団塊の世代の部屋
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1999 年7月17日土曜日 第1話 |
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団塊の世代とは、今の経済企画庁長官の堺屋太一さんが著書の題名にしたものだそうです。その世代が今や、会社の中でリストラの対象になっています。物心ついた時から、お前達は、一生競争だぞと、言われ続けてきました。今になって何でわれわれの世代がこんな目にあわないと行けないのか。どうも納得がいかない。 マァいいか。いや、あまり良くない。この部屋はどう進めるか考えながらやって行きます。 |
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1999 年7月18日日曜日 第2話 リストラ |
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最近、世間のリストラに警鐘を鳴らすような記事を幾つか見つけました。私の勤める会社でも団塊の世代への風当たりはきついものがあります。時代の流れといいますが、納得できるもので無いのは同じ世代のもの皆の偽らざる気持ちではないでしょうか? NIKKEI BUSINESS 1999年6月21日号有訓無訓「脅しの経営」は社員の心を蝕む久保田 浩也 「メンタルヘルス総合研究所代表」より ……略 素晴らしい考えだと思いませんか。「 それでもリストラしたいのなら、まずは経営者自身が責任を取って辞めることでしょう」と言うこの言葉を日本中の経営者につきつけたいものですね。今の日本にこんな考えを持った経営者が何人いるでしょう。その上、何でも部下の責任にしてしまう上司のなんと多いことか。上に媚びへつらい、下を虐める。実力主義と言いながら内実は単なる好き嫌いの世界でしかないのである。自分が出来もしないことを部下に求め、ノルマを強化しプレッシャーをかける。自分の気に入らないものにはキツク当り、できなければ全く違った職場に異動させる。全くの恐怖政治です。 そんな職場で誰が一生懸命に働くでしょうか?そこでやる気を亡くせば、待ってましたと責め立てる。全く、やってられませんね。極端なようですが、案外どこの会社もこの程度かもしれませんよ。 どうやったら皆が楽しく、自分の能力を発揮できるかという視点がないのです。人は恐怖でなければ動かないと思っているからそんな仕打ちをするのである。 著者が言ってるように、人間好きなことする時や、自分から進んでやる時には実力以上の力を発揮するものである。ならばなぜ従業員をそういう状況に置いてやることを考えないのでしょう。ただいたずらに上から仕事を押し付けるのでなく、力を発揮できるようなバックアップをしてやろうとしないのでしょうか。 確かに、怒ることは簡単です、頭を使わないのですから。しかし部下の能力を最大限生かすようにバックアップをするためには、頭を使わなければダメです。その部下の立場に立たなければ思いつかないのではないでしょうか。そのためには「部下のフルネーム」を覚えることも当然必要です。そういう管理職をつくらずにリストラの名をかりた人員整理しかできない経営者が多いのではないでしょうか。 2000 年4月5日水曜日修正 |
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1999 年7月25日日曜日 第3話 出光佐三 |
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21日から出張していたので書き込みが遅れました。 前回も言ったように所詮、企業は人あってのものなのですから。社員にやる気を起させる事のできる経営者であれば何の業種であれ不況をそれなりに乗り切って行くと思われます。 しかし、素晴らしい人もいるのです。日本経済新聞 1999年 (平成11年)7月11日(日)『20世紀 日本の経済人』そんな人が紹介されていました。「馘首(かくしゅ)してはならぬ」__。終戦の日から一カ月たった九月十五日、出光佐三は東京の本社に在京の店員 (社員)を集め、こう訓示した。……以下略
ちょっと時代がかっているところもあるが、私は好きだ。以前この出光興産に勤めていた女性がパートでこられたことがあり、その人が出光興産のことを家族的ないい会社といっていたが、なるほどこういうことだったのですね。もっと良く聴いとけば良かった。 今のこの閉塞間漂う日本の中にもこの出光氏のような経営者もいるはずです。そんな会社はきっとこんな時代でも堅実に伸びているのではないでしょうか。 2000 年4月5日水曜日修正 |
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1999 年7月26日月曜日 第4話 タイムレコーダー |
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昨日に続いてもう一つ同じ出光佐三の記事が、日経流通新聞 1999年7月13日 (火)にもありました。偶然とは恐ろしいですね。やはり時代が求めているのでしょうか。 …略 よくも同じ時期に同じ系列の新聞が書いたものだ。これはやはり世間が、今の風潮を、何かおかしいと感じている表れではないだろうか。自分達の経営の失敗を従業員の首切りで乗り切ろうとする経営者に不信感を持つものが増えてきたのかもしれない。良いことだと思う。 しかし、すごいですね。アメリカに乗り込んでこれだけのことを言ってのけたのですから。そして、それを聞いて、ガルフ石油の幹部連は「 一斉に拍手し、代わる代わる握手をもとめたという」というのもアメリカの懐の深さを感じます。日本の経営者の前でこう言ったらどんな反応をしめしたでしょう、見てみたいものですね。タイムレコーダも出勤簿もないというのは良いですね。あんなものがなければ従業員を管理できないと思ってる経営者や管理職ばかりの中拍手喝さいです。 これで思い出します、私が香川で所長をしていた時、事業部から「タイムレコーダーの無いのは全国で香川だけだ!何で付けないのだ」と言われて「何時までそんな古臭いとこを言ってるんですか」と抵抗したときのことを。結局最後には負けましたが…。これも左遷の原因の一つかも。しかし、こんな会社もあったということを知っていたらもっと抵抗していたかもしれないですね。 タイムレコーダーが無ければ残業してもいいんだけどね! 2000 年4月5日水曜日修正 |
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1999 年7月27日火曜日 第5話 自殺 |
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今の風潮におどらされたやり方だと従業員の恨みを買うだけです。社内の士気も当然ガタガタになるでしょう。そんな会社がその後上手く行くのは難しいのではないでしょうか。「どうせ、又不景気になったら首切りに来るんだから適当にやっときゃいいや」になると思いますがどうでしょう。 それは、13日の記事日刊工業新聞 1999年7月13日(火)に見て取れます。 ……略 どうです、これを見て経営者は何も感じないのでしょうか。 特に、我々団塊の世代一人ひとりの従業員の後ろに何人の家族がいると思ってるのでしょう。そんなに簡単にクビにされたのじゃたまりません。若い人なら、まだまだ就職口もあるかもしれませんが、日本の中高年には就職口がないのです。 日本の社会がそう言う流動性を考えずに来ておいて今更リストラで放り出されたのではなすすべがありません。最初から、アメリカのように流動性のある社会であればそれはしょうがないかもしれませんが、終身雇用で安心させといて何の準備も無いものを途中で社会情勢が変わりましたじゃ許されません。 それでも人員整理をするのなら、今まで散々良い思いをしてきた上から辞めさすべきである。 2000 年4月5日水曜日修正 |
| 1999年7月28日水曜日 第6話 美川社長 |
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第4話でチョット触れましたが、私の嫌いなタイムレコーダー。「なぜそんなに嫌いなんだ!」と言われるかもしれませんが、これは体質的なものもあるかもしれません。 朝、出勤してきてアレを見ただけで、「何でこいつに管理されなきゃならんのだ!」と、本人には責任は無いのに何故か思ってしまうのです。パソコンを使っていて、フリーズして「不正な処理」とか言われてムカッとするのと似ているかも知れません。 「そんなもの使わなきゃ社員の管理も出来ないのか?もっと社員を信じろ」と思うのは私だけなんでしょうか? 「遅刻したって、早退したって良いじゃないか!仕事さえキチンとしていりゃ!!」と思います。そう思いません?大体あんなものサービス残業の証拠みたいなもんで仕事の中身には何の関係も無い。アレをキチンと押しているから仕事していると思うほうがおかしい。 アレが無い時、営業所の運営も楽でしたよ。体の調子の悪い者は、朝か夕方に時間を気にせずに病院へ行かせることができる。 仕事柄、早出遅出も自由です。朝に用事があれば済ませてくれば良いし、早出して夕方早く帰っても良いし、高速道路等、二十四時間営業の所は、夜中にでも仕事に行くことが出来ました。要は、お客さんに迷惑をかけなければ良いのです。 アレが無いからといって時間にルーズなものはいませんでした。かえって、責任感が出来るのですかね?皆キチンとしていましたよ。 いずれにしても、サービス業にはもってこいでした。アレを取りつけたら、其の辺の自由が無くなったものです。こんなこと考えるのはおかしいのでしょうか? いやそうでもないみたいですよ。同じくタイムカードがいらないと言った人がいました。 出光さんに通じる、もう一人素晴らしい人の残念な記事です。
…略 「横河ファミリー」の言葉に象徴されるように、縁あって入社した従業員は大切にするという、独特の企業文化の土台を作ったのも同氏だ。…以下略 こんな経営者がいたなんて知らなかった。こんな人の下で働きたかった。特に、私が勝手に赤字にしたところは、日頃から私がモットーとしているところである。この考えは、今の時代、特に私が勤めている会社では異端視されている。いわゆる 「恐怖政治、いじめてやめさせる」とは正反対である。どうしてこんな考えが受け入れられないのだろう。
この人こそ第2話でも触れたような経営者たちと全く逆の真の経営者であろう。その 「性善説管理」は出光佐三氏に通じるものだ。美川社長がすごいのは、サラリーマン経営者でそれをやったと言う事だと思います。そしてここでもタイムカードが出てきます。「タイムカードもなくしてしまった。「残業代欲しさに多めにつける社員が出ないか」との声は、「そんなズルする奴はみんなから自然と相手にされなくなるよ」とシャットアウトした。」 というのですから大した物です。上記の、どこかの会社とは考え方が全く逆です。信頼されれば人間は答えるものです。それが信じられない経営者や管理職は失格ではないでしょうか。 そしてこの信頼の上に、「だが一方では年功序列を嫌い、徹底した実力主義を貫き徹した。」という実力主義を貫く。こんなことされたら、社員は働かざるを得ないじゃないですか。 「新幹線発想方式」に象徴されるように過去の踏襲でなく自分頭で考えることを重視して実績をあげている。そういう柔軟な発想をできる人だからこそ、従業員にも過去の人事管理で無く新しい考えを取り入れることが出来たのであろう。 何でこんな人が早く亡くなってしまうのだろう、もっと長生きして、日本の国にその考えを広めて欲しかった。 残念です!! 2000 年4月5日水曜日修正 |
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1999 年7月30日金曜日 第7話 日本人のリストラ |
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単純な「首切り」はその会社のモラルを低下させるだけだと思うが、いかがですか? 又、面白い記事が、 財界 8月10日号(1999)西部 邁の ゛真正"保守主義のすすめ企業の本質はゴーイング・コンサ−ンにありました。…略 私のいいたいのは、「日本人のための、日本人による、日本人の」リストラを真剣に考えるべきではないか、ということである。…以下略 労働流動性のあるアメリカならその手も有効だろうが、日本でそれも私のような団塊の世代が首を切られたら就職口は無いのが現実である。確かに、収入を諦めればそれなりに職はあるかもしれないが、丁度、高校、大学進学を控え、住宅ローンを持っているものにっとては死ねと言うのも同じである。 2000 年4月5日水曜日修正 |
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1999 年8月5日木曜日 第8話 東芝問題 |
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ネット巡回中に素晴らしい書き込みを見つけました。今話題の東芝関連ですが、東芝とは関係無く良い考えだと思います。ご本人にも快くメールで了承頂きましたので紹介させていただきます。 DINOSAUR さん 99年 08月 03日 01時 22分 07秒東芝問題ですが、まだ終わってないですね。 副社長のところに現場の真実が伝わっていないようにみえます。リストラか何かの原因で、組織内の士気が落ちているのではないでしょうか。 サポート体制が原因で、このような事件が起こったのではなくて、組織体制が原因でここまで事件が大きくなったように思えます。 私も、ちょっとした管理職をしてますが、部下のものがお客さんとトラブルを起こしたときに、保身のために、上の人には、自分に問題があったときでも、お客さんに問題があったと報告する事がすごく多いです。 上の人は自分の見た事や考えたことが正しいと思わずに、いつも自分の考えや、部下の考えや、組織の動きや、全てにおいていつも絶えず疑いの目を持って分析する事が非常に基本的な事だと思われますが、東芝の副社長にはそれが出来てないように見えます。 官僚体質の会社はこのままでは、凋落してしまいそうです。日本の会社にはもっと頑張って欲しいです。日産もこういう傾向があるので心配です。銀行はほとんどそうだったりして。
どうです、良いと思いませんか。この方は日頃から「管理職とはどうあるべきか」を考えて仕事をしているのだと思います。如何に気持ち良く能力を発揮して働いてもらうかは、こういう上司で決まるのではないでしょうか。 |
| 1999年8月7日土曜日 第9話 奥田会長 |
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第6話のタイムレコーダで、何時も考えていたアイデアがあるのですが、アマダさん採用してくれないかな?馬鹿にされるか? どんなのかと言いますと、時計が、始業時には10分遅れ、終業時には10分早くなるものです。どうです従業員に喜ばれますよ。 もう一つ、始業時に終業時のも同時に押せるもの。どうです!良いでしょう(笑)フレックスタイムに良いと思いませんか? 従業員のモラルアップ間違い無しと思いますがどうでしょう。何処かの会社で採用しませんか? 冗談(結構本気なんですけどね)は、この位にして、良いニュースがあります。 経営側からのリストラに対する警鐘です。殆どの新聞でとりあげられた奥田碩・日経連会長(トヨタ自動車会長)の発言です。代表的なのを選びました。 読売新聞 1999年(平成11年)8月6日(金曜日) …略 奥田会長は、トヨタの社長になったときから、その発言に注目していた人だ。珍しく本音で語る経営者だと感心していたが、又やってくれた。今まで私が取り上げてきた記事を集大成するような言葉だ。 話はかわりますが、トヨタが今良いのは、そういう人がトップに選ばれる風土があるということだろうと思います。同属経営の代表と見られていたトヨタがそれを許すということは素晴らしい。なかなか出来ないことなのは、同属経営の問題会社が多いことでも良く分かる。本田宗一郎さんのような人は少ないと言うことだ。 2000 年4月5日水曜日修正 |