★レッド・ツェッペリン

「永遠の詩」CDにて所持。今の車に買い換えたらテープが使えなくなってしまったので車用に初めて買ったCD。彼らの代表曲の数々がライブならではの白熱したインプロヴィゼイションによってより進化を遂げており一人で運転している時などにボリュームを上げて聴くと車中がちょっとしたミニライブハウスと化す。名盤だ。再結成ライブを見にさすがにロンドンまでは行けないのでジャズ風ZEPカヴァーバンドの「ZEK」のライブでも見て我慢しようかな。※表題画像はツェッペリンの「聖なる館」

★ジェフ・ベック

「ワイアード」「ブロウバイブロウ」CDにて所持。どちらかというと初期のJBGの頃のハードな音のほうがテープなどに録って熱心に聴いていた。ただし車で聴くならインストロメンタルであるこの2作がむしろうってつけと思い買ったところ期待にたがわぬ愛聴版となった。逆に今だに家では一度も聴くことがない。

★ディープ・パープル

「ファーストアルバム」LPにて所持。68年という時代の面白さがたっぷりつまった1枚。この直後のクラシックを意識した音まではまだ行っておらず、かと言ってハードロックバンドにもまだなりきっていない。その中間あたりでうまくバランスが取れている感じの良く出来た1枚だ。ハードロック前夜の本作を含む初期の3枚は聴いていて飽きない。2ndからはクラッシックの要素も少し入ってくるが特に「聖なる歌」などはブリティッシュ臭さとイタリアンロック風なサウンドが見事にブレンドした名曲と言える。

★ウイングス

「グレイテストヒッツ」LPにて所持。写真はポスター。各オリジナルはテープで所持。ウイングスだけは今でも聴いていて飽きる事がない。何故か。それはひとつにはズバリ70年代の音だからという事であり、今ひとつはその音から独特のノスタルジーを感じるから。ポールと言えばキレイなメロディという部分ばかり強調されるが、それだけならエアサプライと同じわけだ。ビートルズ時代の60年代もエボニーアンドアイボリーの頃の80年代もキレイなメロディは健在で質的には変わらないのだが70年代だけ決定的に違うのは、その音が「ロック」だと言う事。当アルバム収録ではないが例えばソロ第一作に入っている「メイビーアイムアメイズド」。あくまで俺の感覚だがエモーショナルなメロディにロック的要素が加わって格段に魅力が増している好例である。それと当アルバム収録曲で言えば「アンクルアルバート」や「夢の旅人」のゆったりした間奏(インストロメンタルパート)の持つイギリス特有の奥深さ。まさに上記のポスターの窓の外の雄大な風景がオーヴァーラップしてくる。そしてこの奥深さがもう一歩進むとイギリスのくすんだ寒空、それは何故か俺が少年時代に過ごした冬のものさびしいイメージに繋がるのだが、それは例えば「ロンドンタウン」という曲の雰囲気だったりするわけだ。ちなみにジョンの方はロックというよりロックンロールに近くキャッチーさがない分、そういう意味ではストーンズと同じ理由で飽きるのが早かった。

★ビートルズ

「アビーロード」LPにて所持。もともとは兄貴に買ってやったものだが、すでにビートルズを卒業していた兄貴はあまり喜ばなかった。兄貴は何でも飽きるが早かったが、引き継いだ俺にとっては何でもライフワークのようになってしまう。懐古趣味ということもあるが、長くそして繰り返し深く付き合っていくのが俺のやり方。対人間と大きな違いだ(苦笑)そもそもビートルズは俺のロック遍歴の事実上の出発点だが、彼らの事実上の最終作である本作が結果としては1枚のレコードとして見た場合、今でも最も心に訴えかけてくる。兄貴とのエピソードを考えれば皮肉なハナシだ。そこにはブリティッシュの原点であるノスタルジックな心像風景がふんだんにちりばめられている。また音的にもブリティッシュのベースである影や奥行きといったものが感じられる。そのクオリティーは69年という年を考えると驚異的だが周囲がデビューし始めた頃に、彼らは完結編を作っていたのだから無理もないだろう。

「ゲットバック」LPにて所持。「青版」の写真が使われている幻の1枚。ポールのソロアルバムに入っているTEDDY BOYやDIG ITのフルバージョンが収録されているなど正規版であるアルバム「LET IT BE」との違いが随所に楽しめる。LET IT BEもオルガンパートがかなり拡張されよりプログレ寄り?だし、オーケストラなしのTHE LONG AND WINDING ROADはラストもかなり大胆に違う。

★ゲイリームーア

「バックオンザストリーツ」テープで所持。彼は一時期本当に良く聴いた。俺の中ではジェフベックの正当な後継者であり、イングウェイと並び数少ない現役のフェイバリットギタリストだった。クラシカル路線のイングウェイを初期パープルのリッチーブラックモアと呼ぶにはやや守備範囲不足(テクニックは別にして)なのに対し、ゲイリーの場合ジャズ、ブルースに泣きのギターと言ったベック路線だけでなく、通常のHRやバラードまでも手がけ、実にヴァリエーションに富んでいた。スキッドロウ時代は周囲の面白すぎるシーンに押され気味だったが、ソロになってシーンそのものがつまらなくなってから彼のほうが逆に生き生きとしてきた感じだ。本作の表題曲などベック風のドライヴ感溢れる素晴らしい曲。バラードも「コリドーズオブパワー」収録の「夜明の誓い」を始め、沢山いい曲がある。

ブルース編

★サヴォイ・ブラウン

「ゲッティング・トゥー・ザ・ポイント」LPにて所持。3大ブルースバンドながらCD化が遅かったため、かえってレコードで入手できてラッキーだった。何故ならブルースほどレコード向きな音はないからだ。B面のドラムソロの臨場感もイイ。

「ストリート・コーナー・トーキング」LPにて所持。ジャケもお気に入り。この頃になるとアメリカのサザンロック風に変質してくるが、それはそれで格好イイと思う。そういう視点から聴くと逆に骨のあるロックに聴こえてきて面白い。

★テン・イヤーズ・アフター

「ファーストアルバム」LPにて所持。俺の中での2組目の3大ブルースバンドはチッキンシャックではなくこのTYAだ。特にジャズのエッセンスが混ざった初期がイイ。「アンデッド(鉄道ホテルでのライブ)」はテープで所持しているが一番好きだ。あのライブでの「アイムゴーインホーム」の迫力にはまさにブッ飛んだものだ。何しろペンパルにあれを聴かせたら一発でTYAファンになったくらいだ。BS2黄金の洋楽ライブで取り上げられたのも嬉しかった。しかもあの立川直樹が登場で大満足だった。

★フリートウッドマック

「英吉利の薔薇」LPにて所持。3大ブルースバンドのトリ。当然マックと言えば「ファンタスティックマック」や「噂」から聴くようにになった口だし「ブラックマジックウーマン」を知ったのはサンタナからだった。だからというわけでもないが本作品からは不思議な重みと言うか風格が漂ってくる。

★ブラックキャットボーンズ

「有刺鉄線サンドイッチ」テープで所持。クリーム、初期ZEP、JBGと言った3大ギタリストのエキスがたっぷりつまった実に聴き応えのある一枚。所謂、70年代初頭のブリティッシュブルースロックの王道を行くサウンドを完全に表現し切っている。こんな良質なバンドがまだマイナーシーンに埋もれていたのかという感じだ。

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