★★ 7月 6日 毎日新聞・大阪本紙・朝刊 ★★
補助犬法改正案は、今国会提出できず
通常国会が5日閉会したことで、民間職場への補助犬受け入れ義務化などを柱とした「身体障害者補助犬法改正案」の今国会提出が見送られた。超党派の国会議員からなる「身体障害者補助犬を推進する議員の会」(津島雄二会長)が改正案を取りまとめ、今国会への提出を目指していた。年金問題で与野党が全面対決する中、日程通りに厚生労働委員会が開かれず、実現しなかった。
改正案のポイントは、障害者雇用義務のある事業所は職場への補助犬同伴を拒んではならない▽都道府県などは補助犬受け入れ施設からの苦情や相談に応じる−−などだった。介助犬「エルモ」と暮らす兵庫県宝塚市の木村佳友さん(47)は「10万人以上の署名を集めるなどして準備を進め、あとは提出するだけという段階まで来ていたので残念。選挙後の国会で早期に成立することを期待したい」と話した。
02年に成立し、03年に全面施行された同法は、不特定多数の人が利用する施設への補助犬受け入れを義務付けている。しかし、法施行後も同伴拒否が相次ぎ、補助犬使用者からは行政が調整役を果たすよう求める声が強かった。【山田奈緒】
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