★★ 4月2日 毎日新聞・大阪本紙・夕刊 ★★
介助犬アトム、館林千賀子さんと同志社大の入学式
同志社大学の入学式が2日、京都府京田辺市の京田辺キャンパス・デイヴィス記念館であり、介助犬アトムとともに館林千賀子さん(21)が大学生活のスタートを切った。介助犬をパートナーにする大学生は全国で初めて。館林さんは「勉強だけでなく、サークルなどにも入って学生生活を楽しみたい。将来は何かを人に伝える仕事にかかわりたい」と目を輝かせていた。
館林さんは文学部の新入生1213人の最前列に車いすで出席。聖書朗読などに続いて八田英二学長が「知識習得にとどまらず、知識を運用する品性と精神を育ててほしい」と祝辞を述べた。この間、アトムは館林さんの隣で神妙な表情で控えていた。
同大には車いすの学生5人と助教授1人が在学し、昨年5月から障害学生支援制度を導入し、ボランティア学生の派遣態勢を整えた。館林さんが入学した新聞学専攻の学生らで作る新聞学研究会(山崎肇会長、約20人)もサポートする。 【山本泰久】
■写真説明 介助犬アトムと入学式に出席した館林千賀子さん=京都府京田辺市の同志社大京田辺キャンパスで2日午前9時55分、北村隆夫写す
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★★ 4月3日 毎日新聞・朝刊・阪神版 ★★
同大入学の館林千賀子さんが介助犬アトムと共に入学式 「いろいろ挑戦」/阪神
国内で初めて、介助犬と大学生活を送ることになった車いすの障害者で、同志社大学1年生の館林千賀子さん(21)=京都府京田辺市。2日の入学式に、パートナーの介助犬アトムと共に臨み、喜びをかみしめた。介助犬シンシアの助けを得て、障害を乗り越えて社会参加を果たした宝塚市の木村佳友さん(40)も館林さんとアトムの新生活にエールを送った。
館林さんは1998年1月、乗っていたワゴン車が乗用車と衝突し、横転。外に投げ出され、首の骨を折る重体に。10時間を超える手術は2回に及んだ。母の順子さん(48)が「もう立つことはできない」と伝えた。館林さんは当時の気持ちについて言葉少なに「絶望でした」と小声で話す。
それでも持ち前の明るさで自分を励まし、退院後は埼玉県の国立リハビリテーションセンターで9カ月の訓練。センターを出て運転免許も取得した。しかし、街中の段差の多さに障害者として生きていくことの壁を改めて感じた。そんなときに「介助犬」の存在を知り、アトムと出会った。
介助犬の利用希望者は多く、順番待ちの状態だった。「一緒に暮らすのは無理だろうと思っていました。だから、アトムがパートナーに決まったときはうれしかった」と振り返る。週4回の訓練は2カ月間続いた。アトムはJRや飛行機の搭乗試験にも次々とパスしていった。
同志社大の面接試験では、アトムは館林さんの横に座った。そして合格。アトムと暮らし始めて1年も経たない間に、新しい世界がどんどん開けていった。
入学式を終えた館林さんは「アトムに支えてもらって、もう少し頑張ろう、もう少しとやってきました。アトムと一緒にいろいろなことに参加したい」と話している。
木村佳友さんは「館林さんが大学生となって、アトムとともに前向きに生きる姿が、他の障害者の励みになると思います。健康に気をつけて、頑張ってほしいです」と声援を送っている。
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★★ 4月4日 毎日新聞・大阪本紙・朝刊 ★★
介助犬シンシア、中1英語教科書に登場
兵庫県宝塚市で活躍する介助犬シンシアを題材に使った中学1年の英語教科書が3日、文部科学省の検定に合格し、来年4月から全国で採用される。シンシアの介助を受ける車椅子の障害者、木村佳友さん(40)は「中学生のみなさんに、介助犬の受け入れや障害者の問題を考えてもらうきっかけになれば、大変うれしい」と話している。
シンシアを取り上げたのは、三省堂が出版する「ニュークラウン」。レッスン8「TheyArePartners」に、2ページにわたって登場している。中1の女の子「久美」が級友に写真を見せて、介助犬の役割を報告するという設定。シンシアが木村さんに受話器を運んだり、スーパーマーケットで買い物を手伝う様子を紹介し、「彼らはパートナー。一緒に生活しています」などと英語で話す内容になっている。
同社英語教科書編集室が、「生き物との共生」をテーマに題材を探していたところ、インターネットで本紙の連載「介助犬シンシア」を見つけたのがきっかけ。伊藤悦裕・編集室長は「視覚的に共生ということが分かりやすい題材なので選びました」と話している。
同社によると、ニュークラウンのシェアは全国第2位。関西地区では一番多く使われているという。【山本真也】
■写真説明 介助犬シンシアが登場する中学の英語教科書
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★★ 4月4日 朝日新聞・東京本紙・夕刊 ★★
アイドル・漫画、やわらか教科書 SMAPお目見え、漱石消える
来春から小中学校で使われる教科書に、歌謡曲や小説、漫画やアニメーションが続々登場する。詰め込み教育の批判を受けて教える内容は3割減。これだけ減らせば落ちこぼれはなくなると文部科学省はいうが、勉強嫌いはいつの時代にもいる。食わず嫌いを減らし、教科書を楽しく読んで欲しいと、各出版社は教材に工夫をこらした。
■教科超え
中学国語で3社、英語で2社、社会の公民的分野で8社中6社、技術・家庭や保健・体育でも取り上げられたのが、乙武洋匡さんだ。国語は著書「五体不満足」からの抜粋。開隆堂の家庭では、本人に幼稚園・小学校時代の思い出をインタビューし、家族のあり方を考えさせる教材になった。
松任谷由実さんはヒット曲「春よ、来い」が中3音楽と中2国語にも登場。国語審議会の委員だった中島みゆきさんも、「永久欠番」が中3国語に載った。
■温故知新
#あれから僕たちは何かを信じてこれたかなぁ…… SMAPの「夜空ノムコウ」が中3の歌唱曲になった。教育出版は「特に歌詞がいい。若者にイメージを喚起させる力がとりわけ強い」。
山口百恵さんの「いい日旅立ち」を中3で取り上げるのは教育芸術社。78年のヒット曲を「砂山」「早春賦」「上を向いて歩こう」に続く日本歌曲の古典と位置づけた。 指導要領改定で、文部科学省の指定教材はなくなった。これで存続が危ぶまれたのが小5で習う滝廉太郎の「荒城の月」だ。舞台となった大分県竹田市の要望もあり完全削除の出版社はなかった。ただし、3社中1社が「歌詞が難しい」と中2にずらし、別の1社は逆に中2にも追加した。追加したのは、山田耕筰が編曲する前の原曲で、旋律もやや異なる。
■人気作品続々
中学美術では漫画が指導要領に初めて盛り込まれ、鳥獣戯画や葛飾北斎と並んで、「銀河鉄道999」や「ガラスの仮面」「ドラゴンボール」などが登場した。
999の作者、松本零士さん(63)は描き始めて来年で半世紀。「ぼくの作品が載るとは時代が変わった。続けられたのは、小学校のころの先生が励ましてくれたおかげ。夢をもつ若い人たちへの励ましになれば」と話す。
「ポケットモンスター」が「ちびまる子ちゃん」などと並んで教育出版の小5国語に。漫画独特の表現方法を説明する文章に付けられた。東京書籍は小4国語で「ドラえもん」の「どこでもドア」や「タケコプター」を題材に、名前の付け方を調べる学習へと導いた。TBS系の長寿ドラマ「3年B組 金八先生」は光村図書の中2英語に。一昨年11月に放映された学級会で文化祭の出し物を決める場面を取り上げ、普通の中学生の日常会話を英訳するとどうなるかを示した。
■新旧交代
同じ年ごろの視点から平和を考える教材として「少年H」を選んだのは三省堂の中2国語。妹尾河童さんに作品を書いた思いを書き下ろしてもらった。故・藤沢周平さんの長編「蝉(せみ)しぐれ」は、光村図書の中3国語に登場した。この時代小説は一種の成長物語。中学生も共感できるよう主人公の淡い初恋のくだりを抜粋した。
三省堂は「吾輩は猫である」、光村図書は「坊っちゃん」と「高瀬舟」を外した。これで小中学校の国語教科書から夏目漱石と森鴎外が消えた。両社は「授業時間削減で、じっくり取り組む余裕がなくなった」「坊っちゃんはユーモア小説に見えて奥が深く大人でも読解が難しい。高瀬舟は主題こそ明確だが、文体が今の生徒ではなかなかついていけない」と判断した。
○SERVICE DOG 介助犬シンシアも登場
介助犬を英語で言うと「service dog」――。来年から使われる三省堂の中学1年の英語教科書に、兵庫県宝塚市のコンピュータープログラマー、木村佳友さん(40)と暮らす介助犬シンシア(ラブラドルレトリーバー種、雌7歳)が初めて登場する。
木村さんは、27歳のときの交通事故が原因で車いす生活を送る。シンシアが手足となって日常生活を助けてくれるが、数年前までは盲導犬ほど世間に認知されておらず、電車に乗ったり公共施設に入ったりするのを断られたこともあった。
木村さんは「僕とシンシアが行けるところは限られている。教科書に載ることで、介助犬への理解がもっと広がれば」と話す。
編集者は「今の時代は共生がテーマであることを子どもたちにわかりやすく身近な例で示したかった」と説明する。
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★★ 4月6日 毎日新聞・朝刊・大阪版 ★★
介助犬シンシア、生き生きと 12日から写真展 中央区・大阪ガス本社ビル/大阪
「介助犬シンシア 写真パネル展〜身体の不自由な方の手足となって……」(大阪ガス主催、毎日新聞大阪社会事業団後援)が12日から24日まで、中央区平野町の大阪ガス本社ビル1階パオパークで開かれる。
展示されるのは、神戸市の写真家、小田哲明さんが、シンシアと飼い主の木村佳友さん、妻の美智子さんの日常をありのままに撮影した作品。モノクロ20点の写真パネルを展示する。
シンシアの介助の様子や普段ののんびりした姿などが生き生きと写し出されている。大阪ガスでは、各種のボランティア活動に取り組む“小さな灯”運動に取り組んでおり、今回の写真展もその一環。
午前9時から午後8時まで(最終日のみ午後4時まで)。土・日休館。入場無料。問い合わせは、大阪ガスいきいき市民推進室(06・6205・4723)。
また、27日から来月8日まで、京都市下京区中堂寺粟田町1の大阪ガス京滋事業本部「ディリパ京都」パルホールでも開かれる。水曜休館。【田倉直彦】
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★★ 4月10日 毎日新聞・朝刊・兵庫版 ★★
[社告]介助犬シンシアに対するご意見や感想を募集/兵庫
連載「介助犬シンシア」は読者のみなさんのご声援に支えられ、この春、300回を突破しました。毎日新聞は1998年から、介助犬支援のキャンペーンを続けていますが、今国会にも「介助犬法案」が提出される運びとなり、法制化の実現が見えてきました。そこで、いままでご支援いただいた読者の方に、連載やキャンペーン記事に対するご意見や感想を募集したいと思います。手紙(〒660―0892 兵庫県尼崎市東難波町5の16の29、毎日新聞阪神支局シンシア係)かファクス(06・6482・5456)、またはEメール(o.shakaibu@mbx.mainichi.co.jp)でお寄せください。お待ちしています。
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★★ 4月10日 毎日新聞・朝刊・阪神版 ★★
小林聖心女子学院中・高校が介助犬学習 シンシアの飼い主、木村佳友さんが講演/阪神
福祉活動などの体験学習を必修科目にしている小林聖心女子学院中学校・高校(宝塚市、山下まち子校長)で9日、介助犬シンシアの飼い主でコンピュータープログラマーの木村佳友さん(40)が講演、シンシアの「お仕事」を実際に見学した。
木村さんは、車いす生活になった経緯、シンシアとの出会い、介助犬の普及促進に向けた国会での法制化への動きを説明。「法律も大事だが、みなさんの優しい気持ちの方がうれしい」と介助犬の活動への理解を求めた。
講演に続き、シンシアがフロッピーディスクなどを拾う「お仕事」を披露。新入生121人は、シンシアが木村さんの命令通りに拾い上げるのを見て盛んに拍手を送っていた。元春裕圭(ゆか)さん(15)は「今まで詳しく知らなかったので、勉強になった。介助犬のことを多くの人が知ってほしい」と話していた。同校は1999年から、高校1、2年生の体験学習のガイダンスで、木村さんとシンシアを招いている。木村さんは、同学院の小学校でも5月23日に講演する。
また、1、2年生の有志が介助犬の普及・研究に役立ててと、計6万6000円を毎日新聞大阪社会事業団「シンシア基金」に寄付した。 【内田達也】
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★★ 4月11日 毎日新聞・大阪本紙・朝刊 ★★
「介助犬の普及」盛る 兵庫県が2005年度までの「障害者福祉プラン」案を発表
兵庫県は10日、介助犬の普及推進を新たに盛り込んだ2005年度までの「障害者福祉プラン」案を発表した。府県レベルで、障害者施策の長期計画に介助犬を取り入れるのは極めて珍しい。
介助犬シンシア(同県宝塚市)の活躍を受け、貝原俊民知事が一昨年6月、県議会で、障害者プランに組み入れることを表明。1995年に策定した現行プランの改定に伴って、介助犬の普及を盛り込んだ。障害者の生きがいづくりの項目で「自立と社会参加の促進を図るため、盲導犬・介助犬の普及を推進する」と定めるとともに、障害者が施設などを同伴利用できるように「県民の理解と合意を高め、諸条件を整備していく」としている。
兵庫県は昨年9月、全国に先駆けて介助犬認定制度をスタート。「介助犬同伴OKステッカー」を公共施設に掲示するなどの支援を始めており、県障害福祉課は「今後も盲導犬とともに福祉の一つの柱として支援を続けたい」としている。 【山本真也】
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★★ 4月11日 毎日新聞・朝刊・兵庫版 ★★
「障害者福祉プラン」改定案 「ヒューマンケア」中核に生活の質向上を目指す/神戸
県が10日まとめた、障害者福祉の長期計画「“すこやかひょうご”障害者福祉プラン」の改定案では、県内を10分割した障害保健福祉圏域を新たに設定し、施設整備やサービス供給体制の調整を図るほか、施策を計画的に進めるため、圏域別に21事業の数値目標を初めて定めた。また、障害者の自立と社会参加の促進を図るため、日常生活動作の補助をするよう訓練された介助犬や盲導犬の普及促進も盛り込んだ。
県は、1995年度に策定した現行プランが2000年度で終了したため、計画を総点検して改定。新プランは今年度から5年間としている。
改定案では、すべての人々が生きる意欲を高めあう「ヒューマンケア」の考え方を施策の中核に据え、保健、医療、福祉だけでなく教育や就労、住宅、まちづくりなどさまざまな分野が連携して、障害のある人の生活の質向上に取り組むと表明。市町がニーズを把握して実情に応じた施策を展開し、県は先導的な施策展開や広域調整などを行うとしている。
基本目標として、生きがいづくり▽共に支え合う地域づくり▽生活の基盤づくり▽生活を支える人材やネットワークづくりを掲げ、障害者自身のボランティア活動の支援や雇用促進のための施策充実なども盛り込んだ。また、阪神大震災の教訓を生かして、障害者も含めた近隣住民のネットワークを構築するとした。
県は改定案をホームページ(http://web.pref.hyogo.jp)で公開。22日まで、ファクス(078・362・3911)などで意見を受け付け、改定に反映させたいとしている。改定案は県の各健康福祉事務所などでも閲覧できる。問い合わせは県障害福祉課(078・362・3193)へ。 【堀雅充】
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★★ 4月19日 毎日新聞・朝刊・阪神版 ★★
介助犬法案の作成へ 東京で勉強会 米国や英国の法制度学ぶ ワーキングチーム/阪神
「介助犬法案」の作成を進めている「介助犬を推進する議員の会」(会長・田中真紀子衆院議員)のワーキングチームが18日、衆院第2議員会館で海外の法制度についての勉強会を開いた。今後も、宝塚市で介助犬シンシアと暮らす木村佳友さん(40)ら介助犬使用者や、独自に介助犬支援を進める自治体の担当者を招いて、意見聴取する。議員の会は、開会中の通常国会(6月29日まで)での法案の提出・成立を目指している。 【山本真也】
議員の会は超党派の国会議員108人が加入。そのうち14人のワーキングチームが先月末から、法案作りに入っている。
この日は、海外の法制度にくわしい動物介在療法コーディネーターの山崎恵子さんが「アメリカやイギリスでは介助犬を同伴しての社会参加を認める法律があるが、公的な認定基準がないため、質の低下やビジネス化などの問題が起きている」と紹介。議員からは、認定基準や医療と連携した育成体制をつくる必要性を指摘する声が上がった。
また厚生労働省の助成を受けて1998年から介助犬の有効性の研究を進めてきた「介助犬の基礎的調査研究班」が、今春にまとめた成果を報告。班長の高柳哲也・奈良県立医大名誉教授が「介助犬は移動性、応用性に優れた障害者の『生きた自助具』である」と説明した。
ワーキングチーム代表の中川智子衆院議員は「社会的アクセスを保障するだけでなく、質を保証する法律をつくることで意見が一致した」と話している。
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★★ 4月21日 毎日新聞・大阪本紙・朝刊 ★★
[デスクです](藤)
◆聴覚に障害のある大阪市在住の女性を助ける聴導犬が、JR西日本の電車を利用できるようになりました。日本では現在、盲導犬以外の介助動物は法的な認知を受けておらず、ペット扱い。でも、本紙の3年以上にわたるキャンペーンもあって、介助犬のための法整備は「あと一歩」のところまできました。
◆国の助成を得た研究者グループは介助犬を「移動性、応用性に優れた障害者の『生きた自助具』」とする結論を出しています。私たちが理解と支援を訴えてきたのも、介助犬と共に生きる人間の幸せを皆さんと一緒に考えたいからでした。聴導犬への対応も含め今後の成り行きに注目したいと思います。(藤)
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★★ 4月26日 毎日新聞・大阪本紙・夕刊 ★★
兵庫県の登録制度報告−−介助犬を推進する議員の会
超党派の国会議員でつくる「介助犬を推進する議員の会」(会長・田中真紀子衆院議員)のワーキングチームが26日、衆院第2議員会館で3回目の会合を開いた。出席した田中真紀子議員らは、独自で介助犬の登録制度や育成支援などを進めている兵庫県と京都市の担当者から意見を聴取。今国会中の提出を目指す「介助犬法案」づくりの参考にしようと質疑を交わした。
この日の会合では、兵庫県障害福祉課の担当者が、昨年9月から始めた県独自の登録制度について報告。介助犬認定の根拠となる同県介助犬同伴利用促進要綱について説明した。また、京都市障害福祉課の担当者は、今年度から介助犬の育成団体に対する助成制度を始めたことを紹介。介助犬普及に向けて、財政面での支援の必要性に触れた。 【鵜塚健】
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★★ 4月27日 毎日新聞・朝刊・阪神版 ★★
介助犬の全国統一基準を 県の担当者ら議員に説明 超党派ワーキングチーム会合/阪神
「介助犬を推進する議員の会」(会長・田中真紀子衆院議員)のワーキングチームによる3回目の会合が26日、衆院第2議員会館で開かれ、県と京都市の担当者が、介助犬支援の先進自治体の代表として議員らに説明。県の担当者は「県内だけで通用しても意味がない。他府県でも通用する介助犬の統一基準を作ってほしい」と話し、法制化の必要性を改めて強調した。
県障害福祉課の三輪真己課長らは、独自の要綱に基づく県の介助犬登録制度について触れ、宝塚市のコンピュータープログラマー、木村佳友さん(40)とシンシアが第1号として登録されていることを紹介。また、飲食店や商業施設など民間と協力して介助犬の同伴利用を促進してきた経過や、「介助犬シンポジウム」の開催を通じて県民への啓発に力を入れてきたことを説明した。
施設への介助犬同伴を認める例が増えている一方で、県内でも京都市内でも旧運輸省令の規定で公営バスに乗車できないことも報告。議員からは「(段差のない)ノンステップバスが少ないなど構造上の問題もあるが、省令を改正してでも克服すべきだ」との声が上がった。
ワーキングチーム代表の中川智子衆院議員は「公営バスの問題など自治体の限界などもわかり、法制化に必要なポイントも明確になってきた。会合と並行して進めている法案の骨子作りを急ぎたい」と話した。
チームでは現在、介助犬だけでなく盲導犬、聴導犬も含めて社会的なアクセスを確保できるような法案をイメージし、骨子作りの大詰めに入っている。5月16日の会合では木村さんらが使用者の立場から報告する。
【鵜塚健】
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★★ 4月28日 毎日新聞・朝刊・京都版 ★★
介助犬シンシア写真展 来月8日まで下京区の「ディリパ京都」で/京都
肢体障害者の生活を支える介助犬の素顔を紹介する「介助犬シンシア 写真パネル展」(大阪ガス主催、毎日新聞大阪社会事業団後援)が27日、下京区中堂寺粟田町の大阪ガス総合ショールーム「ディリパ京都」で始まった=写真。
神戸市の写真家、小田哲明さんが、シンシアと飼い主の木村佳友さん=兵庫県宝塚市=らの日常を撮影したモノクロ作品約20点を展示。同社の“小さな灯運動”の一環で、会場2カ所に募金箱を置き、介助犬普及の支援を呼びかけている。
8日まで(午前9時〜午後5時半)。無料。2日は休館。 【富永浩三】
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