ペルシャとモモにはそれがありました。(2002/7/5)



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登場人物紹介

アフリカから日本へ向う飛行機の中でラブリードリームに迷いこんだペルシャは、凍り付いてしまったプリンセスフェアリーを溶かすために愛のエネルギーを集める使命を言い渡されてしまいます。それだけではなく、秘密がばれると一番好きな人が女の子になっちゃうと言う脅迫までされてしまうという、フェアリー、夢の国の住人とか言いながら結構あくどいです。

ペルシャの日本での生活が始まります。ペルシャの両親は雑貨店「PELSIA STORE」を開いて待っていました。私が不思議なのはペルシャと両親との関係です。ペルシャと両親は、小さい頃は室井博士のもとアフリカで一緒に暮らしていたらしいのですが、途中から室井博士に育てられたみたいです。なんでかな?

逆に室井博士の孫の学(がく)と力(りき)の日本での保護者はペルシャの両親のようです。この2人も両親が事故で死亡したそうで、結構過酷な運命の中にいるようです。

とまあ、複雑な事情がありそうな2家ですが、私はペルシャのお母さんの久美さん(くみ)んにぞっこんです(笑)魔法少女シリーズは、主人公の親は仲が良くてお母さんは美人で、両親で自営業をやっているという共通点があるのですが、その仲で一番のお気に入りは久美さん!色気では陽子さん(舞ちゃんのお母さん)と桃子さん(ユーミのお母さん)に軍配が上がりそうですが、私は久美さんの安心できる優しさがにじみ出ているような顔にメロメロでございます。現に優しいし、お店の仕事をかいがいしくする様を見ているとボーとしてしまいます(笑)声も良いんだな(高島雅羅さん)。いざと言う時に強いのはどのお母さんも一緒ですが(笑)

ペルシャのお姉さん分の小夜ちゃんもお気に入りです。強いし仕事もできるし、料理も出きるしお裁縫もできる。何と言ってもワンレン(私の憧れ)です。そういえば、小夜と学と力で生徒会の役職をやっているのですね。小夜が会長で、2人が会計と書記だったかな、どっちがどっちだったかは忘れてしまった。生徒会で劇をやったりもしています。

学と力もなかなか良いキャラです。学と力と将(マジカルエミ)は、男らしいし、面倒見も良いけれど、自分らしさも出していて、同性としても共感が持てます。

魔法少女につきものの動物と妖精、ペルシャの場合は4匹(最終的には5匹になる)も付いています。最高記録ではないでしょうか?ペルシャの魔法の暴走によってアフリカから連れて来られた上にブタネコにされてしまったライオンのシンバ。アフリカにいたときからの友達で、何時もペルシャのことを思っています。べらんめえ調のしゃべりがいいですね。それと夢の国の住人、しかもなぜかカッパが3匹付いています。それぞれ個性豊かで、ゲラゲラは元気なあんちゃん、プリプリは姉さん肌、メソメソはおかま?です。3人とも声がはまり役ですね。ゲラゲラは千葉繁さん、ぷりぷりは三田ゆう子さん、メソメソは亀山助清さん、いずれも今や大家です。そういえば亀山さんは最近NHKの海外コメディーの「レッドドワーフ号」で、これまたかまっぽいアンドロイドの役もやっていました。これも上手だった。

とまあこれが基本メンバーです。時間がなくなってきたので話の紹介はまた今度。今ビデオを借りてきて見直している最中なんですね。見たやつからランダムに成るけれど紹介していきます。

(2002/7/2)


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吸血鬼はバラの香り(第28話)

室井博士と学・力・小夜と一緒に豪華客船の船上パーティーに出かけたペルシャ、しかしその船には長い旅を続ける吸血鬼も乗っていた。次々と乗客に襲いかかる吸血鬼。学と力と小夜も吸血鬼にされてしまう。みんなを助けるためにペルシャが使った魔法は…

フォーマルなかっこうをしたペルシャ達が私としての見所。ペルシャは最終回でもこのドレスを着ています(*記憶違いでした、第45話です)。かわいいです。小夜ちゃんも前髪を後ろに回してちょっと大人っぽくていい感じです。酒を飲んで酔っ払うカッパとシンバもほほえましいですね。しかしシンバはウィスキーをラッパ飲みしていました。さすがライオンです。

ペルシャの魔法もすごい。みんなの歌の「メトロポリタンミュージアム」よろしく吸血鬼を絵の中に封印してしまいました(本当は故郷に帰してあげたんだけどね(笑))。ペルシャの魔法はミンキーモモ並みに汎用性があるみたいです。

この回は絵もきれいでした。作画監督は洞沢由美子さん。ペルシャのキャラクターデザインの補助をしていました。「ユ〜ミ」ではキャラクターデザインをやっていました。ペルシャは洞沢さんが作画監督の時が一番絵がきれいなのではないかと私は思っています。 (2002/7/4)




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変身!また変身!!(第27話)

ペルシャ流パパラッチ撃退法

第20話「魔法が使えない!」でペルシャの秘密を嗅ぎ付けてしまったカメラ小僧紀信は、今年こそペルシャの秘密をカメラに収めようと、正月からペルシャをストーキング。それに対してペルシャは無差別同時多発変身(笑)で対抗。紀信を撃退できるか?

着物姿のペルシャちゃんと久美さん最高!それを1人占めできるなんて英樹さんは許せん犯罪者じゃ!

逆ストーキングで相手にトラウマを植えつけようというペルシャの作戦や天晴れ!次の日の朝に紀信の部屋の窓から顔を出す美少女ペルシャのシーンには私もゾッとしてしまいました。

あそこまでカメラマンを茶化してクレームはつかなかったのですかね。篠山紀信(紀信ちゃんは篠川紀信だけど)の名前は赤塚不二夫先生の「カメラ小僧」以来ネタとして認知されたのでしょうか?

名言「魔法少女が魔法使って何が悪い!」(シンバ) (2002/7/5)



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参観日はキライ!(第29話)

父親参加日を楽しみにしていたペルシャ、しかし朝起きるとお父さんは急用で出かけていた。気を落として学校へ行くペルシャだったが、お母さんからの連絡を受けて、室井博士が授業に駆けつけてくれた。商店街に新しいアイス屋さんができたから行ってみたらどうかと勧める博士。そこではお父さんが働いていた…


女の子を主人公にすると必ず(とまでは言わないか)出てくるネタの父親参観。そういえば男の子が主人公で父親参観はないですね。何でかな。

近所に代わりに参観日に行ってもらったり、店番を任せられる信頼できる人がいると言うのはいいですね。ペルシャがいろんな人から見守られているのがわかるお話でした。

しかしペルシャは髪の毛が多くてうらやましい。英樹さんのごとくおでこの後退が見られるようになった今日この頃。ペルシャがうらやましいです。 (2002/7/11)



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スクープ!結婚宣言(第33話)

イタズラのつもりで、学たち中学生の学校新聞を自分達の作品として発表してしまった所、大評判になってしまったペルシャと冬太。でもそれが先生にばれて、自分で壁新聞を作る羽目になる。足を棒にして町内を回るも、なかなか記事には行き当たらない。そんな所、あの赤沼先生が同棲!と言う大スクープ情報が入ってきた。

狂言結婚のつもりが、紀信がスクープしてしまったために話はややこしい方向に。瓢箪から駒は出るのか?


丸々盗作をやったペルシャですが、子供は時々そう言うことをやります、私は嫌いではありません。その後けじめを付けようと奮闘するのが良い所ですね。

百子と言う名前は、もちろん確信犯でしょう(笑)

五年も据え膳を食らわされる赤沼先生。幸せと言うべきかお気の毒と言うべきか…変身したとは言えども「私の負けね、お幸せにね」と言うペルシャ。変身すると精神年齢まで上がるのでしょうか?

そういえば赤沼先生の声はあの田中秀幸でした。今や優しいお父さん役として定着してしまった田中秀幸ですが、三枚目の役なんて今ではもう見られないかもしれません。 (2002/7/14)



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星あかりの映画館(第42話)

よよ子の家では弟の翼が生まれて以来、家中が翼にかかりっきり。一番中泣きつかれてまともに眠ることもできない。両親の目は弟にばかり行って、二言目には「もうお姉ちゃんなんだから」。取り残されたような気持ちになったよよ子は、耐えられなくなって家出を決意。ペルシャも付き合った。何とかよよ子をうちに戻す方法はないかと、シンバたちに探させるペルシャ。ボンボンがよよ子の父親が撮りだめた8ミリフィルムを見つけた。


お気に入りの話です。私も一番上ですので、シンクロしてしまうのかもしれません。

家出に付き合うと同時にシンバたちによよ子と両親の仲を取り持つ方法を探らせるなんてペルシャもなかなか用意周到ですね。秘密基地を連れて歩く紀信ちゃん、今回は頼もしく見えます。よよ子ちゃんには気に入らなかったみたいですが。なんだかんだいって4人は仲が良いことが分かります。

最後はペルシャちゃんがちょっと可哀想でした(笑)

P.S.「映写技師」と言う国家資格が昔はあったそうです。NHKの「大人の試験」でやってました。映画のフィルムと言うのは何本かに分かれていて、2台の映写機を使って、交互に映すのですが、切れ目なくフィルムを流して行くには職人技が必要だったとのこと。フィルムの素材も燃えやすく、映写機を回すと摩擦がかかるので気をつけないと事故になったそうです。 (2002/7/17)



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涙は春風に乗って(第45話)

室井博士がコンガリア共和国から帰っくる。しかしアフリカに永住する手続きをして動物たちの伝染病を根絶するための帰国だった。ペルシャ、学、力、小夜の4人に波紋が広がる。唯一の肉親の博士と一緒にアフリカへ行こうという気持ちも強いが、日本での生活を捨てる気にもなれない学と力。そんな折、博士が過労で倒れた。今回はたいしたことはなかったが、学は博士についていくことを決心する。ペルシャと2人のデート、ペルシャもどことなく学の決心を感じ取っていた・・・


いよいよエンディング4部作です。今回は、ぴえろ渾身の作品ですね。不安を隠して笑うペルシャのぎこちない笑顔、憂いにくすんだ学の顔、絶妙です。

全編を通してペルシャは少しずつ成長しますが、この回でこれは加速します。表情も大人っぽくなりますし、なりふり構わず、気持ちをストレートにぶつけるようなこともなくなります。学とのデート中の顔なんか洞沢さん渾身の一作といえるのではないでしょうか?いつもとほとんど同じペルシャの顔であるはずなのに、どこか不安があるのが本当に良く描けています。

後楽園球場でしょうか?飛び跳ねるペルシャの姿が切ないですね。言葉はありませんでしたけれども、ペルシャは学の気持ちを理解したのでしょう。変身シーンがなかったのが象徴的でした。

これは考え過ぎかもしれませんが、動物の伝染病ということにしていますけれども、85年頃にアフリカではやりはじめた伝染病と言うとAIDSですよね。子供向け番組だからそうは言えなかったのでしょうが、室井博士が救いに行くのはAIDS患者でしょう。これならば一生を捧げるに足ると思います。(2002/7/22)



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行かないで!学と力(第46話)

力もまた悩んでいた。でもそこは力、小夜相手に自分勝手なことばかり並べ立てる。案の定小夜の鉄拳を受ける力だが、これで力も博士に同行することを決心した。わかっていながらも沈むペルシャと小夜。何か記念の品を贈ろうと街をさ迷うペルシャだったが、気持ちは上の空だった。ピアニストに変身したペルシャは万感の思いを込めてあの曲を弾く。それを感じ取った学はペルシャに自分の想いを打ち明ける。


ものすごくきれいな話です。小夜が力に電話をかけて、もう一度力がかけなおすシーンなんて映画みたいです。

いいえ、今回は間違いなく70年代あたりのアメリカ映画を意識していると思います。ゲラゲラがペルシャに話しかけるシーン、
「お嬢さんゆうべは?」
「そんな昔のことは忘れましたの」
「じゃあこんばんの予定は?」
「そんな先のことはわかりませんの」
「じゃあ明日は?」
「そんな未来のことは知りませんの」
「じゃあ一週間後は!」
「占い師にでもきいてくださいの」
これもどっかの映画から取っていそうです。(*ハンフリー・ボガード(カサブランカ)と判明)

英語教師が読んでいる詩、あれはSimon & Garfancleの"Sound of Silence"です。「卒業」ですね。

そして、そして、あの「見知らぬ国のトリッパー」のピアノソロ。ペルシャ、学、力、小夜の気持ちが交錯する様がものすごくきれいに描かれています。ペルシャを見たことがない人もこのシーンだけは見てもらいたい!

学の告白をきくペルシャは変身した時の姿です。これは、ここまで言うと説明のし過ぎで興醒めですが、姿こそ違うけれども心の中は変身したペルシャと同じと言いたいのだと思います。これ最終回でカッパたちが去って行く伏線になっています。(2002/7/22)



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よみがえった妖精(第47話)

ピアニストの沢木が帰ってきた。毎晩フェアリーの夢を見ると言う。胸騒ぎがするので会わせてくれとペルシャにせがむ。ペルシャは悪いと思いながらも、フェアリーに変身して沢木に会おうとするが、その時フェアリーの覚醒が始まった。ペルシャ、沢木、学3人はラブリードリームに引き込まれた。再会するフェアリーと沢木。フェアリーは、沢木に「住む世界が違う」と別れを告げた。


一言だけ。幻想と、現実をちゃんと峻別した「魔法の妖精ペルシャ」は立派だったと思う。(2002/7/22)



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ペルシャが好き!(第48話)

ついに別れの日が来た。盛大にお別れパーティーが開かれた。だがもう一つの別れも迫っていた。学たちを見送る日、カッパたちも鏡台にリュージュで伝言を残して去っていった。かなしむペルシャ。ラブリードリームは最後に一つだけ魔法を残してくれた。ペルシャが心から望んだことだけがかなう魔法だと言う…


最終回の題に、青沼貴子の原案の方の題を持ってくるなんてしゃれています。丸目がねと大きな鼻。沢木の顔はジョン・レノンをイメージし作られています。第19話「ペルシャがふたり?」では、沢木の部屋にビートルズのジャケットが掛けられていました。Simon & Garfancleといい、ペルシャの制作者の中にはフォークのフリークがいるみたいですね。

プリンセスフェアリーと沢木が曲を通していつも一緒だという、いいですね。ピアノがひとりでに弾るシーンは、何度見ても背筋がしびれます(悪い意味じゃないよ)。エンディング4部作は、「見知らぬ国のトリッパー」の歌詞に合わせて作られています。沢木とフェアリーの悲恋にはいろいろなものが込められているような気がします。まだ私ではそのすべてを知ることはできません。

カッパたちとの別れはちょっと唐突でしたけれども、なぜかはペルシャが言っていましたね、もう魔法は必要ないのです。今度はペルシャが数々の変身した姿の中から自分の未来を選ぶ番なのです。



「魔法があればアフリカまでひとっ飛びなのになあ」

「ペルシャったら、魔法がなくても自分の力でアフリカへ行きますの」



(2002/7/22)



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初恋、猫ニャンニャン(第9話)

突然アフリカから日本に連れて来られた上にブタネコにされてしまったライオンのシンバ、どうも思うようにいかない。そんな折、海辺の遊歩道で可愛い猫に会って一目ボレしてしまう。その子を想って三度の飯をのどを通らないシンバ。ペルシャはシンバを心配して、周囲の人に「恋」について尋ねてしまったので、みんなペルシャが恋をしていると勘違いして一騒動。そんなこんなでやっとシンバの相手を見つけたペルシャたちだったが・・・


ペルシャらしい?ドタバタでした。こう言うのもたまには良いですよね。私としては、学と力がペルシャの話を勘違いして、屋根の上を駆けずり回るペルシャを想像する場面がお気に入りです。

この回の脚本はまるおけいこさん。この人の書く話は元気があるのが多いですね(「ようこそ脱走犯」「対決!モトクロス」「激突!フォーカス合戦」など)。メイプルタウンやきんぎょ注意報の脚本も手がけてらっしゃいました。私が注目している人の一人です。でももしかしたらもう仕事はしていないのかな?


そういえばペルシャの最後の魔法は何のために使うのでしょうね?私はシンバをライオンに戻してあげるために使うのではないかと思っています。(2002/8/7)



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六ッ子ちゃん大行進(第12話)

お父さんがお客さんから六つ子の赤ちゃんを預かってきた。すっかりお母さん気分になって赤ちゃんの世話をするペルシャ。しかし、ペルシャとよよ子が赤ちゃんを取り合いしている間に、赤ちゃんが行方不明になってしまった。ビルの工事現場と道路の真ん中で間一髪の所で四人までは見つけた。でも残りの二人が見つからない。そこでペルシャが思い付いた魔法とは?


お気に入りの一作です。今回のペルシャは泣いたり笑ったり怒ったりと表情豊かでした。

乳母車がが坂を下ってしまうとか、赤ちゃんが高いところをハイハイというネタはいろいろなマンガで見ます、外国の映画でも見たことがあります。どこかに元ネタがあるのでしょうか?工事現場の鉄骨の上をハイハイするシーンは、初めて見た時にはかなりハラハラしたのを憶えています。

にわかお母さんになったペルシャちゃんと小夜ちゃんとよよ子ちゃんの表情が良いですね。友達とか兄弟と、親戚や近所の赤ちゃんを抱きたくて取り合いした覚えがある人は多いと思います。でも赤ちゃんのあつかいでは久美さんが一番だったようです。

何でこの話がお気に入りだったか今回見直してわかりました。赤ちゃんのペルシャと三歳児くらいのペルシャと幼児のペルシャが見られるんですよね。どれも可愛らしいです。(2002/8/7)



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迷い込んだ夢の国(第1話)

やっと買うことが出来ました。念願の「魔法の妖精ペルシャ」のDVD−BOX。私はペルシャのビデオやLDは持っていないので、ペルシャが家に来るのはこれが初めてです。


ペルシャは何度見てもいいですね。アニメ以前に、私の原点です。あのころ流れていたアニメからはいろいろなことを教わった気がします。ペルシャの他には、ミンキーモモ、牧場の少女カトリ、とんがり帽子のメモル、メイプルタウン物語 etc...

やはり、ストーリーなんですよね、アニメを生かすのも殺すのも。絵は20年間で精緻になり、安く大量に作品を作るシステムは限りなく進歩しました。しかし、そこに入れるべき魂はどうなったのでしょうか? 今のアニメには暇つぶしくらいにしかならない内容のものが多すぎる。見る方も作る方も、世の中に正面から立ち向かう体力を失っていると思えてなりません。大上段に構えればいいというものでもないんです。さりげなく、普通の生活を描きながら、世界の奥深さを子供に教えてあげられる作品が欲しい。このころのアニメにはそれがありました。


アフリカのコンガリア共和国で自由奔放に育ったペルシャに、日本からの迎えが来ます。ペルシャの両親は、どうやら室井博士の助手のような仕事をしていたと推測されるのですが、生活の場を日本に移すために、雑貨屋を開く準備で、一足先に日本へ帰っていたのでした。やっと雑貨屋の開店に目途がついたらしく、室井博士の孫の学と力をペルシャの迎えのために送ります。物語を見る感じでは、両親を失った学と力の保護者代わりを速水夫妻がしているようです。

ペルシャは友達のライオン・象・キリンたちに別れを告げ、飛行機に乗り込みました。飛行場で、ペルシャのおなじみの衣装が初めてお披露目されます。でも、あのヒョウ柄の服?しか着たことがないペルシャにとってはまだ窮屈なものでした。でも学と力に褒められて、まんざらでもないようです。

飛行機の中で、夢の国に迷い込みます。このあたりのことは上で書きました。夢かと思いきや、手には妖精から渡されたカチューシャが。ペルシャもびっくりです。

それでこの後は、駅で電車から降りれなくて次の駅で降りてしまったペルシャが迷子になって夢見の台の町をさまよいます。と言っても、そんなに悲壮な話ではありませんで、新しく住む町がどんなところか自分の足で確かめているといった感じですね。

そろそろ家に帰らないといけない(と言ってもどこが家なのか知らないのですが)と言うことで、婦警さんに変身するペルシャ。でもよく考えてみたら、婦警さんになったところで家の場所はわからないと思うけれど(笑)交番の位置はわかったみたいです。交番まで来たところ、ペルシャを探し回る学と力に出くわします。ペルシャを心配する二人の姿に思わずにっこりのペルシャでした。


ペルシャのストーリー紹介や、第一話を見る限りでは、美少女ペルシャと学・力のからみも想定していたみたいですね。でも結局そう言う方向には物語は進まなかったようです。



(2004/7/11)



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危険なおるすばん(第17話)

 ペルシャの両親と室井博士は泊まりがけで出かけることになった。学校があるペルシャはお留守番。しかし、学と力がおもりに来てくれるとあって、女の子らしいところを見せようと俄然張り切るのだった。

 しかし、慣れぬことはするものではなく、やることなすことすべて失敗。お皿は割るは、学と力に頭からお茶をかけてしまうわの大騒ぎ。意気消沈してしまうペルシャであったが、そこへ学と力が途方に暮れているだろうと見越した小夜ちゃんが夕食を作りにやってきてくれた。ペルシャと学の間を進展させまいと押しかけてきたよよ子ちゃんとついでに連れてこさされた冬太君にでばがめの紀信も加わって楽しい夕食を過ごすことが出来た。

 これで無事に留守番も終わりそうだと思っていたところ、学が熱を出して倒れてしまう・・・


やけに扇情的なタイトルです(^^; これまたペルシャらしいドタバタ。私の感覚ではこのあたりから作る方も本調子になってきたように見えます。ノッてますよね。

おてんばなんだけれど、女らしいところも見せたいと思うペルシャがかわいい!変身して家事をする美少女ペルシャは幼な妻みたいで萌え萌えです。どっかに隠れようとしてあわてて、「あらま」とこう両手をほっぺに当てるカットは、美少女ペルシャの絵の中では私が一番好きな表情です、一番かわいい顔だと思います。

この回のペルシャは横顔が大人っぽいですよね。洞沢さんが描かれるペルシャは時折はっとするほど大人びた表情を見せます。



(2004/7/21)



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ケンカはやめて(第18話)

 学園祭の出し物で生徒会で劇をすることになった学と力と小夜。しかし、学と力の様子がおかしい。あれほど気の合う二人がなにかにつけていがみ合っている。何とか二人を仲直りさせようとするペルシャ。しかし、二人は仲直りしないまま本番に突入。案の定劇はめちゃくちゃになってしまった。

 この話で面白いのは、学と力が悪口の言い合いするところですね。双子で顔の悪口を言い合っても空しいだけだろうが(笑)

 この話から、学=ペルシャ、力=小夜、の組み合わせがはっきりしてきます。ケンカを止めるところで、小夜は学は拳を受けて止めて、学は殴って止めてます。拳は小夜ちゃんの愛情表現です(笑)あと、学はペルシャを押しのけるときも肩をそっと抱いてペルシャをのけてますね。ちょっとした立ち居振る舞いにも表現が込められています。

このへんからお気に入りの小夜ちゃんが準レギュラーからレギュラー格上げになるのも私としては嬉しいところです。



(2004/7/21)



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