知っておきたい住宅性能を表す数値

   省エネルギー基準による地域区分は、全国をT地域からY地域に分けています。
  大工産が主に担当するのはW地域になります。
  「熱損失係数」は断熱全体を住宅全体で判断でき、熱貫流率熱抵抗値で判断できない各部位の断熱性能の
  バランスを把握することができます。
  従って、窓などの開口部面積の調整、気密性を良くして換気による熱損失を少なくするなど、いろいろな角度から
  断熱性能を検討することができます。
   ちなみに住宅の熱損失の割合は、高断熱・高気密住宅の場合、外壁3割、窓から3割、換気3割、その他1割です。
  W地域では窓・ドアから5割、外壁2割、換気2割、その他1割といわれています。

   熱貫流率(K値):外壁や天井などの各部位の断熱性能を数的に表します。
              壁の両側の空気温度に1度の差があるときに単位時間当たりに壁1uを通過する熱量
              熱抵抗値=厚さ/熱伝導率
              熱貫流率=1/熱抵抗値

 気密性能を表す数値です。
家の外と中で熱が出入りするルートには壁、窓、屋根、床以外にもあります。
外とつながっている隙間がそうです。
空気には熱が蓄えられています。
従って空気の出入りに伴い、熱もでいりします。
 当然この隙間が小さいほど省エネに貢献します。


なぜ高断熱が必要なのでしょうか

  快適な温度の維持
  温度差をなくす
  表面結露の防止
  暖冷房費の節約
  省エネルギー(排出する二酸化炭素の減少)
      省エネルギー基準
 昭和54年制定の「エネルギー使用の合理化に関する法律」(省エネ法)に基づき定められた基準です。
以降平成4年、平成11年に改正・強化され現在に至ります。
 昭和55年基準を「旧省エネ基準」
 平成4年基準を「新省エネ基準」
 平成11年基準を「次世代省エネ基準
と呼んでいます。
 またそれらは、現行の住宅性能表示制度における省エネルギー対策等級における、等級2,3,4にほぼ対応しています。

       住宅性能表示制度
 平成12年4月1日に施工された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」にもとづき、同年10月に運用開始された制度です。
性能表示基準は10分野・29事項から成ります。
   @構造の安定に関すること
   A火災時の安全に関すること
   B劣化の軽減に関すること
   C維持管理への配慮に関すること
   D温熱環境に関すること
   E空気環境に関すること
   F光・視環境に関すること
   G音環境に関すること
   H高齢者等への配慮に関すること
   I防犯に関すること

 大工産は「住宅性能表示制度」にも「瑕疵保証制度」にも対応しています。