検索エンジンとは

検索エンジンは、インターネットのユーザーが、自分が必要とするホームページを見つける際に使う最も基本的なツールです。

検索エンジンには、(狭義の)検索エンジン(Search Engine)ディレクトリー(Directory)の2つがあります。この2つはよく混同されます。

検索エンジンとは

この違いを説明する前に「サイト(Web site)」と「ページ(Web page)」の区別について理解しておいて下さい。「サイト」とは、webページの集合で、複数のページをまとめた単位のことです。「ページ」とは、1枚のHTMLを指し、サイトを構成している最小の単位です。例えば、Danchan's Home Pageの場合、http://village.infoweb.ne.jp/~danchanでくくられる私のホームページ全体をサイトと言い、このサイトは、あなたが今読まれている「検索エンジンの使い方」(http://village.infoweb.ne.jp/~danchan/search.htm)の他「Mysteryの楽しみ方」(http://village.infoweb.ne.jp/~danchan/mysterylink.htm)、「DOG YEAR & WEB YEAR(自己紹介)」(http://village.infoweb.ne.jp/~danchan/introduction.htm)などのページから成っています。「サイト検索」と「ページ検索」の違いは、検索エンジンが何を単位で検索するか、つまりサイト単位かページ単位かの違いです。

(狭義の)検索エンジンは、色々なニックネームのついたコンピュータ・プログラム(wanderer, crawler, robot, worm, spider等と呼ばれています)がWWWの各ページのデータベースを作るために、クモの巣のように張り巡らされた世界中のインターネット上のホームページを定期的に勝手に「泳ぎ回り」ます。ホームページの作成者が登録する必要はありません。集めた「ページ」の情報を膨大なデータベース(アメリカには15億ページというデータベースをもっている検索エンジンもあります)に保存していくので、ユーザーが、いくつかのキーワードを入力し、”Submit ”ボタンを押すだけで、求めたいページを探し出してくれるのです(キーワード検索)。ロボット型検索エンジンとも言います。

検索の対象となる語句は、ページのタイトルやテキストのすべてですから、専門用語などの特殊なキーワードでも検索できます。しかし、キーワードによっては膨大な数のページが検索結果に現れるので、その中から求めているページを探すのが大変ということも起こります。これは「絞込み」検索というテクニックでかなりの程度解決できます。Googlegooが典型的な検索エンジンです。

検索エンジンとは異なり、ディレクトリーは手作業によって作られています。ディレクトリーの運営者(編集者)が新しいホームページを探すこともあるでしょうが、通常はホームページサイドでアクションがとられます。すなわちホームページの作成者によって(自薦)あるいは第三者によって(他薦)、登録の申請が行われます。それから、編集者の手作業で適当なカテゴリーに分類されます。該当する分野(カテゴリー)をツリー式に下って行って関連の項目を検索するのです(カテゴリー検索)。ディレクトリー型検索エンジンとも言います。

カテゴリーに分類するという人手を使ったアクティブな作業が入っているので、キーワードと検索結果との相関は高くなり、検索エンジンによる検索よりも良い結果をもたらしてくれることが多いようです。しかし、当然のことですがカバーしているサイト数は検索エンジンの比較になりません(多くても数10万サイトでしょう)。キーワードを使うとき、検索エンジンが「ページ」を検索の対象にしているのに対し、ディレクトリーは「サイト」のタイトルとサイトの紹介文が検索の対象となっています。その性格上、専門用語など特殊なキーワードではヒットしません。逆に会社や団体のオフィシャル・ページを見つけるときには大体一発で探すことができます。キーワードを使わずに、ディレクトリーの階層をたどって目的のサイトを探すこともできます。Yahoo!Yahoo! Japanが典型的なディレクトリーです。

ディレクトリーにも特徴があり、登録されたサイトを内容にまで立ち入らないでカテゴリーに分類するものから、編集者がかなり吟味した上で評価済のデータベースに加えらるものまでいろいろあります。米国のArgus Clearinghouseになると専門家によってチェックを受けたものだけが選別されてデータベースに加えられています。

必ずしも厳密ではありませんが、一般にディレクトリー型検索エンジンとロボット型検索エンジンの違いは次の3点にまとめられていますので参考にして下さい。

ロボット型にもディレクトリー型にも検索エンジンのサイトには検索ボックスがあります。この検索ボックスにキーワードを入力して検索ボタンsummitボタン)を押せば、検索が始まります。検索者の行う動作は同じですが、上に述べたように検索エンジンの仕組みは全く異なっているわけです。同じキーワードで両方のタイプの検索エンジンを使ってみて、違いを実感してみて下さい。

ロボット型かディレクトリー型かどちらの検索エンジンを使うべきか。これはそもそも役割が違うわけですから、「目的に応じて」使い分けるとしか言えません。WWWを本にたとえて、ディレクトリー型検索エンジンは「目次」、ロボット型検索エンジンは「索引」の役割を果たすとも言われます。本で何かを探すときに目次を使うか索引を使うか、皆さんはいかがでしょうか。各人の好みもありますから、自ずからよく使う検索エンジンというのは決まってくるでしょう。私の場合には、本で調べ物をするときは索引に頼ることが多いせいか、たいていの場合ロボット型で済ませています。日本にしっかりしたロボット型検索エンジンがなかった頃はアメリカのAltaVistaを愛用していました。日本にgooが登場してからはしばらくgooに惚れ込んで、今はGoogle一本です。

ロボット型とディレクトリー型の2つに分かれるとはいっても、ロボット型にもカテゴリー検索機能が付いていたり、またディレクトリー型にもキーワード検索機能が付いていたりします。たとえば、最近、ディレクトリー型エンジンエキサイトが、ロボット型検索エンジンにライバルのGoogleを採用したというニュースが流れましたが、これ以外にすでに大手ディレクトリー型検索エンジンのYahoo! Japan@niftyBIGLOBEAllAbout JapanがGoogleを採用しています。逆にGoogleにもさっぱりしすぎであまり使いたいと思いませんがディレクトリーが付いています。

検索エンジンというのは一体いくつあるのでしょうか。次から次に生まれています。たとえば、Search Tools for Web Sites and Intranetsには200以上のアメリカのロボット型検索エンジンが紹介されています。サーチエンジン登録ガイドには、日本の「総合型検索エンジン」として510のリンクが張られています。でもよく知られよく使われている検索エンジンはいくつかに絞られます。このページではよく知られよく使われているものを中心に紹介しますので、自分の好みに合ったものを見つけて下さい。徹底的に使いこなすことが重要です。

(01/27/2002)

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