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特別編 7) - タンクコンテナを作る -

1990年代を通じて、世界最大のドライコンテナメーカーに成長したと言っても過言でない中国CIMCグループ。そのCIMCが、2002年、英国UBHI社との技術提携の下にタンクコンテナの製造に着手しました。タンクコンテナの大手ユーザーの一つであるコンテナリース会社 CRONOS 社の日本代理店、コンテナ・サービス社の木村高庸さんより、その CIMC 南通(ナントン)工場でのビームタンクと呼ばれるタイプのタンクコンテナ製造の模様が寄せられましたので、連続写真でご紹介いたします。コンテナ・サービス社及び 木村高庸さんに誌上を借りてお礼申し上げます。
また、コンテナ製造の基本的知識について、日本車輌(株)の宮坂達也さんに有益なアドバイスをいただきました。併せてお礼申し上げます。(2003/7 記)


( 以下すべて CIMC 南通(ナントン)工場 2002/11, Photo by T.Kimura )
胴板(バーレル)は通常、ベンディングローラーという機械で所定の曲率の円筒に曲げた後、溶接でつなぎ、両端の鏡板とドッキングします。タンクの両端に見える装置は、そのためのドッキング装置(結合治具)です。



タンク本体に補強リングを取り付け、枠とビームが取り付けられていきます。このタイプのコンテナはタンク本体で前後の衝撃を受ける構造なので、両端に独立したビームと端枠が取り付けられます。 ここでも端枠を保持し、回転するための装置(回転治具)が用いられて、作業性を良くしています。この後、タンクの耐圧試験と、気密試験が行われます。



タンクの酸洗い、枠の塗装を施してから、タンクにグラスウールが巻かれキセ板が取付けられ、付属品の艤装、標記を行って、ビームタンク(コンテナ)の完成。最終検査を受けて、世界各地の受注先に納入されていきます。なお、ブランド名がどうなっているか、趣味的にはとても興味があるところですが、UBH のみなのか、 CIMC のロゴも入っているのか、この写真でははっきりしません。



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