和菓子 新潟長岡編 


北陸は何故かいいお菓子が多い地方です。
和菓子の生い立ちを追って行くと、江戸時代の藩主が創らせたモノが多く、松江の「山川」は松平不昧公、
金沢の「長生殿」は前田利常公、そしてここで紹介する長岡の「越の雪」は牧野忠精公と言った具合。
日本三大銘菓は全て日本海側の城下町で生まれているのです。
越後の国、新潟と言えばお米。
お菓子でもいろいろな形でお米が使われているようです。
おかき、飴、求肥、等々様々な形のお菓子がそれ。
そして、三大銘菓の「越の雪」では餅米の寒晒し粉(実はよく知らないのですが、)が、深い味わいを醸しだしています。
探せばいろいろなお菓子に出会える、そんな気がしました。

越の雪
時は安永七年、長岡藩九代藩主、牧野忠精公が病に倒れた折りに近臣が町人に創らせたお菓子が元になったと言われています。
越の雪本舗 大和屋始祖 岸庄左衛門が創りだしたこの菓子は、病の牧野公を平癒させ、「実に天下比類無き名菓なり、吾一人の賞味は勿体なし、之を当国の名産として売り拡むべし」と言わしめ、「越之雪」の名を付けさせたそうです。
以来、幕府を始めとして広まり、日本三大銘菓の一つに数えられるようになりました。
越後の餅米の寒晒し粉に四国特産和三盆糖を混ぜ、粉糖を塗したこの菓子は、干菓子ではなく半生菓子で、口に入れた瞬間にシュワシュワっと溶けていくような上品な食感。
和三盆の干菓子とはまた違った味わいのお菓子です。
特にお抹茶のお茶請けにはとてもお薦め。
賞味期限が短いためにおそらく長岡の近隣でしか手に入れることができないと思われます。
※JR新潟駅構内の銘店街にて購入しました。
越の雪本舗 
大和屋

新潟県長岡市柳原町3-3
0258-35-3533


飴もなか
「飴もなか」なんて言う、「一体どっちやねん??」って言うような名前の不思議なお菓子。
実はこれが密かなみっけもの。
もなかの中に、米どころ新潟県のもち米を原料にした飴を入れたモノ。
飴も、いやみのない味で、なんとも言えない不思議な味わい。
製造元の長命堂によると、この店が創案で全国唯一の珍菓ということ。
高級菓子ではないのですが、とても美味しく、一風変わったまさに「珍菓」。
これはお薦めです。
元祖 飴もなか本舗
株式会社 長命堂
新潟県長岡市殿町2丁目
0258-35-1211


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