セカンドアルバム録音進行中
2枚目のアルバムの録音に着手しました。順調(?)に進行中です。まだ発表予定は未定ですが、追ってお知らせしたいと思います。
ファーストアルバムのご紹介
「コンフント・アンデス~アンデスの風と共に」

<製造番号>CONJ-03041
<JASRAC登録>R-0321057
<写真提供>浮田氏
ジャケット中表紙の言葉より
コンフント・アンデスは、スペイン語で「アンデスの小さな楽団」という意味です。
岡山中南米音楽同好会の森さんが、ペルーのケーナ奏者エルマーノ・アバロスのレコードに感銘を受け、1967年に4~5人の仲間を集めました。
今は当時のメンバーはいませんが、結成当時の情熱を持ち続け、素朴さ、素直さを忘れないように、演奏するたびに思っています。
テクニックに流されず、アンデスの人々の熱い想いを抱き、コラソン(心)を音で表現するようなコンフントでありたいと。
今回、そのコラソンを一枚のCDという形で残してみました。アンデスの風を感じていただけたらと思っています。
アルバム解説
最初に録音したのは2001年6月のことです。 ライブでの演奏と違い、1箇所でも演奏を間違えると最初からやり直さなくてはならず、何回も録りなおし非常に苦労しました。 演奏はもちろんですが、録音機材の購入からジャケット写真の加工まで全部コンフント・アンデスで行いました。
2003年6月にファーストアルバム「コンフント・アンデス~アンデスの風と共に」が完成!
できるだけ多くの人に聴いてほしいと思っています。
入手方法等のお問い合わせは、メールでお願いします。
ファーストアルバム収録曲紹介
演奏曲紹介のページも合わせてご覧ください。
| 1. | エル・シクーリ | El Sicuri | 4'00'' |
| 馬渡:Q,Z 萩原:Cg 井神:G 内藤:Guilo 永塩:B 宮下:Vo | |||
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ケーナの総帥アントニオ・パントーハの作品です。シクーリとはシーク(サンポーニャ=葦を並べた笛)を吹く人という意味です。
私(馬渡)が、フォルクローレという音楽に足を踏み入れた曲です。 ビエントス(風)の音を感じていただけたらと思っています。 | |||
| 2. | イミリータイ | Imillitay | 3'11'' |
| 馬渡:Z,Vo 萩原:Cg 井神:G 直原:Z,B,Vo 内藤:Z,Vo 永塩:B 宮下:G,Vo | |||
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ロス・カルカスの名曲。力強いティンクのリズムですが、詞は切ない失恋の歌です。
イミリータイ(Imillitay)とは、フォルクローレによく出てくるパロミータ(Palomita)、ネグリータ(Negrita)と同じ語義で「俺のカノジョ(英語のベイビーbaby )」という感じのようです。 「"愛しているわ"と君は言った。でもそれは嘘だった。いつも僕を弄んで。けれど今も君を愛している。君を忘れようと暮らしているが、忘れられない。 君の想い出は、棘のように僕の心を傷つける。」 いつの世もどこの国でも、傷ついた男の心は立直りが遅いようです。 | |||
| 3. | コンドルは飛んでいく | El Condor Pasa | 4'10'' |
| 馬渡:Q,Z 萩原:Cg 井神:G 永塩:B 宮下:Vo,Chf | |||
| 皆さんご存知のフォルクローレの名曲、El Condor Pasa(コンドルは飛んで行く)。 ペルーの作曲家ダニエル・アロミーア・ロブ レスが1913年に発表した、アンデスの音楽を代表する曲ですね。 サイモンとガーファンクルで大ヒットしたことを知っているのは、40歳以上の人達だけになってしまったのかな。以前は小学校の教科書に載っていたのですが。 | |||
| 4. | エル・アンティガル | El Antigal | 3'49'' |
| 馬渡:Q 萩原:Cg 井神:G 直原:B 宮下:G | |||
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アルゼンチンの(ブラジルのとは違って、ゆったりと趣のある)サンバ(ZAMBA)というリズムのフォルクローレ。 アンティガル(古きもの)とはアルゼンチンのサルタ州の言葉で先住民族の遺跡を指します。 その神秘を描こうと詩人ペトロチェリ、 歌手ダニエル・トロ、ギタリスト、リト・ニエバスの3人が合作した曲です。 ロス・ライカスの名演に魅せられたグルーポ・カンタティの演奏 (チャランゴ入りボリビア風アレンジ)を参考にしました。 音を拾うこと、チャランゴの運指、ケーナの音域の広いメロディ、難しい曲でしたが、なぜかこのCDの中で最初にOKテイクが出た曲でした。 | |||
| 5. | クティムイ | Kutimuy | 4'41'' |
| 馬渡:Q,Z,Chf 萩原:Cg 井神:G 直原:B,Vo 宮下:G,Vo | |||
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ロス・カルカス初期のヒットナンバーでゴンサロ・エルモッサとウリーセス・エルモッサの作品です。
美しいメロディが印象的な曲でリズムはワイニョ。クティムイとは「帰ってきて」を意味するケチュア語(インカ帝国の国語)です。
去っていった恋人を想って悲しく生きている若者の歌でボリビア版の演歌でしょうか。歌詞はスペイン語です。
女性ボーカルでシンプルに仕上げたグルーポ・カンタティのアレンジを参考にしています。
「恋人よ、帰ってきておくれ。いつまでも待っている。君のいない人生なんて悲しい。とても悲しくて、君のことばかり考えている。お願いだ、帰ってきておくれ。 君がいないのは耐えられない。君は私の生きがいだった。今は絶望だけ。明日も悲しくなる。君がそばにいないのなら。」 | |||
| 6. | モージェの木 | Surapata Mollecito | 2'45'' |
| 直原:Q 永塩:Q 馬渡:Q,B 萩原:Cg 井神:G 宮下:G | |||
| ボリビアのグループ、カナタのC.サラマンカの作品です。 カナタの曲はレコード盤のみなのでご存知の方は古くからのフォルクローレファンではないでしょうか。 リズムは6/8拍子のバイレシート、素朴な味わいを持った曲で 後半はケーナ三重奏になっています。 西洋の厳格な楽器と違いケーナは音程も音質も おおらかですから、笛により違いが大きく、また吹き手によっても音色が異なります。 そのアンサンブルをおおらかにお楽しみください。 アンデス原産のモージェの木は、繊細な姿だけれど土質を選ばず少ない水でも育つ 強くたくましい木だそうです。 | |||
| 7. | シクーリス | Sicuris | 3'18'' |
| 現地インディオの言葉アイマラ語でSicu(シーク)という葦の管を並べた楽器の合奏です。 「ドミソ・・」と連ねた管と「レファ#ラ・・」と連ねた管をそれぞれ別の演奏者が交互に音を出す、コンテスタード(contestado)という本来行われた奏法で演奏しています。 一方を「導くもの」、もう一方を「導かれるもの」とも言うようで、コンテスタ(contesta)の意のとおり、両者の”応答・会話”の様子を感じながら聴いて下さい。 | |||
| 8. | クラワーラ~クシクシ | Curawara~Kusi Kusi | 3'49' |
| 永塩、内藤、直原、萩原、宮下:Tarka 井神:G 馬渡:Wancara | |||
| タルカという木彫りの笛と打楽器のみで演奏されるタルケアーダの曲です。 調子が外れたような音色ですが、音程は合っています。同じ作者が同じ時に作ったものでないと合わないようです。 同じフォルクローレでもこれらの音楽はアウトクトナと呼ばれ、スペイン人が新大陸に入ってギターやチャランゴ等の弦楽器が持ち込まれてからの音楽、クリオージョと区別されます。 朴訥な音色と力強さが魅力のタルケアーダは、アンデスの主食ジャガイモの収穫祭に演奏され、人々は空と大地の恵みに感謝を捧げるのです。 | |||
| 8. | プルルーナス | 3'35'' | |
| カルカスのインストルメンタルの名曲です。リズムはワイニョ、ケーナのハーモニーとトヨスの掛け合い、とフォルクローレの魅力を満載した聴き所の多い曲です。 | |||
| 10. | チャランギート | Charanguito | 3'12'' |
| 萩原:Cg | |||
| ボリビア、コチャバンバを代表するチャランゴの名手、アレハンドロ・カマラの独演に挑戦してみました。 と言えば聞こえは良いのですが、曲の途中のリズムが変わる(ティンク⇒ワイニョ)箇所で、OKテイクを継ぎはぎ出来ると踏んで決めた曲でもあります・・(結果はメンバーのみぞ知る)。 ちなみにチャランギートとはチャランゴ奏者の意味です。普段はケーナやサンポーニャの伴奏にまわるチャランゴですが、このようにソロ楽器としての可能性も充分秘められているのです。 | |||
| 11. | ベニの浜辺で | En las playas del Ben | 3'10'' |
| 萩原:Cg、宮下:G | |||
| Lola Sierra de MendezとJose Aquirre Achaによる、幾多の演奏家達が取り上げている美しい旋律を持つ名曲ですが、こちらは先の「チャランギート」同様、 名手アレハンドロ・カマラによるヴァージョンです。 ちなみにベニとは、「紅」ではなくて、ボリビアのベニ州の事です。一般にフォルクローレというとアンデス山脈のイメージが強く、何処までも青い空にコンドルが飛んでいるという感じですが、 ベニはボリビア東部に位置する、ワニ等が生息する湿地帯。 この曲も熱いロマンスを歌ったものだとか・・・ちなみに演奏が何やら震えているのは、熱に浮かされている訳ではなくて単にひどく緊張していたからです。 | |||
| 12. | リャキ・ルナ | Llaqui Runa | 5'33'' |
| 馬渡:Q,Z 永塩:Q,Chf 萩原:Cg 宮下:G 直原:B | |||
| ボリビアの伝承曲。リャキ・ルナとはケチュア語(インカ帝国の国語)で「悲しい人」の意。 ギターとチャランゴによる前奏と間奏を除けば同じメロディの繰り返しですが、音の低いケナーチョという長いケーナを使用したり、 楽器の組合せやハーモニー・音量の変化によって次第に盛り上がってエンディングを迎える構成となっています。 レコーディングでOKが出るまで最もこだわってしまったのは、一回目のメロディ中で聞こえる「雨の音」の楽器Palo de Lluvia(西:雨の滴~英名レインスティック)でした。 5分を超える長い曲で、初めから終わりまで弾きっぱなしのギターは、寒い日だったのでよけいに指がしんどかったようです。 | |||
| 13. | コーヒー・ルンバ | Moliendo Cafe | 2'50'' |
| 馬渡:Q,Z,B 永塩: 萩原:Cg 宮下:Vo,G 直原:Chf | |||
| ベネズエラのアルパ(ハープを小さくしたサイズの南米の楽器。)奏者、ウーゴ・ブランコの演奏で1961年に世界的にヒットしました。 ブランコによるとオルキディアというリズムですが、日本では、西田佐知子、荻野目洋子、井上陽水がいずれも原曲と関係のない能天気(?)な歌詞で ルンバ(共通点が多くポピュラーなリズム)としてカバーしました。 原題「モリエンド カフェ」とは、コーヒー園の奴隷が「コーヒーを挽きながら」哀しい、尽きせぬ想いを歌っている詞です。 原題を知る私のスペイン語仲間は残念がりますが、日本でのポピュラリティーを優先して、このむちゃくちゃな歌詞版によりアップテンポで演奏してみました。 | |||
| 14. | 花祭り | El Humahuaquenho | 2'51'' |
| 馬渡:Q,Z,Vo 永塩:Q,Vo 萩原:Cg 井神:G 内藤:B,Vo 宮下:Vo,Chf 直原:Vo | |||
| アルゼンチンのエドモンド・サルディバルが、インカの楽しいカルナバリートの曲を採譜して1943年に"エル・ウマウァ ケーニョ"(ウマウァカの人)として発表しています。 これが1953年に"花祭り"としてフランス語の歌詞がつき、シャンソンとなってパリでヒットしてから世界中で知られるようになりました。 アルゼンチンの最北端、ウマウァカでのカルナバルの雰囲気を味わっていただき、コンフント・アンデスの楽しい歌声も聴いていただければ嬉しく思います。 カルナバルとは、2月末に南米ではどこでも催されるお祭りのことです。 | |||
| 15. | ラ・クーナ | 3'17'' | |
| 馬渡:Z | |||
| サンポーニャの独奏です。少しゆったりとした演奏をしてみたいと思って作ってみました(馬渡の作曲です)。 実は曲のタイトルを何にし ようかと色々考えていたのですが、なかなかいい案が出てきませんでした。 何十回か録音してみて、さてどの録音を採用しようかなとメンバーと共に聴いていたのですが、私も含めて皆ウトウトと眠くなってしまいました。 何か眠気を誘ってしまう様な曲だなということから"ラ・クーナ"(ゆりかご)という名に落ち着きました。 聴いていただいて、安心して眠りについて頂いたら嬉しく思います。 | |||