《トップ》 《野菜》 《ハーブ小果実》 《管理と工夫》 《うちのご飯》《鳥見・野遊び》 《作者》

管理と工夫

EM奮冬記(1999年6月記)

不織布の袋
輪作の試み
ホー・鎌研ぎ
農薬&除草剤
EM奮冬記
野菜をいける
楽農日誌
畑生産費

 

EMボカシあえ(発酵堆肥)を作り始めて、2年近くになりました。

冬期間も何とか乗り越えました。年間を通じて、EMボカシあえを利用できそうです。

11月から、お正月を越えて4月中ばまで、土が凍結する十勝でもうまくいくかどうか半信半疑でした。

酷寒の冬場は、発酵済みのEMボカシあえを土に戻すことが出来ません。エキノコックス汚染地帯になっているので、キツネが徘徊する戸外にそのまま放置、冷凍させて置く事が出来ません。また、冷凍になるまでの数時間、あるいは、解凍時に、EMの汁も出ます。

冷凍したEMボカシあえは、有効なのか?等々

色々考えた末に、ともかく冬場はコンポスター容器に、保存する事にしました。

まずは、「やってみよう!」です。

作業1:暖房のある室内でEMボカシあえを作る。

屋内の暖房のある部屋でEMボカシを完成させる。

EMボカシあえをEM容器からとりだすのを簡単にするために、パンチでゴミ袋に穴を開け、中袋として使います。

生ゴミを入れます。ゴムベラで、表面を平らにする。(生ゴミの大きいものは、1〜2cm程に刻んでおきます。洗剤のスプーンや生ゴミ入れには醤油のプラスチック空き容器を再利用。)

うっすら雪を被ったようになるように、EM発酵資材(EMボカシ)を一様に生ゴミに振りかけます。フタをする。

容器がいっぱいになるまで続け、容器が一杯になってから、3週間室温に置く。EMボカシあえ完成。臭いで確認。途中で、EMボカシあえの汁は、数回とりだす。

 

作業2:戸外で冷凍保存。

外は雪が積っています。「よいしょっ。よいしょ。」とEM容器をコンポスターまで運びました。2月は、スリップ転倒注意!

3月、雪解けのぬかるみには、難儀をしました。長靴が土でドロドロ。

EMボカシあえ容器を、戸外に持ち出し、ナイロン袋ごと引き抜いて、コンポスターに入れる。ナイロンの口を結ぶ。温度差でEMボカシあえから湯気が立つのが面白い。外はコチンコチン。最低気温マイナス20度を期待。急速冷凍です。

ほぼ3週間に一度、袋が一つ出来るので、4月までに、6袋たまることになります。

 

作業3:土に埋める。(4月中旬)

4月中旬、スコップが畑に刺さるようになると、EMボカシあえ袋の中身も解凍されています。

1袋分を数ヶ所に、分けて埋めます。

20〜30cmの深さの穴を数ヶ所掘り、EMボカシあえを埋め、土をかけた後、踏んづけておきます。これを袋の数だけ繰り返します。

キッチンガーデンは畑おこしに入っていないため、埋める場所は、樹木の下などになりました。ボカシあえは冷たく、臭いも弱くなっている。しかし、量が量なので、作業中は古ヌカ漬けのような臭さが、あたりに漂いました。

埋めて1ヶ月くらいは、キツネや犬などが掘り返さないか心配していました。発酵臭が苦手なのでしょうか(?)、大丈夫でした。キツネは冬や春先によく姿を見かけます。飢えている時期は、人家のあるところを巡回路としているような気がしてなりません。冬の雪かきの時など、家々の間を追われて逃げ場所を失っていることさえあるくらいです。

2ヶ月経って(6月下旬)、埋めたところを掘り返してみました。まだ形の残っていた魚の骨などもありましたが、ほぼ、原形を残さない、黒く堆積した土のようになっていました。

総じて大成功!!!

市販のテーブル用の天板に、4個ローラーを取り付けました(出費1000円弱)。移動が簡単にでき、生ゴミ入れがおっくうでなくなりました。

とは言っても、ブツブツ言いたいこともある、、、

なんせ、手間がかかる。

毎日毎日、生ゴミの処理に、ひと手間かかるわけです。

春先のぬかるみ、EMボカシあえを埋めるのも、ひと手間。

しかも、臭い、重い。

、、、、、、、

種を蒔いて、収穫して、食べて、後始末。

やはり、後始末も大事という心がけが大事かな、、。

田舎だから埋める場所もあるし、コンポスターやEM容器を置く場所もある。過疎化を感謝すべきかな?!

ブツブツ、ブツブツ、、、、、。

何を言いたいのかわからなくなってきた、、、、。

十勝でのEM容器などの入手方法:

ホーマックでは、EM発酵促進剤(EMボカシ)、EM容器ともに入手できます。

市民生協でも、時々扱います。

また、ゴミの減量化の一環として、EM処理を推進している町村もあります。

 

参考図書:

EMで生ゴミを活かす---比嘉照夫(ひがてるお)著--サンマーク出版\1400

ISBN 4-7631-9120-9

EMという言葉を初めて聞く人に勧める本です。