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現在の輪作にたどり着くまで--

北海道の広大な美しい畑も、連作を避ける工夫があるようです。観察していると、去年、イモを作ったところには、今年は豆、あるいはビート、麦というように、違うものが植えられています。

ユウもまねようと、イネ科、アカザ科、ナス科、バラ科、アブラナ科、キク科、ウリ科、ユリ科、豆科のように、科ごとに畑を耕してみました。

しかし、これでは、畑が細分化され、複雑さを増し、頭がこんがらかってしまうばかりです。

輪作について書かれてある本も調べてみました。

 

輪作の年限(「家庭菜園野菜作り12ヶ月(1975年出版)p105」より)

5年以上休栽するもの

ナス、ごぼう、エンドウ、スイカ

3年以上休栽するもの

トマト、唐辛子、結球白菜、シロウリ、ソラマメ、里芋

2年以上休栽するもの

ジャガ芋、キュウリ、ササゲ、フジマメ

1年以上休栽するもの

キャベツ、ネギ、オクラ

連作して害の少ないもの

カブ、苺、春菊、三つ葉、レタス、タイサイ、タカナ、ミズナ、フダンソウ、ホウレンソウ

連作して鑑質の良くなるもの

サツマイモ、タマネギ、カボチャ、ニンジン(以上、4年くらいまで)、大根(3年くらいまで)

休栽の年限は書いてあっても、実際のキッチンガーデンにどうあてはめるかを、具体的に書いてある本は、手許にありませでした。

 

 

現在の輪作の試み--

紆余曲折を経て、ここ十数年、4分割+スペアの輪作です。単純さ、明快さを、ユウなりに追及した中間報告です。

キッチンガーデン図

キーナンバーは1番です。1番の豆類を中心に考えます。

5分割+スペアがもっと良さそうですが、いざ、畑に立ってみると、割り算が出来なくなってしまうのです(^_^;)

 

現在の区分--4分割+スペア
1

豆類(絹さやインゲン、枝豆、インゲン豆)

2

葉物野菜(大根、春菊、レタス、ホウレンソウ、レッドビーツ等)

3

Aウリ科(キュウリ、ズッキーニ)

Bナス科(ナス、トマト、ピーマン)

4

ハーブ&宿根野菜(ニラ、ニンニク、ネギ)

スペア

花や野菜の苗作り、珍しい野菜の挑戦的栽培等、用途はいろいろ

解説--時計回りの輪作

3、2、1番は、毎年時計回りに、1区画ずつ移動します。つまり、1は3の場所へ、3は2へ、2は1へという具合です。

1年目、豆類を作った後には、2年目に葉物野菜、3年目には、ウリ科ナス科の野菜を植えています。この順番が、ユウのキッチンガーデンの輪作の根幹です。基本的には、豆の根粒菌が作る窒素を、葉物野菜の肥料にしようという考えです。そのため、いつも、豆→葉物野菜→トマトやキュウリ、という順に移動させます。

4番のハーブ&宿根野菜は、4年目毎に1個時計回り移動します。つまるところ、輪作が完全ではないので、数年ごとに、ハーブ&宿根野菜を移動させているのです。この移動の年は、労力が大変です。

2番もAとBに分けています。前回ナス(ナス科)を作ったところには、今回はキュウリ(ウリ科)を作るようにします。

色々なバリエーションやアイディアが考えられそうですね。広いキッチンガーデンでは、ABを切り離して、5分割。1年置きに葉物野菜を裏作として作ることも容易かもしれません。狭いキッチンガーデンの場合は、2分割して、2番1番、2番3番のように2種類を交互に作ることも出来るのではと思います。もっと単純に、4番だけを作っても、頻繁に料理の助けとなるはずです。世話も手抜き出来そうです。等々、、、。

すき間作物--連作に耐える作物の利用

区画の広さは、均一ではありません。区画に合わせて、作物の増減をしなければなりません。

減らし方は、もちろん二通り考えられます。一つは、品種を減らす。もう一つは、品種ではなく、作物の作付け面積を小さくする。ユウは、手間がかかりますが、面積を小さくするほうが好きです。

作るものを多くしなければならない時、あるいは、すき間を埋めるために、連作や区画をあまり気にしない作物(?)を植えることもあります。ニンジン(セリ科)、トウモロコシ(イネ科)、カモミールやボリジ(ハーブ)などです。また、マリーゴールドやコスモスの花を植えることもあります。

スペア区画というのは、何かにつけて重宝します。野菜や花の苗を育てたり、実験的栽培にも使います。気まぐれ、衝動栽培には、うってつけの場所です。初めての野菜などの種をまいてみたり、苗を植えてみたり、とても楽しめる区画です。

ユウの輪作が、米作りのように、何十年、何百年と、豊かな実りを約束してくれるかどうかは、ユウのあずかり知らぬ、寿命を越えた困った問題です。また、連作障害をさけるためには、土づくりも欠かせないはずですが、暗中模索です。省力で土づくりが出来るといいのですが、、