Camille Technical Research Institute On World Wide Web /2nd season
●もくじへ→

  番号 分 類 タイトル 日 付 内容など  
 
014

ノートPCのHDDレス化 H19.05.03
FMV-6300MC4/Wをコンパクトフラッシュ内蔵に
 


▼1999年発表の旧式ノートPCである富士通FMV-6300MC4/Wを、TRANSCENDの120倍速4GBコンパクトフラッシュ(TS4GCF120)と、ARTMIXのCF-2.5インチHDDアダプタを組み合わせてHDDレス化を行ないました。

トランセンドジャパン
http://www.transcend.co.jp/index.asp

ARTMIX CF-2.5"IDE変換アダプター
http://www.artmix.com/IDE25_CF.html

別々に注文したそれらが届くまでの数日間に、さらにWebにて情報収集をしていたら「CF-IDE変換では、NT系OSで”リムーバルディスク”として認識されることがある」と知って愕然。
 
▼さて、両方が揃っていよいよ装着です。 

姿を現したHDD変換アダプタ+コンパクトフラッシュ

 ワタシは最初、変換アダプタに付属してきたジャンパピンを、「ノートPCはプライマリマスタだと判ってるので不要」と勝手に解釈して外したんですが、その状態ではBIOSが「プライマリマスタ なし」と返してきました。 (右上の画像はジャンパピンなしの状態で撮影)



パームレストなし、キーボード付きでの起動はジャンパピン取り付け後の姿で、無事この状態で認識されました。
外付けFDDと、CD-ROMドライブ(カシオFIVA用)が少しだけ見えていますね。

 

▼メインメモリは160MBに増設してあるのでOSはこのスペックではやや辛いXPに挑戦です。 起動ディスクを用いて外付けCDを認識。 その時FDISKにて調べると、FAT32のアクティブ領域が見つかりました。
 

一 旦Windows 98を入れ、WindowsXP Home (SP1適用済)→SP2適用。  これらのインストールがものすごく遅い。(HDDの2〜3倍程度) 表示される残り分数が参考にならず、Windows 98では「あと○分」の数字が8,7,6,5と秒単位のカウントダウンになる混乱ぶり。
OS、アプリに限らず全体的にインストールがものすごく遅いという弱点が判明しました。 特にMicrosoft Updateが酷い状態。

▼また、心配の種だったNT系での認識問題は「固定ディスク」として扱われて安心しましたが、その代わりBIOS(1.03)にて「自動」を選んだ場合にシステムより提示される状態(上のBIOS画面参照)でないと起動しません。  (転送速度は高速PIO 2)
体感速度はWindows 98だと速すぎ、XPのほうはインストール直後に限ればなかなか快適なんですが、McAfeeセキュリティスイート2007、SP2適用と「2007年基準」に近づくにつれて落ち、結局は旧HDDと同じような感じに。

その他にもFirefox 2の起動に2分(立ち上がれば快適)、C:ディスク全体のウイルススキャン(前述のMcAfee2007)に4時間といろいろ遅い状態。



容量が少ないためドライブの分割を行なわず全ての領域がC:です。 (5月3日現在の)空き領域は390MBを下回ってます。

↓元々入ってたHDDの測定
-------------------------------------------------
CrystalDiskMark 1.0 (C) 2007 hiyohiyo
Crystal Dew World [http://crystalmark.info/]
--------------------------------------------------

Sequential Read : 5.145 MB/s
Sequential Write : 6.191 MB/s
Random Read 512KB : 5.329 MB/s
Random Write 512KB : 0.804 MB/s
Random Read 4KB : 0.196 MB/s
Random Write 4KB : 0.095 MB/s

Date : 2007/04/23 10:51:06

↓こっちはコンパクトフラッシュ化後
--------------------------------------------------
CrystalDiskMark 1.0 (C) 2007 hiyohiyo
Crystal Dew World [http://crystalmark.info/]
--------------------------------------------------

Sequential Read : 3.555 MB/s
Sequential Write : 3.242 MB/s
Random Read 512KB : 3.497 MB/s
Random Write 512KB : 0.548 MB/s
Random Read 4KB : 2.716 MB/s
Random Write 4KB : 0.041 MB/s

Date : 2007/05/02 18:15:23

(H19年5月6日追加)
▼EVEREST Home Edition をインストールして、詳しい情報を見てみました。

フィールド    値
ATAデバイスのプロパティ   
モデルID    TRANSCEND
シリアルナンバー    0           20001DC2
リビジョン    20070115
パラメータ    シリンダ: 8013, ヘッダ: 16, セクタ / トラック: 63, バイト / トラック: 576
LBAセクタ    8077104
バッファ    1 KB (Dual Ported)
複数のセクタ    1
ECCバイト    4
最大PIO転送モード    PIO 4
最大UDMA転送モード    未サポート
未フォーマット容量    4437 MB
   
ATAデバイスの詳細   
SMART    未サポート
セキュリティモード    未サポート
パワーマネジメント    未サポート
アドバンストパワーマネジメント (APM)    未サポート
書き込みキャッシュ    未サポート
Host Protected Area    未サポート
Power-Up In Standby    未サポート
Automatic Acoustic Management    未サポート
48-bit LBA    未サポート
Device Configuration Overlay    未サポート

▼これを見ると、「自動」以外の設定では起動しない、と思ってたのはDMAに固執したからであってPIOでの速度UPは可能と判りました。
さっそく、高速 PIO 4 で起動。  XPのログオン時の音楽のノイズが消えました。 そして再度ベンチマーク。

--------------------------------------------------
CrystalDiskMark 1.0 (C) 2007 hiyohiyo
      Crystal Dew World [http://crystalmark.info/]
--------------------------------------------------

   Sequential Read :    3.532 MB/s
  Sequential Write :    1.570 MB/s
 Random Read 512KB :    3.496 MB/s
Random Write 512KB :    0.288 MB/s
   Random Read 4KB :    2.693 MB/s
  Random Write 4KB :    0.039 MB/s

              Date : 2007/05/06 22:11:19

ありゃ、Random Write 512KBが半減。 でも体感速度は大して変わりません。


(H19年5月9日追加)
▼空き容量の問題を解決したので報告。
これまで、NTFSのコンバートに失敗してたのが「コマンド入力の失敗」と恥ずかしい理由であることに気が付く。
「ファイル名を指定して実行」でcmd、の次の入力で"/"が抜けてました。

 × convert C: fs:NTFS
 ○ convert C: /fs:NTFS

▼これで容量の多くを占めていたWindows 98のバックアップが消えることに。  さらにSP2適用前のバックアップも同様の状態で、かなりの圧迫になってるのでは、と思ってSP適用済のインストールCDを作り出す「SP+メーカー」の存在に思い当たりました。
これを用いて再インストールを決意。

「A.K Office」
http://www.ak-office.jp/

Windows 98→XP SP2→NTFSへコンバートで、今度は1.34GBの充分な空き容量を確保しました。
 


▼それと、PIO 4の転送速度ではインストール時間がかなり短縮されました。


●もくじへ→