☆☆ 『シンシア』の事が掲載された2000年7月の新聞記事 ☆☆

★★ 7月13日 朝日新聞・朝刊・兵庫版 ★★

 ガイドひょうご 展覧会 /兵庫

<阪神>
◆「木村さん家のシンちゃん−介助犬シンシア・小田哲明写真展」 18日−8月8日、西宮市甲子園浜田町のギャラリーサヤ(0798・34・2039)。宝塚市の木村さんと暮らす介助犬シンシア=写真、左=を3年間にわたって撮影した写真展。シンシアの写真絵本やポストカード、Tシャツなどの展示即売会もある。

★★ 7月14日 毎日新聞・大阪本紙・朝刊 ★★

介助犬シンシア、木村佳友さんと宝塚歌劇観賞 スミレの園もシンシア歓迎

 兵庫県宝塚市の車いすのコンピュータープログラマー、木村佳友さん(40)が13日、パートナーの介助犬シンシアを同伴して、タカラヅカのミュージカルを観劇した。宝塚大劇場に介助犬が入るのは初めて。閉幕後、招待した宝塚歌劇団、汐風幸さんと京三紗さんと対面。2人から「タカラヅカの舞台を見ると元気になります。これからもシンシアちゃんと来てください」と花束を渡された。
 この日の公演は雪組「凱旋門」。華麗な歌と踊りに見入る木村さんの足元で、約3時間、シンシアはじっと伏せたままだった。
 今春、歌劇団の生徒会が毎日新聞大阪社会事業団の「シンシア基金」に浄財を寄付。これが縁で、「ぜひ一度舞台を」と生徒会の新旧役員を務める2人が木村さんを誘っていた。
 汐風さんはシンシアをなでるうちに涙ぐみ、「なぜかわからないけど、シンシアの姿に心を打たれました。これをきっかけに介助犬がいろんな劇場に行けるようになればいいですね」と話した。【山本真也】

■写真説明 宝塚大劇場に初めて入った後、汐風幸さん(左)と対面したシンシア=宝塚大劇場で13日午後6時すぎ、玉置勝巳写す

★★ 7月14日 朝日新聞・朝刊・阪神版 ★★

ご主人と初観劇 ワンダフル宝塚歌劇 介助犬シンシア

宝塚市の車いすのコンピュータープログラマー木村佳友さん(40)と暮らす介助犬シンシア(メス、6歳)が13日、初めて同市の宝塚大劇場で木村さんと一緒に雪組公演を鑑賞した。芝居がはねた後、タカラジェンヌの汐風幸さんに花束を贈られた木村さんは「素晴らしかった」と満面の笑み。シンシアは興奮気味のご主人をしり目に、いつも通りの冷静な仕事ぶりをみせた。同劇場への介助犬の入場は初めて。
 汐風さんがタウン誌のインタビューでシンシアに触れ、「宝塚を見に来て」とラブコールを送ったのがきっかけ。この日は、ショー「デパートメント・ストア」と、大戦下のパリを舞台にした悲恋物語「凱旋門」を観劇した。
 木村さんによれば、汐風さんの父親で歌舞役者の片岡仁左衛門さんが出演した介助犬を紹介するテレビ番組を見て、ぺットとして飼い始めたシンシアを介助犬にと考えだしたという。
 木村さんは「お父さんが犬好きな方なので、汐風さんも影響を受けられたのでしようが、不思議なご縁を感じます。ほかの組の公演もぜひ見に来たい」と話していた。

■写真説明=汐風さん主演の「凱旋門」のパンフレッ卜を手にした木村さん夫妻と介助犬シンシア=宝塚市の宝塚大劇場で

★★ 7月18日 読売新聞・大阪本紙・朝刊 ★★

ファミリー介護教室 8月5日、大阪赤十字会館で開く

 子どもたちにも介護を知ってもらおうと、日本赤十字社大阪府支部は8月5日午前10時から、「ファミリー介護教室」を大阪市中央区大手前2の大阪赤十字会館で開く。無料。
 親たちと一緒に介護を疑似体験し、相手の立場になって考え、思いやりの心を持ってもらうのが目的。介助犬と共に暮らす木村佳友さんの講演「介助犬と生きて・シンシアがくれた希望」のほか、実際に車いすを押したり、手話で会話したりする。
 対象は、小学校高学年の児童と保護者の50組計100人。昼食持参。
 問い合わせ・申し込みは、電話で同支部介護教室係(06・6943・0709)へ。

★★ 7月19日 毎日新聞・朝刊・阪神版 ★★

小田哲明さんの作品展「木村さん家のシンちゃん」 来月8日まで 西宮市/阪神

 毎日新聞で連載中の「介助犬シンシア」に、写真を提供している神戸市の写真家、小田哲明さん(55)の作品展「木村さん家(ち)のシンちゃん」が18日、西宮市甲子園浜田町3、ギャラリー「サヤ」(阪神久寿川駅から北へ徒歩3分)で始まった。来月8日まで。入場無料。
 小田さんは約3年前から、シンシアを撮りつづけている。飼い主で、車いすのコンピュータープログラマー、木村佳友さん(40)、そして妻の美智子さん(38)。この2人1頭の家族の「温かい関係」に魅せられたのがきっかけ。
 今回はモノクロを中心に約100点を展示した。連載でもおなじみの、物を取る介助の様子や普段ののんびり、だらだらした姿。また、初めての飛行機旅行やテレビCM撮影など、最近の出来事が紹介されている。小田さんは「1人でも多くの人が介助犬のことを知ってほしい」と話している。  シンシアの本やTシャツ、ポストカードの展示即売もしている。
営業時間は午前10時〜午後6時。日曜日は午後のみ。問い合わせは同ギャラリー(0798・34・2039)。 【山本真也】

★★ 7月21日 毎日新聞・朝刊・阪神版 ★★

宝塚市でサマーボランティア講座 介助犬シンシアと暮らす木村佳友さんが講演/阪神

 ボランティアの役割などについて学ぶ「サマーボランティア講座」が20日、宝塚市売布東の町のプラザ・コムで開かれ、同市内で介助犬シンシアと暮らす車いすのコンピュータープログラマー、木村佳友さん(40)が講演した。
 同講座は同市ボランティア活動センターの主催で、今月17日から6日間の日程で開催。点字や朗読を学んだのに続き、この日は高校生や主婦、会社員ら幅広い年齢層の男女約40人が参加した。
 木村さんは、シンシアとのエピソードを交えながら、現在の暮らしぶりや障害者にとっての介助犬の役割について説明。認知が進まない日本に比べ、介助犬が普及している海外の事情に触れ、「障害者のために働く犬が日本でも自然に見られるようになるのが私の夢です」と話した。講演に続き、木村さんの指示でシンシアがフロッピーディスクを拾う作業なども実演した。
 クラスで介助犬支援の募金をしているという小林聖心女子学院高校2年、穂岐山薫さん(17)は「シンシアが木村さんの役に立っている様子がよくわかった。介助犬のことを多くの友達に知らせたい」と話していた。 【鵜塚健】

★★ 7月21日 朝日新聞・朝刊・阪神版 ★★

シンシア写真展 小田氏撮影 100点を展示/西宮

 宝塚市在住の車いすのコンピュータープログラマー木村佳友さん(40)と暮らす介助犬シンシアの近影を集めた写真展「木村さん家のシンちゃん−介助犬シンシア・小田哲明写真展」が、西宮市甲子園浜田町のギャラリー・手づくりの店「サヤ」で開かれている。8月8日まで。
 展示されているのは、3年ほど前からシンシアを被写体として追い続ける神戸市在住の写真家小田さんが撮りためたモノクロ写真約100点。シンシアが登場し、今春放映された住友生命の介護保険のコマーシャルの撮影風景など、素顔のシンシアを収めたカットも数多い。
 このほか会場では、収益の一部が介助犬の育成資金に充てられる「シンちゃんTシャツ」(1500円)や写真集、エッセーなども販売されている。問い合わせは、サヤ(0798-34-2039)へ。

■写真説明 小田哲明さんの写真展を見学するシンシアと木村佳友さん=西宮市甲子園浜田町のギャラリー・手づくりの店「サヤ」で

★★ 7月29日 朝日新聞・朝刊・大阪版 ★★

障害者らの生活支える「介助犬」

 障害者らの生活支える「介助犬」 宝塚の木村さん、あす講演/大阪
 ドアを開ける,落ちた物を拾うなど、障害者らの生活を支える「介助犬」との暮らしについ て、兵庫県宝塚市のコンピュータープログラマー木村佳友さん(40)が紹介する講演会「介助犬 シンシアがやってくる」が30日、泉南市樽井1丁目の「あいぴあ泉南」で開かれる。
 木村さんは通勤途中のオートバイ事故で下半身がまひし、車いすで生活している。ラブラドルレトリーパー種のシンシア(6歳、メス)は、木村さんの指示で冷蔵庫の飲み物を取ったり、落ちたフロッピーを拾ったりと、木村さんの手足となって活躍している。しかし介助犬は全国で十数匹と少なく、盲導犬のように知られていないため、ホテルや公共施設などで入場を断られることもある。
講演では、シンシアとの生活ぶりを紹介。2年前から徐々に電車や飛行機会社などに働きかけ続けた結果、介助犬の受け入れが広がりつつあることなどについて話すほか、シンシアの「介助実演」もある。
泉南市主催で、入場無料。問い合わせは、あいぴあ泉南(0724-85-0707)ヘ

■写真説明=木村佳友さんとシンシア



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