■2004総括
関東移住3年目のシーズンが終わった。
思い起こせば、やませみさん、ひろりんとの静岡釣行で始まり、しんのすけさんとzarさんと出かけたラインが凍りつく早春の桂川、スンゴイアマゴが釣れた春の伊豆、合計十数km以上探索で歩き、ウェーディングシューズを1足潰した晩春の桂川、真夏の鬼怒川、夏休みの鳥取、そして終盤の桂川と、例年になく35日という多くの釣行日数を重ねることができた。
というのも、東京在住3年目。いままでの社会人生活でもっとも長い定住となったわけで、通常だとそろそろ新天地への移住が待っているからである。
これだけの豊富なフィールドを持ち、それぞれのフィールドが驚くほどのキャパシティを持っている・・・本当に関東は素晴らしいFF天国なのである。
ずっと、この地に住んでいる人は実感がないかもしれないが、FFマンにとっては本当に幸福な土地である。
それは、今年釣った15匹の尺ヤマメ・尺アマゴ、尺イワナその全てが異なるポイントで釣れている事が証明している。1匹たりとも同じ場所で釣れていない。
しかも、それぞれの最大がヤマメ40、アマゴ36、イワナ38、そして二ジマス65。
あるポイントで尺が釣れたら、今度は別のポイントを探そう!究極の狙いは40up!なんてことが出来る川が、一体日本にいくつある事か・・・。そう思うと本当に凄いフィールドだと改めて驚いてしまう。
そんなフィールドで釣りが出来ることの喜びを噛み締め、経験として少しでも多く体に刻み込みたかったのである。
そして、今年は多くの人との出会いがあったことが収穫の1つだった。
東京に来るまで、ほんの限られた人との釣行しかなく、他人の釣りなんか見たことがなかったが、こちらでは多くの人の釣りに触れ、触発されることも多かった。
いまだ釣りは個人的な楽しみで、他人の介在しない魚との対峙がその楽しみの真髄だとは思っているが、価値観を共有できる釣友との釣行は、また格別であり、得難いものあることも深く認識できた。
そんな中で、ウェットにも挑戦し、ある程度の結果を残せたことも大きかった。
広島時代に、サツキを狙って挑戦したことがあるが、あまりに魚影が薄く、自分がやっていることが正しいのか間違っているのか、結局分からずじまいだった。
しかし、今回はシングルハンド&フローティングラインという肩の力を抜いたウェットの楽しみ方の見本をUM8さんに見せて頂き、その効果を目の当たりにするという幸運に恵まれた。
これも、今後の釣りの楽しみを広げるという意味で、非常に大きな一歩だった。
忘れてはいけないのは、シーズン初めから手にした手作りのランディングネット。
友人に作ってもらうという初めての経験で、嬉しくて嬉しくて散々自慢・宣伝をしてしまったが、この美しい道具と美しい魚の写真を撮りたいっ!というモチベーションも相当のものがあった。
なかなか思うような写真は取れなかったが、それでも何枚かは一生思い出しては楽しめるものが撮れたと思う。
シーズン終盤には、遂に手作りの竿まで手にし、これまた相当のモチベーションを生んだ。
やはり、汎用性ではグラファイトに分があるが、数値に出ない何かが竹という素材と、人の手によって宿るのだろう。使っていて気持ちがいいのはバンブーなのかも知れない・・
バンブーロッド至上主義ではないが、今後もグラファイトとバンブーと気分で使い分けて行きたいと思う。
川・魚・友人・手作りの道具・写真・・・本当に幸福なシーズンだった。感謝である。
今日からシーズンオフ。
また来年、楽しい釣りができることを祈りつつ、 暫くは普通のお父さん、そして普通のサラリーマンとしてシーズン中いたらなかったことを、シッカリとやっていこうと思う。

週に1回は必ず不在にすることを、気持ちよく許してくれた家族に感謝!!
最後になるが、全くの個人的な楽しみ、特に写真を撮ること、文章を書く事が好きなだけで、HPという媒体を使って、自己満足をしてきたわけだが、これだけネットが普及し、誰でも自由情報の交換ができるようになった現在、もしかすると私の知り得ない、または意識していないところで、失礼な事、具合の悪いことがあったのかもしれない・・・そんな可能性は否定できないのも事実として認識している。
実際に心ある友人知人から貴重なアドバイスを受け、自分のポリシーに基づき慎重に注意してきたつもりではあるが、もし、そのようなことがあり、指導してやろう!という方があればご遠慮なくご指摘いただきたい。今後に活かしたいと思う。
ただただ、釣りが好きで、大きくて美しい魚と出会いたい。綺麗な写真が撮りたい。できればその出会いの感動を文章で残したい。同じ思いの人がいれば、その人と感動を共有したい・・・。
それだけの人間なのです・・。
2004.10.1 sugimoto
戻る