★★ 11月9日 毎日新聞・朝刊・阪神版 ★★
国際写真コンテストに入賞 本紙連載「介助犬シンシア」担当の小田哲明さん/阪神
本紙連載「介助犬シンシア」の写真を担当している神戸市兵庫区の写真家、小田哲明さん(55)がこのほど、20世紀末を記念して開催された国際写真コンテスト「M・I・L・K」(本部・ニュージーランド)で入賞を果たした。芝生で遊ぶ子どもたちを撮った「Windy」と名付けられたモノクロ写真。シンシアの写真と同じように、日常の何気ない一コマをとらえた作品だ。審査委員長を務めたのは小田さんも尊敬する世界的な写真家、エリオット・アーウィット氏(72)。「犬と子どもが大好きなアーウィットさんが、ぼくの作品を見てくれたというだけで満足」と喜んでいる。
コンテストは「友情」「家族」「愛」の3テーマで、世界164カ国から約4万点が寄せられ、各100点が選ばれた。日本人の入賞は小田さんを含め3人だけだった。
入賞作は1995年夏、スウェーデンを旅行した時に撮影した。
音楽会が開かれている屋敷の中庭で、子どもたちが夢中になって遊んでいた。阪神大震災の後、神戸では街角から子どもたちの歓声が消えていた。「懐かしい。こんな子どもたちの姿はしばらく見てなかったなあ」と感動し、シャッターを切った。
小田さんは「シンちゃん(シンシア)もそうなんだけど、これからも心をとらえたものを、ありのままに撮り続けたい」と話している。
コンテストの入賞作品は来年7月、ニューヨークで展示される。【山本真也】
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★★ 11月22日 毎日新聞・大阪本紙・朝刊 ★★
介助犬シンポジウム やさしさの輪広げよう 来月、兵庫県宝塚市で
兵庫県と同県宝塚市、日本介助犬アカデミー、毎日新聞社は12月3日、同市で「介助犬シンポジウム もっと広げよう やさしさの輪を」を開く。同シンポは昨年に続き2回目。今回は、介助犬を公的に認め、普及啓発活動に取り組んでいる兵庫県も新たに参加。
日米の介助犬使用者や行政の福祉担当者らが、介助犬をめぐる現状や課題を探る。
宝塚市には、日本に十数頭しかいない介助犬のうちシンシアがおり、車いすのコンピュータープログラマー、木村佳友さん(40)を支えている。シンポには、木村さんとシンシアのほか、米国で介助犬と暮らし、介助犬の専門家として障害者の自立を支援しているスーザン・ダンカンさんも出席。同アカデミーの高柳友子事務局長や同県の古西保信・健康福祉局長も参加する。介助犬を紹介するビデオの上映やシンシアの写真を撮り続けているカメラマン、小田哲明さんの写真の展示もある。シンポは午後1時から、同市栄町3の宝塚グランドホテルで。入場無料。要約筆記や手話通訳もある。参加者には、宝塚ライオンズクラブが普及に取り組んでいる、介助犬シンシアにちなんだ新種のバラ「シンシアたからづか」が1本ずつ贈られる。問い合わせは同市障害福祉課(0797・77・2077)。 【田畑知之】
■写真説明 貝原俊民・兵庫県知事から介助犬の登録カードを受ける木村佳友さんとシンシア=神戸市中央区の知事公館で9月1日、大崎幸二写す
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★★ 11月23日 毎日新聞・朝刊・地方版 ★★
坂田記念ジャーナリズム賞受賞、藤原健・毎日新聞本社大阪社会部長が講義/京都
「坂田記念ジャーナリズム振興財団寄付講座」が22日、京都市上京区の同志社大学で開かれた。今年3月、「介助犬シンシア報道」で第7回坂田記念ジャーナリズム賞を受賞した毎日新聞阪神支局介助犬取材班を代表して藤原健・大阪本社社会部長(前阪神支局長)が講義。シンシアと飼い主の車いすのコンピュータープログラマー、木村佳友さん(40)もゲストとして参加した。
同賞は、関西を拠点にした優れた報道活動を顕彰。介助犬取材班は1998年9月から続いている兵庫・大阪の地域面連載「介助犬シンシア」を軸としたキャンペーンが評価された。
藤原社会部長は「キャンペーン論『地域面からの発信』」のテーマで、ジャーナリズムを学ぶ約150人の学生に報道の経緯を説明。「地域面は生活に密着したページだからこそ、記者が何を報道しなければならないかが問われている。シンシア報道が木村さんの周りにやさしさのネットワークを広げ、自治体や国を動かした」と話した。
木村さんは、毎日新聞のキャンペーンを通じて、店舗や交通機関などでのシンシアの同伴拒否が減ってきたことを紹介。「介助犬が障害者の手足となって社会参加を助けていることを理解して」と訴えた。 【山本真也】
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★★ 11月23日 朝日新聞・東京本紙・朝刊 ★★
介助犬のこと、知って 東京で来月、シンポジウム開催
体の不自由な人を手助けする「介助犬」のことを知ってもらおうというシンポジウム「介助犬と共に生きる−なぜ『人』ではなく『介助犬』なのか」(日本障害者リハビリテーション協会主催)が十二月九日、東京都内で開かれる。
障害のある人に代わって落ちたものを拾ったりドアを開けたりする介助犬は、アメリカで広まり、国内でも十年ほど前から育成が始まった。今年四月、民間団体「日本介助犬アカデミー」と超党派の国会議員で作る「介助犬を推進する議員の会」(会長・田中真紀子代議士)が国内初の定義や基準を発表。六月には厚生省内に検討会が設置され、介助犬の法的位置づけを模索するなどの動きもでてきた。
シンポジウムは、午後一時から東京都千代田区の全社協・灘尾ビルで。米国の介助犬の相談情報機関「ナショナルサービスドッグセンター」のスーザン・ダンカン元所長や、兵庫県宝塚市で介助犬「シンシア」と暮らす木村佳友さんらの発言もある。参加費無料。申し込み締め切りは十一月三十日。問い合わせは日本介助犬アカデミー(0422・76・2544)。
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★★ 11月25日 毎日新聞・大阪本紙・朝刊 ★★
[デスクです]「介助犬シンポジウム」の企画(原)
◆参加者ひとりひとりにバラ1輪。12月3日、兵庫県宝塚市で開く「介助犬シンポジウム」の企画です。介助犬シンシアにちなんだ新種のバラ「シンシアたからづか」を会場の全員に贈り、「もっと広げよう やさしさの輪を」とアピールします。同志社大に来春、介助犬を使用する学生が入学することになりましたし、介助犬の公的認知に向けた動きは、本紙読者の皆さんの後押しで今年も着実に進展しています。(原)
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★★ 11月29日 毎日新聞・朝刊・阪神版 ★★
「シンシア基金チャリティチャペルコンサート」 来月2日、帝国ホテル大阪で/阪神
第2回介助犬シンポジウムを前にした12月2日、大阪市北区天満橋1の帝国ホテル大阪で、「シンシア基金チャリティチャペルコンサート」(毎日新聞大阪社会事業団後援)が開かれる。ローゼンビート音楽研究所(尼崎市)を主宰する音楽家、浜渦章盛さん(54)とその仲間たちが、クリスマスの曲やオペラ、ミュージカルの名曲を熱唱。収益の一部は介助犬の普及などの目的で設けられた同事業団「シンシア基金」に贈られる。
浜渦さんは音楽を通じて、たくさんの障害者と交流があり、コンサートでは昨年11月から介助犬支援の募金箱を設けている。
一方、帝国ホテル大阪は、シンポジウムに出演するアメリカ人女性、スーザン・ダンカンさんとその介助犬リンカーンに宿泊してもらうなど、障害者の体の一部となっている介助犬の受け入れに理解を示している。
会場は4階チャペル。マイクを通さない生歌とピアノのコンサートで、自作の手話の歌も披露。介助犬シンシアの飼い主で、宝塚市の車いすのコンピュータープログラマー、木村佳友さん(40)やダンカンさんも鑑賞する予定。
浜渦さんは「介助犬のチャリティといっても、普通のクラシックコンサートをする予定です。シンシアが自然に会場に溶け込んでいることで、より介助犬の役割がわかってもらえるのではないでしょうか」と話している。
開演は午後7時。3000円。定員100人。問い合わせは同ホテルチャペルコンサート係(06・6881・1111)。 【山本真也】
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