スペイン語で文章を書くには、欧文フォントが使用できるエディタ、ワープロが必要になります。Windows 95/98 では標準でついてくるワードパッドなどが使用可能です。Windows 95 のメモ帳は、フォントが FixedSys (日本語)に固定されているため使用できませんが、Windows 98 ではフォント変更が可能になりました。
実際の手順としては、まずキーボードをスペイン語に変更し、フォントを Arial や Times New Roman などの欧文フォントに設定します。これだけでスペイン語の「エニェ」やアクセント記号付きの文字も問題なく入力できるはずです。
中には、欧文フォントを使用しても、スペイン語キーボードでアクセント記号付きの文字などを入力すると文字化けするものもあります。Microsoft Works 4.0 のワープロなどがその例です。上記以外に、スペイン語が入力可能なアプリケーションには、私の手持ちのものでは一太郎8、Works 4.0 のスプレッドシートなどがあります。
日本語とスペイン語を混在させる必要がないなら、スペイン語版のエディタ、ワープロを使うという手もあります。日本では入手困難なのが難点ですが、スペイン語版のワープロならスペイン語のスペルチェックなどもできることが多く、大変便利です。ちなみに、私は Windows 98 日本語版上でスペイン語版の Corel WordPerfect 7 を使っていますが、メニューやダイアログの文字が一部化けることを除けば、何の問題もなく使用できています。
(ただし WordPerfect 7 では、「エニェ」やアクセント記号を含む文字列の検索ができません。検索のダイアログボックスに一応入力は可能なのですが、文字列が化けて表示され、しかも検索を実行してもきちんとヒットしません。上に挙げたアプリケーションの中でこれがきちんとできるのは、一太郎8だけのようです。ほかのソフトでは、そもそもその種の文字は検索の文字列入力欄に入力できないことが多く、このような場合の検索には使えませんでした。)
私はスペインで買ったスペイン語102キーボードを使用しているので問題ありませんが、通常の日本語106キーボードや英語101キーボードの場合は、スペイン語キーボード配列にすると、キートップに書かれている文字と実際の入力が異なるので不便かもしれません。
キーを1字ずつ手で打ってキーボード配列表を作り、脇に貼っておくなりすればよいのですが、それも面倒だという人には
KBPrompter というフリーウェアが NIFTY SERVE の FCOREL
LIB8 #5 (nifty:FCOREL/LIB/8/5)
か、Vector のサイト (http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se067797.html)
から入手できます。これは、画面上に現在使用中のキーボード並びをウィンドウ表示するもので、キーボード配列を変えると自動的に表示も変わります。
ただし、キーボード配列がスペイン語(トラディショナルソート(Windows
95でいうカスティリア系))には対応しておらず、トラディショナルソート(95のカスティリア系)に配列を変えても表示はもとのキーボードの配列のままである点や、Windows
98 ではスペイン語(モダンソート)にしても実際の表示はトラディショナルの配列になる点、それから右
Alt キーに未対応である点などの細部に不満が残ります。
なお、Windows 98 で英語101キーボードを使っている人は、キーボードのレイアウトに「米国 - International 」を導入すると(言語はスペイン語でも英語でも何でもよい)、キートップに書かれている記号などの位置はそのままで、右 Alt キー(または Alt + Ctrl キーか左右両 Alt キー)との組み合わせでアクセント記号付き文字や「エニェ」、逆さ疑問符・感嘆符を入力することができて便利です(惜しいことに、上付きの"o"と"a"が見当たりませんが)。