アップル・クランブルのデザート。
熱々にバニラアイスを添えていただきます。
イギリス人にも大人気のラザニア。
たっぷりとしたチーズとホワイトソースがおいしさの秘密。
ローストポーク。ジューシーな肉とカリカリの皮の対比がおいしい。
クリーミーなホワイトソースとあつあつのタラがおいしいフィッシュ・パイ
フィッシュ・パイ。好きなだけ各自で取り分けます。
伝統的英国料理ローストビーフ。
奥にあるシュークリームの皮みたいなものが、ヨークシャー・プディング。
今回はイギリスのおいしい物の話。
おいしい物が少ないと言われているイギリスですが、私にはイギリスに行ったらこれは食べなくてはと思ってるものが幾つかあります。

日本とは明らかに違うのが、スコティッシュ・サーモン、ハムなどの肉の加工品類、そしてバターなどの乳製品です。料理ではなく材料という点がイギリスらしいのですが、これらのものはハロッズなどの高級デパートで買わなくても、一般的なスーパーマーケットで買える物で充分においしいのが羨ましいところ。

逆に、日本人である私にしてみると、あの材料を使って、なぜこんな珍妙な料理ができるのか、不思議な料理に遭遇することも数知れず。うちの主人がよく嘆くのは「変に凝った料理でなくて、さっと焼いただけのものに塩、こしょうで食べるほうがよっぽど美味しいのに、どうして妙なソースとかをかけたがるんだろう」ということ。もともとシンプルで素朴だったイギリス料理が妙な味付けになっていったのは、フランスに密かに憧れているイギリス人のこと(何故か表立っては認めたがらないのですが)、お隣フランスからの悪影響があるのかもしれません。

おいしいイギリス料理は家庭にあるというのはよくきくところですが、幸運にも私のロンドンの友人は料理上手。彼女の手料理をいただいてから、おいしいイギリス料理ってフィッシュ・アンド・チップス以外にもあるんだということを恥ずかしながら知ったのです。

3人家族の我が家にしてみれば、六人家族の彼女の作る量、キャセロールの大きさからオーブンに至るまで、それは豪快なもの。普段の自分の作るごはんはままごとにみえてきます。また付け合せのゆで野菜がいつもたっぷりなので、彼女の家にいる間は身体の調子もよく、どこの国でもきちんと作られた家庭料理は身体にも心にもよいことを教えてくれます。