研がず米の搗精原理

古くなった白米をスリ直す為に精米機に入れ運転し抵抗が有り過ぎてブレーカー
が落ちた経験は皆様も有るのではないでしょうか、


そこで玄米に白米を混ぜて搗精する事で解決されている方も多いと思います。
当社は偶然にも玄米と白米を混ぜて搗精した白米を見る機会があり手に取って見
るとシットリとし艶が有り今まで見た事が無い白米でした。

上記の発見を基に玄米と白米の混合率を研究した結果が玄米6白米1の割合なの
です。

では本題に入ります。精米機の搗精度を調整する方法は玄米を投入口で白米を排
出口で制御する事が基本ですが精米機の搗精室内での摩擦抵抗の制御も玄米と
白米の混合比で制御できる事を発見しました。
では玄米6と白米1の割合で混米した米が搗精室内でどの様な現象を起こしてい
るのでしょう?

玄米6と精米1の割合で混米した米が搗精室内でどのような現象を起こしているの
でしょうか? 玄米搗精の基本原理は玄米と玄米の粒粒摩擦で外皮の果皮と種皮
および胚芽を取り除く事ですが、精白度を上げると美味しさの源である糊粉層も削り
取ってしまいます。そこで玄米に適度の白米を混合して搗精すると玄米と玄米の間
に白米が入り込み玄米だけの粒粒摩擦とは異なった摩擦現象が発生し従来の精米
より糊粉層を浅く切削する現象が見出されました。製品としての精米は糊粉層の配列
が崩れないで艶のある精米が出来上がります。

以上のように『研がず米』は普通の精米機で美味しい無洗米が出来る画期的な考
案であり環境にやさしく、また主婦の家事、軽減につながるります。
是非、ご検討ください。


注意事項

水分14.5%以下では破砕米ができる場合があります。

糊粉層は白米の最も美味しい部分でも有りますが糊粉層内の脂質が酸化し脂肪酸
となり米の味を低下させますので2日以内に消費出来ない場合は当社の窒素置換
処理を行う事をお勧めします。
通常の保存で2日以上経過した場合は研いで炊飯して下さい。

搗精実験は(株)佐竹製作所のミルモア5馬力で行いましたが、玄米と白米の混
合比率や搗精率は各社の精米機に合わせて調整する必要があります。