タワーブリッジを見ながら
飲むビールの味は格別です。
こんなにたくさんの著名な椅子!
どれに座ろうか迷います。
ポップでカラフルな色のリズムが楽しいカフェの椅子。
こちらはプラスティックの
カラフルな椅子が並びます。
こちらは女性用トイレ。
私の大好きなアイリーン・グレイの顔も!
これが美術館?と思うほど、こじんまりとした外観。
2階はブルー・プリント・カフェ。



ロンドンに数え切れないほどある美術館の中でも、ここデザイン・ミュージアムはあらゆる点でとてもユニークです。
まず、ロンドンの他の美術館から考えると、拍子抜けするほど小規模です。というのも、1989年にテレンス・コンラン卿によって設立された、企業によって運営されている産業博物館だから。通常、イギリスの美術館や博物館は、基本的には入場料がかからないところがほとんどですが、ここでは入場料を払います。
現在の館長はジェームス・ダイソン。あの掃除機デュアル・サイクロンで有名なダイソン社の社長です。デザイン・ミュージアムの中にはダイソン社のエデュケーション&トレーニング・センターもあります。
展覧会の内容は生活に根ざしたデザインにまつわるものが多いようです。
逆に言えば、私たちが今、現在暮らしている中で身近に感じるものが多いということ。
私が訪れた時は、世界の著名なデザイナーの椅子の展示が行なわれていました。実際に並べられた椅子に座って見ることができます。試してみると第一印象とは違って、意外に座り易い椅子だったり、またはその逆だったりするのが案外面白くて、次々に腰掛けてしまいました。よく雑誌などで見かける椅子特集を、そのまま展覧会にしてあり、かつ、参加できるというのが、デザイン・ミュージアムらしいです。
さらに興味深いのは子供へのアプローチ。訪れた子供にはフリー・デザイン・アクション・パックというお土産もくれますし、夏休みには「フライ・ア・カイト」という子供が参加できるアクティヴィティ一もあります。参加費は入場料に含まれている為か、毎年すぐに満員になるそうです。テムズ川で皆で凧上げをするアクティビティー。確かに子供にとってすごく楽しそうです。
2階にはブルー・プリント・カフェというコンランによる人気のカフェもあり、テムズ川を見ながら食事できます。
一昔前はタワーブリッジの辺り、バトラーワーフといえば、ロンドンでも危険な場所のイメージがありましたが、サー・テレンス・コンランの大規模な開発により生まれ変わりました。現在のタワー・ブリッジは強いて東京で例えればお台場辺りでしょうか。
ロンドン・アイ、タワーブリッジ、テート・モダン、そしてデザイン・ミュージアムと、このバトラーワーフの地域は、今では流行りの人気スポットとなっています。
初夏のイギリスの爽やかな風に吹かれながら、タワーブリッジからテムズ川に沿って散策するのは、なんとも言えない良い気分。現在の移り変わるモダン・ロンドンを間近に感じることができます。夏に訪れる方にはぜひお薦めしたい場所のひとつです。
DESIGN MUSEUM www.designmuseum.org