★★ 6月7日 毎日新聞・大阪本紙・夕刊 ★★
「身体障害者補助犬を推進する議員の会」の活動継続決定 補助犬法の円滑運用へ
議員立法「身体障害者補助犬法」を今国会で成立させた超党派の議員連盟「身体障害者補助犬を推進する議員の会」(会長・橋本龍太郎元首相、101人)は7日午前、衆議院第2議員会館で総会を開き、法がスムーズに運用されるよう、今後も活動を続けていくことを決めた。
総会では介助犬の訓練・認定方法などを定める政令や省令づくりが8月中旬をめどに厚生労働省で進んでいることなどが報告され、橋本元首相が「法が成立し、政省令づくりをするこれからが大切な時期。政省令の制定過程を、議員の会に細かく報告するよう働きかけるべきだ」と提言、了承された。
また、米国の介助犬使用者で看護師のスーザン・ダンカンさんが講演。「補助犬の普及には医療・福祉の専門家の協力が不可欠」と述べた。 【山本真也、野原靖】
■写真説明 身体障害者補助犬を推進する議員の会で講演するスーザン・ダンカンさん(左は橋本元首相)=衆院第2議員会館で7日、米田堅持写す
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★★ 6月11日 毎日新聞・朝刊・和歌山版 ★★
介助犬シンシアの飼い主、木村佳友さんが16日に講演会 白浜町の白浜会館で/和歌山
身体障害者補助犬法の成立に貢献した介助犬「シンシア」と飼い主、木村佳友さん(42)=兵庫県宝塚市=の講演会が、16日午後1時半から白浜町の白浜会館で開かれる。無料。
上富田町朝来、和歌山動物福祉の家(鈴木喜代子代表)と白浜コスモス福祉会(立谷誠一理事長)が共催。木村さんがシンシアとの日常を、実演やビデオを織り交ぜて紹介する。
木村さんは87年、オートバイで出勤途中に事故に遇い、胸から下の感覚を失った。リハビリで社会復帰し、現在は車椅子で在宅勤務、コンピューターソフトの作成、半導体関連の論文の翻訳をしている。
シンシアを飼い始めたのは94年。ペット犬だったが訓練を受け、96年に国内で3頭目の「国産介助犬」となった。今では木村さんの約50の単語を理解し、電気のスイッチ操作、ドアや引き出しの開閉などができる。
「身体障害者補助犬法」は、シンシアはじめ、全国で障害者の身体の一部となって活躍している盲導犬、聴導犬、介助犬の公的施設、公共施設、宿泊施設の利用を保障する新法。今年5月に成立し、同10月施行の予定。 【吉野茂毅】
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★★ 6月13日 読売新聞・東京本紙・朝刊 ★★
「介助犬」の役割知ってほしいワン! 22日に多摩でシンポジウム=多摩
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★★ 6月16日 朝日新聞・朝刊・千葉版 ★★
山口亜紀彦さん 体の一部(拓く 21世紀のナビゲーター)/千葉
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★★ 6月24日 読売新聞・東京本紙・朝刊 ★★
[ひと十字路]介助犬の普及と育成に取り組むトレーナー 水上言さん=多摩
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★★ 6月28日 毎日新聞・大阪本紙・朝刊 ★★
[みんな一緒]バリアフリー新世紀 身体障害者補助犬法成立
障害者の社会参加を大きく前進させる「身体障害者補助犬法」が成立した。公共施設、乗り物すべてに補助犬(介助犬、盲導犬、聴導犬)の受け入れを義務付け、バリアフリー新時代へ導く画期的な法律だ。国産初の盲導犬が登場して45年。献身的に働く補助犬に支えられながら、社会の無理解と闘い続けてきた多くの障害者の願いがようやく実現する。補助犬に託してきた思いや立法を受けた期待の声、課題を聞いた。 【阪神支局】
◆法制化きっかけの介助犬 木村さんとシンシア
車椅子のコンピュータープログラマー、木村佳友さん(42)=兵庫県宝塚市=と、介助犬シンシア(雌、8歳)。この“名コンビ”が法制化のきっかけをつくった。
シンシアは、もともとはペットだった。いたずらに手を焼いた木村さんが半ばしつけのつもりで、育成団体に訓練に出すと才能が開花、96年に介助犬としてデビューした。「手足」として欠かせない存在となったが、何度も同伴拒否を受ける。その日々を毎日新聞が連載で紹介すると、支援の輪が一気に広がった。
99年2月、木村さんとシンシアは国会を訪問。これをきっかけに100人以上の与野党議員が参加する「身体障害者補助犬を推進する議員の会」が誕生した。「夢はあきらめなければ、実現するんですね」
■写真説明 法案の衆院厚労委員会可決をインターネット中継で確認し、喜ぶ木村佳友さんと介助犬のシンシア=河内安徳写す
◆これからが正念場 米で訓練、千葉さん
車椅子の障害者で介助犬育成団体代表を務める千葉れい子さん(43)=神奈川県厚木市=は、日本で初めて介助犬と暮らした。テレビ番組でアメリカに介助犬がいることを知り、90年に渡米。ブルースと出会い、1年近い現地訓練の後、一緒に帰国した。当時「介助犬」という言葉さえ誰も知らず、外出先では同伴を認めてもらうよう交渉を繰り返した。苦労だらけだったが「ブルースのおかげで自分らしく生きられるようになりました」と振り返る。
ブルースはその後、体調を崩して米国へ帰国。5年前から、自ら訓練したシーナ(雌、5歳)と暮らす。千葉さんは「法律は成立したが、本当に自由に行動できるようになるかは、まだ分かりません。これからが正念場だと思っています」と話している。
■写真説明 千葉れい子さんとシーナ
◆聴導犬と30年ぶり旅行 みかんと岸本さん
聴覚障害者の岸本淑子さん(63)=大阪市阿倍野区=をサポートする聴導犬みかん(雌、3歳)は雑種の捨て犬だった。99年3月に保護され、育成団体で訓練を受けて聴導犬になった。
2年前にみかんが来てから、岸本さんの生活は変わった。
インターホンの音に気付かなかったり、風呂や洗濯機の水を流しっ放しにすることはなくなった。トイレのノックや火災報知機も分かるため、不安なしに外出できる。
5月には聴覚障害者の夫(65)と新婚旅行以来、30年ぶりに信州に泊まりがけで旅行した。
「補助犬法は本当に待ち望んだ法律です」と喜ぶ岸本さんだが「認定団体になるには多額の資産が必要だったり、同伴拒否に対する罰則規定がないなど問題もある」といい、法の実効性が高まることに期待を寄せる。
■写真説明 「みかんが一緒だと安心」と話す岸本淑子さん
◆3本脚のサーブ
82年、左前脚を切断する重傷を負いながら、主人を車から守った岐阜県の盲導犬サーブ(雌、11歳で死ぬ)の活躍で、盲導犬の知名度は、子どもたちにまで一気に高まった。
事故後、サーブを育てた中部盲導犬協会(名古屋市)に全国から手紙が寄せられた。「いじめられても頑張って登校する」と足に障害を持つ児童。自殺を考えていた女性は「サーブは人を助けたのに、私はおなかの子を殺そうとした」と書いた。児童書「がんばれ!盲導犬サーブ」がベストセラーに。そして、自賠責保険制度が見直され、自動車事故で負傷した盲導犬の治療費は保険の対象となった。
86年、JR名古屋駅前に銅像が建った。その2年後、天寿を全うする。3本脚のサーブは優しい目で社会を見守る。
■写真説明 左前脚の手術を受けた当時のサーブ =中部盲導犬協会提供
◆身体障害者補助犬法 国や自治体管理の施設や公共交通機関、不特定多数が利用する民間施設(スーパー、ホテルなど)に「補助犬同伴を拒まないよう」義務付け、補助犬使用者を雇用する事業所や入居する民間マンションにも努力義務を設けた。一方で、補助犬の安全性確保のため、厚生労働大臣の指定法人による認定制度を導入した。罰則はないが、3年後に見直しを図る。肢体不自由、視覚、聴覚の障害者は全国に220万人以上いるが、補助犬は900頭弱しかいない。今後は良質な補助犬をいかに普及させていくかも課題となる。
毎日新聞のキャンペーンや木村佳友さんとシンシアの国会訪問をきっかけに99年7月に結成された「身体障害者補助犬を推進する議員の会」が取り組んだ議員立法。
◆信頼崩れぬよう注意を 育成短大、塩屋さん
「法律ができたから犬が育つわけではない。それだけで障害者が幸せになるわけでもありません」。1957年に国産初の盲導犬チャンピイ(雄、12歳で死ぬ)を育てて以来、860頭の盲導犬を送り出した盲導犬育成団体「アイメイト協会」(東京都練馬区)理事長の塩屋賢一さん(80)=写真=は口元を引き締める。「ちゃんとしつけられた犬が社会に出ることが大事。犬を掌握することは生易しいことではありません」
鉄道で盲導犬を同伴できるようになるまでに約20年かかったことが、記憶に生々しい。補助犬法が、議員連盟結成から3年足らずで成立したことに「うれしいが、急激に進み過ぎて不安も感じる」と言い「盲導犬が得てきた社会の信頼が崩れないよう、使用者も育成団体も十分に注意してほしい」と話した。
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★★ 6月28日 毎日新聞・大阪本紙・朝刊 ★★
[みんな一緒]バリアフリー新世紀 補助犬議連会長 橋本龍太郎元首相語る
議員立法を進めた超党派の議員連盟「身体障害者補助犬を推進する議員の会」(101人)の会長、橋本龍太郎元首相に成立への思いや今後の課題を聞いた。 【阪神支局長、川口忠範】
超党派で提出し、衆院、参院とも全会一致で成立しましたね。
◆中身が中身だけに、きれいに通したかった。うれしかったですね。1カ所も“荷崩れ”しなかった。こんなケースは珍しいんです。
議連の会長を引き受けた時の気持ちは?
◆父(元厚相)は病気の後遺症で肢体不自由となり、私が物心ついた時には、ステッキや松葉づえを使っていました。介助犬使用者の方にお目にかかった時、こんな犬がいれば、父はどんなにハッピーだったろうと思いました。人ごととは思えなかった。父は9回も引っ越したんですが、そのたびに段差を直し、照明の高さも変えなくてはならなかった。介助犬がいれば父の生活は全く変わっていたでしょう。
運用の補助犬の認定基準など、国の省令はこれから決まります。
◆適性のある犬をどうやって選択するのか、訓練士の資格はどうするのかも、今後、検討して法律に肉付けしていかなければなりません。全く新しい分野で、これからどんな問題が起きるか予想できない。だから厚労省にも役所だけで決めないでほしいとお願いしています。専門知識を持つ人の意見を聞いてほしい。法律が無視されるようなケースがあったら、私たちに教えてほしいと思っています。
補助犬同伴を「権利」として認めたことで、「扶助」が中心だった従来の福祉法の枠を破ったといえますね。
◆そうです。障害者がその障害を乗り越えて行動する自由がこの法律で確認されたともいえます。補助犬は障害者が人間らしく生きるためのツールです。法が本当に障害者に役立つように運用されなければならない。私たちが力を尽くすのはむしろこれから、という思いです。
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★★ 6月30日 毎日新聞・朝刊・奈良版 ★★
木村佳友さんを招き、人権教育講演会 介助犬シンシアが同伴−−奈良市立東市小/奈良
奈良市立東市小学校(同市古市町)のPTAが29日、会社員で日本介助犬アカデミー理事の木村佳友さん(42)=兵庫県宝塚市=を招き、人権教育講演会「介助犬と生きて(シンシアがくれた希望)」を開いた。介助犬のシンシアも同行、児童とその保護者ら約500人を前に介助の実演などをした。
木村さんがシンシアの生地、奈良県で講演するのは3回目。木村さんは15年前、交通事故で車椅子の生活になり「死にたい」と思ったこと、周囲の励ましやシンシアとの出会いにより生きがいができたことなどを語り、ビデオやスライドを交えシンシアとの生活を紹介した。最後にシンシアが缶ジュースや鍵などを口にくわえて木村さんに届ける様子を実演すると、会場では盛んな拍手が起こった。
シンシアをなでさせてもらった中谷有沙さん(10)は「すごく優しい犬だと思った」と、おとなしいシンシアに驚いていた。木村さんは「講演を聞いてくれた子どもが、介助犬のことを理解し、率先して受け入れてくれる大人に育ってくれれば」と話していた。 【最上聡】
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★★ 6月30日 読売新聞・朝刊・奈良版 ★★
介助犬などへの理解求め講演会 兵庫の会社員・木村佳友さんが奈良市で=奈良
介助犬と暮らしている兵庫県宝塚市の会社員木村佳友さん(42)が二十九日、奈良市古市町、市立東市小に招かれ、「介助犬と生きて」をテーマに講演し、障害者や介助犬への理解を求めた。
同小PTAが企画し、児童と保護者ら計約五百人が体育館に集まった。木村さんは二十七歳の時の交通事故以来、車いす生活で、六年前から介助犬の「シンシア」と一緒。シンシアは八歳のラブラドールレトリバーの雌で、指示通りジュース缶や電話の受話器をくわえて渡すところも披露し、木村さんは「介助犬や障害者を温かく受け入れる社会を作ろう」と呼びかけた。
五年生の沢山弥加さん(11)は「初めて介助犬を見た。人の言葉を理解して助けるなんてすごい」と驚いていた。
■写真説明=介助犬シンシアの活躍ぶりを児童らに披露する木村さん(奈良市古市町の市立東
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★★ 6月30日 朝日新聞・朝刊・奈良版 ★★
介助犬シンシアと共に 宝塚の木村さん、奈良・東市小で講演/奈良
奈良市古市町の東市小学校で29日、体の不自由な人の生活を助ける介助犬のシンシア(8歳、メス)と共に暮らす、兵庫県宝塚市の会社員木村佳友さん(42)の講演会があった。
木村さんがシンシアとの生活をスライドを交えて紹介。スーパーやレストランに介助犬と一緒に入れるようになるなど、理解されてきてはいるが、もっと自然に受け入れるような社会になって欲しいと話した。また、木村さんの指示を受けたシンシアが、缶コーヒーや鍵などを机から運んでみせると、児童、保護者ら約500人から盛んな拍手があった。
最後に、児童2人が代表して、木村さんの指示でシンシアに触れた。頭をなでた同小5年の中谷有沙さんは「シンシアは毛がつるつるしていてかわいかった。おとなしくて、かしこいですね」と話した。
■写真説明=木村さんの指示で児童に近寄る介助犬シンシア=奈良市古市町の東市小学校
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★★ 6月30日 読売新聞・東京本紙・朝刊 ★★
[東京ホットぷれいす2002]介助犬トレーナー 愛情いっぱいに訓練=多摩
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★★ 6月30日 中国新聞・朝刊 ★★
介助犬と暮らしたら 愛知の塩野谷さん、広島で講演 転倒した!…「携帯」をパス、命拾い 周りの理解…困った「入店お断り」
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