2004年釣行記-20   前へ戻る  HOMEへ戻る

■9月4日 夏の終わりの桂川 久々の尺上

もう9月。
田舎での、夏休みのびのびフィッシングから2週間。
いよいよ、桂川もラストステージだ。

一月弱振りの桂川は、すっかり涼しくなっており、もう秋の気配。
そろそろ長袖を用意しないといけないなぁ・・・と考えながら、駅から川へ向かって歩いた。

事前に増水気味らしいという話は聞いていたが、やはり2〜30センチ程度は増えている。
しかし濁りはなくて、影響は少なそうだ。

河原で、道具をセットしながら、タックルの重さにビックリ。
最近の桂川では、遠くのライズを狙い易く、リーチキャストが有利なのと、ウェットの釣りに対応できるよう、固めの8フィート7インチ#4のロッドを愛用している。
田舎の川で使った7フィート半の軽量3番ロッドから比較すると、かなり重たいロッドとリールの組み合わせである。そのことを再認識してしまった。

8月の釣りでは、デカイヤマメのラインブレイクが目立った。
ラインの結束と、扱いなどに原因があると思っていたが、8x以下のティペットと、このロッドの組み合わせは無理があるのかなぁ・・・と考えながら、とりあえず7xを結んだ。

要所要所を確認して、入渓点前後をしばしウロウロするが、目立ったライズはない。
ようやく10時過ぎくらいになって、待望のいいサイズのライズ発生。
頻発はしないが、表層で泳ぐ魚影は確認できる。

水面に意識がいくタイミングをみながらフライを流すが、ドラグが掛かっていいコースを流れない。
やはり8xのティペットに手が行ってしまった。

#24のミッジに一度は出た。
しかし、明らかに疑いながらの派手ライズフォームを伴う出方で、スッポ抜け。
そのまま魚影は消えてしまった。

その約1時間後、もう一度フライに出たが、またまたスッポヌケ。

「今日もダメか・・・」そんな気持ちに追い討ちをかけるように雨がパラついて来た。
まだまだ大丈夫・・・そんな雨だったが、そのうち激しく降ってきた。
釣りを続行するが、水面は荒れ、風も強くなってフライなんかみえやしない。水かさも増えてきた。
雨宿りとした。

ヤモさんから、「どうですかー?」なんて電話があるが、「雨が降っちゃってどうにもなりません!」
「きっと雨止むよ、頑張って!」と励ましの言葉を貰って、しばし休憩。

しばらくして、ヤモさんの予言のとおり、雨が弱まってきた。
そして、すっかり止んでしまった。
しかし依然、空はどんよりと曇っており、いつ降り出してもおかしくない状況だ。

流下するゴミが増えた水面に、魚の鼻先が小さく現れ、微妙にライズリングが広がった。
チャーンス!
魚影を確認すると、結構デカイ。

水面のゴミの量をみると、陸生昆虫なんかも流下しているのかも知れない。
そう思って、アントを7xに結んでアプローチ。
距離は、かなりある。吹き上げの風も強くてコントロールできるギリギリか?
こういう状況ではこの#4タックルは心強い。

流れが若干強くなって複雑に入り組む場所のすぐ下流のマッタリエリアでライズしており、せっかくいい位置にフライが落ちても、ラインが流れに引っかかって、うまく流れない。水面上のラインの形が重要だ。
分かっているけど、出来ないのが辛いところ。

それでも何回か上手く流す事ができたが、反応がない。

試行錯誤の上、最後の手で結局#26+8xの組み合わせになってしまった。
ライズポイントは、若干下流へ移動している。警戒心を持たせてしまったかも知れない。

2回目のキャストで、見事にフライが吸い込まれた。
ライズフォームは、バッチリとディンプルライズだ。
魚の挙動の一部始終が、完全に目視できるので、ドキドキ感が極限になるが、落ち着けと自分に言い聞かせて、優しくフッキング。

よし、フッキング成功!!
一気に下流へ疾走されてしまった。結構広い場所なので走らせればいいが、水量が増えており下流の流れは厚くなっている。ラインの抵抗でも切れる恐れがあった。
テンションを掛け過ぎない様に、自分も下流へ走った。と思ったら、今度は上流へ走りだした。
暫く魚と追いかけっこになった。心臓バクバク。

底の岩にラインを擦られないよう、気をつけながら最小限のテンションで頑張り、慎重に慎重に・・ネットイン。
今思えば、過剰なまでの慎重なやり取りだったかも?

やませみネットから尾が出てる・・・
ここ暫く、眺めるだけだった尺上の魚影が、手の中にズッスリと・・・。
32.5cm!おもわずガッツポーズ2回。

桂川では5月末以来、今年通算10匹目の嬉しい尺ヤマメだった。
嬉しーっ!!!超キモチイイー(k選手風に)

写真撮影しているうちに、また雨が降ってきた。
そして、更に激しくなってしまった。
先ほどのライズは、超ラッキーだったようだ。
今日は、多分これ以上の幸運はないだろう。

もう少し釣りたかったが、雨が弱くなるのを待って帰途についた。

さあ、夏も終わり、これから秋の最終シーズン。
なんだか、雨との格闘になりそうな予感もしてきた・・・。


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