|
今日は少し趣を変えて,私が興味を持っている陶磁器の古くからある窯元について少しづつお話しましょう。今回は佐賀県を中心に一部熊本県、沖縄県について述べます。 次に訪問したのが久留米市に近い北茂安町にある白石焼です。不覚にも私は数日前までその存在さえ知りませんでしたが、偶然知る事となり、とにかくこの目で確かめたいと早速、車で出かけました。静かな農村に数軒の窯元が点在しますが、この窯元も鍋島藩の分家の窯元で当時伊万里の大川内から陶工を連れて来て創めた窯だそうです。最初は大川内焼と同じ磁器を焼いていましたが、江戸時代後半に京都から来た陶工が京焼風の陶器を焼き始めて、陶器の窯元として今に至っています。陶器ですが京風を思わせるなかなかの味わいのある焼物もあり、こんな所にこんな窯元があったのかとまたまた驚きました。 さて最後は嬉野町の肥前吉田焼と言うこれも古い窯元(1577年開始)にも行って見ました。ここはほとんど有田焼の流れで、今は一般的な大量生産の日常の磁器を焼いている所です。古くはこの地で陶石が掘り出されていたのでこの地で磁器の生産が始まったと言うことでした。それにしても古くは桃山時代から、こんな辺鄙な山の中で焼物が焼かれていたとは驚きです。 佐賀県は有名な有田焼、大川内の鍋島窯、黒牟田、唐津の窯元があり佐賀は焼物の宝庫です。さすが佐賀県ですが、知られていない古い窯元がもっとありそうなので、これからも探すのが楽しみです。有田の近くには長崎県佐世保市の佐賀県境近くに三川内焼や波佐見町の波佐見焼があります。これも古い江戸時代のそれぞれ平戸藩、大村藩の藩窯で魅力があります。また長崎市(現川町)に17世紀末に始まった現川焼も既に廃窯になりましたが、現在は再び三川内町の木原で焼かれています。 |
|
ここに出てくる窯元の位置関係は地図の上で見てください。 |
![]() |
![]() |
![]() |
|
|
| |
|
|