米蔵と他の保存方法との比較

精米の保存で一番の大敵は酸素です米袋中に酸素がある事で
精米は酸化し不味くなります。
また米袋中に酸素がある事で害虫やカビが発生します。

次に二酸化炭酸ガスで米のタンパク質に吸着し精米を固くします。
では、なぜ?窒素置換、以外の保存方法では精米が不味くなるのかを
説明します。

 

真空パック  精米は不味くなります但し害虫には効果があります。
一般に真空とは空気がない状態を示しますが実際に真空用米袋が耐えられる
マイナス圧力は−300mmhg位が限界です。
米袋中を真空にするには−760mmhgは必要ですが現在この真空圧に耐えられ
る米袋は有りません従って米袋中の初期酸素濃度が約12%もありとても精米の
美味しさを保てる状態では有りません。
また米袋中の初期酸素で精米が呼吸し二酸化炭酸ガスを排出しその二酸化炭酸
ガスが精米のタンパク質に吸着し精米を固くします。
以上のように米袋中では悪巡回を繰り返しています。

 

脱酸素剤   精米は不味くなります但し害虫には効果があります。
脱酸素剤のほとんどが金属の粉が酸化し米袋中の酸素を吸収する方法です。
そのために金属が酸化する時に熱を出し脱酸素剤の周囲の精米が米が変色
したり脱酸素剤の酸化臭が精米に付く等の欠陥があります。

 

二酸化炭酸ガス 精米は不味くなります但し害虫には効果があります。
二酸化炭酸ガスは精米のタンパク質に吸着し食味を落とします。
米袋中を二酸化炭酸ガスで置換すると十数時間で米袋が真空パックのように
固くなるのは二酸化炭酸ガスが精米に吸着する事による現象です。
真空パックで説明したように二酸化炭酸ガスは精米のタンパク質に吸着し精米
を固くします。