★★ 4月22日 毎日新聞・大阪本紙・朝刊 ★★
音の文庫:連載童話「グッドガール! シンシア」、朗読ボランティアが尽力、CDに
◇読み手のぬくもりも
車椅子で生活する兵庫県宝塚市の木村佳友さんと介助犬シンシアをモデルにした毎日新聞の連載童話「グッドガール! シンシア」(文・寺田操さん、02年1月掲載)が、「音の文庫」として2枚組のCDになった=写真(下)。目の不自由な人やお年寄り、字を読めない子どもらに作品を楽しんでもらおうと、大阪の朗読ボランティアグループ「花音(カノン)」が作成した。代表の吉田高子さん(36)は「シンシアの優しさのメッセージを、声に心を乗せて届けたい」と話している。【遠藤哲也】
「花音」は01年7月、市民向けの朗読ボランティア養成講座で知り合った30代から60代の主婦や女性会社員らで結成。これまで京都大医学部付属病院小児科などで、絵本の朗読ボランティアをしてきた。
カウンセラーでもある吉田さんは96年、介助犬普及を訴える木村さんの講演会を手伝う機会があり、木村さんと妻美智子さん、シンシアの“3人”の信頼関係に感動し、木村さん家族と親交を深めてきた。
CD化は、「グッドガール! シンシア」を美智子さんから聞いた吉田さんが、「朗読でより多くの人に、障害のある人の手足となって働く介助犬を知ってもらおう」と、メンバー10人に呼び掛けて、02年12月から取り組んだ。大阪市中央区のボランティアセンターに土曜日などに集まり、録音と編集を重ねた。
CDには、作品の第1章「きみとみた星空」から第4章「ともだちがいっぱい」までと「あとがき」として、昨年10月に完全施行された「身体障害者補助犬法」の意義を説明する言葉が収録された。
京大病院や宮城県立こども病院、福祉施設など約10カ所に無料で配布する。作者の寺田さんは「音は読み手のぬくもりが伝わります。活字とは違った柔らかさと温かさで、多くの人に触れてもらえたら」と喜んでいる。
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希望者には実費(1200円・送料は別に500円)で配布する。問い合わせは「花音」(ファクス06・6945・9323か、電子メールhar36520@star.odn.ne.jp)へ。
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