2004年釣行記-10   前へ戻る  HOMEへ戻る

■5月15日 粘り勝ち

早いもので釣行レポも10回目、ペース速いです。

今回は、直前まで同行予定の方の都合が確定しなかったのだが、結局電車釣行となった。
前回、トコトン粘って完敗だったため、もっと広く動こうと寿駅で下車した。

朝イチは、ライズが確認できなかったので珍しくルースニングをやってみた。
するとスポン!とマーカーが消しこまれ、ズドンと凄い手ごたえ。
しかもジャンプしない。
もしかして・・・と期待が膨らんだが、寄ってきた魚はどう見てもニジマス。
しかし40cm中盤で、ヘラブナ体型。どうりで凄いヒキな訳だ・・・
と思っていたら、手元でバレてしまった。
使っていたニンフは#12で、珍しくバーブありのフックだったが、バレるときにはバレるもんだなぁ・・と妙に納得。やっぱりバーブレスがよろしいです。

その後、下流へ向かい、フラットなプールの中央付近でライズ発見。
何匹かが、クルージングしながら散発でライズをしている。1匹は良型だ。
流れがほとんどないため、ごまかしが効かない。
一番大きい尺近くありそうなヤツに的を絞って、約1時間。
Fニンフ#20でヒット!
水面でバシャバシャと暴れてしまって、アッサリとバレてしまった。
またやってしまった。

合わせが早いのだろうか?
ここのところ、スッポヌケやバレ、合わせ切れ連発である。すっかり凹んでしまう。

気を取り直して、まだライズしてる小さなヤツを狙ってみると、ちゃんとつれた。ニジマスだった、23cm。

ヨーシと、ちょっと下流へ移動してみると、更にライズ発見。
今日はイイ調子かな?

25・6cmのヤマメがこちらも散発ながら表層に定位してライズしている。
他には、これ以上大きな魚はいないようだし、とりあえず狙おうか・・とポジションを移動してラインをリールから引き出していると、、少し上流の木が被っている下を、大きな魚影が2匹通過した。
「おお!」思わず、もともとひざまづいている姿勢から更に姿勢を低くして魚影を追う。
1匹がボコッとライズした。
1匹は尺くらい、もう一匹は更に5cmくらいは大きそうだ。多分ヤマメ。

それから神経戦の開始だった。

大きなヤツは、クルージングしながら時々ライズしたり、小さなヤマメを追い回したと思うと、突然木の下に定位してライズしたり・・そうかと思うと暫く姿を消してしまったり、と落ち着かない。
こちらも、クルージングコースにフライを置いてみたり、定位したら木の下に送り込んでみたりと落ち着かない。
時々クルージングコースが変わるし、その途中で定位したりする。ライズはしたりしなかったり・・・。
それに合わせて、ポジションを替えたりひざまづいたり、立ったり。

その他の魚もいるので、そいつらを驚かさないようにするのも気を使う。
一番デカイ魚以外は、徹底して完全無視する。

キャスティングが出来るのは、せいぜい10分に一度くらいか・・それ以下か・・・

姿が見えくなれば諦めも付くが、定期的に姿を現し、しかも表層に位置しているので諦めが付かない。

魚をチェックしながらパンを食べたりして、気が付くと3時。
5時間も、こんなことをしている。
我ながら呆れるが、魚影の前では時間は関係なくなる性分のようだ。
ひざまづく膝が痛い。日差しが強くなってきて暑い。

3時過ぎ、チャンスが到来した。
どうも、ユスリカの流下が増えたようだ。ライズの数が増えたし、水面ギリギリを飛ぶ小さな虫が確認できる。
それまで、チラチラ確認できた小さなカゲロウとカディスを意識していたが、ミッジに意識を換えた。
ティペットも交換した。

木の下で定位する時間が増えてきた。イイゾイイゾ。
定位に合わせてフライを送り込むが、なかなか上手く流れない。
魚を驚かさないように細心の注意をしてピックアップする。

そして次の定位を待つ・・・失敗・・・また待つ・・・

何度目かの定位。鼻先だけを出してライズを始めた。
#24のハックルパターンにフライを換え、送り込む。イイカンジに流れる。これは出るぞ!
ポツーン!と鼻先を出してフライを吸い込んだ。

フックが小さいし早合わせ厳禁と自分に言い聞かせ、1・2・3でジワッと合わせた。
水中で大きな魚体がくの字に曲がり、そしてロッドにグングンと重みが伝わった。
5時間願っていたことが現実になった。

「ヤッタゾ!!掛かったぁ!」

さっきまで自分の思いとは無関係に悠々と泳でいた魚と、その前に膝まづいていた自分が繋がった瞬間だ。
サイトフィッシングのこの瞬間は、いつ体験してもシビレてしまう。

バッシャーン!と凄い水柱が上がって、いきなり水面で激しくローリングを始めた。
上流で釣っていた餌師が振り向いている。

なんとか凌いで、テンションを維持する。魚はなんとか木の下に逃げ込もうとする。
ティペットは8xだしフックも#24。無理はできない。
ここまでやって得た好機は逃したくない。

一定のテンションを掛けながら、ウェーディングし、自分で魚へ近づいて距離を詰めていった。
魚が移動する分だけ自分も移動して、最後はズバッとyamasemiネットでランディング。

内径30cmのネットからはみ出ている。デカイぞ!

5時間楽しませてくれた主は、34cmのヤマメだった。
要した時間が長かっただけに感無量!!

しかし、残念なことに尾鰭が割れており、欠損が激しい。
釣り糸で切れたことによるものなのか、何かに攻撃されたのか、放流時のものなのか?
このサイズで、このプロセス、ファイトだったのでヒレピンを期待していたが、残念無念。
ヒレが綺麗だったら35cmくらいは間違いなかった・・・。

それでも、5時間以上掛けて狙ったライズを取れたことは大きい。魚体の質以上の達成感たった。

その後は、予定とおりウロウロ歩き回ったが、やはり休日のこのエリアは人が多い。
特に成果がないまま終了となった。

駅のベンチで帰りの電車を待ちながら、缶ビールで祝杯。
カー!旨い!

しかし、やっぱり桂、簡単には釣らせてくれませんね・・・。
あーあ、膝が痛い。


■GEAR
 

ORVIS TL-J794
 HARDY Bougle

NIKON New FM2/T
  AI MICRO NIKKOR 55mm F2.8S
  TLEBI 100C


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