ドドンパでいこう! .



日本で産まれた唯一のラテンリズム・・それが”ドドンパ”です。
もっともっと見直されていいと思います。21世紀は「ドドンパで行こう!」




■ドドンパとは
最近、富士急ハイランドの「ドドンパ」がなかなかの人気の様です。
このジェットコースターの名前にもなっているのが、日本が産み出した唯一のラテンリズム「ドドンパ」です。
表記として「ドドン・パ」というのも見受けられます。
ドドンパは都々逸(どどいつ)とルンバを掛け合わせたラテンリズムと言われています。
京都あたりで演奏していたフィリピンパンドがマンボと掛け合わせたとの説も・・。
いずれ、日本が生んだ唯一のオリジナルなリズムである事には間違いないです。
1961年に渡辺マリが歌った「東京ドドンパ娘」が最初のドドンパレコードです。
それから40数年、日本において新しいリズムは発明されていません・・
知っておられると思いますが、演歌は朝鮮半島の民謡がルーツです。
しかしドドンパのルーツである都々逸は江戸時代に考案された日本古来のものです。
都々逸は都々逸坊扇歌(どどいつぼうせんか)が潮来節のひとつである「よしこの節」を元にして考案しています。
このドドンパは一度聞いたら忘れられないアクセントで♪ズンタッ、タタタタッタのリズムを刻みます。
また、足をガクンと折曲げる踊りも当時大人気になりました。
「東京ドドンパ娘」は100万枚以上売れた大ヒット曲であり、ドドンパ=渡辺マリといった図式もできあがっています。

最近になって、氷川きよしさんが「きよしのドドンパ」という曲をリリースしましたが、コレクター天国よりも数年遅れでしたね。
やっと時代が追いついてきたかな(苦笑)


<渡辺マリさんのプロフィール>
埼玉県浦和市出身とされ、昭和35年高校2年の時にのど自漫に出た所、スカウトされて東京キューバンボーイズ専属歌手となりました。
もともとかなりの歌唱力はあったという事でしょう。トランジスター・グラマーと呼ばれていたという事から小柄と思われます。
「東京ドドンパ娘」の大ヒットの後「銀座ジャングル娘」を出したが売れず、「黒い蝶のブルース」を出した後に引退。
実業家してレストランやクラブを経営、六本木に「渡辺マリの店」というのを出店したらしいです。今もあるとしたらぜひ行ってみたいスポットです。
また、「東京ドドンパ娘  日活 」、「銀座ジャングル娘  日活」など映画の世界でもいろいろ出演していました。




・「東京ドドンパ娘」渡辺マリ
 好きになったら はなれられない・・
1961年の大ヒット。当時はミリオンセラーとなりました。
ダイナマイトの如く強烈なインパクトのある曲ですね。
未だ聞いた事がなかった方はぜひ味わってみてください。オムニバスCDなどに収録されており容易に聞けます。
感じとしては、おばQかドラエモンが唄っている感じです。大山のぶ代さんタイプです。
当時はミリオンセラーとなり、ドドンパも大ブームとなったのに、なぜか紅白に出ていません。
理由は私の想像ではあまりに「お下品」だった??真相は謎です。
曲を聞くとわざと訛りをつけて唄っている様です。
いずれ60年代初頭を飾った1曲であり、レトロ系コレクターにとってははずせません。



・「スーダラ節」クレージー・キャッツ
アレンジによってドドンパはあまり表には出ていません。
これまた大ヒット曲ですね。




・「モーニン」アイ・ジョージ
んー・・あの名曲がドドンパにアレンジされています。
なかなかグッドです。

・「ブルース・マーチ」坂本スミ子
スミ子さんが、もうほとんど”昭和の妖怪”といった感じです。(失礼!)
髪型が渡辺マリさんと同じですね。この時代のラテン系女性ボーカルの定番な髪型??
曲そのものは、バップ・スキャットをやらかして唄っています。
これまたなかなかグッドですよ。



・「お座敷小唄」マヒナスターズ&松尾和子
名曲です。あー、日本人でこの曲を知らない様ではご退場頂くしかありません。
60年代を連想させる一曲を選べと言われればこの曲になります。
松尾和子さんのビロードの様な歌唱も素敵です。
作詞者不祥の曲です。
「富士の高嶺に降る雪も、京都先斗町に降る雪も・・
雪に変わりはないじゃなし、とけて流れりゃ皆同じ・・・」
なんとも刹那的な歌詞となっています。(”ないじゃなし”という所は日本語的には問題あり)
私には「高名に生きる事が出来た人も、市井で名も無く生きた人も、死んでしまえば・・」といった感じに解釈されます。
もともと、どうにでも受け取れる歌詞なので替え歌も多数・・
小学生の頃、親父がフロに浸かりながらこの曲を鼻歌で唄っておりました・・
当時はミリオンセラーになった大ヒット曲です。
この曲を聞くと60年代におけるあのほんわかとした雰囲気が味わえます。
私にとっては”癒し系”の一曲にもなっています・・

「お座敷小唄」は映画もありました。
B2版
「空前の大ヒット曲にのせた
恋と涙と笑いの純情喜劇!!」



・「続 お座敷小唄」マヒナスターズ&松尾和子
二匹目のどじょうはいたのか、いなかったのか・・
アレンジも若干変わり、なかなか微妙な味わいです。

「加茂の河原に春が来て♪
 京都先斗町に夏が来て♪
 嵐山から冬が来て♪
 あなたと私に秋が来た♪」

かなり支離滅裂かなあと・・・


・「東京娘」桜たま子
1970年代の曲と思います。なかなか面白い企画の一曲です。
知っている人は知っている、知らない人は知らない一曲でありますが・・。
「東京ドドンパ娘」における”ドドンパ”のあたりが”おじさん”になっています。
おじさんとうぶな娘のラブラブを唄った曲です。今で言うところの”援交”?・・・
桜たま子さんは一発屋とも言われており、ヒットはこの曲のみの様です。
でも、なかなかパンチのあるうたいっぷりでイケてますよ。
おじさん達にとってはたまんないです。
貴方がおじさんでプレーヤを持っておられる様でしたら中古レコード屋さんに走りましょう・・


・「東京ドドンパ娘」えりこ
81年頃の発売。
そんなには売れなかったと思います。
元気いっぱいに唄っていますけどね・・・
更新時においてグーグルで検索してもひっかからなかったよ(苦笑)


*ご参考までに「ドロンパ」というのは「おばQ」に出てくる米国生まれのオバケであり、「ドドンパ」とは直接は関係が無いと思います。
*井上陽水がCDの中で「東京ドドンパ娘」を取り上げていましたね。