海外の検索エンジン
まず、海外の主要な検索エンジンを紹介します。
· AltaVista★
もっとも古いロボット型検索エンジンのひとつ。1995年12月に登場した。Digital Equipment社が開発。その後998年にコンピュータ・メーカーのCompaqがDigital
Ecquipment社を買収し、AltaVistaもCompaqが運営するようになった。今はスピン・オフで別会社になりCMGIに所有されている。一世を風靡したAltaVistaがどのようにして誕生したかは「AltaVista物語」を参照。
1996年6月にはYahoo!と提携し、Yahoo!の推奨検索エンジンとなった(今はYahoo!はGoogleと提携)。検索ロボットが世界中のWWWサーバーを24時間駆け回っている。当然サイトに関するデータは膨大。2001年12月現在登録ページ数は5億5000万ページといわれている。97年にこのページで紹介したときは「なんと3000万ページ」と書いたからそのデータベースの増加スピードには恐ろしいものがある。
どんなキーワードを入れても必ずヒットし、検索スピードもひじょうに早い。Digital Ecquipment社が運営していた頃は、他の検索エンジンのようにゴチャゴチャと色々なものが並べられておらず、キーワード検索に徹したスッキリしたページレイアウトになっていて私のお気に入りだった。Compaqが買収してからは、ポータルサイトへの変身を図ってか、検索ボックスの下にディレクトリーがついて並みのレイアウトになった。残念!
もっともデータ量が多すぎて普通のキーワード検索ではヒット数が多すぎるのが難点。普通のSimple
Queriesだけでなく、検索条件を指定するAdvanced Queriesをうまく使うのがコツ。AND、OR、NEARおよびNOTのブール演算子を使いこなすには慣れが必要だが、いったんマスターすれば、他の検索エンジンより「軽く」、手放せなくなる
AltaVistaのAdvanced Queriesに慣れると他の検索エンジンにも応用がきく。詳しい使い方をまとめてあるので参照して下さい。
イメージ検索の場合には、キーワードの後に image:*を付けるだけでよい。たとえば、Demi Mooreの画像ファイルを検索する場合には、「+Demi+Moore image:*」と入力すればよい。Demi
Moore全般ではなく、Demi Mooreの画像があるページだけを検索してくれる。ただし、今は、検索ボックスの上のTry your search
in: Images ・ Video ・ MP3/Audio ・ News のImagesを選択すると、イメージ検索専用の検索ボックスが現れるようになっているので、そこに単にDemi
Mooreと入力するだけでよい。
同じように、Video、MP3/Audio、Newsについても専用の検索ボックスがある。
尚、AltaVistaはアメリカの検索エンジンなので、日本語のキーワードを入力しても検索できないが、「AltaVista Search日本サイト」というAltaVistaのインターフェースを日本語化したサイトがある。
· Hotbot
1996年5月、世界最大の登録ページ数を誇りAltaVistaより強力と言われて登場した。Wired Digital社が運営していたが、同社は1998年Lycosに買収された。しかし、Lycosは引き続きHotbotをLycosとは別の検索エンジンとして現在も運営している。Hotbotの検索結果はまずDirect
Hitから、次にInktomiから取り込まれる。検索スピードはなかなか早い。
検索条件もキメ細かい。AltaVistaとどちらを選ぶかは趣味の問題か。
· Lycos
Lycosはロボット型エンジンとしてスタートしたが、1999年4月、Yahoo!に似たディレクトリー型検索エンジンに変身した。データは主としてAllTheWeb.comとOpen
Directoryから採られている。
1998年、LycosはHotbotを買収したが、LycosとHotbotの両方の検索エンジンを独立に走らせている。
· Google★
現在最大のデータベース(15億ページと言われている)を有するロボット型検索エンジン。
アメリカはスタンフォード大学の学生Sergey BrinとLarry Pageが、1995年に、リサーチ・プロジェクトの一環としてGoogleを作った。1998年に2人は、世界中の情報を整理し広く利用できるようにすることを目的としたGoogle,
Inc.という会社を作った。ここで、Googleは検索エンジンの試作品として公開されたのだ。Googleという不思議な名前は、10の100乗を表す数学用語“googol”から来ていると言われている。データベース化されているサイトの数が膨大であることを意味しているのだろう。
Googleは各ページのランク付けをするのにリンクの分析を行っている。これにより、ロボット型検索エンジンではあるが、脈絡のない検索結果でなく、自分が求めているページが検索結果の上位に来る確率が高い。現在もっとも人気のある検索エンジンだ。日本語版のGoogleには「Googleの人気の秘密」という自信に満ちたページがあるので一度覗いてみるべき。Yahoo!やNetscape
Searchなどに検索結果を提供しているし、そのイメージ検索力はOpen Directoryにも使われている。
詳しいことは日本語のGoogleで説明する。
· Excite
1995年暮れに登場し急激に知名度を増していった検索エンジン。こんなことを今更書いても無意味だが、検索エンジンの歴史の一こまということでMagellanについて書いておく。97年にこのページを作ったとき、
「単なる検索だけではなく、実際に調査スタッフがサイトの評価を行っている(rated and reviewed )ところに最大の特徴あり。評価済ページだけを検索して時間を節約するという使い方ができる。アメリカ人というのはよくやるなと感心。しかし、評価済ページは少ないので、有効な検索ができない可能性も高い。使い慣れていないせいか、検索条件の絞り込み機能は今一つの感あり。内容の深さ、構成のわかりやすさ、アピール度の3つの観点から各10点満点で評価される。総合点(満点は30点)により、4段階のレーティングが行われる。28〜30点が★★★★、22〜27点が★★★、13〜21点が★★、1〜12点が★。検索結果にあるReviewをクリックすれば評価内容が詳しく示される。また、健全なページ(?)には緑色のマークがつけてある。Magellanの名は、ポルトガルの探検家フェルディナンド・マゼランに因む。なお、1996年年7月にExciteに買収された。」
と書いた。
Exciteは、同年11月にWebCrawlerも買収した。これによりExciteは3つの検索エンジンを持つことになった。しかし、MagellanはExciteと見た目は違ったが、基本的に検索結果をExciteから得ていたので、結局誰もMagellanを使わなくなってしまった。そして、ついに2001年4月、ExciteはMagellanを閉鎖してしまったのだ。
尚、ExciteはまだWebCrawlerは維持している。
登場した頃は検索結果の表示方法とか特徴があったが、他の検索エンジンと変わり映えがしなくなった。
· Northern
Light
1997年8月に公開された、リサーチャーに人気のある検索エンジン。Northern Lightのユニークな点は通常ロボット型検索エンジンのspiderが簡単には入り込めない「スペシャル コレクション」と呼ばれる膨大なドキュメンツへのアクセスだ。ここには電子版の雑誌がフルテキストでデータベース化されている。このドキュメンツの検索は無料だが、読む場合には4ドルかかる。
· Ask Jeeves
これは通常の英文で質問をすると答えが返ってくるなかなかユニークな検索エンジンだ。1997年4月に登場した。子供用のAsk Jeeves for Kidsもある。
·
Direct
Hit
Direct Hitは、Ask Jeevesの子会社である。
Direct Hitは、自身およびHotbotなどの提携先サイトで、検索結果のどのページが多くクリックされたかを記録し、人気のあるサイトを検索結果の上位にもってくる仕組みを有している。いわば「人気度」検索エンジンだ。
ちなみに"afganistan"で検索すると、次のような検索結果(一部)が出てくる。人のマークの数が人気度を示している。"5
men"マークが最高だ。
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Popular Web Sites for "afganistan"
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Search Results 1-10 Ranked by
Popularity
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>>
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· Yahoo!★
世界で最も有名な典型的ディレクトリー型検索エンジン。1994年に登場した。インターネットを利用する人でYahoo!を知らない人はいないだろう。該当する分野(カテゴリー)をツリー式に下って行って関連の項目を検索する。キーワード検索は苦手で、Yahoo!のデータベースにキーワードに合致するサイトがない場合には、自動的に提携先Googleの検索エンジンに切り替えて検索される。
Yahoo!の成功の秘密はひとえに「人」にあると言われている。150人の編集者が100万以上のサイトを適切なカテゴリーに分類しているのだ。最初のメニューは14のカテゴリーに分類されており、何に分類されるのか慣れるまで少し迷う。
イメージ検索にはYahoo! Picture Galleryがある。
· LookSmart
LookSmartも代表的なディレクトリー型検索エンジンだ。独自のサービスの他、LookSmartはMSN Search、Exciteや他の提携先に検索結果を提供している。逆に、LookSmartのデータベースにマッチするものがなければ、Inktomiが検索結果を提供する仕組みになっている。
1996年10月に登場、リーダーズ・ダイジェスト社 がサポートしていたが、約1年後に会社の経営陣が買い戻した。
· Open Directory
Open Directoryはボランティアの編集者を使ってホームページをカタログ化している。1998年6月に登場したが、当初はNewHooと呼ばれていた。同年11月に、ネットスケープに買収された。ライセンス契約を結べば誰でもOpen
Directoryのデータベースを使うことができるようにしたが、ネットスケープ自身がライセンス契約第一号となった。ネットスケープのオーナーであるAOLも、GoogleやLycosと同じくOpen
Directoryの情報を使っている。
(01/27/2002)
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