★★ 3月 7日 毎日新聞・阪神版・朝刊 ★★
身体障害者補助犬:「従業員に周知徹底を」 木村さんらが接客サービス講座 /兵庫
◇ホテルや飲食店、補助犬同伴拒否多く−−シンシアと木村さんらが講座
身体障害者を助ける補助犬と、その同伴者の受け入れについて学ぶセミナー「すべての人に優しい接客サービス講座〜身体障害者補助犬同伴の受け入れ方」が6日、大阪市北区梅田3のホテルで開かれた。
全国介助犬協会と日本介助犬アカデミーが主催。同アカデミーによると、身体障害者補助犬法が一昨年10月に完全施行されたものの、飲食店やホテルなど受け入れ側の同伴拒否が後を絶たないという。このため、受け入れ側の啓発を行い、使用者のスムーズな社会参加を図るため、東京に続いて大阪でも行った。
この日は、ホテルやデパートの社員ら約80人が参加。同アカデミーの橋爪智子事務局長が補助犬の現状と課題について「従業員に意識の徹底を図るには、各事業所に担当者を置くことが大切。使用者が同伴拒否された場合の救済機関の設置を義務付ける法改正も必要だ」と述べた。東京の京王プラザホテルや高島屋の担当者が受け入れ事例について紹介した。
この後、「使用者の立場から」として、宝塚市で介助犬シンシアと暮らす木村佳友さんら3人が受け入れ側に対する要望などを話した。木村さんは「法律について知らない人が多いので、従業員に対する周知徹底を推進してほしい」と訴えた。
参加者からは「入店を拒否した時の受け入れ側の理由について教えてほしい」と質問があった。全日本盲導犬使用者の会の清水和行会長は「『ほかの客が嫌がるから』というのが多いが、本当だろうか。まず断ろうと思い、後付けの理由でそう言っているのではないかと感じる」と指摘した。【吉田勝】
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