シュヴァリエワインの選定・輸送・熟成
※ 選定
シュヴァリエワインには「フランス・お百姓元詰めワイン」とステッカーが貼ってある。 自己の畑のぶどうだけを使って,お百姓自身が手造りしたワイン。つまり何件もの原酒を桶買いブレンドしたネゴシアンものとは一線を画した意味がある。
選定に当たっては社長が収穫年ごとに現地に赴き,試飲した上で買い付ける。(ボルドーの場合は他の地方と異なり,シャトーが大規模で直接売りをしていないところが多いので地元の名門商社を通じて買い付けている。)
特級シャトーであろうと必ず収穫年ごとに利き酒をし,価格に対し品質の高いワインだけを選定している。

※ 輸送 〜ワインが変質をする条件〜
1.冷蔵庫4℃では約1週間:冷え過ぎると酸素がワインに溶解する条件が整い,過度な酸化をする。
その上モーターの振動,庫内の乾燥によってコルクが収縮し,酸化を加速させる。
2.35℃に放置すると約1時間:そんな短時間で,と驚かれるかもしれないが,化学反応の過激な促進により,変質する。
3.エアコンの風に当てると数ヶ月:温度は8〜23℃,湿度は60%以上が保存の条件。エアコン倉庫は温度的には良いが,風が問題。 加湿器があろうとコルクの湿気が奪われ,酸化する。
さて,買う前に既に変質したワインが多く市販されている。フランスからは約1ヶ月かけて輸送されるが,多くの商社がドライ・コンテナを使用している。
温度管理をしないで灼熱のインド洋等を越えてくるのである。シュヴァリエワインはリーファ・コンテナの使用はもちろん,定温倉庫で保管して通関後,大谷町の地下蔵へと運び込まれる。

※ 熟成
フランスから到着後,若すぎる物を中心に栃木県大谷町の地下蔵に貯蔵する。
この蔵は大谷石を採掘した洞窟を利用しており,冬で10℃,夏でも16℃,湿度85〜98%と理想的な環境にある。
この蔵で熟成を待ち,健康で飲み頃になったワインを市場に送り出している。

以上,シュヴァリエ社のリーフレットより抜粋致しました。



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