閑散とした月山キャンプ場の駐車場にクルマをおいて,まずは標識のとおりキャンプ場の丸太の階段を上る.誰もいないキャンプ場は寂しいものである.ジージーうなる高圧線鉄塔を過ぎれば道は山道らしくなる.途中の分岐は直進が正解か(右折はどこへ?)正面を見上げれば「胎内石」の標識が遠くに見える.
胎内石をくぐり抜ければやがてT字路に突き当たる.右折すればすぐに経塚山山頂だ.展望台があるが今日は真っ白で何も見えない.天気予報では晴れると言っていた気がしたのであるが,それは外れたようで雪は止む様子がない.説明板には「ふるさと憩いの森自然公園経塚山遊歩道ルート」とある.道幅は3m程あるし積雪があっても迷うことは無いだろう.来た道を引き返し緩やかに下り先ほどのT字路を直進すれば舗装道路に出くわす.むしろこちら側が正規の登山口か.
ここから右へ国民宿舎平泉荘方向に舗装道路を15分も行けば左手に駐車場が現れる.大きな木彫りの彫刻像(これが束稲荒神らしい)の裏手に続く登山道を登ると束稲中継局の裏手に出て,下から上ってきている車道に合流する.これに沿って巻きながら登れば束稲山山頂に着く.なお,この中継局を過ぎてすぐに左折する細い道は山頂には向かっていない.
独立峰ともいえる山頂はテレビの中継局のアンテナだらけだ.三角点の傍には手のひらサイズの山名が書かれた板がぶら下がっている.信仰の山だったとかで祠や石碑が残っている.時折薄日が射すものの,雪はやはり降り止まない.