マサト’sチャート

 

俺が一番熱心に音楽に熱中していた時期、特に80年から85年にかけては、月に2回俺の中でのヒットチャートをつけていた。そして一位10点、二位8点という具合にポイントをつけていき、それをもとに年間チャートを作った。今にして思えば洋楽一色というかなり偏った趣味趣向ではあったが、その時期その時期の思い出が色濃く反映されていて非常に興味深い。

 

1980

 

@明日に架ける橋/S&G

Aエデンの東/サントラ

Bイエスタデイ/ビートルズ

Cタラのテーマ/サントラ

Dサウンド・オブ・サイレンス/S&G

Eアクロス・ザ・ユニバース/ビートルズ

Fヘイ・ジュード/ビートルズ

Gデイ・ドリーム・ビリーバー/モンキーズ

H荒野の用心棒/サントラ

Iホリデイ/ミシェルポルナレフ

 

13歳だったこの年がはにいずチャート元年。映画音楽を中心とするメロディアス路線から出発した。Iは兄のエレクトーンから。

 

1981

 

@少女/五輪真弓

Aアダージョ/アルビノーニ

B阿修羅のごとく/トルコ民謡

C心もよう/井上陽水

Dロミオとジュリエット/サントラ

Eガンダーラ/ゴダイゴ

Fロッキーのテーマ/サントラ

Gトウナイト/サントラ

Hスカボローフェア/S&G

Iライディーン/YMO

 

AとBは当時はまっていた向田邦子ドラマのテーマ曲。この頃から、曲の聞こえ方が額面通りではなくメロディーからいろいろなものが連想されるようになっていく。まだサントラや邦楽が中心だった。@は全邦楽の中で別格的な曲。

 

1982

 

@レットイットビー/ビートルズ

Aアメリカ/S&G

Bホテル・カリフォルニア/イーグルス

Cサムシング/ビートルズ

Dさよなら/オフコース

Eオネスティ/Bジョエル

F素直になれなくて/シカゴ

G言葉にできない/オフコース

Hザ・ロング・アンド・ワインディングロード/ビートルズ

Iグッドナイト・サイゴン/Bジョエル

 

この年は色んな意味でロックに目覚めた年だった。兄に聞かされるのではなく、始めて自分でレコードを買ったり自分から積極的に音楽を探しだすようになった。ロックの教科書的な曲が並ぶ。

 

1983

 

@クリムゾン王の宮殿/K・クリムゾン

A危機/イエス

Bエピタフ/K・クリムゾン

C天国への階段/ZEP

D手をとりあって/クイーン

Eセパレート・ウェイズ/ジャーニー

Fマイラブ/ウイングス

Gボヘミアン・ラプソディ/クイーン

Hタイム/P・フロイド

Iイマジン/Jレノン

 

プログレ開眼の年。まさに湯水のような勢いでいろんな曲が俺の前に現れた。この時期に10曲を選ぶことは至難の技だった。

 

1984

 

@ドント・クライ/エイジア

Aフラッシュ・ダンス/A・キャラ

Bテイク・イット・トウ・ザ・リミット/イーグルス

Cアイヴ・ビーン・ドリンキング/ジェフベックグループ

Dアイランド/Kクリムゾン

Eオールバイマイセルフ/エリック・カルメン

Fアダージョ/ニュー・トロルス

Gホワイト・クイーン/クイーン

H聖地エルサレム/EL&P

Iタイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン/Rストーンズ

 

当時エースをねらえのコミックを読んでいて、宗方仁が死んだ時俺の頭の中では何故かBがいつもかかっていた。CのボーカルはRスチュワートだがロッカバラードの名曲だ。この年もレベルが高い。8位くらいまでは全曲ベスト3にはいるべきクォリティーがある。

 

1985

 

@パープル・レイン/プリンス

A渚の誓い/エア・サプライ

Bアイ・キャン・ウェイト・フォーエヴァー/エア・サプライ

Cオーバー・ナイト・サクセス/テリー・デザリオ

Dエスニカラー/ジャン・ミシェル・ジャール

Eマブーセ/プロカバンダ

Fライアノン/フリートウッドマック

Gシーサイドラブ/エア・サプライ

Hドント・アンサー・ミー/アランパーソンズプロジェクト

Iスターマン/Dボウイー

 

当時FM東京のクロスオーバーイレブンという夜の番組を良く聞いていた。DEといった前衛的な曲がよくかかっていた。1日のおわりにふさわしい落ち着いた感じの番組だった。曲の合間にショートストーリーが語られる。

 

1986

 

@嵐が丘/ケイト・ブッシュ

Aスコンク/ジェネシス

B少年の瞳を持った男/ケイト・ブッシュ

C人生は川のようなもの/PFM

Dアキレス最後の戦い/ZEP

Eハピネス・イズ・ア・ウォームガン/ビートルズ

F見つめていたい/ポリス

Gストロベリー・フィールズ・フォーエバー/ビートルズ

Hレイン・ソング/ZEP

Iセレブレイション/PFM

 

Aは翌年トロントでフィルムライブに行った時にもかかっており、非常に前向きな気分になれる曲。Hは小学2〜3年に住んでいた福岡の空気を何故か思い出させてくれるノスタルジックな曲。

 

1987

 

@青い影/プロコル・ハルム

Aアイム・イン・ユー/ピーター・フランプトン

Bベイブ/スティックス

C99/トト

DGetWild/TMネットワーク

Eウェイトフォーミー/ホール&オーツ

Fローディ/CCR

Gジギー・スターダスト/Dボウイー

H木枯らしに抱かれて/小泉今日子

Iマシンガン/コモドアーズ

 

シティーハンターを見て、それからバイトへ行く・・ということでいきなりD。そしてHIはバイト先のダイクマでBGMとして良くかかっていた曲。

 

1988

 

@風のエオリア/徳永英明

Aテイク・ファイブ/デイブ・ブルーベック・カルテット

B放浪者/Kクリムゾン

C乾杯/長淵剛

Dチゴイネルワイゼン/サラサーテ

Eカンツォーネ/オザンナ

FYS第三部/イルバレットディブロンゾ

Gトリオ/Kクリムゾン

Hヤーブルース/ビートルズ

Iブレイク/アフロディティスチャイルド

 

@からは冬の福島合宿(普通免許)の情景がオーバーラップする。Aは栄養ドリンクのCMでNYのビジネス街が舞台。明日への野望が見え隠れしていた。

 

1989

 

@クロスロード/クリーム

A死にかけて/ZEP

Bミー・アンド・ボビーマギー/ジャニスジョップリン

Cプレゼンス・オブ・ザ・ロード/ブラインドフェイス

Dガンボヴァリエーション/F・ザッパ

Eリザード/Kクリムゾン

Fアイム・ソー・グラッド/クリーム

G美しい世界/ニュー・トロルス

H誰が知るか/ニュー・トロルス

Iアイムゴーインホーム/テンイヤーズアフター

 

ブルース開眼の年。ベスト10の半分を占めている。@Aはまさにその最高峰だ。

 

1990

 

@フリーバード/レイナードスキナード

Aイルパヴォーネ/オパス・アヴァントラ

Bマギーメイ/ロッド・スチュワート

Cブラウンシューズドントメイクイット/マザーズ・オブ・インヴェンション

D少年の口づけ/ケイト・ブッシュ

Eウイル・ユー・ラブ・ミー・トウモロウ/セシルズ

Fライムライト/サントラ

Gコンセントレーションムーン/マザーズ・オブ・インヴェンション

Hボール・アンド・チェーン/ジャニスジョップリン

I死者の歌/リック・ウェイクマン&ロジャー・ダルトリー

 

@BにはLAの思い出がたっぷりつまっている。Gも強制収容所の歌だ。イタリアン最高位となる名曲Aとの出会いもあった。

 

1991

 

@勇気を失わんものすべてに祝福あれ/ストローブス

Aスウィート・ラヴィン/ポコ

Bポインズンド・ユース/イングランド

Cユー・ドント・リメンバー/イングウェイ・マルムスティーン

Dソファー/F・ザッパ

Eパドレ(父)/レアーレ・アカデミア・ディ・ムジカ

Fアイザックの長い夜/アンジュ

Gビリー・ザ・マウンテン/F・ザッパ

Hメディタジョーネ/イルバレットディブロンゾ

Iゴールド・ナゲッツ/パブロフス・ドッグ

 

ダイヤモンドの原石もほぼ堀りつくされて最後のひとやまといった感がある。まだこんな名曲があったのかというAや。ブリティッシュの底力を感じさせる@B。イタリアからはEH。

 

1992,93

 

@自由への疾走/レニー・クラビッツ

Aアイ・ドウ・イット・フォー・ユー/ブライアン・アダムス

B抱いて/松田聖子

Cサッド・カフェ/イーグルス

D夜明けの誓い/ゲイリー・ムーア

E島唄/ザ・ブーム

Fいつまでも変わらぬ愛を/織田哲郎

G恋に落ちて/小林明子

H15の夜/尾崎豊

IBluebird/今井美樹

 

EFは沖縄でBは機中で聞いていた曲。尾崎の死もあった。@は洋楽最後のキラメキと言っていいだろう。

 

1994,95

 

@Get Alomg Together/山根康広

Aアイル・ビー・ゼア/ジャクソン5

BTAXI/鈴木清美

Cイノセントワールド/ミスターチルドレン

Dめぐり逢い/チャゲ&飛鳥

Eトウ・ビー・ウイズ・ユー/ミスター・ビッグ

Fこのまま君を奪い去りたい/DEEN

G君となら/TUBE

Hタイム・アフター・タイム/シンディ・ローパー

IBye For Now/T・BOLAN

 

思い出だらけの2年間!マニラへの機中で聞いたA、フィリピンパブのチェリーが歌っていたB、そして結婚式でTが歌ったのが@だった。Cはかみさんと夏にプールに行った時良く聞いたしDはかみさんの影響でドラマにはまりだしたころの象徴的な曲である「妹よ」の主題歌だ。

 

1996,97

 

@伝えたいことがあるんだ/小田和正

AOnemore Chance Onemore Time/山崎まさよし

Bズルい女/シャ乱Q

Cロビンソン/スピッツ

Dトウ・ラブ・ユー・モア/セリーヌ・ディオン

Eスピリット・オブ・ラブ/シング・ライク・トーキング

F青の時代/Kinki Kids

GCan You Celebrate/安室奈美恵

Hルビー/今井美樹

Iイフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー/ダイアナ・ロス

 

つまらなくなってきた洋楽に変わって、邦楽に洋楽のかつての全盛時代のテイストが乗移ったかのようなABC。@Fはやはりドラマから。

 

1998〜2000

 

@バンザイ/ウルフルズ

Aユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス(イエスソングス)/イエス

B希望の鐘が鳴る朝に/アルフィー

CSquall/松本英子

DSweet Days/Blankey Jet City

Eパルシファル/イ・プー

Fヘブン/グレイシャス

G未来へ/Kiroro

HStill Growin UpGlobe

I春/Hysteric Blue

 

相変わらず邦楽が強い。特に@は胸にしみわたる曲だ。邦楽ロック系ではナンバーワンだと思う。Hはブックオフで良くかかっていた

 

2001〜2003

 

@雨を見たかい/CCR

Aトゥモロー・メイ・カム/メイ・ブリッツ

BESCAPE/Moon Child

Cマッカーサーパーク/ベガーズオペラ

D残りの9時から5時/PFM

Eやさしさに包まれたなら/荒井由美

Fスモーキン・ザ・デイ・アウェイ/メイ・ブリッツ

G夢の女神よ/ストローブス

Hホームワーク/松永貴志

Iフラットフットウーマン/パトゥー

マイナーブリティッシュブーム来たる(ACFI)

 

2004〜2006

 

@愛のカーニバル/ジャンナ・ナンニーニ

A彼女/ディク・ディク

B青春の影/チューリップ

Cアイヴ・ノー・アイディア/ベガーズオペラ

Dエブリウィッチウェイバットルーズ/エディーラビット

Eシルバー・ピーコック/ベガーズオペラ

F美しきもの/Dボウイー

G

H

I

意外にもイタリア勢初1位。84年にトロルスが初登場した頃はあまりにも競争率が高かったという事情もあるが、だからと言って@Aの評価が落ちる事はない。Bは遅ればせながら曲名とメロディーが一致した、まさに俺の中の埋もれた名曲。

 

20年間総合チャート

 

@マギー・メイ/ロッド・スチュワート(1990B)俺の中にもう一度渡米したいという夢がある限り、この曲はさん然と輝き続ける。

Aクロスロード/クリーム(1989@)ブルースのエッセンスがこの短い曲のなかに凝縮されている。

Bレットイットビー/ビートルズ(1982@)俺にとってまさしくロックの扉の役割を果たしてくれた。

Cクリムゾン王の宮殿/K・クリムゾン(1983@)プログレの代名詞であり、最初に受けた衝撃は今も忘れることができない。

Dイル・パヴォーネ/オパス・アヴァントラ(1990A)イタリアの歌心に国境はない。もっともっと聞かれるべき曲だ。

Eバンザイ/ウルフルズ(1998〜2000@)カラオケで歌えるロックだからこそ愛着がある。

Fアイム・イン・ユー/ピーター・フランプトン(1987A)郷愁、ノスタルジー。常に俺の心の原点へ戻してくれる不思議な曲。

Gホテル・カリフォルニア/イーグルス(1982B)この曲ぬきにアメリカンロックは語れない。

H天国への階段/ZEP(1983C)ギターで良く弾いたし、電話口で人に聞かせたこともあった。そのくらい思い入れがある。

Iイノセントワールド/ミスターチルドレン(1994,95C)かみさんとの思い出だけでなく、邦楽が俺の中で息を吹き返したきっかけになった。それほどクォリティが高い。

Iホワイト・クイーン/クイーン(1984G)ブリティッシュの奥深さムンムンであることは俺がロックに求める重要要素のひとつ。それをベスト10からはずすことはできなかった。

I雨を見たかい/CCR(2001〜2003@)体の底から歌ってる感じのする彼らの曲はホントに血のかよったものだ。

 

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