パッションフルーツの挿し木苗について。

パッションフルーツの苗を作るのには種から蒔いて苗を作る方法がありますが、私の場合挿し木で新しい苗を作っています。以下の説明は福岡地域での処理です。

6月中旬から8月にかけて、先ず枝の一部を切りとり、写真のように葉を2枚程度残して両端を切ります。更に残した葉を半分ぐらいの大きさに切り詰めて30分程度水につけて水揚げをした後、専用の土を入れた鉢に挿します。土はガーデニングショップで売られている挿し木用の土を利用すると良いでしょう。私は鹿沼土の細小粒やゼオライトを利用しています。
やがて1ヶ月間ほど土が乾燥しないように日陰に置いて育てます。やがて新芽が見えてきたら根も出てきますので植え替えです。


最初に植え替えた冬越しの鉢です。

その間水を切らさないようにして置くと、新しく芽が出て来る頃には白い根が伸びています。それを普通の野菜用などの用土を使用した鉢に植えます。まだ暖かい秋の間に伸びてきた苗は気温が10度以下に下がってきたら、冬を越させるため温室や室内に取り込み翌年の春を待ちます。春は気温が15度を超えた辺りからぐんぐん伸びてきますので私は更に大きな鉢に植え替えて支柱を立てました。支柱は1.5mぐらいの長めの物2、3本を立てました。暖かくなると蔓がどんどん延びて、早めに挿し木すると気温が高いうちに大きな苗に育ち、翌年の育成が早くなり良いでしょう。

6月上旬に剪定の仕残しの枝を切りましたが、その一部を挿し木にしました。写真の左苗は7月中旬に撮影したもので、ここまで大きくなって来ましたが、このまま大きくなると秋の花芽が出るかもしれません。こうなると後が楽ですね。ただ同じ時に挿し木した右の枝は、挿し木の時にはっきりとした芽が付いていませんでしたが、かなり発育が遅れてやっと芽が出てきました。やはりさし木の枝の状況を良く見ておく事が必要です。